日本語はダメか2

日本語はダメか2

2009.07.17
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 それにしても、本来、人を襲うはずのないカワマスに何が起きたのだろう。

 市主催の映画会へ行った。
 結構、人が集まっていた。チビちゃんもいっぱいいた。


 6年生がブタを飼った。
「食べることの感動を身をもって学ばせたい」と考えた担任電話の思いつきから始まった子豚の飼育。
 Pちゃんと名付けられた。PigのPってことは、説明しなくてもいいのかなあ。

 卒業が近づき、Pちゃんをどうするか、で子どもたちの真剣な議論が始まる。

しょんぼりチビちゃんたちには難しかったろうなあ、あの中身。

 Pちゃんと呼ばないで、ただの「ブタちゃん」だったらどうだったか。

 町を行く人は「ヒト」でしかない。
 あるいは、駅員さん、司書さん、館長さん、でしかない。
 それが、宮原さん、常世田さん、高橋さん、池田さん、菊地さん、田中さん、小林さん、竹内さん、曽我さん、加藤さん、松嶋さん、高松さん…だったら?

 通りすがりのハート「女」ではなく、ナニコ、ナニエだったら?
「女」が襲われた ナニコが襲われたの大きな違い。しかも、ナニコと名がついていても知らない人だったら、あ、そう、山で死んだのね、と片付けてしまう冷たさ。


 映画製作の意図がちらついて、少々窮屈な感じもある映画だったが、いろいろ考えさせられた。
「生きた教育」ということ。オカミの作ったマニュアル通りの怒ってる(暗記・詰め込み)勉強ではない、ということ。


 走って追いかける子どもたちの顔と「ブタ」の表情だけでよかった。



 かのカワマスに名前が付いていたら?
「かわちゃん」「ますちゃん」
 人々ははたして、簡単に食べただろうか?
 そもそも、襲われた人たちは?

 恐怖から顔をそむけたか?

手書きハート牧場の食用牛に名前がついていたら?
ハート調査捕鯨船に引き上げられたクジラに名前がついていたら?

 もう一度。
 カワマスに襲われた人は、食べた? 食べなかった?






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最終更新日  2009.07.18 05:22:55 コメントを書く


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