日本語はダメか2

日本語はダメか2

2013.12.30
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みんなが知っている童話といえば『桃太郎』ですよね。桃から生まれた桃太郎が、大きくなって鬼を退治に鬼が島にいくという話である。そんな桃太郎に退治されてしまった鬼たち。その鬼の子どもたちの言葉が、ある広告の賞でグランプリをとって話題になっている。

・テーマは「しあわせ」

日本新聞協会広告委員会が「しあわせ」をテーマに実施した「新聞広告クリエーティブコンテスト」。1091作品の応募の中から栄えある最優秀賞に輝いたのは、「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」と言っている鬼の子どもを描いた作品。鬼の子供の泣きそうな顔と子どもの文字に、思わず胸がギュッとなってしまう。

・「めでたし、めでたし?」

作品の名前は「めでたし、めでたし?」。作者は「ある人にとってしあわせと感じることでも、別の人からみればそう思えないことがある。違う視点でその対象を捉えるかによって、しあわせは変わるものだと考えました」とコメント。確かに桃太郎の話では「めでたし、めでたし」でも、その後の時代や違った人からは決して「めでたし、めでたし」ではないかもしれない。

・エッジの効いた作品

審査員からも「読み手の心に小石を投げるような作品」や「逆からの視点で幸せとは何かを考えさせる発想」「新聞協会が選ぶにふさわしい、エッジの効いた作品」と高く評価されている。

よく知っている物語も、違う視点から考えればまったく違った見方ができる。そう、主人公側の視点がすべてではないのだ。それは実際の生活にも同じ事がいえる。

お話は「めでたし、めでたし」で終わるが、現実はそこでは終わらない。物語のあともずっと時間が続いて行くのだ。この広告は見る人の心に疑問を残す、グランプリにふさわしい作品といえるだろう。

2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表
執筆: 千絵ノムラ (鮒蒸A).






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最終更新日  2013.12.30 13:16:44 コメントを書く


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