le vent brulant

le vent brulant

*3/8*





2月に友達になってから、昼休みにけっこう喋るようになった。

いつのまにか、Cesarの笑顔に惹かれてく自分に気付いたのがこの頃。


この日、Cesarが一冊のノートを貸してくれた。

「読んでみてね♫」って一言言って手渡してくれた。





書いてあったのは、恋愛系の詩ばっかりだった。

「好きな子いるんだ‥」そう直感した。何でか分かんないけど、ショックだった。

「あの手に守ってもらえる子はいいな‥‥。」





Cesarは今までに数人にノートを貸してたらしく、

Cesarの友達からのメッセージが書き込まれてあった。

お礼に、ぴこの一番好きなラブソング、my sweet darlin’の英語歌詞を書いておいた。

ちょっとだけ、「好きだょ」って気持ち込めた。

もぅすぐ、ぴこの誕生日。「何かくれないかな♫」 軽く期待した。


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