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ピンポーン!あ、また今日も新しい機材が届いたのかな?やっぱりAppleStoreからのお届けらしい。どうやら今度は林檎製品じゃ無くてマイクだったニャー!物は何かと聞いたら「Blue Microphones Yeti THX USB Microphone」って言うらしい。USB接続でコンデンサータイプだって。名前が付いていてYeti(イエティー)と読むらしい。箱から出してセッティングしたらR2D2そっくりだったから話しかけてみたくなったニャー。このマイク、指向特性を三種類持って色んな場面で使えるってママが言ってる・・名前にTHXってあるからあのルーカスのTHX仕様かと思ったらそうだったニャー。おまけにヘッドフォンアンプ内蔵してるからダイレクトにモニタリングもできるからPODCAST録音とかにも重宝するって。じゃー次回のミーのコーラスはこれでレコーディングって事で決まりだニャー!ミャオー!
2012.01.26
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ピンポーン! 今日も朝から宅急便のお姉さんが爽やかな笑顔で、「おはようございます!お荷物です!」って目覚まし代わりの一日の始まりニャー。 今度は何が届いたのかと見てみたら、また林檎製品・・中身は最新のMacbookAirで13インチヴァージョン・・あれ、最近MacbookPro買ったばかりじゃないかと言ったら、これはフラッシュストレージ仕様で軽くて薄くて丈夫で・・と使う場面が違うらしいニャー。 つい一週間前にiMacのでかいの買ったばっかりで今度はコレかぁ~・・ママは景気が良さそうだからミーのご飯もフルコースにして欲しいニャー(=^..^=)
2012.01.22
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ピンポーン!今日も何かが届いたらしい・・どうやらマイクのようだけど普通のと違うらしいニャー。 何とiPhoneやiPadに直でさせる専用のコンデンサーマイクでiRigって言うらしい。iPhoneやiPadはアプリ次第でドンドン進化して、特に音楽方面では驚くようなアプリが出てるから外部の機材と直接つなげるととても重宝するってママが言ってるニャー。 音楽だけじゃ無くてUSTREAMにも使えるから高音質で配信したい時にはいいって事らしい。でも、一番はママが歌い手だからデモ作成の時にスタジオにiPhoneとこのマイクだけ持ってけば手軽に個人練習ができて収録までこなせるから楽だって言ってるニャーよ! 今度は猫のコーラスで参加させておくれニャー!
2012.01.20
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来た~でか~い。 お家に最新のiMacがやって来たニャー。それも一番でかい27Inchモデルだニャー。 銀座のAppleStoreで見た時もでかく感じたけど、家にやってくると、でかさがより一層強調されるニャーよ。ミーの巨体も軽く隠れるサイズだから隠れんぼにはもってこいだニャー。先ずは角っこにスリスリしてマーキングだニャー。 名前は先代を受け継いで花子と命名されたようだからミーの妹分になるって事だニャー。ところでこんなでかいiMac買って何やるニャー???
2012.01.11
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音楽の仕事で欠かせない大きなポイントは二つ・・それはINPUTとOUTPUTなのよね。音の電気的な出会いはマイクとすると、旅立ちはスピーカーとでも表現すれば良いかしら。最近はデジタル化で気軽にノイズの無い一見高音質な音楽制作環境が構築できるけど、自然発生的な音を電気的に処理して、再び音の波動というアナログに戻すというプロセスはとても技術が必要とされるとこよね。お仕事上、様々なスタジオで音という素材とお付き合いしてると、その個性をどうやってまとめ上げていこうかと試行錯誤の毎日になるわ。そこで今回はプロ用のモニタースピーカーメーカーとしてと実績のあるGENELEC社のコンセプトモデル「GENELEC 6000A Tanaka Model」をいち早くお借りする事ができたのでさっそくレポートよ。レコーディングスタジオの場合、最終確認となるモニターSP・・当たり前だけどここが信頼できないと創作的な事が無に帰することになるから大変!でもGENELEC社となれば、この6000ATMは単なる流行のものではなく、かなりの自信作として送り出されたモデルなのだと視聴する前から感じる事ができるわ。形状は筒状のワンピース一体型で、堅固な金属は定番のスタジオモニター8000シリーズを受け継ぐ設計を思わせるわ。アクティブ型の高品質デジタルアンプ内蔵。大きさは本体だけならちょうど、卒業証書を収める筒ケースと同じくらいかしら。設置するには専用スタンドにはめ込みスタンディングだけど、実はこのスピーカー、シビアに置き場所を考える必要ななかったの!普通のスピーカーはユニットが正面にあるけど、これはそれぞれ側面に横向きにデザインされてるのでヒアリングのポジションを限定されないのよ。つまり、リビングのどこにいても聴感上はあまり差がないという優れものなの。このサイズだと、低域はいかがなものかと心配だけど、そこがGENELEC!!驚くような豊かな低音が出てきたわ。しかもどこかにスーパーウーハーで隠してあるのかと思えるくらいな量感!コンパクトサイズでビックリした低音といえばBOSEのM2/3が有名だけど、それ以来の驚きね!で、音質の方向性をチェックしてみたわ。素材はロック、R&B、シンフォニー、シンプルな歌物・・。ワンピース型の筒状はどちらかというとサラウンド的な音場を形成するので、素材的に向き不向きがあるかと思ったけど面白い事が分かったのよ。同じアーティストでも作品によって聞こえ方に変化が出るのよね。例えば、マスタリングで音圧がバリバリにかかった作品を6000ATMを通すと歌が気持ちよくクリアーに聞こえてきたりとか・・これはタイムドメインのスピーカーとどこか共通するものを感じたわ。