猫の村…four serson…2



猫たちはどういった生活をしているのでしょうか…?

××××××××××××××猫の村×××××××××××××××××

「レオット村長!どうにかしてください!隣のリコミッシュが…!」

「レオット村長!ギャンバルがうちの畑にいたずらをして…」

「レオット村長!!!」

今日も苦情がたくさん聞こえるこの場所は…白猫の村長レオットの仕事場兼住民相談所。

「ぁ~はぃはぃ。皆さん並んでくださいよぉ;」

そういっているのはレオットの手助け役…いわば秘書といったところでしょうか、灰色の毛をしたヒッキチ。

ヒッキチの一言でずいぶんと静かになった相談所…

「ヒッキチ~静かになりすぎだろぉ~逆にやりずらいよ;」

「レオットがしっかりやらないからでしょぅが!」

「ぁ。ごめんごめん(笑)」

こんな感じで毎日を過ごしているこの村はとても平和でした。


そんなある日のことでした…

「こんにちわぁ~ケンチィロストです!レオット村長???」

「レオット村長ならいまでかけてますよ」

ヒッキチはこたえました。

ケンチィは残念顔でこういいました

「でかけてるのかぁ…はぁ…どうしても伝えなくちゃいけないことがあるんだけどナァ…」

「?…ケンチィどうかしたんですか?なんなら僕がレオットに伝えておきましょうか?」

「ぁ…じゃぁお願いしますょ。伝言でいいので、『最近みかん畑に嫌がらせをしているやつがいるから今年はみかんが減りそうだ』って」

ヒッキチは驚きました。

あのこの村で一番とも言われているケンチィのみかんが不作となり、嫌がらせをうけているなんて初めて聞いたからです。

「それは本当?大変じゃぁないか!あのみかんはレオットの好物なのに…それにいやがらせって…?」

「本当にすごいんですよ;みかんの木を切り落としたり…もぅあんなの見てられない…」

「そりゃぁ大変!はやくレオットに伝えな…」

バタン!

大きな音をたてて入ってきたのはレオットでした。

「あ!レオットいつももう少し静かにドアを閉めてくださいっていってるじゃぁな…」

「おいケンチィそれは本当か!?あの…あの甘くてでもちょっと酸味がある上手いみかんが今年は食べれないのか!?」

「はい…誰かに木を切り落とされてしまって…今年はジュースにするだけで精一杯です。」

レオットはショックのあまり倒れそうになりましたがなんとか持ちこたえました。

「じゃぁすぐに見に行った方がいいですね。レオットも早く準備してください」

ヒッキチは桃色のメガネをかけ、記帳用ノートとペンをもちました。

一方レオットは…みかんのことが心配で一目散にケンチィのみかん畑へと走っていきました。

「(みかん…)」

青々と茂る緑の野原をサクサクと走っていると、途中で木の上にすわっているおっくんをみつけました。

「あれ?おっくんだ…」

「あぁレオット君やん。久しぶりやなぁ。今日はそんな急いでどこいくん?」

おっくんはするすると木から下りてきてそう尋ねました。

「今日はケンチィのみかん畑を見に行こうとして…ヒキッチもくるよ?」

「ぇ?みかん畑どうかしたん?」

「うん。なんかすッごく嫌がらせとかされてて今年は不作なんだって。だから様子をみに…ね。」

おっくんはちょっと落ち込んでいるレオットに優しく話しかけました。

「レオット君はケンチィ君のみかん大好きやもんなぁ。でもケンチィ君のみかんを楽しみにしているこはレオット君だけやないとおもうで?レオット君はきっと自分が楽しみにしてるからどうにかしたいんとちゃう?きちんと村の人のことも考えたってな…」

レオットは心がズキっと痛むような感覚がしました。

「…そうだった。僕はきっと僕だけのために動いてた。ケンチィもヒッキチも村のみんなのためにやってるのに僕だけは違った。自分の為だけじゃぁなくて村の皆のことも考えなきゃぁいけないんだね!」

おっくんはそうだよともはっきりといわずにただにっこりと微笑んだのでした。

「よければさぁ。おっくんも一緒にみにきてくれないかなぁ?僕一人じゃぁまだ自分だけのこと考えちゃいそうでなんだか怖いんだぁ…」

「ん?ぇぇよ。レオット君が安心できるまで僕はついてってあげるで♪」

そういうと二人はにっこり笑ってケンチィのみかん畑へと向かいました。

そのころケンチィとヒッキチは…

「一体レオットはどんだけ足速いんだか…;」

「はぁ…はぁ…ヒッキチさん僕の畑遠いですけど…あと半分くらいの距離ありますよ…はぁ」

「ぇ…まだ半分!?疲れましたよ;レオットはこういうことには熱心なんだから…」

二人ともレオットをおってみかん畑を目指していました。

疲れきって少しずつ休み休み走りました…

やがてみかん畑へとつきました。

そこには…!?




3へ続く…

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