バイリンガル育児を楽しもう!

Dec. 13, ’02~




Dec. 13, 2002

Learning Spanish

今日も、高校生に折り紙や日本の小中高生の学校生活についてやお箸の使い方の指導等をした。

美術は選択レッスンなので、全ての生徒が参加しているわけではないので
レッスンによっては生徒がたったの3人とかいうときもあって、結構のんびりとレッスンが進められる。
で、そのうちの一人と生徒が、私にスペイン語を教えてくれるというんで
今日は簡単な挨拶だけ教えてもらった。

英語の
"How are you?"
"I’m fine."
"I’m 自分の名前."
に相当する、本当に簡単な表現を、スペイン語で教えてもらったんだけど、、、
なんだかすぐに忘れてしまいそう。

やっぱり語学は小さい子の方が得意だよね。

この学校でも、大人はなかなか私のラストネームを覚えられないんだけど
プリスクールの子たちはすぐに覚えてくれたから、、、やっぱり頭が柔らかいんだろうね。

あ~、せっかくだからスペイン語も勉強したいけど、まあ、欲張らずに出来る範囲にしておかないと、
この硬い頭には入って行きそうもありませ~ん。




Dec. 14, 2002

Staying with Mr. and Mrs. Seaman

今日から、1泊2日で、シーマンさんのお宅に泊めさせていただくことになった。
シーマンさんの奥さんが、BMSのスピーチセラピストをしていて、
週にBMSには月曜日と金曜日の2回しかこないんだけど、学校では、
私と同じ部屋で仕事をしているので、彼女とはいろいろと話す機会があって、
すっかりお友達になった。彼女は、実は日本にも30年ほど前に来たことがあり、
結構アジア通だし、とにかくいろんなことをよく知っているので、話をしていてとても楽しい。

お昼を食べてからシーマンさんの家にベスに連れていってもらったんだけど、、、
これが、すごくりっぱなおうちでびっくり。今年の五月に建てたばかりだそうで、
すごく素敵なうちで、まるでホテルのようだった。娘も私もすっかり気に入ってしまった。

街にでかけて、アートアンドクラフト展をみて、それから、
馬車の観光めぐりみたいのがあったんで、それにも乗せてもらい、久しぶりに観光気分を味わった。

夜は夜で、街にある豪邸のクリスマスイルミネーションをみせてもらいに出掛けた。
これが、結構な豪邸で、やっぱりアメリカの豪邸は庭も広いし、
本当にお金持ちって感じで、すごいですぅ。本当にいいものを拝ませてもらいました~、、、。
ただ、残念なことに、私は、いつものデジカメを持っていくのを忘れてしまったんで、
この2日分だけは、使い捨てカメラに収めることになったんで、
メールでこの写真を皆さんにお見せできませ~ん。どうぞ、お許しくださいませ~。
は~、、、ホントにドジですぅ、、、。

シーマンさんのお宅には、日本のように深めの浴槽があったので、
久しぶりに娘とお風呂に入りました、、、。あ~極楽極楽、、、。




Dec. 15, 2002

State College

今日は、シーマンさんと一緒にState Collegeに行ってきた。
これは、大学の名前であると同時に街の名前でもあり、大学を中心に出来上がった街だ。

今朝は、シーマンさんと一緒に教会に行ったんだけど、そこではキーボードやドラム、
エレキギターが使われていて、なんだかコンサートのような雰囲気で、
さすが、街の教会と言う感じでだった。

その教会で、う~ん、日本人かな?韓国人かな?っていうカップルを見かけた。
どうも、男性の髪型から、「きっと韓国人だ」と決め付けていたんだけど、
そのカップルの女の人の方から、"Are you Japanese or Korean?"と私の方に話掛けてきてくれた。

で、結局彼女はやっぱり韓国人だったんだけど、
ご主人が大学で教えているそうで一緒についてきているそうだ。もうこちらには9年住んでいて、
韓国にはもう戻らないと言っていた。さすが、大学の街だけあって、アフリカから来ている人、
プエルトルコから来ている人とか、とにかくinternationalといった雰囲気だった。

その後、シーマンさんたちと一緒に中華料理を食べに行ったんだけど、なんかレストランは、
どこも(日本のレストランの方がきれいという感じで)
こちらのレストランはあんまりきれいじゃない?っていう印象を持った。
久しぶりの中華でおなかを一杯にしてご機嫌だったんだけど、ご飯が日本の白米じゃなくて、、、
なんか紙を食べてるみたいで、あんなパサパサなご飯はとても食べられないよ~、、、。
っていうことで、ご飯は全然駄目だった。やっぱり日本のご飯はおいしいよね、、、。

