♪ ぴよちゃんの部屋 ♪

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その3

2005.1/6 パリ旅行4日目です。
この日は今回旅行するにあたり私の1番の楽しみにしていたベルサイユ宮殿訪問。
残念ながら、朝から小雨が降っています。テレビの天気予報によると1日中降っている模様。ちょっと残念。
相変わらずの薄暗い朝。その上、小雨でしとしと。
パリの雨はしとしと雨が多い様子。
なので、傘は必需品なのだが、洋服のフードでしのいでいる人も結構多く見かけた。(傘を持つのは面倒ですものね)

朝早めにホテルを出ました。ツアーではなく、個人的に行くので時間は自由。
メトロ(地下鉄)に乗って、途中RERに乗り換え、ベルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅で下車し、徒歩約7分だ。

それが、RERに乗り換える時に間違えてしまい、とんでもない方向へ行ってしまった私たちなのだ。
電車はモニターの掲示を見て時間を確認し、その電車に乗るのだが、間違えて乗ってしまったらしく、景色や様子が違うんだよね。
へんだなぁと気がついたのはかなり乗ってしまったところだった。
引き返すのにはまた電車賃を払って戻らなければならず、時間と費用を損してしまったー。
日本のように、来た方向に戻る通路がなく、一旦出口を出ないといけないので。。。

で、買いなおし、また戻る。しかし、それにしてもRERのモニター画面ってよくわからない。慣れてないし、フランス語わからないし、難しい。
電車待ちしてる人に尋ねたけれど、言葉がよく通じない。
でも親切に教えてもらい、ようやく理解する。
ありがとう、フランスのおじさま!

ベルサイユ宮殿は英語で言うと、「ベルサイユ・シャトー」だとこの時に知る。
城なんだ~。
RERで「ベルサイユ」と付く駅名は2つあるので注意!
ベルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅と覚えられなければ、「ベルサイユ・シャトー」ときっぷ売り場の人に言えば、わかってもらえるよ~。

なんとか駅に着く。
改札を出て、観光客とわかる人たちの後をついて行く。
きっと、着くだろうと思って。(^^;
(ガイドブックに道案内がなかったんだよねぇ)

道には迷わず、宮殿の門へ無事に着いた。11時くらいだった。
ベルサイユ宮殿
庭から見た宮殿。このバルコニーから王妃が市民へ挨拶したのかなぁ?(ベルばらファンならわかるかな?)とっても感動~!

建物内に入る場合のみ、入場料がかかる。3コースある。
私たちは個人自由見学のコースを選んだ。
コースごとにきっぷ売り場が違うので注意。

王室礼拝堂、王の寝室、戦争の間、鏡の回廊、王妃の寝室などが見学できる。

案内カセット(日本語版)があるとガイドブックには載ってるのだが、聞いたところないという。
仕方ないので、見学ガイドを購入した。15ユーロ。

その本によるとベルサイユ宮殿はルイ13世が庭付きの「狩りの館」を建てたのだが、本格的に造営に取り組んだのはルイ14世で1682年~1789年まで絶対王制の中心地となり、フランスの象徴となった。
ニコラ・フーケという人物が建てた城があまりに見事なのでルイ14世が嫉妬し、建築されたのが始まりらしい。
総面積800ヘクタール、道の全長20キロ、囲い平0キロもの壮大な敷地なので、全景を見るのは写真でしかできない。
とにかく、広い。広すぎる。
庭というより「森」と言ったほうが適してるところもある。
庭だけでも東京ドームが20棟以上納まる広さだという。

部屋の中を見学する。
とにかく天井が高い。
天井にも絵が描かれているので、どこを見てもすべてがゴージャッスだ。クラクラしてきます。
城内は寒い。暖炉は2つしかないという。当時はどうやって冬の寒さをしのいでいたのだろう?
グラスのワインも凍ったというくらいらしい。

ベルサイユ宮殿 鏡の回廊
ここが有名な鏡の回廊。窓からの光も入るので眩しい。

ベルサイユ宮殿 部屋から見た庭
建物内部から見た庭の風景。

ベルサイユ宮殿 庭
ここから見た庭が美しかった。天気が雨だったのが残念!
手前は噴水。

王妃の部屋にはベッドが置かれていた。
意外にも小さいサイズ。
でもきらびやかなお部屋でした。
写真を撮ったけど、フラッシュ禁止ということで、やはり暗かった。。。

王妃がこよなく愛したプチ・トリアノンへも行きたかったが寒いし、雨が降ってて寒かったし、電車を間違えたせいもあり、疲れていたので、行くのを断念。。。とても残念だった。。。
行く方は車が出てるのでそれに乗っていくと便利です。

宮殿は午前中は団体客が多く訪れるのでお昼過ぎがいいです。
ゆっくり見られますから。

ゴージャスな室内の家具を見て、あまり好きではなかったロココ調に憧れを抱く。
すぐに影響を受ける私 (^^;