中低域の再現性も豊かなので、特に女性ボーカルの輪郭がクッキリして聴感上の心地よさがかなりあるの。音楽だけではなく、台詞の入った劇版ものを再生しても台詞の聞き取りやすさににも驚いたわ。逆にLIVE音源のような素材は、空間が狭まってサラウンド効果が薄まってしまうものが若干あるかも。GENELECと言えば、とにかく豊かな響きだけど、その豊かさは正にGENELECよ!1bitのDSD素材のマスター音源のシンフォニック系も再生してみたけど、DSD特有の奥行き感も十分に再現できたわ。特徴的なのは、部屋の隅っこで聴いてもスピーカーの正面で聴いても殆ど違いなく聞こえると言う事よ!とにかくこれには驚き。逆にちょっと本体から距離を置いた方がベストバランスな感じね。これは元々のコンセプト「最良の音質を手軽に持ち出す」と言うものに合致するのでお見事!リモコン付きで入力は付属ケーブル(ステレオミニプラグ)でiPod等と接続するの。電源はACアダプターor車の12V電源となるけど、スタンド部分に充電池が内蔵されるともっと電源周りがシンプルになって、デザイン的にもよりコンセプトに近くなるかも。更に本体にUSB端子があって、音源に対して5Vの電源供給ができるようになっていたわ。特に車は良いんじゃないかしら。様々な事情でお家の中で思いっきり音が出せず、車中だけが自分の唯一の空間なんて方もいらっしゃるから、そんな時にこれを設置すれば没頭できること間違いなし!!嬉しい事にお洒落な専用の革バッグも付属しているので、ビジネスシーンのプレゼンなどでも大活躍出来そう。テーブルの中央に設置すれば参加者全員に同条件で音の確認ができるので個人的には嬉しい限りよ。このモデルは音楽をいかに心地良く高音質で手軽に楽しむ(持ち出す)という、音楽本来の原点をターゲティングした画期的な製品と言えるでしょうね。どのジャンルの音楽が向いてると言う事ではなくて、これを好きな場所に置くだけで自分の好きな音に包まれるといった感じよ。お値段は¥73.500。限定シリアルNoが刻印されるし、オリジナリティを追求される方にはオススメね!
2011.05.10
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ついに先日28日iPadが届きましたわよ。そして、始まったiPadプレゼンで毎日大忙し。
2010.05.31
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iPad発売当日となりました!さぁ、あとは玄関で到着を待つのみ! 文明開化!黒船到来!遂に、新たな時代の幕開けが・・!! そしてiPad向け電子出版のリリースに向けて日々準備中よ。え、どんなのかって?だから、こんなのですってば!
2010.05.09
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前評判から期待していたヘッドフォンが届いたわ。昨年12月に発売された米Monster Cableの「Beats Solo by Dr.Dre」(実売価格¥23.000ぐらい)。この製品を監修したのがHipHop系アーティストのDr.Dre!Beatsシリーズとしてブランディング化されて、カナル型他を発表してるの。デザインは元Apple社のデザイナーでロバート・バーナー。発売元のモンスターケーブル社はその社名の通りAudioやギター等のシールド専門で骨太な信号の伝送に定評があるのよね。で、何が素晴らしいかって言うと、通常ヘッドフォンはモニター重視で解像度が最優先されがちだけど、これはまったく別物なのよ。結論から言ってしまうと、モニターやHi-fiには向いてないのね。じゃ~何?って・・それはズバリ低音!明らかにある方向にチューニングされていて、それがこの軽量サイズでは想像ができないくらいの張りのある低音を轟かせるのよ。それも変にブーストしてあるわけじゃなくて、快楽的な低音なのに驚き。特にiPod等の圧縮音源で十分にその価値を発揮してくれる。逆にSACDみたいな音源で同じ素材を聞いてもあまり変化を感じないから、本当にこのヘッドフォンの音!っていう個性的な存在なのよね。ふと、数十年前のLAで巨大ラジカセを持ってローラースケートで海岸を楽しそうに音を楽しむ光景が浮かんできたわ。きっと監修したDr.Dreの狙いもここかしら。決して低音がポンポン跳ねる訳ではなくて素晴らしいバランスなのがいい。面白いのが、これだけ張りのある低音だとデジタル圧縮にありがちな高域の歪みも感じないのよね。だから、Vocalは適度にソフトになってレコーディングのTDでよく行うハーフインチ通しに似てるわ。低音が豊かなので、音像の奥行きがよくわかるのもいい!。音楽ジャンルはクラシックは苦手かもしれないけど、Rock系やR&B系はバッチリね。JAZZ系はその人がエッジを求めるなら不向きだけど、それ以外ならOKかも。そうそう、直接耳にあたるパッドがとても心地よくて長時間でも疲れないわ。これ重要よね。折りたたみも出来て、ケーブルは鮮烈な赤!よ。デザイン性が高いから持っているだけで楽しいし、iPhoneに対応していてそのまま電話もOKときたもんだ。ケーブルと本体は脱着式なので取替も可能よ。実は上位機タイプはあまり評判は良くないわ。ノイズキャンセル機構が付いたり、要バッテリーで重かったり、低音もノーマルで普通仕様みたいね。確かにAppleストアーで試してみたけど今一つなのよ。と言うことで、音楽とお洒落を楽しみたいヘッドフォンを求めている方に「Beats Solo by Dr.Dre」は最適よ。ピポ子も外出する時はカナル型を止めてこれで街をかっ歩するわよ。
2010.02.08
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日本に音楽スタジオは多々あれど、こんなにユニークな取り組みをしている所が他にあるだろうか・・それは「サイデラ・マスタリングStudio」の"朝活"よ!サイデラと言えば、音楽に携わる人なら知らない人はいない、オノセイゲン氏率いる著名なマスタリングスタジオ。以前から何かとご縁が有り、一度スタジオを拝見したいと思っていたの。そんな矢先にTwitterでこの情報を知り、早速お邪魔してきたわ。こちらのスタジオでは『サラウンド戦略推進室』なる素晴らしい部署が存在し、日本ではまだ一般的ではないマルチチャンネルでの高音質な音場環境や制作を推奨されてるわ。セッションの担当者はマッシュルームヘアーが良くお似合いの"マッシュ"さん。3年以上前からサラウンドの研究をされていて、その知識と感性は脱帽ものよ。サラウンド王子とでも呼ぶべきか・・。当日はノルウェーの高音質レーベル、2Lの作品をいくつかヒアリングする事ができてとても参考になったわ。やっぱり、欧州(特に北欧)のレコーディング進化はここ数年で群を抜いてるように思えるわね。USACO Inc.もサラウンドに関しては以前から研究しているのよね。特に制作スタッフは元々エンジニア出身なので研究熱心。日本のレコーディングスタジオはまだマルチチャンネル用にTune-upされたとこは無いに等しいのよね。まだどうしても”映像の為の音”という位置づけで、音楽主体ではないのが残念ね。Bjorkが通常のCD以外にも5.1mixをDVDでリリースするように、音にシビアなアーティスト達は必ず高音質なサラウンドヴァージョンを出すケースが多くなってきてるわ。最近その迫力に驚いたのはRUSHの最新作「Snake & Arrows」のDVD-Audio5.1ヴァージョン。以前ここでも紹介したように、ドラムの録音にマイクを47本セッティングするなどしてるのよね。そのリズムの迫力たるや絶対にCDでは味わえない!もうそろそろ、音楽CDの規格を真剣に考え直さないといけない時期にきたような気がする。それがBluray-auidioなのかDVD-audioなのかSACDなのかわからないけど、日常的に圧縮された音に慣らされてしまってる皆さん。非圧縮のリアルな音を是非体感して頂きたいわ!それもサラウンドで。そうだ、それを体感できるサラウンドナイトを”あの場所で”企画開催しようかしら!うふふ。それにしても、サイデラさん音に対する情熱は素晴らしいわね。一般的な日本のスタジオやエンジニアの方々は受身な人が多くて保守的な傾向だけど、久々にアグレッシブな風を感じたわ! 媒体の変革期だからこそ、この感覚は大切よね!ノルウェーの高音質レーベル「2L」http://www.2l.no/サイデラ・マスタリングスタジオ on Twitterhttp://twitter.com/saidera001サイデラ・マスタリングスタジオ Bloghttp://d.hatena.ne.jp/SAIDERA/
2010.01.21
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機材の進化は意外な所から始まるような気がするわ。その一つがデジタル一眼レフによる動画撮影よ。エポックメイキングと言えばキャノンのEOS5DMKII。その映像は衝撃だったわ。その後も現場からのFeedbackを聞き入れ24pに対応したりとか進化を始めているの。そのキャノンの最新上位機、EOS1DMark4で夜間撮影された動画を見て更に驚いたのよ。一切の照明を用いないで現場の光量だけで撮影されてるの。そこに映るアフリカ系役者さんの肌の質感や街中の空気感・・照明による作り込みの世界とは別物なのね。ここであることを思い出したの。欧州(確かデンマーク)で1995年に「Dogme95」というプロジェクトが発足したのよ。このプロジェクトには十戒のような厳しい撮影基準があって、照明機材は禁止で自然光のみの。SFXやCGは勿論御法度。その他、"純潔の誓い"とも呼ばれたのね。もし、このプロジェクトでこの新しい機材を用いたらどんな作品が出来るのかなって!!(多少戒律を緩和しないと駄目かもしれないけど)光を演出するか、今ある光に被写体を入れ込むか。動画の世界では当たり前だった照明も、その在り方自体が変わってくるのかもしれないわね。最近は照明機材もLEDに変わりつつあって、発熱という副作用を考慮しなくてもいいし、軽さと機動性もあるわ。闇にうごめく影を表現しようとするなら、今ならCG合成で簡単にできるでしょうけど、それが合成ではなくてリアルに撮影できる事で見る側の想像力は更に膨らむハズ。これってフォトグラファーの領域よね。って事は、フォトグラファー経験を持つ動画監督がこれから有望視という事になるわ。あ、S・キューブリックもそうだった。いずれにしても、動画制作は大々的な変革期に入ったようね。それは新たなクリエイティブチャンスでもあるわね。経験履歴ではなくて挑戦履歴が大きな意味を持ちますから、今からクリエーターを目指す皆さん!古い手法に囚われるのでなく、感覚を大切に新しい技術を乗りこなして下さいね!-EOS1DMark4を使って夜に撮影された短編Movie-http://wiredvision.jp/news/200910/2009102118.html
2009.11.15
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昨日東京国際フォーラムでApple主催のイベント「Pro Studio World Tour」が行われたので参加してきたわ。これは最新のFinal Cut StudioとLogic Studioのデモンストレーションワールドツアーで、世界各所を巡って遂に東京Stageよ。FCSは既に最新バージョンのアップグレード済みだけど、Logicは8からまだアップグレードしていないの。と言うのも、最新のLOGIC StudioはどちらかというとギターPlayer向けの新機能が豊富らしいのでレコーディングやMIX系がメインのUSACOでは今回は見送りかしら・・。そこで今回のイベントで何が出来るようになったのかの再確認を含めて、主にLOGICのデモをしっかり見てきたわ。FCSは既に業界標準なので、ここでは割愛。LOGICをメインに感想をひとつ。音楽業界でレコーディングスタジオの標準と言えばProToolsなんだけど、元々ProToolsは録音機材としてスタートしているので柔軟性に欠ける部分が多くて専門的だったのよね。方やLOGICはシークエンス的ところからスタートしているのでMIDI系とかプレイヤーには扱いやすいソフトで、Pro ToolsもLOGICも一長一短的なの。それが近年、両ソフトともそれぞれの穴を埋めつつ、良い感じで共存が出来てきて、特にLOGICはAppleに吸収されてから飛躍的に向上して価格も含めとても存在感が増してきているわ。