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電車が好きでも運転手にはなれない――自閉症息子の就職で必要な視点とは?就労支援セミナーで考えさせられたこと鉄道会社の会社説明会でのできごと『発達障害に生まれて』(松永正訓著/中央公論新社)ノンフィクションのモデルとなった立石美津子です。 息子は現在19歳、就労はせず、就労移行支援事業所に通っています。定型発達の子どもだったら、進路や仕事場について、親があくせく動き回って探さなくてもよいのでしょうが、障害がある場合、卒業後の日中過ごす場について、保護者も情報収集したり、問い合わせたりしなくてはなりません。以前、東京都労働局が主催する“就労支援セミナー”に参加したことがあります。 説明会では“「電車が好きだから」ということで幸運にも鉄道会社に採用されたとしても、障害がある人が働く場所は駅員の制服の管理をするクリーニング部門”ということでした。つまり、駅員の制服の洗濯をしたり、アイロンがけをしたり、畳んだり、仕分けしたりする業務が障害者雇用された人たちの仕事という話でした。すると、この説明を遮るように、会場にいた保護者が手を挙げて質問をしました。 「息子が電車に直接、関われる仕事はないんですか?家で待っている息子に“お土産”となるような良い話を持ち帰りたい」と…。 鉄道会社の担当者は、 「制服管理も間接的に”電車を動かす仕事”に関わっていることになりますよ。電車の整備の仕事や運転の仕事はしていただいておりません」と答えました。 正論ではそうでしょう。でも、どこか腑に落ちない気持ちになりました。その質問した保護者も私と同じようなきもちだったのか、納得できない表情をしたまま「はい、わかりました」と言い、黙って席に座りました。Upload By 立石美津子やっぱり電車に直接関わる仕事がしたい?間接的に関われたらよい?Upload By 立石美津子 確かに、制服管理をする部門にいて「間接的であっても電車に関わっている」と感じ、誇りとやり甲斐をもって取り組める人たちもいるでしょう。でも、おそらく息子の場合は「仕事をしながら電車を見ていたいだろう。整備や運転もしたいだろう」と思います。想像力に課題を抱える自閉症の息子が「制服管理=電車の仕事」と理解することは、難しい気がします。ミスが許されない仕事とはいえ、大勢の乗客の命を預かるパイロットや電車の運転手は絶対にミスが許されない職種です。心身ともに完全に健康な状態でいなくてはならず、厳しい採用条件があります。つまり、「電車が好きだから=電車の運転や整備を任される」訳ではありません。もし、注意力が散漫な人が自分の乗っている電車の運転をしていたとしたら、よそ見運転されてしまったとしたら…怖いですよね。企業で働くということは法定雇用率、障害者雇用促進法の企業側の責務で「50人以上の従業員を抱えている会社は全体人数の2.2%、障害者を雇わなくてはならない」という法律があります。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaisha/04.html参考:障害者雇用率制度 | 厚生労働省でも、就労継続B型の施設や就労移行支援事業所などとは違い、企業に雇用されるということは…企業として存続していくためには、利潤の追求が必要です。これにより社員に給料を払い、税金を納めることで社会も回ります。だから、適性がある人にあった仕事をという“適材適所の配置”となります。そんなとき、本人の希望とのマッチングがうまく行かないことは多々あります。わが家も悩み中Upload By 立石美津子だからこそ、好きなことを仕事にさせてやりたいと思うのが親心なのですが、「好きなことを仕事にして、それで食べていける人」は、ほんの一握りなのです。これは定型発達の人だって同じことだと思います。このことを頭の片隅に入れながら親は「単にこの子はこれが好きだから、この仕事」ではなく、「その職場ではどんな仕事を障害者雇用の人が担っているのか」を知るべく足繁く見学に通ったり、人事の人の話を聞いたりしてから、子どもに提案することも大切だと思います。 息子は、就労移行支援事業所に通っていますが、ここに通えるのは2年までという期限があります。残り1年半です。個人面談で「お母さまはどういう企業で実習させたいとお考えですか」と聞かれます。Upload By 立石美津子 息子はトイレの便器が好きです。休日の楽しみは、遠出してさまざまな施設のトイレをめぐることです。ですが、トイレメーカーに行っても、トイレの便器に直接かかわる仕事があるかどうかはわかりません。だったら、清掃業に就いた方が良い気もします。 今、色々と悩んでいます。 [woman. excite.]電車好きと電車を運転手になることとは全く次元の違う話なんでしょうね。命を預かる仕事は免許も必要なので自動車免許の取得ができるなら多少は希望があるのかも知れませんね。☄
2019年12月31日
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昨夜は、一年の締めくくり。二男夫婦とお嫁さんのご両親に私たち家族4人の8名で駅前のフレンチで夕食会となりました。長男が帰宅している冬休みだったので一緒に連れて行くのを渋っていた夫だったけど逆に冬休みだから同席できるのだと説得して全員出席の愉しい晩餐が叶ったんです。お嫁さんからはその前日まで夫婦で訪れていた軽井沢のお土産に結婚式のCDを、そしてご両親からも長男、末っ子にもニューヨークのお土産や夫には還暦祝いの金箔のカップまで頂戴しました。駅前のホテルのレストランは以前住んでいた社宅の近くで折に触れて家族でバイキングに訪れていた場所。ホテル名も変わり、レストランも一新しての一周年のスペシャルディナーメニューは中身は濃くて、ドリンク一杯無料でかなり安価とあり、皆さん、大満足で良かったです。皆で写真を撮ってすてきな一年の想い出となりましたよ。!(^^)!2019年の感謝を込めて..今年もお世話になりました。拙いブログですが、今後ともよろしくお願いします。
2019年12月31日
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豪雨で被災 知的障害者施設 再開の見通したたず 千葉 ことし10月の豪雨の影響で、千葉市緑区の知的障害者施設では、裏山ののり面が大きく崩れて土砂や泥水が流入しました。復旧に向けた作業が行われていますが、被災から2か月を経た今も通常どおり運営できる見通しはたっていません。10月の豪雨の影響で、千葉市緑区の知的障害者施設「ガーデンセブン」では、裏山ののり面が大きく崩落して施設の窓ガラスを突き破り、土砂などが流入して居住スペースが使えなくなりました。被災後、入所していた障害者40人の大半は自宅に戻ったりほかの施設に移ったりしています。施設では、先月下旬から本格的な復旧作業が始まり、重機を使って崩れたのり面から土砂や樹木を取り除き、のり面が崩れないよう補強する工事を行っていますが、作業は来年2月末までかかる見通しだということです。さらに、施設の床や壁など泥水につかってしまった箇所の内装工事が必要なため、通常どおり運営できるめどはたっていません。このため職員は、毎日、入所者の家族に電話をして悩みなどを聞き取ったり、一時的な受け入れ先となっている施設に様子を見に行ったりしてケアを続けていますが、先を見通せない中での年の瀬となりました。「ガーデンセブン」の大原淳一施設長は「撤去作業はだいぶ進んできたが、通常の運営になるまでにはまだ時間がかかるので、入所者や家族をケアしつつ1日でも早く元の暮らしに戻れるよう行政にも働きかけていきたい」と話していました。入所者の親 慣れない環境の中で「お互いに限界」被災した施設「ガーデンセブン」の入所者は、現在、千葉県内の11か所の施設に分かれて受け入れてもらっています。このうち、千葉市稲毛区の別の障害者施設には6人が通っています。25日は部品を組み立てる作業などを行っていましたが、被災した施設から派遣された職員が一人一人に付き添いながら、話しかけたり作業を手伝ったりして、なるべく被災する前と変わらない環境を作るように心がけていました。派遣されてきた職員の女性は「環境の変化で精神的に不安定になって、それをうまく表現できない利用者の方も多いので、なるべく顔見知りの職員が付いてサポートしてあげたいです」と話していました。また、この日は保護者会が行われ、大原施設長が厳しい現状を説明しました。依然として運営再開の見込みがたっていないことを伝えると、保護者からは、「ぎりぎりの中でなんとか毎日を過ごしているので、改めて言われるとショックです」といった声が上がっていました。被災後、慣れない環境の中で2か月を過ごし、「代わりの受け入れ先まで往復1時間以上かけてバスで通っていて体力的に厳しい」とか「いつ元の施設に戻れるのか子どもに尋ねられ、このまま年越しを迎えるのが不安だ」などと訴える親もいました。さらに、「被災した施設の一部のスペースで2泊3日のショートステイなどをしてもらえると、子どもも落ち着くと思う」といった意見も出ていました。72歳の保護者の男性は「20年以上かけて積み上げてきた施設での生活を、この2か月間送れず息子は相当ストレスをためてしまっている。施設は息子にとってはもう一つの家と同じなので、なぜ帰れないのか動揺しています。運営再開の見通しが見えないと、お互いに限界です」と話していました。[NHK NEWS WEB]千葉市は大変な一年となりましたね。今年は少しでも不安要素が改善されるといいですね。☄
2019年12月30日
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年末、久しぶりにお仕事でした。今般、ユニフォームが変わることになり、上下を試着したりエプロンにベルトも総入れ替え。今のお店に来てから今のユニフォームに変わっていたので約7年ほどでチェンジしたような感じです。新たな令和の時代にひとつの変化も必要なんでしょうね。(#^.^#)
2019年12月30日
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管理職の新必読本!もし部下が発達障害だったら、あなたはどうする? 書店店頭での大反響から増刷決定! 『もし部下が発達障害だったら (ディスカヴァー携書)』は、2018年3月にディスカヴァー・トゥエンティワンから発売された書籍です。 発売直後から反響が大きく、刊行から1年以上が経った今も根強く売れ続けています。特に、ここ数ヶ月で売り上げが大きく伸び、店頭での需要が高まったことを受け増刷が決まりました。急増する職場の発達障害 「発達障害」と聞くと、子育てや特別支援学級など、子どもの教育の現場を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、昨今の「発達障害」という言葉の認知度の高まりによって、これまで見過ごされていた人が大人になってから診断を受けるケースが増えています。 発達障害の人は、一般の人が簡単にできる業務がうまくできないことがあり、本人も周りもその特性や対処法を知らないまま、職場でトラブルになることも少なくありません。 本書が焦点を当てているのは、「部下が何度教えても同じようなミスを繰り返し、社内の業務や取引先にも影響が出ている」「発達障害の可能性があるが部下にどう対応すべきなのかわからない」といった、多くのマネジメント職の方が抱える課題です。 病理的な分析や個人の体験談ではなく、カウンセラーである著者が心理・社会的支援の観点から会社の「現場」で起こっている実例とその具体的な解決策を紹介しています。誤解される部下と疲弊する上司 ― 身につけるべき知識とマネジメントスキルとは?実際に発達障害によって職場で起こるさまざまな問題に、上司の立場からどう対処すればよいのでしょうか。 本書に掲載されている例を一部ご紹介します。 忘れ物や失くし物が多い:Kさんの場合重要な書類やパソコンを頻繁に置き忘れたり、紛失したりと「うっかりミス」が多い。