宮殿を後にして、駅へ帰る途中のカフェに寄り、ランチにする。
日本語のメニューが置いてある店があったのでそこに入る。
もー、フランス語はさっぱりわからなくて疲れるので助かる~♪

しばらくゆっくりし、駅へ向かい、今度は再び、モンマルトルの丘へ行く。
市内観光で行ったのだが、ここはゆっくり時間をかけたいところ。
絵を描いてもらうのが目的なので。

着いたら午後3時を回っていた。
メトロの券を使い、ケーブルカーに乗る。(らくらく~♪)
左の奥へ歩いていくと小さな広場があり、その周辺で画家たちが絵を描いてたり、売っていたりする。

今日は朝から小雨だったので「画家たちはいるかなぁ?」と心配だったが、たくさんいました!ざっとみて20人くらいはいました。
パラソルを立てているので少しの雨でもいるようだ。

一回りし、声をかけてきた画家さんがいたので値段交渉をし、お願いする。
ひとり50ユーロと言われたがひとり30ユーロでOKしてもらう。
1番人気の画家さんだと値引き交渉は無理らしいので、そのおつもりで~。
モンマルトル 描いてる途中
娘が描いてもらっているところ。隣が私。

出来上がった絵はリアルですごかった。
見てたところ2種類の筆しか使ってないように見えたのだが、そうは思えないほど。
一生の記念にします。

もっとリーズナブルでいいという人はデッサン画でも描いてもらえるので、ここに来たら是非貰うといいと思います。

夫はというと10年前にデッサンを描いてもらっているので今回はいいんだって。

モンマルトル  販売してる絵
画家さんたちが販売している絵
ここを観光していたら、芸人のふかわりょうがいた。
プライベートで旅行に来たみたいだ。
絵は描いてもらってなかったみたいだ。ひとまわりして帰ってしまった。
こんなところで芸能人にあうとはねー。意外だった。
背が高く、近くで見るとかっこよかったです~。

帰りにみやげ物店によるとまた ふかわりょうがいた。
2度も見かけてしまった。
もういいってばー。。。(笑)

それから「グレヴァンろう人形館」へ行ったが、なんとクローズ。
改装中だったため、休館。残念~!
わからなくって、道を尋ねたパリジェンヌに館まで案内してもらったのにー。

日も暮れ、次はシャンゼリゼ通りのライトアップを見たいため、そこへ行く。
横断歩道の真中から写真を撮ると凱旋門が入ります。
ほんとにきれいだった。
パリ-シャンゼリゼ通り


夕食はフランス料理はもういいので、日本食レストラン街に行く。
やはり食べ物は日本食がいいよー。

ホテルへ帰る。
明日はもうパリを発つ。早かったなぁ。

1/7、朝食のあと、ホテルの売店でおみやげを少し買う。
なぜか、ここは1ユーロ120円で日本円が使える。便利。
いままで、みやげものはあまり買ってないのでここでぴよちゃんたちを看てもらっている母へスカーフを買う。
あとはチョコレートなどを購入。
ユーロをすべて使い果たし、足りない分は日本円で支払う。
8:30に添乗員さんが迎えに来て、空港へ向かう。
親切な女性添乗員さんで、私たちが空港で免税の手続きが終わるまでずっと待っていてくれました。
(ひとつだけ免税品を買って帰りました (^^;)

パリよ、さようなら。 (^-^)/~~

最後に 私が思いついたパリの観光注意点をいくつか書いてみる。

・換金は「CHANGE」と書いてある店で出来るがレートがそれ ぞれ違う。観 光地付近は高いのでパリ観光案内所(シャンゼリゼ 通り)付近で交換するとよ い。ここがレートがよかった。

・比較的安全だが、裏道は危ないこともあると聞いたのでひとりで行かないこと。

・観光地(モンマルトル、蚤の市など)はひったくりが多いので注意。

・ヨーロッパは硬水なので、塩っぽく感じる。
 お風呂に入浴剤を持参すると と~ってもGOOD。

・メトロはカルネ(回数券)を買うと便利。10枚で9.6ユーロ。

・オプションツアーは現地へ行ってから申し込む方が安い。
 十分間に合います。

・エスカレータは左側を空けておくのがルール。(日本でも関西はそうですよね、 確か)

・雨が多いのでスーツケースに傘は必ず持参するとよい。
 朝、出かける前に 天気予報を見てから出かけて下さいね。

・英語が通じないところが多いと聞きました。

・ホテルのロビーはゼロ階になります。

・指で数を示す時、親指が1となるため、3と示す場合は親指・人指し指・中指を 立てる。

・ルーブル美術館は火曜日が休館、オルセー美術館は月曜日が休館
 なので計画をたてるときは注意。
 (月曜日にルーブルに行くとオルセーが休みなので混みあいます)

・蚤の市は土日です、行きたい方はツアーの出発日も注意。


今回行けなかった蚤の市、モンサンミッシェル(パリで1番人気の場所なんだとか)。。。
いつか、来た時のためにとっておくかなぁ。




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