日本語はダメか2

日本語はダメか2

2011.09.22
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しょんぼり
 ぺこぺこ頭下げすぎだってば。あんた、一応選ばれしお方なんだから。
 色々見たんだよ、どのアバターも、真面目そうで、ふざけているようで、融通が利かなそうで、でもなんだか、親しみみたいなものを考えてしまう。
avatar
 これでいいのなら、ヒンドゥー教なんだね。
 この世に現れた神の化身、権化。
 とすると、またまた自分の画面に貼り付いたアバターが、いっそうおかしくなり、からかいたくなり、親しみみたいなものを考えてしまう。


 凄い台風が過ぎた。家が揺れた、柱がギコギコ呻いた、ガラスがギスギス鳴った、すきま風が冷たく入り込んだ。
 比較的地盤はしっかりしている所だから、まあ、崖崩れや浸水や地割れの心配はなそさそうだが。
 天然自然、何があるか分からない。
 でも、生きるしかない、生き続けるしかない、落ち込んでいられない悲しんでいられない嘆いていられない。形だけの同情ばかりも無用だ。
 天使も菩薩も、どうやら遠い所で眺めているようだ。
 え、それは外部にあるものではない、内なるものだ……

ふと思い出した。

・我々は自然を鑑賞することばかりが多くて、自然と共に生きようとすることがあまりにも少ないように思われる。「獄中記」(オスカー・ワイルド)
・アメリカにおいては、大統領は四年間統治するが、ジャーナリズムは永久に支配する。
「社会主義下における人間の魂」(同)

「ドリアン・グレーの肖像」(同)

 寄ってたかって「同情」「関心」などあり得ない。自然と共に生きてきた民族であることを忘れてしまっている。
 自分のことで精一杯、背伸びいっぱい。
 政治家もマスコミも。

 怖い

彼の目は他にもこのようなことを……。

・道徳的な詩とか、不道徳的な詩とかについて語るべきではない。
 詩は、うまく書かれているか、それともまずく書かれているか、そのどちらかでしかない。
「イギリスのルネサンス」 

・一般的に、説教する男は偽善者であり、説教する女は器量が悪い。
「ウィンダミア夫人の扇」

・男は人生を早く知りすぎるし、女は遅く知りすぎる。
「何でもない女」

・女は男に欠点があるからこそ愛するのだ。
 男に欠点が多ければ多いほど、女は何もかも許してくれる。我々の知性さえもだ。
「ドリアン・グレーの肖像」

・経験とは、各人が自分たちの愚行にあたえている名前だ。
「ウィンダミア夫人の扇」

・男は退屈から結婚する。女は好奇心から結婚する。そして双方とも失望する。
「何でもない女」

・女が再婚するのは、前の夫を嫌っていたからだ。男が再婚するのは、前の妻を熱愛していたからだ。
 女は運を試すのだし、男は運を賭けるのだ。
「ドリアン・グレーの肖像」

・泥棒になるより乞食(こじき)になるほうが安全だが、乞食になるより泥棒になるほうが気持ちがいい。
「社会主義下における人間の魂」

・芸術を表して、芸術家を隠すことが、芸術の目的なのだ。
「ドリアン・グレーの肖像」

・自分を愛すれば、人生の長いロマンスが始まる。
「理想の夫」 

・戦争が邪悪だと認められている限り、戦争は常にその魅力を持つだろう。これが卑俗なものだと考えられる時は、戦争は一時的なものに終わるであろう。
「芸術家としての批評家」

ひょっとして戦争が「正義」である、と言いつくろい、自他を騙し続けてきたクニは今
 戦争戦争。戦争では、強者が弱者という奴隷を、平時では富者が貧者という奴隷を作る。
 クニも水の底へ沈もうとしている。民族は
 小さくて、白黄色くて、真面目で、固まりやすくて、付和雷同で日和見で八方美人で融通無碍で、国境がなくて、手先が器用で、風の向きに敏感で……。素のみをどう処したらいいのか、さまよっている様さまよっている。
しょんぼり国民的な憎悪心は、文化が低ければ低いほど強い、とも言うし。

・何もしないことは、この世で一番難しいし、また、一番知的なことだ。
「芸術家としての批評家」

ひえー、難しいがいいね。

・人間は自分の敵を選ぶことにあまりに不注意だ。
「ドリアン・グレーの肖像」

味方・見方を選ぶよりもね。 

・文学とジャーナリズムの違いとは、ジャーナリズムは読んでも面白くないものであり、文学は読まれないものであることである。
「芸術家としての批評家」

英吉利の大作家、国民作家が言う
 でも、こんなことも言っている。「他人に何を読むべきかを教えることは、たいてい無用であるか有害かのどちらかだ。なぜなら文学の理解は、気質の問題であって、教える問題ではないのだから」

・不平不満は個人にとっても、国家にとっても、進歩の第一段階である。
「何でもない女」 

色々、斜めから横から指摘した大先生は言い切る。
 これなら、我が頭脳でも理解出来る。
「人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、
それとも、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを」















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最終更新日  2011.09.22 10:31:44 コメントを書く


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