[なぜこうなるのか]一部の発達障害に見られる「不注意」や「衝動性」といった特性から、他のことに意識が向いたとたん手に持っていた物を無意識にどこかへ置いてしまう。[本人はどうしたらよいのか]書類を持ち運ぶ時は一枚でも必ずファイルに綴じる、外出時の荷物は注意を払いやすいようひとつにまとめるといった工夫が効果的。[上司はどうすればよいのか]業務用のパソコンや重要書類を社外に持ち出さずに済むようなセキュリティ対策に加え、外勤の前後は必ず社内で一緒に持ち物チェックをするなどのサポートが必要。 業務の指示が通らない:Iさんの場合上司が業務について指示を出してもメモを一切取らない。指示の内容も覚えておらず、期日が近くなっても業務に取り掛かることができない。[なぜこうなるのか]「ワーキングメモリ」という脳内で情報を一時的に記憶する容量が小さいため、メモを取ろうとしても情報を処理することができない。これは、目からの情報処理が得意な「視覚優位」と耳からの方が情報を取りやすい「聴覚優位」のどちらかが不得意という発達障害の特性に起因している。[本人はどうしたらよいのか]視覚優位の場合は、箇条書きのメモやメールなど視覚化されたコミュニケーション方法を活用する。逆に聴覚優位の場合は視覚情報を音読する、録音して聞き返すなど音声に変換するとよい。[上司はどうすればよいのか]指示を出す際、視覚優位の人には内容を図解して説明する、聴覚優位の人には資料の読み合わせを行うなど本人の特性に合わせて対応する。業務におけるパフォーマンスの問題に直結するとは限らない自分の部下や同僚があてはまる。または、自分自身がこのような状況を経験したことがある、いう方もいるのではないでしょうか。 注意すべきなのは、職場におけるパフォーマンスやそれに対する評価が必ずしも発達障害と直結しているわけでないという点です。 「あの人は発達障害だから」という画一的なレッテルは、一人一人の持つ個性を潰しかねません。また、発達障害はあくまでも個性のひとつに過ぎず、その特徴は実に多様です。「この発達障害の特徴はこうであるはず」と決めつけず、本人が持つ様々な強み・弱みを考慮した柔軟なマネジメントが必要です。【目次】 序章 もし部下が発達障害だったら第1章 「発達障害」と白黒はっきりさせることは難しい第2章 発達障害の特徴を知る第3章 職場で起こるさまざまな問題 第4章 事例から学ぶ 上司は同対応したらよいのか第5章 職場として発達障害にどう関わるか【著者紹介】 佐藤恵美 (さとう・えみ) 神田東クリニック副院長。MPS(メンタルヘルスプロフェッショナルサポート)センター副センター長。精神保健福祉士。1970年生まれ。東京都出身。病院勤務などを経て現職。医療現場及び社内のカウンセラーとして個別面談で多くのビジネスパーソンの悩みに向き合い、職場に対して健やかな組織づくりのためのアドバイスをしている。著書に『ストレスマネジメント入門』(日本経済新聞出版社)がある。【書籍情報】タイトル:『もし部下が発達障害だったら』 開始日:2018年3月25日 発刊:ディスカヴァー・トゥエンティワン仕様:新書並製/197ページISBN:978-4-7993-2240-6本体価格:1,000円(税抜)[PR Times]もし部下が発達障害だったら [ 佐藤 恵美 ]両者の立場に沿った対応は分かり易くて多くの需要があるんでしょうね。☄
2019年12月29日
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先日の事、久しぶりに夫と映画鑑賞へ。人生、ただいま修行中40人が150人かけて看護士に挑むドキュメンタリー、フランスの作品。ちょうど私の通院までの時間稼ぎに観たんだけど、あまりにもピンポイントでその後、診察の際も看護士の姿が重なってしまいましたね。幼い頃は、ナイチンゲールに憧れて「看護婦さんになる。。」なんて夢を抱いていた日もあったのもそれも、今となっては懐かしい思い出です。(^_-)-☆あこがれ..
2019年12月29日
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発達障害の弟との日々を作文に 国東高双国校の長谷川さんに総理大臣賞国東高双国校2年の長谷川歩(あゆみ)さん(17)が障害者週間(3~9日)の「心の輪を広げる体験作文」(内閣府主催)で最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞した。・・・ 「障害者の家族として」世間から見た障がい者のイメージは、どのようなものだろうか。私が聞いたものは「怖い」「迷惑」「可哀想」「ガイジ」などだ。そのことをネットで、障がい者の家族の前で、そして本人の前で言う人がいる。私はそれが嫌で、許せなくて、理解もできなかったのだが、この夏の経験を通して、自分の考えがいかに薄っぺらく、偽善的であったかを思い知った。私には広汎性発達障害の弟がいる(以下H。)私が小学二年生のときに生まれた子で、「H君、成長遅くない?」と友人に言われたときも、私はHをずっと「普通の子」と思っていた。なので母から、私を含めた兄姉に弟の障がいのことを伝えられたとき、心底驚いたし、また「普通」じゃなかったことにショックを受けた。けれど当時小学生だった私は、「弟君のお世話、偉いねぇ」という周りの評価に誇りを感じていた。その枕詞に「障がい者の」がつくことが明らかだったからだ。周りの大人が私とHの関係をもてはやし、いつのまにか私も「障がい者の」Hがいることを美談にしていた。Hの幼い愛らしさ、そして周りの大人のその評価があったから、私は今までHを世話していたのだ。私は、今回の経験でそれがいかに考えなしであったかを痛感できた。今年の夏休みの数日間、障がいを持った子どものお世話をする施設にボランティアに行った。以前からHも通っていた施設だったので、どのようなものか興味があったし、なによりHの過ごし方が気になっていた。私は困惑した。Hの態度が家にいるとき以上に荒かったからだ。迷惑をかけることは最初からわかっていたが、現場にいると耐えられないものがあった。「他人」に害を加える弟を「可愛くない」「恥ずかしい」と思う自分がいたのだ。そのHの気を必死に逸らそうとしている支援員さんを間近で見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。子ども達を家に送るとき、Hがまた癇癪を起こした。車の中で暴れて泣き叫び、他人に迷惑をかける弟に私は不甲斐なさを感じて、「本当にごめんなさい。」とHを抑えながら、運転をしていた支援員さんに言った。「いいんですよ。」と普段と変わらない声でおっしゃったので、気を遣ってくれているのだろうと思い、私は一層惨めに感じた。そのとき彼女は付け加えた。 「まだ『大きい赤ちゃん』って言えるもんね。」彼女はベテランの支援員さんだった。沢山の障がい者をみてきて、沢山の障がい者を導いている人が、そう言った。私のそのときの衝撃なんてお構いなしに、Hは叫び続け、私にしがみ付いていた。挨拶をして家に帰り着いた途端、涙がとめどなく溢れた。それはHの将来を考えたからだ。彼も年をとって、私達と同じように中年になり、高齢者になる。「可愛いH君」じゃなくなる。世間が彼を許容しなくなる。Hが成長した時、まだ「可愛いH君」として扱ってくれる人がどれだけいるだろう。急に大きい声をだして、意味が分からない行動をとる他人を、一体どれだけの人が尊重し、その家族を「偉いねぇ。」ともてはやしてくれるだろう。その問いに対する一部の答えが「迷惑」「可哀想」「ガイジ」なのだ。障がい者が家族でも身内でもない人にとって、自分の理解の範疇を超える人間は異物なのである。では障がい者は本当に怖くて、可哀想で、生きている意味がないのか?今回のボランティアの体験で、それだけは前よりも確固たる意志を持って否定できた。楽しいこと、嬉しいこと、苦しいこと。それぞれ表情豊かに今を鮮烈に生きて、命を輝かせているその姿は、私達と何も変わらない、人生を謳歌している一人の人間だった。その命に間違いも貴賤もないと、心の底から思った。この経験によって、障がい者を蔑ろにする人にモラルが欠如しているとは思わなくなった。H達の現実を正確に想像し、慮ることは家族でさえ難しいのだと、身を以て痛感したからである。私は障がい者の家族になりきれていなかった。彼らと過ごさなかったら、私は一生馬鹿なままで、将来Hを煙たがる「他人」になっていただろう。「可愛さ」から離れていく弟を支え、彼の障がいに対する「障害」を受け止める。その覚悟があって、私はやっとHの家族になるのだと思う。彼らを認め、理解するのは難しいと思う。それでも私は彼らを正しく知ってほしい。それは私がそうだったように、自分の考えと直面して、人間として成長できる機会を、彼らから受け取ることができるからである。※この記事は、12月28日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。[大分合同新聞]深みのある言葉、心に響きますね。☄
2019年12月28日
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学校が冬休みに入り、あっという間の週末。このまま、年明けの始業式を迎えてしまいそうな勢いです。長男は、ゆったりと過ごしながらも特に予定のないカレンダーを時折、覗きにきます。いつ、予定が更新されるか常にアンテナを張っているようです。のんびりしていていいのに、予定がないのも不安なんでしょうね。さて、保護者によるお話会の2番目のお話の紹介です。動画にはないようなので、簡単に内容を紹介します。北風に会いに行った少年これも秋冬の定番。【中古】 おはなしのろうそく 13 / 東京子ども図書館 / 東京子ども図書館 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】出典は『おはなしのろうそく13』です。母親と二人で暮らしている貧しい少年が、料理に使う小麦粉を三度も北風に吹き飛ばされてしまいます。とうとう怒った少年は北風を探しに行き、「粉を返してくれ」と迫ります。北風は仕方なく、“好きな食べ物を何でも出してくれるテーブルかけ”をくれます。ところが、少年は帰りに泊った宿屋でこのテーブルかけを主人にすりかえられてしまいます。北風は次に“金貨を出してくれる子羊”をくれますが、やっぱり宿屋の主人に、ただの羊とすり替えられてしまいます。さて三度目に北風がくれたものは、古い杖でしたが、この杖は、「つえよ、つえよ、ぶちのめせ」と言うと、ぶち始めて、「つえよ、つえよ、やめるんだ」というまでぶち続けるのでした。さて少年はこの杖を持って、また同じ宿屋に泊ったのですが…こういうお話は男の子の方が好きなようです。学校の図書室に用意して下さるようで冬休みに借り出した子もいたようです。全てのお話をすっかり暗記されて抑揚を込めてのお話会は、実にインパクトがあり子ども達も耳を住ませて聞き入っていましたよ。風のいたずらもまた冬ならではデスネ。(^_^;)
2019年12月28日
