日本語はダメか2

日本語はダメか2

2014.07.21
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カテゴリ: 才能 天賦 能力
 これも「本当に必要なときにはやったほうがいいけど」という前提の上での話なので、キーッとならないでください。   
 あれこれ手を尽くして「デメリットもあるけどやむを得ない」と覚悟を決めた上でやるならともかく、気に入らないことがあったらすぐ教育委員会に電話するのは、我が子をダメな大人に育てる上で、間違いなく効果的でしょう。

 学校も「組織」の一部ですから、教育委員会に対して校長先生や、ひいては個々の教師が弱い立場であることは、大人なら何となくわかります。そこに付け込んで、たいていは身勝手な自分の要求を通すために安易な手を使うのは、もしかしたら本人は「自分って頭いい」「自分って世の中の仕組みをよくわかっている」と悦に入っているのかもしれませんけど、やっていることは単なる「弱い者いじめ」に過ぎません。


 そんな親の行動を見た子どもは、気に入らないことがあったら、自分が正しいのか間違っているのかじっくり考える前に、相手の弱みにつけ込んで黙らせればいいということを学ぶでしょう。ここでも先生や学校をますますナメるようになり、勘違いした傲慢さばかりを身につけて、肝心なことは身につけずに過ごす羽目になります。
 弱い者いじめに精を出して、もっともらしい理屈で自分を正当化する術に長けた人にもなれそうです。まあ、そんな親がイメージする範囲での「教育的効果」は抜群なのかもしれませんけど。


■その3【この記事を子どもに読ませる】
 何かのハズミか勘違いで、この記事を面白いと思ってくださったとします。あなたのお子さんが小学校高学年以上の場合、ダメな大人に育てたかったら「ほら、読んでごらん」とこの記事を勧めてください。
 大人はけっして万能ではなく、けっこうチンケでセコイ事情で生きていると気づくはずです。年齢によってはすでに薄々は気づいているかもしれませんけど、さらに大人を侮って、ダメな大人に育ってしまうでしょう。

 この記事に対して「ケシカラン!」と怒りを覚えた場合も、よかったら「こんなバカなことを言っている大人がいる」と勧めてください。



 でもまあ、子どもは親が思っている何倍もたくましくてしたたかですから、親の多少の欠点や問題点なんてものともせず、なるようになってくれるでしょう。親はバカでも子は育ちます。逆に、いい歳をしてあれこれ親のせいにしている大人もいますが、自分が困った部分を持ち合わせているのはもっぱら自分のせいで、親のせいではありません。

 あっ、言い忘れるところでした。ダメな大人に育てたかったら「うどんはコシが命」という狭い価値観を押し付けるのも有効です。
 そうなってほしくなかったら、今まで書いてきたことはさておき、折に触れて「讃岐うどんも稲庭うどんも伊勢うどんも、コシがあってもなくても、細くても太くても、みんな違ってみんないい」と吹き込み続けましょう。すべてをふんわり受け止められる人間になれたら、たいていのことは何とかなります。

(石原壮一郎)

【ガイド:All About News Dig編集部】

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最終更新日  2014.07.21 12:29:38
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