日本語はダメか2

日本語はダメか2

2010.07.07
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 書く者にとって最大の恥。罪。

 似ている、ということはあり得る。

 だが、盗作とはまったく違う。



盗作
作家のモラルが低下したというべきか、才能が枯渇したか、それともストーリーのネタに困るほど刺激のない世の中になったとでもいうのか? 
作家が他の作品を盗作(盗用)し、その事実を作家が認めたため、出版社が盗用があったとされる作品のすべてを出荷停止・絶版・回収することが判明した。

その作品は、角川ビーンズ文庫の『ユヴェール学園諜報科 一限目は主従契約』と『ユヴェール学園諜報科 生徒会長と二限目を』
作家は、葵ゆう先生。
角川ビーンズ文庫編集部は正式に公式サイトで謝罪文を掲載し、「他作品からの表現の一部流用が複数箇所認められました」とコメントしている。


・角川ビーンズ文庫編集部からお詫びとお知らせ
「平素は角川ビーンズ文庫に格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。角川ビーンズ文庫にて刊行されました葵 ゆう氏の下記2作品について、他作品からの表現の一部流用が複数箇所認められました。
『ユヴェール学園諜報科 一限目は主従契約』(平成21年10月1日発売)、『ユヴェール学園諜報科 生徒会長と二限目を』(平成22年3月1日発売)。
詳細については、現在編集部にて調査中でございますが、本件につきまして著者の葵氏がこの事実を認めたことで、当該2作品をただちに出荷停止、絶版、回収させていただきました。
また、8月1日に刊行予定の最終巻は刊行を中止いたします。
本作をご愛読いただいた読者の皆様、書店及び販売会社の皆様、他関係者の皆様に多大なご迷惑とご不快な思いをお掛けしました。大変申し訳ございません。
編集部としても強く責任を感じており、今後は新人作家のモラル向上、作家育成も含め、再発防止に努めて参る所存です。
以上取り急ぎご報告申し上げるとともに、深くお詫び申し上げます。平成22年7月5日角川ビーンズ文庫編集部」(公式サイトより引用 / 一部の記号や句読点・改行等を加筆・訂正)

また、葵ゆう先生の謝罪文。
「今まで『葵 ゆう』を応援してくださった読者の皆様、イラストをご提供いただいた樹要先生、この度は大変申し訳ございませんでした。
作家として最もやってはいけない行為に、及んでしまった自分の短慮を、今では深く反省しております。今後の作家活動につきましては白紙とし、改めて皆様に心よりお詫び申し上げます。


これに対してインターネット上では……
「ラノベバブルか知らんが数出すより良い物出すこと考えろ」
「ラノベが似たようなのばかりで、全部ぱくりに見える」
「だれの本を盗作したんだ?」
「どうせ全部ツンデレ女が出てくる似たような話だろ」

などの意見が書き込みされている。
ちなみに、角川ビーンズ文庫はどの作品から盗用したのかは公表していない。


 こちら、読んでいないので、これ以上のコメントは付せられない。


 少し前には、「あたしの作品と重なっているのですが」と木曜柏教室の生徒からくらい声で電話があった。
 新聞の選評には「 遊女、問わず語り、方言 をうまくつかって巧みな物語を構成」と出た。それを見たその日の夕方の<抗議>だった。

「読んでからもう一度電話をください」と言っても、
「まったく読む気はありません」
 とそっけない。暗い暗い声。
 その生徒も、長崎・出島を舞台にして、そのような構成の作品を隔週で提出していた。

 こちらがその作品を他の教室で話した、→盗まれた、という思い込みだったようだ。

 そんな外側だけの骨組みを見て「盗まれた」と騒ぐのでは物書きをやってはいけない。

 万が一、ストーリイを耳にしても、その書き手にはその書き手の文章がある、思考がある。似たものは生まれても、「重なる」ほどの作品は生まれない。

「女と男が出ている」「あたしの作品と重なる」ということで誰かの作品にイチャモンをつけるようなもの。 
 世界中の物書きを敵に回しているようなもの。

 物書きのプライドとコンプレックスの証明を見たような<事件>だった。

 美味いものを食べて心をなだめよう。






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最終更新日  2010.07.07 16:12:10 コメントを書く


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