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東京都教委主催「発達障害教育シンポジウム」2/1・15 東京都教育委員会は2020年2月1日と15日、幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民を対象とした、発達障害教育シンポジウム「発達障害のある児童・生徒に対する理解と支援の充実に向けて~『点』から『線』、『線』から『面』へ~」を開催する。参加無料・事前申込制。 発達障害教育シンポジウムは、幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民を対象としたイベント。発達障害教育に対する理解の促進と、東京都教育委員会における発達障害教育に係る施策の推進を目的に開催。 テーマは、「発達障害のある児童・生徒に対する理解と支援の充実に向けて~『点』から『線』、『線』から『面』へ~」。東京都教育委員会による東京都の発達障害教育についての施策紹介、各ライフステージで変化する発達障害の課題や特徴などについての基調講演、映像などを用いた発達障害の疑似体験、パネルディスカッションを実施する。なお、基調講演は第1回に放送大学教養学部准教授の波田野茂幸氏、第2回に浜松医科大学精神医学講座准教授の桑原斉氏が登壇する。 参加無料。申込みは、電話またはFAX、郵送、メールにて受け付けている。定員は各回500人。 なお当日は、来場者向けに正午から午後4時まで託児サービスを実施。対象は生後6か月から6歳まで(未就学児に限る)。定員は12名。利用料は無料。予約・問合せの際はパソナフォスターに電話にて連絡すること。予約状況によっては当日の申込みも可能。◆発達障害教育シンポジウム日時と会場:・2020年2月1日(土)13:00~16:00(開場12:00)@たましんRISURUホール(東京都立川市錦町3丁目3-20)・2020年2月15日(土)13:00~16:00(開場12:00)@なかのZERO小ホール(東京都中野区中野2-9-7西館)対象:幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民募集人数:各回500人参加費:無料申込方法:電話またはFAX、郵送、メールにて申し込む [ReseMom.]参加無料のシンポジウム、有意義な内容なので、参加される方も多いでしょうね。☄
2019年12月27日
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東京都教委主催「発達障害教育シンポジウム」2/1・15 東京都教育委員会は2020年2月1日と15日、幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民を対象とした、発達障害教育シンポジウム「発達障害のある児童・生徒に対する理解と支援の充実に向けて~『点』から『線』、『線』から『面』へ~」を開催する。参加無料・事前申込制。 発達障害教育シンポジウムは、幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民を対象としたイベント。発達障害教育に対する理解の促進と、東京都教育委員会における発達障害教育に係る施策の推進を目的に開催。 テーマは、「発達障害のある児童・生徒に対する理解と支援の充実に向けて~『点』から『線』、『線』から『面』へ~」。東京都教育委員会による東京都の発達障害教育についての施策紹介、各ライフステージで変化する発達障害の課題や特徴などについての基調講演、映像などを用いた発達障害の疑似体験、パネルディスカッションを実施する。なお、基調講演は第1回に放送大学教養学部准教授の波田野茂幸氏、第2回に浜松医科大学精神医学講座准教授の桑原斉氏が登壇する。 参加無料。申込みは、電話またはFAX、郵送、メールにて受け付けている。定員は各回500人。 なお当日は、来場者向けに正午から午後4時まで託児サービスを実施。対象は生後6か月から6歳まで(未就学児に限る)。定員は12名。利用料は無料。予約・問合せの際はパソナフォスターに電話にて連絡すること。予約状況によっては当日の申込みも可能。◆発達障害教育シンポジウム日時と会場:・2020年2月1日(土)13:00~16:00(開場12:00)@たましんRISURUホール(東京都立川市錦町3丁目3-20)・2020年2月15日(土)13:00~16:00(開場12:00)@なかのZERO小ホール(東京都中野区中野2-9-7西館)対象:幼児・児童・生徒の保護者をはじめとする都民募集人数:各回500人参加費:無料申込方法:電話またはFAX、郵送、メールにて申し込む [ReseMom.]参加無料のシンポジウム、有意義な内容なので、参加される方も多いでしょうね。☄
2019年12月27日
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今日は作業所がお昼で終わり、寮も冬休みに入るので午後から帰宅している長男です。一日分の消費エネルギーがまだ余っているようでお仕事の無い午後がなんとなく落ち着かない様子でもゆっくりと年末モードへと切り替えています。クリスマスを家で過ごさなかったので買っておいたCDを渡すと曲名を真剣に見入っていましたよ。いのちの歌..♫
2019年12月27日
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6歳ほどの男の子が女風呂にいて不快…お風呂で迷惑をかけないために親がすべきこと幼い息子を連れて温泉旅館に行ったとき、「何歳まで母親と一緒に女湯に入れていいんだろう?」と迷うことはありませんか。 ネット上では時折、「温泉に行ったら、母親と一緒にお風呂に入っている6歳くらいの男の子がいて不快な思いをした。非常識だ!」といった書き込みが話題になりますが、「いくら子どもでも気持ち悪いと感じてしまう」「同世代の娘が嫌がるからやめてほしい」「小学生なら男湯に行くべきだと思う」「特に気にならない」など賛否両論があるようです。シングルマザーゆえの悩みも 私の息子は知的障害を伴う自閉症児です。私はシングルマザーなので、温泉旅館に行ったときに、息子とお風呂に入ってくれる夫もいませんでした。息子が小学生になっても、女湯に連れていこうとして、旅館の人から「男湯に行ってください!」と注意されてしまったことがあります。「私にとっては“永遠の2歳児”でも、周りから見たら立派な『男』なんだなあ」と反省した出来事でした。 息子は中学生になっても、若い女性の先生に幼児のように甘えることがよくありました。性的欲求ではありませんが、それでもはたから見たら許されない行為です。そのため、支援学級の担任の先生から、毎日のように「○○君、もう体は大きくなっているんだから、女の人に抱き付くのは犯罪だよ。警察に連れていかれるよ」と注意されていました。 家庭のお風呂でも、「障害のある子どもがいつまで母親と一緒に入るか」は課題です。障害者の性に関する勉強会で、講師から「重度の知的障害のある成人男性は、一人で体を洗うことができません。そんなとき、母親も一緒に裸になってお風呂に入り、体を洗っていいと思いますか?」と参加者に問いかけがありました。 答えは×(バツ)。「どんなに障害が重くても、年齢は重ねているのですから、母親は水着を着て洗ってあげましょう」という答えでした。「親の目」と「他人の目」は違う 公衆浴場の配置基準や入浴者の衛生・風紀に必要な措置の基準は、地方自治体ごとの「公衆浴場法施行条例」によって定められていますが、内容は自治体によって、ばらつきがあります。例えば、公衆浴場において「10歳以上」の混浴を禁止しているケースが多いものの、男湯・女湯に同行してよい子どもの年齢制限は統一されていないのが実情です。また、遊園地のアトラクションに設けられている身長制限のような明確な基準もありません。 他人が年齢を判断する場合、体格に大きく左右されます。実際、4歳でも小学生くらいに見える大柄な子どももいます。自閉症などの発達障害がある場合も、一見すると普通の子なので理解されにくいのです。さらに、親は「まだまだ幼い」と思っていても、他人から見たら「立派な男児」と見えることも多いです。 こうした親の目と他人の目とのズレもあります。公衆浴場では、これらの判断が利用者それぞれの常識や良識に委ねられるため、不快な思いをする人や、それに伴う利用者同士のトラブルが発生しかねません。家族風呂など活用を では、子どもを一人で公衆浴場に行かせたいとき、親はどうすればよいのでしょうか。大浴場では、普段入っている家のお風呂とは明確に違うルールが存在します。「走っちゃだめ」「泳いじゃだめ」「湯船の中でブクブクしちゃだめ」「タオルを湯につけたらだめ」など、まずはこうしたルールについて子どもにしっかりと教える必要があります。 一人で体を洗うことが難しい子どもの場合は、先に部屋のユニットバスで体や髪を洗い、大浴場では湯船につからせるだけにする、という方法もあります。「いきなり湯船に入らない」「必ずかけ湯をしてから入る」など、家のお風呂でも守るべき基本的なルールを合わせて教えましょう。 温泉旅館は日頃の疲れを癒やし、リラックスするために行く場所です。子ども連れの親も他の利用者も、不安を抱えたり、ヒヤヒヤしたりしながらお風呂に入るのは避けたいものですが、近年は家族の形態が多様化し、シングル家庭も多いので困っている家族もいると思います。 しかし、シングルファーザーが親子で温泉に行ったとき、幼い女の子を父親が男湯に連れて入るわけにはいきません。そのような場合は、露天風呂付き客室や貸し切り可能な家族風呂が利用できる宿を選ぶとよいと思います。さらに、銭湯で利用者の背中を流すなどのサービスを行う江戸時代の職業「三助(さんすけ)」のようなサポートスタッフを利用できる、有料のオプションサービスがあるとよいのではないでしょうか。 ペットと一緒に宿泊できる施設などが増加傾向にある昨今、多様化する家族形態に対応した宿泊施設やサービスが展開されていくことを願ってやみません。皆さんは、どうお感じになりますか。子育て本著者・講演家 立石美津子[YAHOO ニュース]オリンピックを迎える来年は、また、々な意味で想定外の出来事が起こり得るでしょうね。☄
2019年12月26日
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昨日は午後から通院。ちょっと離れた大きな病院へ。足の静脈瘤の痛みの為、紹介状を貰い、予約を取って行って来たんです。受診したのは血管外科。静脈瘤は母もあったので遺伝もあるし、出産を重ねる度に皮膚に響いてくる青い筋が気になりつつも、日々の忙しなさに感けてずっと放置したままだったんです。ただ、この一ヶ月余り、跪いたりすると違和感や痛みが生じるようになり、危ない病を引き起こす前にちゃんと診て貰うことに。この日は、診察だけで年明けにエコーを撮るとのこと。主に心臓外科患者が多いようでこの季節は特にそういう症状も出易いのかかなり混んでいましたね。ちょっと不安だったので夫にも付添って貰ったけど年明けの診断がどう出るかもまた心配です。なるべく足を酷使しないよう、家では家事も少し手抜きにして、早めに休むようにすることにします。(*^_^*)青空に深呼吸..♫
2019年12月26日
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元農水次官の弁護人が控訴 実刑判決不服東京都練馬区の自宅で6月、長男を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官の無職、熊沢英昭被告(76)の弁護人は25日、懲役6年(求刑懲役8年)とした1審東京地裁の裁判員裁判判決を不服として控訴した。熊沢被告は起訴内容を認め、弁護側は執行猶予付き判決を求めていた。 熊沢被告は公判で、事件当日に長男の英一郎さん=当時(44)=に「殺すぞ」と言われ、「夢中でもみ合い、殺されるという気持ちで刺した」と主張していたが、判決は「供述は信用性に乏しく、ほぼ一方的に攻撃を加えたと認められる」と退けた。 弁護側は25日、控訴した理由について、熊沢被告はとっさにやむを得ず殺害に及んだと指摘。「本人は罪を償う意向があったが、適切な量刑の判決に服することが本当の償いになると伝え、了解も得て控訴に至った」とコメントした。 熊沢被告は20日、保釈保証金500万円を納付して東京拘置所から保釈された。殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈が認められるのは異例だった。熊沢被告は公判で「罪を償い、息子があの世で穏やかに過ごせるよう祈りをささげることが私の務めだと思う」と述べており、高齢であることや公判の態度などから逃亡、証拠隠滅の恐れが低いと判断されたとみられる。 判決によると、熊沢被告は6月1日午後3時15分ごろ、自宅で英一郎さんの首などを包丁で多数回突き刺し、失血死させた。[産経新聞]色々な事情があるにせよ、殺人して執行猶予を求めるのはあまり前例がないのでしょうね。☄