ハードとソフトが同一メーカーというのも強みで、昔LOGICユーザーだった人たちが最近また戻り始めてるし・・。デモで驚いたのがスイートに含まれるMain Stage2。一見するとLogicのおまけソフト的に思われるけど、最新機能にびっくりよ。「Playback」と「Loopback」でスタジオ仕様のままLIVEに活かせるから、ステージでのセルフコントロールも簡単にミス無くできるようになってる。これならMacBookProが2台もあれば面白いことが少人数でできる。Nine Inch Nailsのボーカルは、マイクにスイッチを仕込んで自分のタイミングでエフェクト等をリアルタイムにコントロールしていたわ。当日のデモ演奏でも元スマッシュパンプキンズのキーボーディスト、Lisa嬢がリアルタイムのLoopを使いながら演奏・・・それも簡単によ。ギターギアは噂通りの優れもの。今はProToolsのプラグインで様々なものがあるけど、この価格でこれだけ揃ってると買いよね。ペダルボードも多種多様。真空管シミュレートも実によくできてるの。そして、本体のLOGIC-9。新機能の売りはFlexTime!単純に言ってしまえば波形を自由に伸縮なんだけど、これの応用が便利なのよね。MIDIでは当たり前だったクオンタイズがAudioファイルでもできてしまうし、波形を解析してグルーブ感もレンダリングできる。これができるからAudioファイルをサンプラートラックに変換してMIDIトリガーもできる。テンポが違うリズムを簡単に修正できてしまう。映像的な手法のヴァリスピードも簡単に・・。あまり専門的なのでこの辺にしておくわ。とにかく思っていた以上に使い勝手が良くなってるの!やっぱり情報は自分で確かめないとダメね。早速USACOもアップグレード決定です。しかしながら、こういったイベントは本当に面白い。実際に目の前で見ているとわかりやすいし、こうしたらどうなるかな、なんて想像も出来るしね。これからは、見せびらかすかの様に満杯のエフェクトボードを現場に持ち込むギタリストが減少してくるのかしら・・PCと楽器のみ持参、そんな時代はもうすぐ目の前だ!
2009.11.08
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メインマシンをSnow Leopardにアップデート後に、待ってました!という感じで3DCGソフトCinama4Dの最新版「R11.5」が到着よ。OSが64ビット仕様になってもまだ殆どのソフトは32ビット仕様だから、大きなメモリーを必要とされる3DCGや映像系はどうしても課題が残ってしまうけど、Cinema4Dは既に64ビット化されているのでSnowLeopard×8コアで期待大よ。で、以前のファイルを読み出してレンダリングしたら早い早い!!。元々レンダリングの早さに定評のあったソフトだけに新しいOSとの相性は抜群! 「R11.5」には先に紹介した「Bodypaint3D」も組み込まれているのでレタッチにとてもダイレクト感があって良い感じ。マルチコアを使いこなす為にブラッシュアップされたOSと64ビットソフトは劇的に仕事の効率を良くしてくれるわ。ところで、最新版のCinema4DはMotion4へのエクスポート機能が充実してるの。Cinema4D内のカメラ・ライト・アニメーションのパスを直接送れるのでこれまたテキパキと作業が出来て楽ちんかも。何しろ、3DCGはレンダリングの待ち時間と確認で結構無駄に時を過ごす事が多いけど、ここまでレンダリング早いと色々なお試しができて素晴らしい。これはSnow Leopardのマルチコア用のグランドセントラルディスパッチという新しい技術もかなりな底力となっていと思われるわ。今までは8コアと言っても全部を使い切ってるとは言えなかったから本当に劇的ね!!いずれにしても、インターフェイスの良くできたハイエンドなソフトをアーティストが直接いじれるようになってきたのは朗報よね。日本の映像制作現場ではアーティストとエンジニアの間に見えない壁があって、なかなか思い通りの表現ができなかったし。以前もUSACOで米のクリエーターを招き日本のスタジオで作業した時に、彼が当たり前のようにコンソールをいじれるポジションに座ったら、日本のエンジニアの方々はとても迷惑そうな顔をしていたのが印象的だったわ。まぁ、そんな過去の話はさておき、自分の手元で4Kレベルの作業が出来るようになった時代だからこそ、アーティスト側もそれなりの覚悟が必要になってきたわ。あぁ~大変だ!!
2009.09.22
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先日ピポ子がいつもお世話になっているキーボーディストであり、音楽プロデューサーの多田さんのスタジオにお邪魔したわ。以前こちらにお邪魔したのは移転されて間も無い頃だったのだけど、今はマニアックな機材も更に増え多田さんらしい"良い気"が流れているスタジオに完成されていたの。最近では歌撮りだけでなく一連の作業を全てこちらのスタジオで行いたいという要望も増えているそう。機材、技術、空間だけでなく、彼の人間性がアーティストの良い部分を導き出してくれてるせいなのかもしれないわ。彼は今も数えきれないほどのアーティストと関わってお仕事をされて、仕事ぶりは勿論だけど人間的にも頼れる"兄さん"なのよ。ピポ子もどれほど助けていただいたか・・。プロデューサーという仕事は、ただ制作をするという事ではなく人間の細かい心の部分まで敏感でないといけない、シャーマン的存在なのよね。それを良く理解できたのも多田さんのおかげなの。家もそうだけど、住む人間がその空間や空気感を作り出すものよね。特に何かを生み出す場所だからこそ、その部分は非常に重要。長い時間をかけて繰り返し同じ音を聞き込まなくてはいけないし、完成まで試行錯誤しなくてはいけない・・突き詰めていけば行くほど精神状態は追い込まれていくわ。だからこそ居心地の良さとアドレナリンが放出できる精神状態にしておかないと思う作品は生まれて来ないかも。多田さん曰く、ピポ子は"自分を削って生み出すタイプ"だそうなので、少しこの空間で癒しのエネルギーを頂いて削られた分を補わせていただこうかしらね。どれだけ作品に己を濃縮させる事が出来るのか。勝負!
