日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.10.21
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 朱入れなどしないですらすらと原稿を読みたい。


 どうして文章がこんなに粗いのだろう。
 くどい書き方。「腹が腹痛式」「頭が頭痛式」の書き方。
 主語も多すぎる。
 改行一字下げが出来ていない。
「、」が多すぎる。
「、」が必要なところに使われていない。
 副詞が動詞から離れすぎている。形容詞が形容語から離れすぎている。

「滂沱 のように 涙が溢れた」のような奇妙な使い方。

「ので」「から」「して」の多すぎる書き方。
 これは、言い訳、説明調、報告調の文章になってしまう、と口を酸っぱくして言っているのに。
 一応のお話は完結するが、それで? と問い返したくなるような全体の印象。


 小林秀雄は言った。「テメエは大馬鹿ヤローだ」と。
 愛のムチだった。<狂った>宇野浩二に、<狂った>坂口安吾に。
 コチラは、添削寺子屋の亭主。そんなことはとても口に出来ないが……。

「富士山の三倍四倍の生原稿に朱を入れてきて」などと日頃口にしているが、いえなに、「白髪三千丈」に比ぶれば、謙虚なもの。
 書く人は消えない。こちらも力を蓄える。

 三島由紀夫を繙いた。永井荷風を読んだ。畑山博を手にした。原田宗典を開いた。

 なぜ、この違いが出てくるのだろう。




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最終更新日  2008.10.22 02:09:29
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