2019年12月25日
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この日は2学期の終業式。通信簿の配布や大掃除と慌しい2学期の最後の日となったんです。冬休みを挟んで、また年明けには元気に登校して欲しいです。先日の保護者によるお話会でのお話のひとつです。ちいさなロバ母の想いに子の思い、そして周りの営みとなかなか思うようにならないのも人生なんでしょうね。とてもゆっくりな口調で話されていて色々な想いが巡りましたね。(#^.^#)
2019年12月25日
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新国立競技場「男女共用トイレ」だけに描かれた「数字」の秘密12月15日、東京オリンピックの舞台となる新国立競技場の内部が公開された。すでに、さまざまな情報があふれているが、ここでは、絶対に誰もが利用するであろう、トイレについて見ることにする。 トイレはもちろん各階に設置されているが、今回は1階のトイレのみが撮影用に公開された。男性用トイレ、女性用トイレ、車いす用トイレ、男女共用トイレと4種類を見ることができた。 まずは男性用トイレから。入口には「IN」「OUT」と書かれた2レーンがあり、ルートが決められていることがわかる。むやみな混雑を避け、回転率を上げるための工夫だろう。 そのまま入っていくと、殺風景だが意外にオシャレな空間が広がっていた。壁際には9台の小便器が取り付けられており、中央に、2台の手洗い場が設置されている。鏡付きの手洗い場は、隅っこに2台あるだけ。あまり見ないデザインだ。 広報担当者は、「同じトイレでも、女性用と男性用とでデザイン設計は大きく変えています。男性は、トイレで鏡をチェックしない方も多い。そのため、鏡なしの手洗い場も置くことにしました。時短になるので、回転率が上がります。 逆に、女性は鏡で身だしなみを確認したい方が多いでしょうから、女性用トイレの手洗い場にはすべて鏡を付けておきました」と語っていた。 言われるがまま、横にある女性トイレにも入ってみる。確かに、女性用トイレには7台の手洗い場が設置されており、すべて鏡付きだ。さらに女性用は、トイレの台数が13台と、男性用より多め。「女性用のトイレには、詰め込めるだけの台数を詰め込みました(笑)。実は、この1階のトイレ横にある階段を下りると、さらに大きい女性用トイレがあります。1階が混雑していた場合、足腰がしっかりされている方は、すぐに下へ移動して用を足せる設計です」(広報) 男女共用トイレは、その名のとおり、男女誰でも利用可能。LGBTの人たちにも使いやすい。障害を持った人が、付添人と一緒に利用することもできる。 そんなトイレで、不思議なものを発見した。これは一体なんだろう、壁に書かれた「12345」の数字と棒線。 広報担当者に聞いてみた。「それは、発達障害を持ったお子さんと親御さんのための仕掛けなんです。親御さんが用を足すとき、お子さんも一緒に連れてきますよね。 その間、壁の数字を数えてもらい、お子さんを集中させるんです。むやみに動き回ったり、逃げてしまうことを防げます。専門家の方々の意見を取り入れて作りました」 競技場全体では、男子小・大便器は1027基、女子大便器は933基、アクセシブルトイレ(主にLGBT、車いす、障害者用)が93カ所に設置されているという。多方面への配慮を試みたトイレ設計といえそうだ。[livedoorNEWS]ひとつの施設に潜むトイレの数の多さにびっくりですね。☄
2019年12月24日
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いよいよ終業式を目前に、クラスでクリスマス会。事前に自分たちのやりたいことをあれこれ出し合って準備していた子ども達。簡単な画用紙を使ったサンタ、トナカイの工作や音楽を楽しむ時間でみんなでダンスしたり、歌ったり、最後は校庭に繰り出し、氷鬼ゲームを楽しんだんです。いつも緊張して頑張ってきた子ども達もこの時とぞばかりは元気にワイワイガヤガヤと楽しんできましたね。(^_-)-☆氷鬼ごっこ..(^o^)/♪
2019年12月24日
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知的障害や身体障害のある人が描くアート作品で吉祥寺駅をラッピングする「ステーションミュージアム吉祥寺」JR東日本スタートアップと、ヘラルボニーは、2019年12月27日(金)より約2ヶ月間、知的障害や身体障害のある人が描くアート作品で東京都武蔵野市の吉祥寺駅をラッピングする「ステーションミュージアム吉祥寺」を開催する。今回の吉祥寺駅での取り組みは、ヘラルボニーとJR東日本スタートアップが、2019年度各地で展開していく地域福祉連動型・社会貢献型実証実験の第一弾だ。吉祥寺駅のラッピング素材となるアート作品は、社会福祉法人 武蔵野の協力でワークショップにて制作。ワークショップは、イラストレーターの小池アミイゴとクリエイティブチームのPaper Parade Printingによるディレクションのもと、地域在住のおよそ50名が参加した。実証実験では、地域と福祉、アートを掛け合わせ、駅をミュージアム化することで、福祉の可能性や価値、駅の新しい魅力の創出を目指すとしている。また、知的障害のあるアーティストの作品をJR東日本グループ内の工事現場等で使用する横断幕や防音シートにプリントし、使用後にバッグや小物等にアップサイクル(再利用)して商品化する社会貢献型実証実験なども計画しているそうだ。ステーションミュージアム吉祥寺実施期間2019年12月27日(金)~2020年2月末 ※期間は予定実施場所JR吉祥寺駅・構内南北自由通路(はなこみち)詳細http://jrestartup.co.jp/news/2019/12/1808/[AXIS]年末年始の吉祥寺駅構内、かなり賑わいそうですね。☄
2019年12月23日
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週明け、また不調なSちゃん。なかなか笑顔が見られません。でも、最近になって、ちょっと困ったくんの男の子が隣に座ることになり、さすがに下に弟と妹がいるのでお世話係を請け負ってくれているんです。なので、保健の先生が去った後は振り切れたように張り切ってくれましたよ。先生の話を聞いて居なくてなかなか授業についてゆけない困ったくん。ただ、この一週間で周りを意識して行動できるようになっています。支え合う、すてきな教育の展開です。(#^.^#)Get Along Together..♡
2019年12月23日
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大学受験予備校の四谷学院が『発達障害児支援士』資格認定講座を開講しました!ブレーンバンク株式会社の運営する「四谷学院」は、発達障害児支援士資格認定講座を開講いたしました(受講料99,800円税別)。この通信講座は、開講前から60件以上の予約が殺到し、あわせて100件以上の問い合わせをいただきました。 発達障害児支援士 資格認定講座を提供開始- 本講座は、国内外で自閉症児教育に50年以上の実績を誇る学校法人武蔵野東学園の先生方が現場で実践され、「本当に効果があった」と認められた発達障害児への支援に関する根本的な考え方と具体的なノウハウをお伝えすべく開発されました。 https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/hattatsushienshi/ 小学校の1クラスに数名はいるとされる「気になる子ども」。クラス運営を円滑に行っていくことは、保育園・幼稚園そして小学校、とくに低学年の先生方の必須課題となっている一方、指導者のスキル不足も深刻です。「発達障害についてよく分からない」 「学んでみたいけれど、時間が取れない」「具体的な指導例をもっと知りたい」 「指導法の“引き出し”を増やしたい」この通信講座は、現場の切実な声に応えるために開発されました。 【製品・サービスの概要】本講座は、国内外で自閉症児教育に50年以上の実績を誇る学校法人武蔵野東学園の先生方が現場で実践され、「本当に効果があった」と認められた発達障害児への支援に関する根本的な考え方と具体的なノウハウをお伝えすべく開発されました。 <3つの特長>1:保育園・幼稚園・小学校・放課後等デイサービス・児童発達支援事業で 発達障害のある子どもたちの支援にあたっている指導者の皆様向けの通信講座です。2:オンラインの動画視聴講座なので、スキマ時間を活用できます。3:「発達障害児支援士」はこれからの時代に求められるスキルと知識を持つ人材です。 【今後の展望】本講座は、発達障害のある子どもたちとその周りにいる子ども・先生、そしてご家族が「人間らしく自分らしい生活を送る」「生きることに楽しみや喜びを感じる」QOL(生活の質)を上げることに寄与したいという思いで開発を進めてまいりました。本講座を学ぶことで、志のある指導者・支援者の皆様が現場で役立つ支援力を身につけること、それが私たちの講座開発の願いです。 【ブレーンバンク株式会社について】本社:東京都新宿区四谷1-10代表者:代表取締役 植野治彦URL:https://www.yotsuyagakuin.com/事業内容:教育(予備校・個別指導教室・通信講座)[valuepress]受講料 99,800円の通信講座。果たして、高額なのか安価なのか、受けて、実践して結果をみないと分からないですね。☄
2019年12月22日
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久しぶりに昼前から家を出を出て末っ子とショッピング。使っていたリュックのチャックが壊れて直せないかと言われていたので、折角ならクリスマスプレゼントにと新しいリュックを求めて出掛けたんです。クリスマス前の週末、どこも大賑わいでなかなか思うようなリュックが見つからずやっと5店目の鞄屋さんで表のチャックの周りが革張りになったちょっとおしゃれなのを発見ちょっと高めだったけど毎日使う消耗品なので奮発してしまいましたね。お昼は、夜は和風居酒屋を営むお店で和食ランチ。隣を歩く息子の背がまた高くなったような私が縮んだのかな >^_^<歩いて帰ろう..(^^)/♪
2019年12月22日
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点字毎日 国家公務員障害者選考試験 競争率18.7倍、244人合格中央省庁での障害者雇用数の水増し問題を受け実施された国家公務員障害者選考試験について、人事院は11月26日、2019年度の合格者を発表した。4574人の申し込みに対し244人が合格し、競争率は18・7倍だった。 合格者のうち、精神障害は全体の63・1%、身体障害は36・5%、知的障害が0・4%。身体障害のう… この記事は有料記事です。[毎日新聞]全文が読めないので全体の振り分けが分かりませんが、やはり狭き門ですね。☄
2019年12月21日
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今週も長男、元気に帰宅しています。今年最後のピアノのレッスンだったので、N先生には4個のチョコ包みが入った、小さなサイコロ状のプラスティックの箱をクリスマスプレゼントに用意したんです。「まぁ、可愛いわねぇ・・。」とN先生ご機嫌だったようで、一年の締めくくりとなったんです。そして、いったん帰宅し昼食を済ませてからは珍しく母校の午後練習に参加。恒例の明日の日曜日に練習がなかったので、敢えて、今日参加させることに・・。寒い中、身体を鍛えてきましたよ。そして、いつも6時40分に夕食に上がってくるんだけどちょうど間に合う時刻に帰宅し、そのまま荷物を置いて夕食となったんです。充実した土曜日となりましたね。(#^.^#)lovin'..