2009.07.17
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先ほど届いたのが、コントロール(MIDI)鍵盤と呼ばれるお品物。これは鍵盤なんだけど、音源も何も搭載されていないので楽器ではありませんのよ。昔はYMAHAのDX7に代表される固有のキーボードが多種あったけど、今はその音源をPC用にソフト化したソフトシンセが主流なのね。だから鍵盤がなくてもモニター上の仮想鍵盤で音が出せるから、キーボードが弾ける方であればこのMIDI鍵盤をPCに接続し鍵盤楽器として成立させる事ができるのよ。今回購入したRolandのPCR800は61鍵タイプでアフタータッチも検知できる優れもの。以前の物は鍵盤数が少なかったけど、やはり鍵盤がこれだけ広いと弾きごたえがあるし、落着く~。1音、1リズムから物語を創造し、その時の自分の感情や考えをメロディーに変えていき言葉をはめていくというやり方をするピポ子にとっては本当に便利。その場で触発された音をアドリブで重ねていくという方法がメインなので音源の聞こえ方が勝負なのよ。61鍵を選んだ理由は、音の幅が一見して感じられるという事よ。もともとピポ子はピアノが大好きなので、ピアノと同じくらいのスケールがあったほうが想像力も膨らむの。絵を描くときも大きな紙でダイナミックに描いたほうが楽しいしね。さぁ!鍵盤魂で新作どんどん創らないと!!
2009.07.07
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新しい機材がまたまた到着。それは最新MacBookPro13インチ・・・。Airとどっちにしようか悩んだ結果・・・やはりこっち!世の中不景気と言えども、このような時にこそハード&ソフトを拡充!という事で新しいMacBookProで決まり。特に13インチモデルがPro化してくれたおかげで重宝しそうよ。今回の買いのポイントはグラフィックプロセッサが強力になった事。それとバッテリーが最大7時間で寿命も5年近くあるので購入後のヘタリもあまり気にしなくていいのよ~。重さは約2KgでAirとまではいかないけど許容範囲よ。それにやっぱり便利なのはSDカードがダイレクトに使えるようになった事かしら。使用感としては、思ったより薄く感じたわ。逆に見た感覚よりも重さを感じるわ。ユニボディは見た目にも堅固そうで13インチでもProって感じが伝わってくるの!マルチタッチのトラックパッドもカスタマイズして慣れてくればとても便利でしょうね。今のところ、Final Cut ProにLogicにPainterだけインストールして、使い勝手を探りながら活用していくつもりよ。 今月は設備投資強化月間という事で色々予定しているの。明日は何が届くのかな・・・あ、あれだ!
2009.07.03
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先のRoland2009新機材発表会で実機確認をして注文した「SONAR V-STUDIO 100」が昨日届いたわ。Audioインターフェイス兼フィジカルコントローラ兼デジタルミキサー兼デジタルレコーダ機能を搭載した画期的なマシンなんだけど、早速セットアップして試してみる事に!!元々SONARシリーズはその冠の通り、Win系のハード&ソフトなんだけど、このV100はMacOSにも対応しているのよ。当然MacのLOGIC STUDIOでも使えるとの事なので、デバイスをインストールしてから起動。取説によるとLOGIC接続時はV100のDAWシステム設定をOtherにと・・・なるほど、V100がこれでMackieコントロールにラッピングされると言う仕組みらしいわ。後はLOGIC側の設定をMackiにすればOK。タッチセンサー付きのオートフェーダーが昆虫のように動き始めたわ!V100の基本はSONARでの利用を前提としているからマシンの全ての機能がLOGICに対応という訳ではないけど、ノープロブレムよ。機材に詳しい方はご存知のように8本程度のフィジカルフェーダーといえども結構大きいのよ。USACOのスタジオでは映像関連の機材も多いから平面の占有度が高い音楽機材は稼働していない時は邪魔なのね~。でもフェーダーは必要だわ。そこでV100の1本フェーダーは超便利なのよ。それからV100を即決購入の理由がPC接続なしに単独で機能するPCMレコーダーの部分で、ラフMIXしたオケをSDカードにWAVフォーマットでコピー、それをV100に差しこんでBGMモードに、このままお歌用RECスタジオに行けば仮歌録りOK・・・と、これは楽。後でLOGICやProToolsに戻せば終わり!! 入力にはコンプ/EQが付いていてPreとPostを選択OK。実際の音質は以前使っていたインターフェイスよりもローがしっかりしているからアンプの性能が良いのかしらね。そうそう、同胞されるソフト郡も良いものが揃ってるの。LOGICのプラグインとしてインストールされるから便利よ。エフェクト系ではマーシャルのJCM800等をモデリングした「Guitar Rig 3 LE」、マスタリングで音圧をブーストできる「Boost11」、Vocal用に特化した「VX-64 Vocal Strip」はチューブイコライザも入ってるし、「ダブラー」や「ディレイ」機能もあるから、よくスタジオでTD時に行う、アナログテープへ歌を流してマスターと同期させることで歌に厚みを与える事もエミュレートできるのよ。他にもソフトシンセが多数付属しているのね。ピポ子はこちらはあまり使わないけど、アレンジャーの方々には重宝なものなのでしょうね。さて、購入価格は6万7.000円。Mac系でLOGICがメインの方々には超オススメよ。近々、通の方にマニアックな使い方を伝授してもらってくるわね~~~。
2009.07.01
