めだまやき                    ***fried sunny-side up***

めだまやき                    ***fried sunny-side up***

笑う子供たち



ロフトをベッドとして使っていた私。

ある日の夜、いつものように眠っていたら、なんだかうるさい。

半分眠りながら目を開けると、消したはずの1階部分のブラケットが点いたまま。

そして、どこからか子供2,3人がキャァキャァはしゃぎながら

追いかけっこしている声と音が聞こえる。

でも、時間は夜中。一体どこから?と思ったら、

どうも私の部屋の1階部分から聞こえているらしい。


しばらく我慢しておさまるのを待っていた私。

チキン(小心者)な私は、面と向かって文句を言うことが嫌いだった。


一向にやまないので、シビレを切らした私は

ブラケットの点いた、ぼんやりとまぶしい下階にむかって思いっきり


「うるさーーーーーい」


と叫んだ。


声と音はピタッと止んだ。

と、同時に目がはっきりと覚めた。


私は仰向けになって、真っ暗な部屋のロフト部分に

きちんと布団をかけて寝ていた。

夢なのか現実なのかわからない夢。

このとき、カナシバリにあっていただろう。

なんといっても、カナシバリがどんなのか知らなかった頃だから、

体が動かなかったという記憶はない。


これがはじめてのカナシバリ体験。



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