2019年12月21日
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公判に向けて(3) 嫌な人も排除しない自立生活センター東大和理事長 海老原 宏美さん筋肉が次第に衰える難病「脊髄性筋萎縮症」と共に生きる車いす利用者の海老原宏美さん(42)は、人工呼吸器を付けて介助を受けながら地域で暮らしている。津久井やまゆり園事件後に唱えられた共生社会の在り方を問い、訴える。「たとえ嫌に思う人でも排除してはいけない」事件の報に触れた時、「やっぱり起きたか」というのが第一印象だった。表向きには社会は「障害者には思いやりを持って優しく接しよう」という雰囲気になってきていたが、「役に立たない重度障害者なんて生きている意味があるのか」という差別的な見方や偏見は根強くあると感じていたから。 意外だったのは、被告が入所施設の元職員だったということ。障害者との接点がないゆえの偏見によって事件がやがて起きてしまうかもしれないとの予感からそう受け止めただけではない。障害者を支援する職員が周囲に多くいたのに、当事者と関わる楽しさを共有する機会はなかったのかと疑問に思うからだ。 事件後、重度障害者も生きている意味があり、誰かの役に立っているという議論がなされたが、それは「役に立たないなら死を」と主張する被告の土俵に乗ってしまってはいないか。役に立つか否かではなく、そもそも生まれてきた人を殺してはいけない。[カナロコ]バリアフリーを唱えること自体も逆にバリアを意識し過ぎている風潮もありますね。☄
2019年12月20日
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昨日は、今学期、最後の、保護者による読み聞かせがあったんです。おおきなツリー、ちいさなツリー 一本の木でも、色々と役割があるものですね。クリスマスも近くなり、来週のクリスマス会の準備に入っていますよ。(^_-)-☆
2019年12月20日
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公判に向けて(2) 状況がつくる障害者観日本障害者協議会代表 藤井 克徳さん やまゆり園事件に限らず、看過できない社会事象は個別要因と背景要因の双方から見なくてはならない。 個別要因は植松聖被告(29)に帰属する問題。心理学、精神医学も動員して裁判でぜひ究明してほしい。背景要因は生まれ育った社会というバックグラウンド。彼が初めて勤務した職場も含まれる。背景要因は社会で考えるテーマだろう。 安倍晋三首相は2017年1月の通常国会の施政方針演説で事件について初めて語ったが、「精神保健福祉法に不備があり、それを変えればいい」という論法で終わった。国会で集中審議をする気配もなかった。行政府では何も総括、検証されていない。司法として個別要因に加えて背景要因に肉薄しなければ犠牲者や負傷者は浮かばれない。 今年2月から3回、植松被告と会った。彼は「心失者」という言葉を使うが、私の経験から「どれほど障害が重くても心は皆にある」と話した。養護学校の教員時代、母親の顔も識別できないといわれていた子どもが入学した。短調の音楽を流すと目に涙をためる。私たちにはないほどの感性で音楽を聴いている。「これこそ心じゃないか」と。 拘置所での接見の帰路、(同行者に)「彼の顔色が変わった」と言われた。心の話になると、彼がいらいらしてくるのが分かる。核心に触れてくると態度を硬化したり、変化が出てきたりということがあった。[カナロコ]事件を風化させない為にも、その背景となる要因を解明することなんでしょうね。☄
2019年12月19日
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ちょっと困ったチャンがいて担任に昨日の朝、相談したんです。長縄が終わって今は百人一首に取り掛かっているんだけど、割としっかり者の女子児童、授業中でも頻繁にズボンの中に右手を潜めるようになったんです。今までもあったのかただ、気が付かなかっただけなのか、それにしてもかなり後ろからでも目立つので担任が気がついているかと思いきや、全く感知していなかったようなんです。まだ1年生だし、しかもクラスでもリーダー格の女子児童なので様子を窺いつつも、まずは担任に報告することに。当日、たまたま放課後に職員会議があり、担任が議題に挙げたようなんです。早速に、今朝、副校長から有力な情報を感謝され、直ぐにスクールカウンセラーが視察に・・。昨日、ちょっと担任から注意を受けていたので今日はもうこういう行為には出ないかと思いきや、5時間目になり、少し気が緩んだのかまたスクールカウンセラーが訪れている時に、いきなり始まったんです。今日のところは、様子窺いと記録を取られてまた手段を講じるようです。何かのストレスなのか、まずは原因究明と対策ですが、子どもの早熟傾向もあるのかも、ですね。(^_^;)ゆるやかな時間..♡
2019年12月19日
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公判に向けて(1)「関係ない」風化に拍車 県立障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で入所者と職員計45人が殺傷された事件の公判が、来年1月に始まる。事件が私たち一人一人、そして社会に問うものとは-。公判を前に、さまざまな分野で活動する人々へのインタビューから考える。日本自立生活センター職員 渡邉 琢さん生まれ育った地域から引き離され、社会から隔離されて施設で生きる人たちがいた。やまゆり園事件発生時、多くの人はそのことに初めて気付いたはずだ。私も地域での自立生活を求める運動に取り組んできた一人として、社会の一員として、やまゆり園に限らず施設で暮らす人たちとつながりを持ててこなかったことへの自責の念がある。 重度知的障害者を「無用な存在」としたのは被告だけなのか。当事者は地域で排除や差別にさらされてきた。家族に障害者がいることを隠したいと思いながら暮らさざるを得ない人たちがいた。地域で暮らし続けるための支援も不十分だった。当事者や家族にそのような状況を強いて施設に追いやったのは誰か。社会の問題として考えるべきだ。[カナロコ]令和2年の幕開けに、相模原の事件の公判がいよいよ始まるんですね。☄
2019年12月18日
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来年度の更新資料提出期限を控え、色々考えた挙句、やはり今の環境で継続更新をお願いすることに。何より、一番鳴れた場所であること、そして新しい学校なのでとても快適なのも譲れない理由です。家と職場を往復持ち歩いていて雨の中、ちょっと用紙が傷んでしまったけど、「随分、よれよれに・・?」と苦笑いしながらも受け取って下さった副校長です。いよいよ5年目も終わり、4月には6年目に入ります。きっと正式な配置通知がまた来るのでしょうね。(^_^メ)群青
2019年12月18日
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少額短期保険のぜんち共済、障害者向けがん保険を発売 来年1月に日本初 少額短期保険のぜんち共済(東京都千代田区)は来年1月から、日本で初めてとなる障害者向けがん保険を販売する。東京海上日動火災保険と共同で開発した。 発売する「手をつなぐがん保険」は知的障害や発達障害、てんかんなどの症状を持つ人が対象で、知的障害者とその家族を支援する「全国手をつなぐ育成会連合会」を契約者として、その会員(約20万人)向けに販売する。 加入時に知的障害などを告知する必要はなく、障害者の家族や成年後見人などによる代理手続き・告知も可能なため加入しやすいという。 また、その家族向けプランも用意。家族ががんの重度状態になった場合、代わりとなる成年後見人を選任するときに必要な費用を補償する。 ぜんち共済と東京海上日動は18年1月から、同社の個人賠償責任保険をセットした「ぜんちのあんしん保険」などを提供。知的障害などを持つ人が安心して暮らせる社会の実現に向け取り組んできた。 こうした中、同連合会が会員向けに実施したアンケートで、約7割が「知的障害などがあってもがん保険に加入したい」と答えたことから加入ニーズは高いと判断。両社が手を組んで、知的障害者などが入れる唯一のがん保険を開発した。今後は同連合会以外への展開も検討するという。最終更新:12/19(木) 7:15SankeiBiz[YAHOO ニュース]何より加入しやすい態勢がいいですね。☄
2019年12月17日
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担任が午後から出張となり、5時間目は5年生の担任が補教に入ったんです。そして早めに授業が終わったので、みんなが頑張ったご褒美としてNHKのビデオを見せてくれることに。色々ある昔話の中から、多数決で選ばれたのが、ゆきおんな ...でしたよ。寒い冬には、ちょっと寒過ぎる内容でしたね。(^_^;)
2019年12月17日
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知的障害者裁判 弁護協力者の活動支援知的障害者などの更生を促すため、県弁護士会は二十八日、刑事裁判に問われた知的障害者などの弁護に福祉関係者が協力した際に、活動費用の一部を負担する制度を県内の十三施設に所属する二十人と締結した。同様の制度の創設は東京、大阪などに続き、全国で六番目。 国によると、新規受刑者の約22%に知的障害の疑いがある。裁判を理解できない、社会生活に適合できずに罪を重ねるなどの課題を、司法と福祉で連携して解決する狙い。福祉関係者は知的障害の有無の判別や、更生の計画書の作成などで協力する。 県弁護士会の鈴木重治会長が、「相談支援事業所まど」の高木誠一所長と、浜松市中区の県西部法律会館で協定書に調印した。 鈴木会長は、「弁護への協力は少なくない負担。国家が負うのが本来だと思うので、制度実現に向けて尽力する」と意気込んだ。 高木所長は、「弁護士だけではなく、福祉の分野で取り組むべき課題。実践を通じて静岡県モデルを確立できれば」と期待した。[中日新聞]協定書に調印する鈴木重治会長(左)と高木誠一所長=浜松市中区の県西部法律会館で福祉活動にも精通した弁護士が増えるといいのでしょうね。☄
2019年12月16日
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週明け、中休み前に地震の避難訓練があったんです。いつもの地震の訓練と違ったのは、いざ避難を始めたら、また地震が起きたという設定。会談のところでいかに転ばないように、前倒しにならないようにダンゴ虫になれるか。ダンゴ虫とは両手で頭を護り、丸く小さくなって身を守る手段です。突発的な二次災害の心構えも必要ですね。(^_-)-☆ダンゴムシ..(^○^)