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よくデザイン系会社の求人案内で必要なスキルに、"必Adobeイラストレーター"ってあるけど、"必Painter"は見た事が無いわ。話をしていても「何で絵を描いてるの?」と聞かれ、「Painter」と答えると意外に知らない人が多いのに驚くのよね。 でも、待って!! ベクトルグラフィックで描く絵がグラフィック全てなの?? 確かにグラフィックの仕事として、修正や変更・・・もろもろ対応しやすいと言う点ではとても重宝な作画手段だけど、絵はやはりリアルなペインティングがベストであるとピポ子は宣言したい!パレットの色の偶然性やペンの違いによる微妙なニュアンスなど、その都度の発見が自分のイマジネーションを刺激してくれるのよね。 そんな「Painter」も定期的にバージョンアップされ最新作「Painter11」が発売されたわ! 今使っている「Painter10」と比較すると、選択・加工がPhotoshopと同じような操作性になってPOST作業が楽になった感じ。ハイブリッド仕様だからWinとMacの両方での使えるのも長所の一つね。USACOでは作画をWinで、最終的なレタッチをMacで作業しているのよ。 「Painter11」になってミキサーパレット等が拡大表示できるようになったので便利だわ。シンプルな機能強化だけど意外にこういった事が大事よね。Mac用ではIntel仕様になってからこのヴァージョンで本領発揮という感じ。 ちなみに、このブログのイラスト(写真を除く)は全てPainterで描いているのだけど、作品のサイズをブログ用に縮小しているので細かいニュアンスまでは見え辛いかもしれないけど最近はエアブラシで下地を作り、その上から油絵を重ね、仕上げに再びエアブラシを使っているの。そうすると自然な丸みを表現出来るのよ! 実際の画材ではあまりしない組み合わせでも、画面上で簡単に実験出来るのも魅力のひとつだわ。画材は揃えると相当な金額になってしまうし保管にも気を遣うけど、ソフト上であれこれ引っ張り出せるというのは凄く便利よ。 ただ未だに鉛筆のツールを使った後に、ついつい自分の小指の裏当たりが汚れているのではないかと確認してしまう・・・体はまだまだアナログなのね。ふふふっ。
2009.06.20
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USACOのBlack Tower Studioに映画やTVCM・PV等で最近利用され始め、凄い背景を作成する事だけに特化した3DCGソフト「Vue」の最新版「Vue 7 Infinite日本語版」が届いたわ!このソフトの凄いところは、いかにもCGという画質ではなく、良く見ないと全く分からないくらい自然な仕上がりになってしまう点ね。一昔前はいかにもCGでございます的な物がもてはやされたけど(PIXER系は別格)、今はいかにナチュラルで作品に溶込んでしまうレベルまできているので「これ、背景はCGなんですよ・・・」とこちらから言わないといけないくらいね。日本では、「スカイ・クロラ」や「ALWAYS続・三丁目の夕日」で使われていたようね。欧米系ではルーカスのILM他様々なシーンで多用されているのでここでは割愛するわ。USACOでも企業CM用の背景に以前からVueで作成された素材を使っていたのだけど、今後は自社制作でいけるわ! 今回のヴァージョンアップでCGにつきものの退屈な時間・・・レンダリング時間が早くなったようだし、更に自然に近い大気シミュレートやアニメーション機能の充実や他のモデリングCGソフトとの連携で非常に効率的に作品を仕上げられるの。何でこんなにリアルな草木の動きを出せるのかは分からないけど、数千規模の木々のざわめきをアニメーション化できるなんて唖然、呆然・・・驚きなのはそれが簡単にオペレーションできてしまって、CGソフトにありがちな3次元の面倒くささが無い事ね!ハイエンド系のソフトなので個人で購入するには大変だと思うけど、これから映像クリエイターを目指す方々にはとっても重宝なソフトである事は確かだわ。でも、ハードとソフトが日々進化する度にやりたい事が増えてしまう・・・1日24時間は短いなぁ~、ついでに寿命も延ばして・・・。ちなみに、下の絵はVueでのCG作品よ。
2009.05.20
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先週末、幕張メッセにて開催された「Inter BEE 2008」に行ってきたわ。毎年、プロ用の映像・音楽機器を中心に開催されるイベントなの。機材だけでなくワークショップや商談などエンタテイメント産業にには欠かせない様々なものが展示されるのが特徴よ。今年はお友達からの招待もあって初めて見させていただいたわ。同行したUSACOの技術スタッフに解説してもらいながら色々この目で確かめてきたのよ~。ピポ子も音楽だけでなく映像表現にもにも深く足を踏み入れしまったので、何がどこまで可能なのか興味津々。早速、一昔前までは編集スタジオでスタンダードだったAvidのブースへ。ざっと見回したが特に目新しさもなく・・・。会場全体では本格的なHDシステムへの対応機種が入り乱れ、時代はチップの進化と共に合理化が隠れたテーマに見えてきたのよ。映像の制作現場ではまだテープメディアが優勢だけど、いずれ音楽現場のようにテープレスになることは明白。でも、その素材管理が意外に大変だなぁ~なんてことも感じたわ。面白かったのが音楽機材のコーナー。次世代アナログコンソールSSLやレコーディングスタジオでは既に標準となったProTools。展示も地味なのだけど、それに引替えRoladがかなり力を入れていたわ。ボーカルを自在に編集するソフトのデモをたまたま見たのだけど、ピポ子的にはちょっと気分が悪かったわよ。ボーカル不在が前提で作られたものだというのはわかるけど・・・歌った方が明らかに早いんだもの。まぁ、これも時代の流れという事なのね。LED照明関連も凄かったわ!丁度「GENESIS」LIVE映像を堪能したばっかりだったので、その扱いやすさやに将来性を実感よ。コンテンツは自分が見たいときにタイムシフトで楽しむという流れはもはや止められないから、放送が云々と言うよりもメディアとコンテンツのバランスが今後は更に重用しされるわね。ハードが進化してもアイディアがなければそれを生かせないし、日本では今、そのバランスが悪いだけにちょっと心配。最後に、映像分野でシェアーを拡大させつつあるAppleが不在なのが心残りね~ピピピ。
2008.11.23
