日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.10.17
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しょんぼり一日一食のときも多々あるわが日々。この食生活も、食い物がなくなる日が来る、という危機に対処しようという準備運動かしょんぼり


しょんぼりエジプトでソマリアでベネズエラでスーダンで食糧難に苦しむ人々を思えば、食べられるだけ幸福だ。

 世界中の投機筋が引き起こしたマネーゲームの果て。怒ってる金、なんぼ。金、なんぼ。カネ、ナンボ。

 母の胸で、世界中の赤ちゃんよ、温もっているか、餓えていないか、泣き声さえ失っていないか。

今日もいい天気らしい。
手書きハート上野恩賜公園の噴水近くで知り合ったきゅうちゃんよ、胸に人形を抱えていた。船橋の鳩広場で語り合ったきゅうちゃんよ、蛤をありがとう。。
 寒さの日はどうしているか。雨の日はいかがしているか。風の日はどこで何をしているか。

 こちらにとって、彼らは、電話ただのホームレスではない、ただの青空テントの住人ではない、そこら辺のデクノボーよりずっと大事な友だ、知己だ、仲間だ、話し相手だ。

 こちらが二人でパンを食べていたのを見て「アイアイパン」と言った上野のきゅうちゃん。 麻布中学で阿部譲二や橋本龍太郎と同級生だ、と言った鳩広場のきゅうちゃん。

 昨日も、鳩広場でコーヒーを飲みチョコレートを口にした。どこかで、きゅうちゃんが現れる、ハートと期待しながら。寒くなった。立ち上がった。
「あっ」と連れが言った。「サンシンだ」

 駅へ向かう足を止めた。手書きハート
 少年のような面影を残した小柄な男が三味線を抱えて、どちらかと言えば幼い感じの音を出していた。ゆっくりと弦をはじいていた。
「初心者かな」連れが言った。
ハート次の瞬間、勢いのある音が鳴り出した。歌いだした。いい声だった。鳩広場が引き締まった。沖縄の歌。
星広がった。


 十数年前のこと。パリのオリオン座辺りの地下通路でギターを奏でる男がいた。いい音だった。巧みな指さばきだった。指。指。歩き回った疲れもあって、すぐ近くにしゃがみ込み、聞き惚れた。
 暫くして立ち上がった。歩き出した。怒ってる背後で「ベン!!」と弦が空を切った。思えば、こちらは、しょんぼりゲイジュツをただで聞き逃げしたのだった。
 今でも思い出す。
 パリへ行って彼に会いたい。詫びたい。手書きハートご馳走したい。「召し上がれ。どうせこちらは一日一食の胃袋。芸術家よ、食べたい物を召し上がれ」


 パリを思いながら、鳩広場をエスカレーターで下った。駅へ向かった。どこからかエレキの音。駅舎の屋根の下で若者が弦をはじいていた。
「サンシンの方がずっといい」連れが言った。

 自分の指。自分の声。

















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最終更新日  2008.10.18 06:19:20 コメントを書く


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