2019年12月16日
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知的障害者の縁結び…長崎の社福法人 40組成立手助け■デート→結婚→育児 ずっと支援 障害者の就労や生活を支援する長崎県諫早市の社会福祉法人「南高愛隣会」が、知的障害のある男女の結婚支援に取り組んでいる。生活圏が狭くなりがちで、異性と接する機会が少ないためだ。 出会いの場づくりから夫婦生活や育児の相談まで切れ目なくサポートしており、全国でも珍しい試みという。これまでに約40組の結婚・パートナー関係が成立し、計4人の子どもが生まれた。■☆告白実った 「お茶飲み友だちから、お願いします」 諫早市のホテルで10月27日に開かれた知的障害者の婚活イベント。男性(62)が恥ずかしそうな顔で、女性(57)に告げた。女性が笑顔で応じると、約70人の参加者から大きな拍手が上がった。 イベントは同法人の結婚推進室「ぶ~け」が毎月開催している。この日は、参加者たちが食事をした後、気になった相手の名前を紙に書くなどして、法人職員の仲介を受けながら交流。成立したカップル2組が壇上で紹介された。 離れて暮らす恋人同士の交流の場にもなっており、会場にいた30歳代のカップルは「イライラした時や寂しい時、電話で声を聞くと落ち着き、頑張ろうと思える。一緒に成長し、家族になりたい」と声をそろえた。■☆会員180人 ぶ~けは2003年、当時の理事長の田島良昭さん(現顧問)が、知的障害者のカップルを見て「愛する人と一緒に暮らしていると表情が輝く」と感じたことをきっかけに開設された。未経験のことに対応するのが苦手な人が多いため、出会いの場を提供。身だしなみやデートの仕方、男女の体の違い、好ましい触れあいについても伝授する。 現在、会員は20~70歳代の約180人。県内在住者が主で、南高愛隣会の事業所以外の知的障害者も登録している。結婚支援を受けたいと福岡や関東から移住した人もいるという。デートや夫婦・パートナー生活への助言を受ける会員は月2500円の会費が必要だが、婚活イベントの情報を受けるだけなら無料だ。■☆同居実習も 結婚を望むカップルには、法人のグループホームで一時的に同居する「生活実習」も行っている。困難な状況に直面した時、うまく対処できないこともあるため、結婚後は職員が定期的に訪問。出産後は育児のアドバイスもする。 企業や就労支援事業所などで働きながら、見守り付きのアパートや一戸建てに暮らし、子育てをしている夫婦もいるという。ぶ~けの責任者で法人理事の松村真美さん(57)は「好きな人に出会い、ともに暮らしたいという願いを後押ししたい」と話す。 障害者支援に詳しい明星大の平井威(たけし)客員教授(特別支援教育)は、「知的障害者は家や学校、職場など生活圏が狭く、出会いの機会が少ない。一方で、ぶ~けのように出会いから子育てまで連続した支援を行っている例はほとんどなく、各地で行政も含めたサポートを広げることが大切だ」と話す。■障害者団体や民間も 障害者団体や民間の結婚相談所が障害者の結婚を支援する例もある。 大分県身体障害者福祉協会は今年4月から、身体や精神、知的障害者をはじめ健常者も登録できるパートナー探しの事業を始めた。登録者は障害の状況や趣味などを記入したプロフィルを協会で閲覧できる。交流イベントも開催している。 一般社団法人チャレンジド・マリッジ(名古屋市)は2017年から、身体、精神障害者を対象に結婚相談事業を展開。全国約20か所の結婚相談所が加盟している。[YAHOO ニュース]親がさほど介入しなくても、手厚い支援が受けられ、安心できるパートナーとの暮らし。しっかりした見守りがあれば充実した生活が送れて有難いですね。☄
2019年12月15日
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長男、今週も元気に帰宅しています。また歯の詰め物が取れたので、昨日は午後から歯科医へ。その後は、温かい昼下がり、一時間半ほど、散歩に出ていましたよ。そして、明日はまた朝は冷え込むようなので、今夜から寮へ戻すことに。インフルエンザも流行っているので健康管理していかないと、デスネ。幸い、元気に過ごしてくれているので親孝行な息子たちです。(*^_^*)全力少年..♫
2019年12月15日
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志らく、元農水次官が殺害した発達障害疑いの息子に「モンスター」発言が物議 親の責任も追及懲役6年。これは短いか、否か。16日、農林水産省の元事務次官・熊沢英昭被告が長男を殺した事件の裁判が行われ、被告に懲役6年の実刑判決が下された。そんな中、翌17日放送の『グッとラック!』(TBS系)で、立川志らくが、その息子を「モンスター」と呼んだことが波紋を呼んでいる。悲しき息子と父親のやり取りを振り返りながら見ていこう。 「学生時代、同級生にイジメられた腹いせに、母親に火のついたライターと包丁を突き付けるなど暴力を振るっていたという長男。のちに熊沢被告のツテで病院に就職するも退職し、引きこもり状態に。それでも被告は、長男に寄り添おうと一緒にコミケに参加。朝から晩まで、長男が作った小冊子を売っていたと言います。さらに、同被告は息子と何とか関わろうと、ツイッターのダイレクトメッセージで1000件以上、会話をしていました」(芸能ライター) やがて、それまで母親にのみ向けられていた暴力の矛先が、熊沢被告にも初めて向けられたのだ。ある日、被告が彼のゴミ屋敷を見て、「ゴミを捨てなきゃ」と言うと、長男は「ゴミを捨てろとばかり言いやがって」と、見たことのない凄まじい形相で、頭を殴打してきたのだ。凶行はこれが契機だったとされている。ちなみに、殺された長男は発達障害の一つ、アスペルガー症候群の疑いと診断されていることも分かっている。 こうした経緯をまとめたVTRを見た上で、有識者に意見を求める中、志らくは「かなり同情的な意見もあるけれども 1つ同情できないのは、こういうモンスターの子どもがいきなり生まれたわけじゃない、ちっちゃいころから徐々に徐々に育ててしまったのは親なんですね」と、親の責任論を追及。「それを作ってしまったのは親の責任というのはある」と繰り返し、育て方に疑義を呈したのだ。だが、これについてベンチャーキャピタリスト・堤達生氏が「たまたま身近にも似たようなパターンを見ていたことがある」とし、「本当にやっている。ありとあらゆることを……ありとあらゆることをやってるんです」と涙ながらに、親の苦しい胸の内に寄り添っていた。SNS上では、そんな志らくの「モンスター」発言に、「志らくひでえな発達障害の被害者をモンスターって言ってるし!コメンテーターが涙ぐんで状況を代弁してんのに、TBSはサイコパスみたいなMCでいいの?」「なんで被害者ディスってんの?」といった反対意見も。一方で、「ほんとオヤジさんは頑張ったと思う」「マジで長男がクソすぎる」「アスペルガーなんだよね、、、治せないから本人も周りも壮絶なんだよ。バイト先にいたけど手のほどこしようがなかった」と、追い込まれたゆえの犯行と見るユーザーも多い。 [excite.ニュース]大きな事件への反響は暫く続きそうですね。☄
2019年12月14日
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本当は明日がネット発表日だったけど、一日早く、末っ子の仏語検定4級の結果が送られてきたんです。大きな茶封筒にそれこそフランス語でタイプされた文面。そしてもう一枚、葉書も入っていて、そこには日本語で4級 合格の文字が・・。「ちょっとヒアリングを間違えた」と言ってはいたけど、他の問題はほぼできていたようで本人も合格は確信はしていたようでも、大学に入って初めての仏語との遭遇でここまで極めるとはホントにびっくりでしたね。年末には、次男もお祝いに駆けつけてくれるようでそれもまた楽しみですよ。(#^.^#)ハルノヒ..♡
2019年12月14日
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元農水次官事件 臨床心理士が危惧する“発達障害”報道発達障害を持つ44歳の長男を殺害した罪に問われた農林水産省元事務次官の熊沢英明被告の裁判で16日、懲役6年の判決が言い渡された。長男が一人暮らし先から実家に戻ってわずか1週間での悲劇は、防ぐことはできなかったのか。 母親の証言によると、殺害された熊沢英一郎さんは実家に戻った翌日の5月26日、「お父さんはいいよね。東大を出てなんでも自由になって。(僕の)44年の人生はなんだったんだ」と床に突っ伏して号泣したという。この直後、熊沢被告が「(一人暮らしの家の)ゴミを片付けなきゃな」と声をかけたところ、英一郎さんは「お前らエリートは俺をバカにしている」と激昂。熊沢被告の証言によれば、この日に「殺してやる」と叫ぶ英一郎さんに髪をわしづかみにされ、サイドテーブルに叩きつけられる暴力を受けたという。 2日後の5月28日、川崎市で引きこもりの男が登校中の小学生ら20人を殺傷する事件が発生した。弁護側の質問に対して熊沢被告は、「川崎の事件の犯人と息子の境遇が似ていると危惧した」と供述している。一方で、検察側の質問には「息子が事件を起こす場面までは想像しなかった」と答え、東京地裁は川崎の事件が背景にあるとは認定しなかった。 そして、事件当日の6月1日、英一郎さんから26日の暴行時のような形相で「殺すぞ」と言われた熊沢被告は、包丁で英一郎さんを刺して殺害したという。 床に突っ伏して号泣する英一郎さんと、熊沢被告がかけた「ゴミを片付けなきゃな」という言葉。このやりとりについて、臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は「指示や表面的な解決策よりも、理解と共感が大事」だと指摘する。 「おそらく本人(英一郎さん)としては、それまでにも様々なSOSのサインを心理的な反応、行動的な特徴として出していたと思う。突っ伏して泣いていたというのもその1つだろう。44年間の中で当事者が感じる痛みや不安、苦悩みたいなものは本人にしかわからない部分があって、それをどう表現したらいいのかさえ分からなくなっていた可能性もある。 熊沢被告のような指示的な声かけは、親としては真っ当なことであり、子育てとしては自然な言動ともいえる。しかし一方で、例え正しい解決策であっても、その言葉が子ども自身の存在を否定する意図で聞こえたり、子どもが実行不可能なものであるならば、そういう指示的な発言をすること自体がさらに本人を追い込むということがある」 このような場合の対応として、「例えば『じゃあ一緒にゴミ出しをやろう』という風に声をかけることが気持ちに共感して寄り添うことにもなるし、一緒に何かをやる行為はその人にとってすごく支えになる可能性がある」と話す藤井氏。