そのあと、街で行われていたクリスマスツリーコンテストというのを
見に行ったんだけど、これが面白かった。

いろいろな団体が参加していて、もちろん、小学校のクラスからの参加もあった。
そのうちの一つは、クリスマスツリー一面に折鶴を飾っていた。
やっぱり、折り紙はアメリカでははやりつつあるらしい。

その他には、ラップトップのパソコン一台がそのまま飾ってある(すごかった!)
ツリーがあってびっくりした。そのツリーには、その他、PCの部品が飾ってあったりもして、
へえ~といった感じだった。その他にもすごくユニークな作品が多くて、さすがアメリカ
、、、といったツリーコンテストの作品がたくさんあった。




Dec. 16. 2002

Math lessons with Mr. Alan Milller

今日は、高校の数学に招待されて、数学のレッスンを一緒にすることになった。
っていっても、まあ、少しだけ数字に関係のあることをやっただけなんだけど、、、。

まず、日本語で1~10までの数え方を教えた後、日本語の数字で足し算や引き算の問題を出して、
日本語で答えさせるというのをやったんだけど、さすがに選択で数学を勉強している生徒達だけあって
結構楽しんで答えてくれていた。やっぱりなかなか日本語で数字が覚えられなかったのは、
、、もちろん、先生でした~。

そのあと、私は、なんと、娘の持っていた100マス計算を高校生たちに挑戦させちゃいました。
娘も毎日やったことはないし、100マスなんて一回しかやったことがなくて、そのときも、
まだ3分も掛かっていた(帰国後、1分半を切るところまではいきましたが)んで、
Celina★は3分掛かるけど、日本では、熱心な先生は、これを毎日子供たちにやらせて、
2分以内でできるようにさせているという話をしてから、生徒達にやらせた。
結果は、、、、残念ながら、2分以内でできた生徒は一人もいませんでした~、、、、。
唯一できたのは先生だけで、やっぱりアメリカではこういう基本問題には
力を入れていないという感じがしました。

その後は、3Dの12枚の折り紙を組み合わせて作るSpike Ballというのに、挑戦させました。
これは、やっぱり、みんなで作ると、協力し合ってできるんで、難しかったけど、
私が一人で作ったときよりはずっと簡単にできたんで、
結構生徒達も楽しんでくれたんじゃないかなぁ。

ということで、今日は、朝から、空き時間が1時間しかないという
ハードスケジュールでしたが、楽しい一日でした。

夕方は、また、ルーテンスキーさんに夕食に招待されたんで、家に帰ったのは、
もう9時近くで、今日は本も殆ど読まずそのまま寝てしまいました。でも、ホント楽しい一日でした。




Dec. 17, 2002

Christmas Musical

先週の金曜の夜に予定されていた、小学生によるクリスマスミュージカルが
雪で今夜に延期になったんで、ベス達と一緒に見に行ってきた。

5年生が主役で、ソロ歌う子も結構いて、さすがアメリカという観客の盛り上がりがあって楽しめた。
2年生も2年生だけのソロがあり、それぞれが、楽しめるつくりになっていた。

今日は、高校生といろいろと話をしたんだけど、その中で、2~3人の生徒が、
日本のある英語教育団体から日本人の生徒を受け入れたことがあるという
話をしていたので、もう少し詳しく話を聞いてみた。

20年位前から、日本人生徒、主に中学生を、夏休みに、2週間から1ヶ月位の間、
毎年その団体がこの地域に送っているようだ。
それで、日本人の中学生を何度も受け入れたことがあるという生徒達に、
その中学生が英語が話せたか聞いたんだけど、全員が口をそろえて、
「英語が話せなかった。」といっていた。 「え~、そうなの?」というのが、
正直な感想で、「英語が話せなかった。」という返事には、少し驚いた。 
彼らの話によると、日本人の生徒達は、いつも、身振り手振りや、
辞書を片手に意思疎通を図っていたというのだ、、、、。

う~ん、もちろん、異文化体験ということで、言葉以外にもアメリカの家庭に滞在すること自体にも
意味があるんだけど、やっぱり日本で英語教育に携わっていたものとしては、
日本の英語教育って、まだまだなのかなぁ? 
という感想を待たざるを得ない現実に直面してしまった(?)日でした。