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この映像を見て驚いたわっ!11月にキャノンから発売される一眼レフカメラ「EOS 5D MKII」の動画映像なのよ。一眼レフ=静止画は当り前だけどHDでの動画は、いわゆる一般的なHD-VIDEOカメラを凌駕してるのよ!VIDEOカメラと比較すれば一眼レフは機動性に優れるし、何と言っても画像の暗い場所でも問題なし。一眼レフの特徴でもあるボカシも効果的に表現出来るわ。撮影のメイキングを見ると、照明はLEDライト一灯だけ・・・でもこれだけの描写が可能なのにはただビックリ。レンズはEFレンズでOKだから10種類も用意出来ればほぼ、どんな場面でも対応よ。通常、動画の撮影にはそれなりの数のクルーが必要なんだけど、これなら最小人数で構成が可能だわ。VIDEOカメラでは職人技が必要な微妙なピント調整(被写界深度)も、一眼レフならではの俊敏さと豊富さがクリエイティブ心を刺激する事間違いなし。動画用ではないレンズでここまで撮れるとは・・・。これを「Final Cut Pro」にダイレクトで編集すれば怖いものなしね。コスト的にもはなまるよ!!テクノロジーの進歩は時として、今迄の常識を覆すいい例ね。皆様もこの映像をご覧あれ!特にメイキングの方はドビックリ。制作は写真家のVincent Laforet氏で、プロトタイプを72時間借り受けてweb用に解像度を1/4に再圧縮しただけとの事。さてと、これはUSACOも早速購入ね!!(完成版映像)http://blog.vincentlaforet.com/2008/09/22/without-further-ado-reverie/(メイキング映像)http://blog.vincentlaforet.com/2008/09/23/behind-the-scenes-video/
2008.09.28
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今日はお友達のT氏の「My Music Style」という音楽ファンを対象にした音響機材のイベントにお邪魔したわ。一般的な機材展とは異なり、もっとフランクな様相での親しみやすいもので、来場者が自分のiPodやCD・アナログレコードを持ち寄り実際に現場の高級機材で聴き比べが出来るの。会場内は、それぞれ個性のあるセッティングが施されたシンプルな構成で、"ハイスピードな体感"、"ぬくもりを感じる音像"その他、様々なシチュエーションでミドルからハイクラスな機材を中心に視聴できるようになっていたわ。一般的なブランドごとのブースではないので、音の傾向にマッチした各社の製品が接続されとても面白い。ユーザーを主体にした実に納得が得られるイベントだったのよ。そんな中で、面白いアイテムを見つけちゃったわ!それはドイツSPL社の新製品「Phoniter」。モニターではなくてフォニターなの。何をする機材かと言うと、正式にはステレオアプリケーション専用のスタジオ用ハイエンドヘッドフォンモニターアンプなのよ。え?よく分からない~との声が皆様から聞こえてまいりましたので、簡単に解説しましょう。通常スタジオレコーディングでは、設置された大小のモニタースピーカーで音を確認しながら作業を進めるの。最終段階のトラックダウンという音を(2チャンネル)ステレオにまとめ上げる時、特に重要なのが音の最終出口となるスピーカー!当然、スタジオごとに特色があって好き嫌いがはっきり出てくるものなの。通常、このトラックダウン時にヘッドフォンは殆ど使用ないけど、この「フォニター」はなんと、モニター前のリスニング状況を"Speaker Angel"という機能で再現出来るのよ。つまりヘッドフォンでトラックダウンが出来るという訳。さすがドイツの逸品!!! それにこの製品のルックスときたら大変ユニークで、眠たい目を頑張って開けているような顔に見えて凄く可愛いのよ~。大抵の機材ってどこか冷たくてつんけんした所があるけど、こんな丸い形状だと扱いやすいし親しみ深くって和むわ。結局突き詰めていくとこういう人間らしいデザインになるのかもしれないわね。丁度、ピポ子もプライベートスタジオを構築中なので、このドイツの逸品が欲しくなっちゃったわよ。このようなイベントを是非、月一で各所で展開して欲しいですわ。そしてTさん、本当に有り難う!!(My Music Style)www.my-musicstyle.com
2008.09.02
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MacPro8コアのメモリー用スロットルは全部で8つ。購入時は4GBで後で安くなったら増強しようと狙っていたら、4GB分を2万で入手したわ! これで1GB×8のフルスロットルでメモリーは都合8GB!!ひゃーっ!!!丁度、PODCAST新作「BlackTowerMansion第三話」の制作中で映像の編集中なのよ。主に使用してるソフトはLogicStudioとFinalCutStudioのMotionなので、マシンスペックが高ければ高いほどサクサク事が進行するのよね。働き者の妖精が増えて大助かりよ!で、肝心の新作だけど、今回は「BlackTowerMansion」のエントランスラウンジが舞台。そこで研修している新米コンシェルジュが、"例の"お坊ちゃまの洗礼を受ける事になるのよ。住人のニーズに応える為疲労困憊する新米に、先輩コンシェルジュは世の理を説く・・・といった内容なの!より一層ブラック具合が増したのではないかと自負しているわ。昨年から日に日にコンテンツの制作環境が整いつつあるけど、最終的にそれを動かすのは人の感性。実はこのキャスティングが一番難しいのよね。エンジニアとのコミュニケーションってとっても重要だけど、それを言葉で伝えるのは大変。理想的なのは全部自分である程度のレベルまで追込めればと最近思うの。それでハイスペックな環境を整えてるっていう訳なのね。この大家族を隅から隅まで扱えるようになるのは至難の業だけど、自分が表現したいものを生み出す為の大事なパートナーだわ。今回はこう出来たから次回はもっとこうしたい・・・無限の可能性に挑んでゆくというのは実にドラマティックね!
