ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 7, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「詩と変容」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 そもそも、南米映画を観る機会はなかなかないけれども、チリの映画を観るのは今年に入ってなんと既に二度め。
 日本でも現在公開ちゅう。ただし、オトナな内容なので18歳未満は観ちゃ駄目とのご指定。
http://www.uplink.co.jp/endless/

<感想>
 賛否、好き嫌いがきっぱり分かれる映画かと。今日の映画館内、ただでさえ客は少なかったけれども、耐えかねて途中退席なさるご婦人もいらっしゃって、映画が終わるころにはガラガラ。
 実際、なんだかコ難しい映画でわかりづらいし、決してお上品で優雅なんかぢゃないし、こうゆう映画を否定し毛嫌いするのは簡単。だけれど、そうなると世の中には無難で大人しい作品を作る監督ばかりになってしまうので、やっぱし積極的に評価したいとも思うわけで。
 撮影自体は優れてると思ったし、特に色彩感覚はお見事。選曲もぼく好み(ストラビンスキ「火の鳥」とかシベリウス「哀しき輪舞曲」とか)。
 主人公が「詩人」ってのも良かった。スペイン語がわかればなおさら楽しめるはず。
 このアレハンドロ・ホドロフスキという監督は業界的には有名らしいし、今後の作品にも期待したいのだけれど、彼は御年アラナインティーらしい。





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最終更新日  May 13, 2018 09:19:20 PM
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