Dec. 18, 2002

A Japanese Student

今日は、私が滞在しているBelleville市の隣の町に高校留学しているという男の子が、
BMSに一日遊びにきていた。実は、先月、私のことが新聞に載ったときに、
「うちにホームステイしている日本人の男の子がホームシックになっているんで、
12月にBMSに遊びに行くからそのときに話しを聞いてあげて欲しい」
と電話をもらっていた男の子だ。

いろいろと話を聞くと、やっぱり、はじめは良かったんだけど、3ヶ月位経つと、
生活にもなれ、毎日がいわゆる何の変化もない日常生活になり(それまでは、
結構興奮していて、楽しかったらしい)、ついホームシックになったらしい。
それに、アメリカの子は、勉強を全然しないんで、それも悩みだったらしい。
今高2なんで、来年は受験だから勉強したいんだけど、勉強していると、ステイ先のお母さんが
日本の事務局に電話したらしく、「勉強するな」と日本の事務局からクレームの電話が来たそうだ。

う~ん、確かにアメリカにいるんだから、いろいろな体験をして、もっとステイ先の人とも交われって
いうことだと思うんだけど、勉強も大切だから、まあ、バランスっていうことだろうね、、、。
それに、日本に帰ってからのことを思うと、焦る気持ちもわかるから、高校生で留学するのって、
そういう問題もあるのかもしれない。それに、彼は獣医になりたいそうなんで、
英語を生かした仕事をしたいわけでもないから、もう日本に帰ってもいいかなぁ、、、
っていう気持ちもあるそうで、確かに、大学受験とかを考えたら、そんなに、
長い期間(9ヶ月)アメリカにいる必要はないのかもしれない。

うちの娘も、こちらに来て全然勉強しなくなったから、彼の気持ちもよくわかる気がした。
Celina★は、まだ、小2だから、別に勉強しない時期があってもいいかなって思えるからいいけど、
受験を控えた子が一年近くも殆ど勉強しないっていうのは、なんか、複雑な心境だろうね、、、。
ということで、高校留学って深く考えたことがなかったけど、
いろいろとあるんだなぁ~と思った一日でした。

ホームシックの彼には、レンジでチンして食べられるご飯のセットと散らし寿司セット、
おむすび山のセットをお土産にたくさんあげた。海外にいると、不思議だけど、
結構日本食を食べるだけでも元気になれるもんです。 早く元気になってくれるといいなぁ~。




Dec. 19, 2002

Terms

明日でいよいよ今年の授業も終わりになる。

こちらを去るのは29日だから、あとちょうど10日後には日本へ向かうことになる。 
こちらに来て、一番感じるのは、けじめがないっていうか、いつ始まっていつ終わった
のかわかりにくいっていうところが、一番気になることかな?

例えば、授業のはじめや終わりもそうなんだけど、学期の初めや終わりの区切りみたいなものも
始業式や終業式とかがないから、なんだか、けじめみたいなものが感じられない。 
それに、成績もこちらでは、9週間単位でつけるんで、1期目の成績がちょうど
10月の終わりに渡されたんだけど、2期目の成績は1月の中ごろに渡されるそうで、
なんだか、休暇と学期の区切りが一致していないんで、変な感じがする。それに、
もちろん、休暇中の勉強もなにもない。

まあ、こっちでは、それが普通だからみんな何も感じないんだろうけど、
私にはその辺がとても気になる。

昨日、ベスがクリスマス休暇の予定を書き出してくれたんだけど、
7つのPartyに参加することになっていた、、、。 とにかくPartyが殆ど1週間毎日のように、
しかも日によっては、一日に3つも朝から晩まで予定されている日もあって、びっくりした。
クリスチャンにとっては、クリスマスがとても大切なものなので、贈り物もすごい、、、。
とにかく一人で30個くらいは用意しているんじゃないかな? 
あと、この地域の人達は殆どがクリスチャンなので、この中にいると、
クリスチャンであることが当たり前に感じられてくる。その辺が日本とは違うところかな?

日本では、クリスチャンって、人口の1~3%しかいないから、
神様の話なんてする人って殆どいないけど、こちらでは、朝から晩まで少なくとも3回は
深いお祈りをするので、神様中心に生活が成り立っているという感じです。

*** Books which Celina read today ***

The Berenstain Bears: No Girls Allowed

こちらに来てから、とにかくこの本のシリーズが気に入ってしまって、たくさん読まされた。
で、やっと今日一冊自分で読んでくれた。は~、、、。 でもこの本って、幼児が親に
読み聞かせしてもらう本なんだよね、、、。(っ言っても、結構難しい表現でてきますけど、、、)






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