ピキのソラ

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~テイク~


「テイク」とは聴覚障害者が音声情報
(講義や公演中に先生や生徒の喋る内容、講演中にあるビデオ内容等)
を紙面やPC画面に文字として聴者に書き出してもらう方法を言います。
つまり、音声情報を取る=take=テイクと言うことです。

テイクをする聴生をテイカーさん、
テイクを受ける聴覚障害を持つ学生を利用者と言います。

うちの大学ではテイクの手段としては2つ。
「ノートテイク」と「パソコンテイク」があります。

ノートテイクとは
紙面を使ってテイクをする方法。
ルーズリーフや不要な紙の裏等を使います。

基本的なノートテイクの方法としては、
まず、利用者を挟んでテイカーさんは横に座る。

片方のテイカーさんは先生の喋ることは
もちろん、ビデオの音声、生徒の発言、笑い声、どよめき、拍手など
全てにおいての音声情報は紙に書いていく。

紙1枚分書き終える、
またはテイクを始めて15分経過したら、
もう片方のテイカーさんと代わる。

パソコンテイクとは簡単に視覚情報を紙ではなく、
パソコン画面に表示してもらうことです。

うちの大学では
このパソコンテイクが多いんです。

主に「IPtalk」というソフトを使ってパソコンテイクが行われます。

画面下にある2つの四角の枠、
下の枠にテイカーさんが聞き取った内容を打ち込みます。

Enterを押すと上の大枠に表示され
古い文章は上へ上へとスクロールしていく。

画面下にある2つの四角の枠、
上の枠はもう片方のテイカーさんが打ち込んでいる内容なので
それと照らし合わせて一文ずつ交代制で打ち込んでいく。

(以下繰り返し)

イメージしにくいでしょうね 汗

また詳改めて詳しくパソコンテイクについて話したいと思います~w

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