ぴく♪ぴく♪けせらせら          ~歳の差姉妹のママの徒然~

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一人っ子はかわいそうか?



  ~ 一人っ子はかわいそうか? ~


「妹が欲しい。」
はーちゃんは幼稚園のころ、たまにそう口にしていた。
私も、ずっと姉妹でおそろいの服を着せたいな、と思っていた。
そして、やっと夢が現実になった。
みーちゃんが生まれてきて、旦那の職場が変わり、週に何回か家族全員で食事を囲むことができる日がある。
一年前は、はーちゃんとふたりっきりの食卓だったのに。
今は、人数が倍だ。それって、すごい。

だけど、それまでの生活を否定するつもりは、今となってはない。


確かに私はずっとはーちゃんに可哀想なことをさせてきた。
なぜなら、私はあまり子供と遊ぶのが得意ではないからだ。
子供と遊ぶことを苦に思わないようなお母さんだったら、一人っ子だからって寂しい思いをさせることは、
そうないのではないだろうか。
子供だって、ママを独占できる。いつまでも、「私だけのママ」「僕だけのママ」だ。
愛情にかけすぎ、なんてあるのだろうか。かけ方を間違ってしまうこともあるだろうけど、
あなただけを愛してきたよ、という気持ちを一身に浴びる一人っ子って、幸せなんじゃないかな。


ちょっとせこい話だけど。お金の面でも。

そんなに経済的に余裕のある家庭ではない我が家でも、はーちゃんはお稽古事を3つしてきた。
はーちゃんだけに2万円強使ってる。
みーちゃんがもう少し大きくなったら、そんなにはーちゃんだけに使えない。
このまま一人っ子だったら私立もありかな?とも思ってたけど、もう無理。

みーちゃんを妊娠するまでずっと、春と夏に帰省をしてきた。
東京━九州間を年二回。結構な金額だ。
これからみーちゃんが大きくなって子供料金を取られるようになったら、
そんなに簡単に帰省はできなくなるかもしれない。
おでかけだってそう。外食だってそう。
我が家は一人っ子だからこそ、他の家庭より多くの場所に出かけ、外で食べてきた。
これからはそうそうそんなことはできないかもね。


一人っ子だからって可哀想だってことはない。
今だってそう思ってる。
あのまま子供がはーちゃん一人だけだったとしても、
はーちゃんとたくさんの思い出を作り、
はーちゃんとだけの密度の濃い時間を過ごしながら、
楽しい生活を送っていたんじゃないかな、そう確信している。



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