日本語はダメか2

日本語はダメか2

2011.08.20
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「歴史に学ぶ」とは何か。
 ひとの記憶に残るということはどんなこと。
 毎朝、海岸の掃除をしているひと大笑い
 総裁選に名乗りを上げるひと
 粛々と新聞のコラムを書いているひと
 ひとの気配のない朝方の公園で太極拳に励むひと
 一度も棄権をしたことがなく必ず投票所へ足を運ぶひと


       ショミン――知らないね。
 おいら、スリの世界ではよく知られとる。
       クニタミ――知らないね。
 私は、弁護士の世界では「賢人」で通っています。
       大衆――分からねえ。
 わたくしは、国を背負って毎日戦っている政治家として誇りを持って生きています。
       群衆――そんなん、区別つかねえ。
 僕は、歌手です。あ、でした、かな。
       市民――へえ、そうでっか。ほなら、さいなら。
 小生、会社を背負っています。
       群衆――よいしょ よいしょ。

       業界人――聞いたことないね。ぴよぴよ。
 おれ、人間。
       権力の座に座るひと――知るもんか。
 キリギリスと蟻で有名なキリギリスであります。
       童話作家――聞いたことない。

       登山中の大群――知らないよ-。酸素欲しいだけ。

知ってるひとも知らない、知らないひとは全く知らない。


被災地ニセ医者「確認せず自分を取り上げる朝日新聞はアホ」(週刊ポスト2011年9月2日号)

 天下の朝日新聞が騙された。一体、どんな男にしてやられたのかと思いきや。本誌が直撃すると、関西弁を捲くし立て、自らの嘘を棚に上げ「マスコミはいいかげんやからね」と放言する。う~ん。見るからに怪しい。世間を騒がしたニセ医者は悪びれずにこう言うのだ。
「朝日だけやない。テレビのワイドショーも俺を取り上げとったなァ。でもアレ、やらせやで。『熱中症の人いませんか?』ってその場でADが具合の悪い人を探して、撮りたい絵だけ撮影して帰っていったからな」
朝日新聞の「ひと」欄に、ボランティア団体代表「米田きよし」を名乗る男が登場したのは8月10日のことだった。こう綴られている。

〈ボランティアの専属医を務める〉〈本来はカナダの小児救命救急医〉〈休暇帰国中に大震災に遭遇〉

 ……だが、全てが真っ赤な嘘。朝日は2日後、〈「ひと」欄で紹介、おわびします〉と題した訂正記事を出す異例の騒動となった。さらに男はこう続ける。
「朝日ともあろうものがなァ。どこの馬の骨かわからない人間を、確認せずに取り上げるのはどうなんやろう。ぽっ向こうがアホやろ。僕は韓国で生まれた北海道育ち。海外の大学で医師資格をもっているのはホントです。ただし、インターンは終わっても現場には出えへんかったけどね」
 記事担当者は、30代後半の女性記者だという。以前は検察担当で小沢一郎氏を起訴に追い込んだ「真実を求める会」を他紙に先がけ取材するなど、「優秀」と評判の記者だというが、面目も丸つぶれだ。男は笑う。
「僕は狸ですよ。全部、計算でやっとるからね」

 ただし、男の詭弁による被害は決して笑えるものではない。ニセ医療を施された人たちの健康不安もさることながら、日本財団は、男が所属するというボランティア団体に100万円を助成している。男の違法行為を近くで見ていたボランティアは憤りを露わにする。
「あの男は医師を装い、お年寄りの血圧を測って、『これは高い、死んでもおかしくはない。あとで降圧剤を届けさせるから飲んどいてや』と。今から考えれば恐ろしい行為ですよ。
 彼が活動拠点としていたキャンピングカーの車内には、医師しか処方できない医薬品があった。それで信じてしまったんです」
 米田きよしこと米田吉誉(よしたか・42)は19日、医師法違反容疑で宮城県警から逮捕された。キャンピングカーも警察から押収された。
※週刊ポスト2011年9月2日号











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最終更新日  2011.08.20 19:32:23 コメントを書く


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