にゃん次郎のしっぽ

にゃん次郎のしっぽ

S&Mシリーズ



S&Mシリーズ1作め
 天才真賀田四季博士の蟲惑的な魅力は、強力な磁場のように皆に影響を及ぼしていきます、過去にも未来にも・・・。
すべてがFになる


S&Mシリーズ2作め
 冷たい、と感じるのは自分が温かいから・・・用意周到な計画犯罪に思えるのは、偶発性を内包しているから、かも?
冷たい密室と博士たち


S&Mシリーズ3作め
 「定義すれば、存在する」一見哲学的に思える天王寺博士のこの言葉に、私は博士の相対的な優しさを感じました。
笑わない数学者


S&Mシリーズ4作め
 気持ちを伝えるには、それがどんなに難しくても言葉にするしかない、だからこそ人はこんなにも詩的なのでしょうね。
詩的私的ジャック


S&Mシリーズ5作め
 真実は鍵の中に、鍵は壺の中に、壺は密室の中に、密室は闇の中に、闇は記憶の中に、記憶には・・・Who inside?
封印再度


S&Mシリーズ6作め
 「ものにはすべて、名前がある。人間のすべての思考、行動・・・、創造も破壊も、みんな名前によって始まる。」
幻惑の死と使途


S&Mシリーズ7作め
 前作「幻惑の死と使途」と並行進行の為あまり萌絵が登場しないことが今作品の面白みでレプリカとしての役割かも。
夏のレプリカ


S&Mシリーズ8作め
 伝達するために思考する・・・また、何も伝えないことも、一つの伝達・・・。なるほど、こういう手法もあったのですね。
今はもうない


S&Mシリーズ9作め
 結果ではなくプロセスに意義がある、というのは「幻想」に似ている気がします。「数奇」は「数寄」とかけていますね。
数奇にして模型


S&Mシリーズ10作め
 満を持して、天才真賀田博士の再登場。現実ではなく、仮想でも虚構でも構わないので真賀田博士に会いたいです。
有限と微小のパン


<S&Mシリーズ全体について>
 理系ミステリーとしてももちろん面白いですが、やはりダブル主役の犀川先生と萌絵の関係が極めて特殊で興味深いシリーズです。
こんなに遅々とした関係性は天然記念物以上の価値があり、実に微笑ましいです。萌絵が思うよりもずっとずっと犀川先生は萌絵のことを想っているのに、彼女にはなかなか伝わりませんね。・・・伝えたいのに伝わらないこともあれば、伝えたいのに伝えられないこともどんなにか多いことでしょう。そういったはがゆくてもどかしいじれったさにこそ、思いを伝える意義があるのだと私は思っています(^-^)
・・・もっとも、最近は「伝えない」ことも勇気なのかも、とも感じていますが。
 天才真賀田四季博士の呪縛は、S&Mシリーズにとどまりません・・・むしろ、S&Mシリーズ以外のシリーズのための布石と伏線なのかもしれませんね。

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