熊沢被告は「できるだけ寄り添ってきたつもり」と供述し、英一郎さんへ995件のダイレクトメールを送ったというが、その中でも指示的な言葉がみられる。 藤井氏は「『共感』というと、その人の考えていること全てを受け入れるように誤解される部分があるが、ダメなことはダメでいいと思う」とした上で、今回のような悲劇を防ぐには「親の苦悩というものも、長きに渡る子育ての中で相当蓄積していたと思う。親を支える存在や一緒に対応策を考えられる専門家など、家族外の人(支援者)が必要だったと思う。 実際、もし専門家につながれば、悩みや不安を話すだけで気持ちに余裕が持てるようになったり、子どもの困った行動の理解が客観的に出来るようになったり、応用行動分析に基づくペアレントトレーニング(子供の対応の仕方を学ぶ)を受けることができるなど、発達障害に対する系統的支援・対応の仕組みは随分進んできている」と指摘した。 一方で、この事件で英一郎さんが発達障害だと報道されることの危険性について言及。心理的支援の領域においては、“診断”が全ての前提になるわけではなく、そもそも障害の原因(脳の器質的・機能的問題)も解明されきっていないという現状もあるという。 藤井氏は「診断はラベリングすることが目的ではなく、あくまでも投薬治療につなげたり、特別支援などの教育・行政的サービスを得るため。加えて、当事者や家族が診断によって自己理解や問題理解が進み、例えば『生活上の問題に自分で対処できるようになった』、『自分は他人と違うという違和感を受け入れることができた』などと心理的に救われることもある」とした上で、「しかし『発達障害』への誤解が社会の中ではまだまだあり、多大なスティグマ(負の烙印)につながっている。例えば、日常で出会った発達障害のある人へのネガティブな感情が診断されている人全体へ向けられ、対応として非常に重要な早期発見、早期支援(治療)の妨げにもなっている」と警鐘を鳴らした。 熊沢被告は英一郎さんがひきこもりがちであること、家庭内暴力があったことを第三者に相談していなかったという。BuzzFeed Japan記者の神庭亮介氏は「熊沢被告は農林水産省の元次官で、行政のエキスパート。当然、どういうところに行けば相談できるか、支援してもらえるかは熟知していたはず。にもかかわらず、事前に相談できず抱え込んでしまった。悩みを外に打ち明けづらい社会的な抑圧もあったのではないか」と推察。一方で、ひきこもり状態にある人は全国で100万人を超えるともされることに触れ、「決して珍しいこと、恥ずかしいことではない。“どこにでもある問題”として、当事者が気軽に相談機関や行政に繋がれるようになればいいと思う」と述べた。 (AbemaTV/『けやきヒルズ』より)[BLOGOS]44才にもなる息子にとって、怒りを覚えるほどの親の言動に怒りを覚える。それは、発達障害という障害とは全く関係なく普通の感情だったのではないかと感じます。ただ、その表し方、冷静な判断が難しい部分を察しての対応があったならもう少し、状況も違ったのではないかと本当に悲しく、残念な事件でした。検察側の論告求刑の8年に対し、懲役6年の実刑判決。7年後、ちょうど七回忌を迎える頃に、ご夫婦が元の鞘に戻れること、祈るばかりですね。☄
2019年12月13日
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叔母からまた着信があったんです。母の命日の電話では何も言っていなかったのに、その前に、空き巣に入られていてお気に入りのミンクコートや母から貰っていた宝石を盗まれたとのこと。「だから、おねがい、何か姉(母)の指輪で残っているものがあったら送ってくれない・・?」わぁ、悩んでしまいます。ちょっと吟味して考えようかと思うけど、なんとも不思議なのが、空き巣に入られたというのに警察を呼ばなかったということ。マンションの玄関はオートロックなので外から不審者が入ってくるのは殆どありえない。叔母も、意味深な事を云うんです。「いつも鍵は掛けないままで出入りしているし、訪れる知り合いの中に、宝石の場所を教えた人もいるから大事にしたくなかったのよ~。」自分の持ち物を自慢して先日、命まで奪われた男性もいたけど大切なものを何気なく見せびらかしたり、自慢するのはあまり頂けませんね。もしかしたら、ちょっと認知症も入ってきたのかと暫くあまり関わらずに様子を見ようかと思っていますよ。母の大事なもの、これ以上失くされては私が哀しくなるばかりなので、ね・・。(・・;)僕が一番欲しかったもの..
2019年12月13日
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親が年老いたあと、残された「知的障害者」はどう生きるのか「老障介護」を孤立させないために障害を持つ子どもは、多くの場合その親に世話をされて生きています。 親が元気なうちは子どもの面倒を見ることができても、親が歳を取ってきて体の自由が効かなくなる日はいつか必ずやってきます。そんな日が来たとき、知的障害者はどうやって生きていけばいいのか──。 『いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき』の著者である小児科医の松永正訓さんが、知的障害の子どもを抱える母親たちに直撃。将来への不安と、これからの展望をうかがいました。「老障介護」のいま──老いた障害者と、老いた親あなたの子どもに重い障害や病があったとき、あなたはそのことを受容できるでしょうか? このことは、私にとっても人生を通して考え続けなければならない難問です。この10月には、『いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき』(中央公論新社)という本を上梓しました。この本は38個の話から成り立っています。幼い命の尊さと、それを守る難しさが主軸になっています。この本で書ききれなかったことの一つに、障害児がやがて大人になり、そして高齢になったとき、親が子の生活をどう考えるかという問題があります。私は、親と子が老々介護の関係に入りそうになっている障害者家族に話を聞いたことがあります。医療的ケアまでは必要なくても、日常のサポートを必要とする障害者に対して、年老いた親の負担は年々増加していきます。ある調査によれば、障害者のおよそ60%は、親と同居しているそうです。つまり「老障介護」です。障害者が独立していない理由はいくつかの要因が重なり合っていますが、私の経験上、「自分(親)が元気なうちはわが子を少しでも手もとに置いておきたい」という人が多いように感じます。障害者が働く軽作業所にて私が訪れたのは、千葉市内の民家の一部を改装した軽作業所です。20畳くらいの大きな部屋の中央に大型の作業机が置かれており、40歳前後の数名の知的障害者たちが、指導員の手伝いのもとで手を動かしています。私はみんなに大きな声で挨拶をしましたが、誰からも返事はありませんでした。コミュニケーションの力が弱いのか、恥ずかしがっているのか、私には判然としませんでした。指導員の方が申し訳なさそうに、私に向かって苦笑を浮かべます。 別室では、後期高齢者といった感じの母親たちがテーブルに集まってお茶を飲んでいます。あらかじめ、「これまでの親子の生きてきた道を教えてください」とお願いしていたので、スムーズに話が出てきます。39歳の男性の母親・Aさんに話を聞かせてもらいました。この男性が1歳になる前、喉頭蓋炎という重い感染症を引き起こし、窒息状態に陥りました。大学病院に搬送されると、その場で緊急気管切開になりました。しかしこの時すでに低酸素脳症で脳に重いダメージがありました。気管切開をし、のどにはカニューレ(L字型の樹脂製のチューブ)が差し込まれました。Aさんはカニューレの交換の仕方を看護師から教わり、1日も欠かさず交換を続け、また、痰の吸引もできるようになりました。この生活が1年以上続き、子どもは心不全にも肺炎にもなりました。何度も命の危機を経験し、我が子の生命を諦めそうになったときもあったと言います。カニューレは1年で外れましたが、重い脳障害が残りました。34歳の女性の母親・Cさんは静かな口調で話しはじめました。1ヵ月健診を受けたとき、医師から大学病院へ行くように指示されました。大学病院では血液を採られ、染色体検査を受けることになります。その結果、22番染色体が一部欠けていることが分かりました。医師からは、この子は知的障害になるだろうと言われました。小学校から特別支援養護学校へ通い、高等部を終えるとこの作業所にやって来ました。 千葉の田舎に育ったため、親族の目も厳しかったそうです。周囲からは、人目を避けてじっと家の中でおとなしくしていろという圧力が加わったといいます。年齢を重ねるごとに知能の低下が進んでいくように見えますが、内臓の奇形がないことが救いだとCさんは言います。「もう失神した子供を抱き上げられない」44歳の女性の母親・Dさんが語ります。子どもは生後4日で腸回転異常症という腸捻転を発症しました。現代の医療であれば一刻を争う手術です。しかし、当時の医療はそうではありませんでした。手術は生後9日目におこなわれ、赤ちゃんは何度も死線をさまよいました。3500グラムの体重は2300グラムまで落ちました。何とか退院したものの、2歳3ヵ月でてんかん発作を起こしました。療育センターに行くと、この子の知能は5歳か6歳程度までにしかならないと宣告されました。ですがその後5歳、6歳を過ぎても知能の発達はそれなりにしっかりとしていたそうです。学校の教師からは、「できる限り健常者と一緒に過ごしなさい」とアドバイスを受け、特別支援養護学校には行きませんでした。養鶏所の工場にも就職できました。仕事の後には同僚のおばさんたちとファミリー・レストランで食事をするなど、その娘なりの青春があったそうです。しかし、年齢が上がるにつれて知能も下がり、てんかん発作も起きるようになりました。人の喋る言葉は理解できますが、それを相手に返すことはできません。養鶏所をやめて今はこの作業所で働いています。Dさんが言います。「歳を取って私らも体力が落ちていくし、子どもの体調も年々悪くなっていくんです。発作を起こして失神してしまうと、私の体力では娘を持ち上げられないんです。若いときは娘を抱き上げて布団まで運んだけど、今は無理です」すると、脳炎からてんかんになった娘の母・Bさんも同調しました。「重いんですよ、人間って。失神すると」知的障害児の親が持つ、希望と不安この母親たちの人生は、知的障害の子どもと一緒に歩んだ人生です。それが人生のすべてと言ってもいいかもしれません。その人生の中でもっとも良かったこと・もっとも悪かったことは何か、私は聞いてみました。気管切開の息子の母・Aさんが言います。