日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.08.28
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 某巨大団地に、母者は住んでいる。

 いずれ、高層ビルが建つのであろう。

 そこを出ることになった。14階建て高層ビルの最上階が、母者の新しい住まい。
「屋上、屋上」と言って、あまり喜んではいない。末の娘に追いやられた、と思いこんでいる。

 明日は引っ越し。今日は、旧宅の荷物を片付け、整理するために、泊まりがけで出かける。 寝るところは、母じゃより先に14階の部屋を使用。布団は、妹が用意してくれている、らしい。

 すまい。すむところ。


 新しい住まいを歓迎市内母者の気持ちも、わかる。


   風になびく富士のけぶりの空に消えて行方も知らぬわが思ひかな
                   (新古今集 西行法師)

 母の胸の内はこのようなものであろうか。
 あるいは、

  時知らぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ

 の方だろうか。
                   (新古今集 業平朝臣)

 雷が鳴っている。





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最終更新日  2008.08.28 09:30:39 コメントを書く


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