日本語はダメか2

日本語はダメか2

2011.03.28
XML

メール福島第一原子力発電所の事故を扱った朝日新聞出版発行の週刊誌「アエラ」3月28日号が、風評被害を広げると批判された問題で、同誌に随筆を連載してきた劇作家・演出家の野田秀樹さん(55)は、28日発売の4月4日号で連載を自ら降りることを明らかにした。

 野田さんは、「ひつまぶし」と題した随筆の中で、「アエラ」28日号が表紙に「放射能がくる」と見出しを付けたことなどを疑問視し、「刺激的なコピーを表紙に使い人々を煽(あお)る雑誌だったとは気がつかないでいた」、「このアエラの『現実』に対する姿勢への不安が消えません」などと降板の背景を説明している。

 朝日新聞出版は野田さんの指摘について、「(表紙に)恐怖心を煽る意図はなく、原発事故の深刻さを伝える意図で掲載しました」としている。

(2011年3月28日18時06分 読売新聞)メール


きわめて微妙で困難な問題、と思う。
「放射能が来る」という表現を表紙に使った、「人々の不安を煽」った、という野田さんの論理の流れだが、分からないものでもない。
 一方、新聞社側は「事故の深刻さを伝える意図」と掲載の狙いを話している。これも分かる。


 毎日の新聞に掲載されている記事は「煽る」ことはしていないか、「報告」「通告」「(情報)伝達」「告辞」であるのか。

津波が来るぞ-」は「そこまで津波が来ているぞー」という「現実」を周辺に「伝達」「告知」しているわけで、「煽り」とは言わないだろう。
 別のコトバで考えて見れば、「危ないぞー」「早く逃げろ-」となるだろう、それは、悪意からはほど遠い「煽り」の一種ではあり、強く「注意」を促している。「煽り」によって人々を不安にしているのではなくて「喚起」によって「移動」「行動」「決断」「逃走」を「示唆」している。
 自分で「海」を見て「ツナミ」を「確認」出来ることであれば、被害から逃れるために「逃げる」という「行動」を選択することが出来る。

 では「記事」はどうか。週刊誌の「放射能がくる」を読んでヒトは何を感じ、何をするか。
 逃げる、か。
 先に挙げた「毎日の新聞の記事」や「テレビ報道」との違いは

 今後のデータとして「後世」に残していくか、いや「後世」などという暢気なことではない、明日明後日の自分のイノチの問題だ、と思いながら、いったいどのような行動に移すか。

 難しい、実にむつかしい。


 週刊誌の記事は






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.03.29 01:38:33
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


真実を   
放射能の雪に

虚ろな瞳を浮かべる


一本の樹に宿りながら 
散ってゆく 幾億もの虚ろな瞳たち

(2011.04.01 00:39:10)

情報リテラシーの質を高めなければ、、、。  
データ出たら、デタラメでした。竹やり部隊、舞台でなげやり。隠匿・秘匿、酷くて被爆。 (2011.04.04 20:20:34)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: