日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.09.25
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 <改革のシンボル>と称された小泉元もと首相が引退。
 まあ、いつかはそういう日が来るのだろうが、次男が次の選挙に出馬!!?? 当選すれば四代目だそうで
 今度の内閣でも18人中11人が世襲政治家らしい。

 ふーん、政治もアキナイと同じ商売なのね。

 保守政党の政治家がよく取る手段らしい。選挙間近に引退表明をして次へ渡すこと……。
 あーあ。
 言語。

 生存。
 伝達。
怒ってるしょんぼり政治家って、何をしたいのだろう。理想や希望を追いかけ、人類の未来に何かを託そうとしているのだろうか。
 永遠に通じないであろうあの世界の人々。言語。感性。
 クニタミがしこしこと貯金するその利息はきわめて安いのに、メガバンクのために巨万のエンを吐き出す銀行怒ってる怒ってる怒ってる


 ふと思った。 言文一致 とはなんだろう。書き言葉と話し言葉が混在している時代を
しょんぼり体験してみたかった。平安人と鎌倉人が話し合うのを聞いてみたかった。
スマイルで話し合いをしたのだろうか。

 話し言葉はともかく、以下に引用したのは、明治の中頃に日本で初めての女医を志したある女性が残したと言われる文章である手書きハート

 どうしても女医にならなければならない、と決意を固めた星のは、遊び人の夫から移された病気が基だった。恥ずかしい部分を男医者の前にさらしたあの自分の姿。女の患者には女の医者星常人扱いされなかった。門戸は閉ざされたままだった。
 どこでも<女>に機会を与えようとしなかった。女に何が出来る??! 特に官への道は厳しかった。
 官は今では民の味方になったか。
 願書却下。
 願書却下。
 ついに、怒ってる願書却下に際しての心境を『女学雑誌』345号に発表した。
『女学雑誌』は、「日本語はダメではない、日本語は死んではいない」(中)を参照。
 おお、文字の力よ。


手書きハート


(……願書は再び呈して再び却下されたり。思ふに予は生てより斯の如く窮せしこと

はあらざりき。恐らくは今後もあらざるべし。時方(まさ)に孟秋の暮つかた、離落

(りらく)の菊花綾を布き、万朶(ばんだ)の梢(こずえ)錦をまとふの時、天寒く

霜気(そうき)瓦を圧すれども誰に向て衣の薄さを訴へん。満月秋風独り帳然として

高丘に上がれば姻は都下幾万の家ににぎはへども、予が為めに一飯を供するなし。小

家を出てかぞふれば、早くもここに十有余年、流浪変転人世の苦辛既に味ひ尽せるの

暁、世はいまだ予を容れず、世容れざるあやしむに足(ら)ず。親戚朋友嘲罵は一度

び予に向つて湧ぬ。進退是れ谷(きわ)まり百術総て尽きぬ。肉惜(お)ち骨枯れて

心神いよいよ激昂す。見ずや中流一岩の起つあるは却て是れ怒涛盤渦を捲かしむるの

しろなるを……)
                   【( )内の送り仮名は、ブログ執筆者】




 いささか誇張が目立つ文章だが、これは当時一般の形であった。
 二進も三進もいかない立場、心境が包み隠さず吐露されている
 凄まじいばかりの思い。文字に乗って飛び出てくる思い。

 彼女ひとりのためではなかった。医者になって、患者を、特に女患者を診ようとする思いが彼女をかき立てていた。
 地盤看板も、跡継ぎのことも、頭にはなかった。

ハート心よ、志よ。

「ておくれ」あるいは「おもいじくじ」が主催する創作教室の熟年の生徒さんが、鋭意書き進めている小説の主人公「萩中吟」の遺言である。
 これは、ニッポンジンの遺言、と言っても過言ではないだろう。








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最終更新日  2008.09.26 02:08:32
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