pipopa×pipopa

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「ロッキーホラーショ


          「ロッキーホラーショー」

「リチャード・オブライエン」の50年代ロックンロールのリバイバルとB級SF映画ファンタジーミュージカル。
もっとツッコんで言うとSMとSF、ホモとセックス、そしてベタでコクのあるサウンドが非常に癖になるミュージカルだ(笑)


「!・・・」
ある日、私はTUTAYAのDVDの陳列棚に、目が釘付けになる。
おおお!!な、懐かしい!!

この映画はフリークの人達が登場人物の仮装をし、上映中に一緒に踊り
ヤジツッコミをとばし、米粒が飛び、トイレットペーパーが飛び、紙吹雪が舞う。
ライブ感覚・・・お祭り上映会になり、かなり楽しい。
最後に映画館へ観に行ったのは妊娠中だったな~
前の方で踊る強烈メイクのフリークの人たちが羨ましかったな。
臨月間近ぢゃ~暗闇の中で騒げないもの(騒ぐなよ)

もう、もう、生き別れの兄に出会ったような感動!
いや~ん♪絶対借りる~ぅうう♪とTUTAYAで悶える(笑)
子供を寝かした真夜中、早速ひとり上映会~
ああ~!のあ~んてすばらしスィ~B級バンザイ~!
まあ、ホントにB級なんだ。
こんなに揃いも揃って馬鹿げたストーリーなんだけど
こんなに興奮するのは何故???


ストーリーはある恋人同志が婚約したことを恩師に報告
に行く途中、嵐の森で車がパンクして立ち往生してしまい、
電話を借りるために怪し気な古城に立ち寄った。
その古城の主人がマッドサイエンティストで、おまけに
ガーターベルトに身を包んだ倒錯のバイでおまけに宇宙人
ときて3度美味しい。
恋人達を迎える古城の主人はDr・フランク(ティム・カリー/ホームアローン2のホテルのマネージャー)
その日は彼が作った人造人間"ロッキ-"誕生を 祝うパーティ。
健全な田舎者カップルだった二人はここの館の異常さに怯えながらも、次第にこの屋敷の住人達のゴージャスでセクシーな倒錯の世界にどっぷりハマっていく。


若かりし頃のスーザン・サランドンが恋人(ジャネット)役。
キュートな美声と均整のとれたスタイル抜群のセミヌード(の太いブラジャーが時代を感じさせる)で踊り狂うシーンも感慨深い。
そしてなんと言っても怪優のティム・カリー!
パワフルな歌いっぷりと怪しい魅力炸裂?演技、嘗めまわすように湿ってまとわりつく目線にズブズブと取り込まれる。
「チキショー!かっくいいぜい~!」と興奮状態である。

毎月、月末に九条のシネ・ヌ-ヴォ-でレイトショーがあるんだよな。
ぜひ行きたいと企んでいる(息子どうするねん??)
妊娠中は一緒に行くのを夢見ていたが・・・
微妙なお年頃の今となっては無謀というものだろう(笑)
ロッキーホラーショウを観る小学生というのも、捨てがたいが・・・

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