2008.05.04
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MacProが標準で8コアになってリニューアルされて間も無いけど、8コアの体感ってどんなもの?とよく聞かれるので簡単なレポートをさせて頂きますピポ。うちの8コアはリニューアル前のフルスペック仕様なの。主に使っているのが「Logic Studio」なんだけど、REC中にCPUメーターはぴくりともしないわ。それよりもHDDのアクセススピードが気になるくらい処理が速いのよ。最終のバウンスという作業でこれまたびっくり!5分前後の曲(チャンネルは30以上という状態でよ!)が約10秒前後で終わってしまうんですもの!!映像編集の「Final Cut Pro」も、何かと待たされる"レンダリング"という工程があるのだけど、これまた早っ!!!。以前だったらレンダリング中にお茶でも飲もうかなんてくらいだったのに、今じゃ目薬さして背伸びしてる間に終わってるのよ。これを体感して気付いたのは、待たされる事がいかにストレスであったかという事ね。作業がアナログからデジタルになって出てきた課題・・・それは"コンピュータ待ち"。一般社会でもよくあるわよね、物事がスムーズに進行しているのにちょっとした待ちぼうけで流れが変わってしまい、イライラ、ブツブツ、そして病に・・・うぉおおっ。でも今後は一切そんな現象は起きないから、気分的にもかなり楽だし、時間も有意義に使えるわ。8コアから得た教訓・・・人間関係とストレスはアーティストにとって影響大!って事ね。以上、ピポ子レポートでした。
2008.01.21
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本日は音響職人ハルクさんとマダムと一緒に、音楽プロデューサーの増淵東氏(通称ぶっちー)の自宅スタジオにお邪魔したの。閑静な住宅街の中に存在するその秘密の場所は、外観も内部もとっても素敵。実はハルクさんとぶっちーさんが再会したのはマダム同様20年ぶりだそうで、当時の音楽業界のお話や近況報告に花が咲いたわ。その後は美しい奥様にお茶をご馳走になりつつ、半地下のスタジオへ案内して頂いたの。中に入ると穏やかで澄んだ空気が流れていて、落ち着いて作業が出来そうな心地よい空気が・・・。ご自慢のギターやベース、数々の貴重な機材を拝見しつつぶっちーさんの手掛けられた作品などを聞かせて頂いたわ。そして最近彼がご自身のマシン(ProTools)を直接マスタリングスタジオに持ち込んで作業され、それが良い結果に結びついたというお話を伺って、ピポ子思わず質問。スタジオのスピーカーではよく聞こえていた音がマスタリングされて返ってきたら「あれ?ちょっと違う」なんて思う事はよくあるの。機材や場所によって音は変化して聞こえるから無理もないけど一体何を頼りに判断したら良いのかと・・・。でも結局は自分の耳を信じる事が正しい事なんだと分かったわ!そして去年のレコーディングで、MIXする作業に入った時「どういう方向にしていきたいか」という事をエンジニアに伝える際、ピポ子感覚的にしか伝えられなかったのをちょっと恥じてたの。でもぶっちーさんによればそうする事が最も良い方法で、後はピポ子と共通言語を持つエンジニアを探すのが早いと言われたのよ。とても優しい口調で色々お話ししてくださるので、だんだん気持ちが前向きになってきてやる気が湧いてきたわ!凄い・・・音楽を愛する人というのはこういう人を差すに違いない。しかもこんな風に、アーティスト側の気持ちもエンジニア側の気持ちも分かってくれる人は数少ないと思うわ。そしてどんな些細な事にでも「ありがとう」とおっしゃるぶっちーさん・・・ピポ子、人生の師匠とまた一人出会いました。心から「有り難うございます」と言いたいピポ~。
2007.12.21
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ジャーン!Podcast作成用に専用マイクを購入したわよ。Blueマイクロフォン社のBallシリーズでコンデンサー系の「8-Ball」。Blue社は1995年に友人のミュージシャンへハンドメイドのマイクを作りたいという願望からスタート、現在は数々の賞を受賞するマイクとアクセサリーの充実したラインナップを誇るユニークなオーディオ・カンパニーなのよ。フラッグシップの「Bottle」からコストパフォーマンスに優れた「Ball」まで、そのデザインにも大注目。Ballシリーズはその名称の通り、球体!! マイクスタンドに取付けると、コントに使うバレーボールのようで思わずレシーブしたくなっちゃうわ。置いておくだけでお部屋のインテリアにもなるのよ~。各ネーミングもお洒落!「Bottle」「Cacyus」「Kiwi」「Mouse」など、ちゃんとその色合いや形状がそれに見えてくるから驚きね。音質はこれから色々試してみるけど、開発コンセプトを読んだら期待大だわね。レコーディングではマイクってとっても大事なんだけど、今まではエンジニア任せだったから本当に自分と相性の良いマイクを見つけるのも大切だと感じる今日この頃・・・。だって、人間と機械の最初のインターフェイスですもの。ここで方向性が決まってしまうものね。
2007.12.06
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つつつつついに届きましたわ最強の8コアMacPro!!!先月OSが新しくなったのを待ってAppleStoreからカスタマイズ注文したMacProが真打登場の如く我が家に参上よ。なかなか届かなかったので問い合わせたら「プロセッサが揃わなくてもう少しお待ち下さい・・・」ですと。そっかぁ~3.0GHzクアッドコアXeonは品薄なのかぁ~と思いつつ、待つ事更に一週間。来たわっ!!それにしてもお部屋で見るとでかいのね。外箱にも圧倒されたけど、出してもでかい。で、価格もでかい・・・先に届いた23インチモニターを含めると100万を超えたわよ! これに様々なソフトや周辺機器を加えると・・・目まいが。さーて、これで今週はこのMacProのセッティング週間になりそうだわ。噂ではLogic Studioをフルインストールするだけでも半日かかるとか・・・。クアッドコアXeonが二個で8コア。一体どんな仕事をしてくれるか楽しみピポ。ここまで環境が充実してきたらもう前進あるのみ。PODCASTに新曲レコーディング、そして映像表現やLIVEパフォーマンス等々、止まらない!いや止められないわよ!と、早速「Logic Studio」をインストール・・・きゃ!"インストール残り時間8時間"・・・更に目まいが・・・。
2007.11.09
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