日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.04.08
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 常習? 上州育ちの身としては、雷が鳴っても何とも思わないが、春雷、と呼びたくないような気配であった。

 思い出す、死んだゴールデンレトリーバーのことを。一年前の3月、静かに旅立った。
 その前の黒柴とシーズーの、苦悩し騒ぎ放浪する最期とは大違いだった。
 雷が鳴ってもいないのに、私の部屋に駆け上がってくる。悲鳴を上げる、ふるえる、足をかけてくる。
 やがて、ごろごろと頭上で炸裂する雷鳴。
ぽっ書類や書籍の間をかき分けて助けを求める。物を書いていた私は叱った、靴べらを用意してあって、それでおしりをたたいた。


 なぜ、抱きしめて「こわくないんだよ」と語ってやれなかったのだろう。
 抱きしめて、なぜ怖いの、と語りかけてやれなかったのだろう。

 思い出は重たく、つらい。






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最終更新日  2008.04.08 10:56:16 コメントを書く


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