「最良のことは、あの子のおかげで、たくさんの人と知り合えたことです。あの子が障害児じゃなければ、これほど多くの人と出会うことはなかったと思います」「最悪のこと? うーん、なんでしょう。今までというより、やはりこれからのことですよね。私がさらに歳をとって、息子の面倒を見てやれなくなることです。きょうだいはいますが、その子にはその子の生活がありますから、きょうだいに面倒を見させるつもりはありません。この先の不安が私にとっての最悪のことです」脳炎でてんかんになった娘の母・Bさんの言葉です。「一番よかったのは、ここに来て仕事ができるようになったことです。長く自宅にいた時期もありました。働くことは絶対に無理だろうと思っていましたから、ここに来て働くことができたのは本当に喜びです。一番の心配はやはり将来です。娘の上にはお姉ちゃんがいて、将来面倒を見ると言ってくれます。だけどどうなるか分かりませんから。それが不安ですね」 染色体異常をもった娘の母・Cさんも迷わず答えました。「ここに来たことですね。それが本当に一番よかったことです。最悪だったことは……」そこで言い淀みます。すると周りからいくつも声が飛びました。「それまでの人間関係ですよ。彼女は田舎から来ている人だから」「親戚やお姑さんから辛い思いをさせられたんだよ」「お姑さんが悪いんじゃない。田舎が悪いんだ。都会と田舎じゃ物の考え方が違うから、お姑さんを責めてもしかたないよ」子供から、あえて離れる選択も腸回転異常症の手術の後でてんかんになった娘の母・Dさんが語ります。「よかったこと……。私は小学校の担任の先生に救われました。私は娘にずっとついて歩いていかなければならない人生だと思っていました。ところが先生から『この子を成長させるには、この子から離れてください』って言われました。私は、娘が小学2年のときに働きに出ました。学校の先生が大賛成してくれたからです。それが私の人生を決めたと思います。私は定年まで必死になって働きました。だから娘が就職したときも、少々のことで音を上げるなときつく叱りましたよ。それがよかったと思っています。ただ、この歳になって娘がここまで衰弱するとは思いませんでした。あのまま親子で歳を取れたらいいなあと思っていたんですが、その望みがなくなりました。それが最悪のことですかね」作業所でリーダーを務める娘の母親・Eさんが言います。彼女には、心疾患や知的障害などの多発奇形で生まれてきた娘さんがいます。染色体の異常はありません。娘さんはもう50歳を超えています。「極端に発育が悪く、やせた子でした。医師からも肺炎になったらおしまいですよと言われました。この子の将来のことを考えると、死なせたほうがこの子のためと考えたこともありました。でも、私は自分の娘を神様から与えられた運命と考えて、一生懸命育ててきました。親として成長できたし、多くの人と出会えました。だから私たち家族の人生は悪いものだとは思っていません」 Eさんが続けます。「この先は確かに不安です。だから、親子で一緒に入れる施設が近くに欲しいんです。今まで一緒に生きてきたので、娘を施設に入れて一人にはしたくないのです。老人ホームと障害者の施設が一緒になった場所に2人で入りたいんです」「親亡きあとの、子の人生」私は母親たちの話を聞いて、障害者にとって重要なのは、やはり仲間と居場所だと痛感しました。障害のある人は孤立して生きることはできませんし、また、そういう生き方をしてはいけません。この作業所は住宅街の中にあり、近所の人たちとも交流を持っています。社会と共にあることが重要だと再認識しました。障害児を持つ親は、必ず「親亡きあとの子の人生」に不安を持ちます。その心配は私も大変よく分かります。ただ、福祉の形態は年々変化をしつつあり、千葉県にも老人ホームと障害者の入所施設が隣接して建てられている所もあります。また、昨年私が書いた『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』でも触れていますが、最近は、障害児の年齢がまだ小さいうちから、親たちが集まって将来グループホームを建設することも考えているそうです。ただ、建設には往々にして近隣住民の反対運動が起こることがあります。またグループホームを運営する福祉法人などを探すことが難題になります。20歳になると障害者は障害の程度に応じて年額78万円から97万円くらいの障害基礎年金を受け取ることができます。そして入所施設に入っても、費用はこれらの金額で補うことができます。預貯金や共済などのお金があれば、成年後見人制度を使ってお金などの管理をしてもらったり、自分の趣味にお金をかけたりできます。軽作業所に集まる母親たちが、将来の心配を持ちながらも、自分の子どもと過ごす毎日をとても大事にしていることが私には伝わってきました。また、私が話を聞いた全員のお子さんが、出生前診断では分からない病気・障害だったことも印象的でした。[現代ビジネス]いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき (単行本) [ 松永 正訓 ]発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年/松永正訓【合計3000円以上で送料無料】長い記事ですが、とても重みのある内容なので敢えて全文アップしています。親の思いは、切実ですね。☄
2019年12月12日
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この日、弟の抱えていた状況が不思議と好転した。思わぬ助け舟が出て両親の心配に不安も一気に吹き飛んだことでしょう。ちょっとげっそりした様相の弟だけど、なんとか平穏な年末年始が迎えられそうで良かったです。(^_-)-☆Strawberry Time..♫すっかり苺の季節になりましたね。
2019年12月12日
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元農水次官「懲役8年」。手加減なくDV息子を殺めた上級国民の罪。農林水産相の元事務次官・熊沢英昭被告が、自宅で長男の英一郎さんを包丁で刺殺し、殺人罪に問われている事件で、検察が懲役8年を求刑したことをNHKニュース、時事通信などが伝えた。NHKニュースによると、熊沢被告は起訴内容を認めているが、弁護士は被告が長年にわたり発達障害の長男を献身的にサポートしてきたこと、事件直前にも長男に暴行を受けたり、「殺すぞ」と殺意を向けられていたりしたことなどに触れ、「いきさつや動機には同情の余地が大きい」と執行猶予付きの判決を求めているという。しかし検察側は、被告が長男に親身に対応し、家庭内暴力を受けて失望していたことは理解できるとしつつも、「警察や専門家に相談する手段もあったがしておらず、首や胸を何度も刺すなど強い殺意による犯行で決して許されるものではない」と、懲役8年を求刑した。この「懲役8年」という検察側の求刑を受けて、ネット上では「息子以外の他者に危害を加える可能性はないため、執行猶予で良いのではないか」「自分も被告と同じ境遇だったら、同じことをしたかもしれない」「いかなる理由があっても殺人は殺人、情状酌量は認められない」などと様々な角度からの意見が挙がっている。「無罪」や「執行猶予」で良いという意見川崎市で40代の無職の男が小学生らを切りつけた事件が、似たような年齢・境遇の長男と重なり殺害に及んだのではないかという報道が公判前にあったことや、被告の娘が長男のせいで破談になり自殺していたことが明らかになったことから、「未然に息子の犯罪を防ごうと思ったのではないか」「打つ手がなかったのではないか」と被告に対する同情の声も多く挙がっている。製造責任をとったとも言える熊沢さんの懲役8年求刑は気の毒だわだからと言って殺人が許されるものではないけど暴れる子を持つ親の苦悩家族以外の他者を傷つける話でもないので執行猶予付きで— かるしょうずくだもん (@oghykejzrova) December 13, 2019やっぱりどう考えても暴力に耐えながらコミケの手伝いまでして支えたお父さんだよ、、?長い間たくさん面倒も見てて、、でも息子のせいで娘が自殺して、それでも面倒見て、、小学生が被害にあう事件見て外にも被害が及んだらって考えたら、、、懲役8年求刑は重すぎる— ʚ( ✩ )ɞ (@SM___HJ) December 13, 2019長男刺殺の元農水次官に懲役8年求刑 検察側「手加減せず攻撃、悪質」 – 毎日新聞 https://t.co/cQQNU84ADY無罪でもいい。未然に犯罪を防いだのだから。裁判員なら無罪にしてたよ。— 光希 (@audiencejapan) December 13, 2019検察懲役8年求刑ってまじか。可哀想すぎるにもほどがあるだろ。。。記事読むと泣きそうになるわhttps://t.co/WLhlBxqWJ4— イブとデーン@DQX (@Den_DQX) December 13, 2019#元農林水産事務次官 #殺人元農林水産事務次官が息子さんを殺してしまった事件で懲役8年の求刑が出ましたが、息子を殺さなければならなかった親は、それだけで重い刑を背負っていると思います。法は裁かなければいけませが、私は次官を批判出来ません。— まどかリビング (@madoka_living) December 13, 2019#懲役8年求刑こどものいる親からすれば、運動会してる子供殺しそうな息子がいたらその場で殺してくれた方が幾分マシかと思ってしまうわ。情状酌量の余地ありでしょ。— uuuuuuu7 (@uuuuuuu7_1989) December 13, 2019殺人は肯定しないけど、これは別件の正当防衛(譲っても過剰防衛)じゃないの?殺人予告した人間が同じ家に居て、殺されると感じたんだから。 長男殺害 元農水次官に懲役8年求刑 東京地裁 https://t.co/kYsdTWvXWq— REPROSYSTEM (@repro44554474) December 13, 2019妥当な判決、実刑は免れないという意見一方で、やはり罪は罪であり、いかなる事情があろうとも、執行猶予ではなく実刑で罪を償うべきだという意見も見受けられる。懲役8年求刑、の元次官。やっぱりおかしいと思う。執行猶予をつけろという声が多い、私はこれ、おかしいと思う。執行猶予を!のツイートがあまりにも多い、多すぎる。不自然すぎる。— ニート9、元は「レッド9は男のロマン」、「9」だけ残しました。ニートです。 (@F3sgj50mBVXOEdL) December 13, 2019どんな人間であれ、殺人は非難されてしかるべき。それでも長男を刺殺し、殺人罪に問われた元農林事務次官、熊沢英昭被告には同情の余地がある。懲役8年が求刑されたが、恐らく情状酌量で減刑されるだろう。亡くなった子どもたちの冥福を祈りながら、生きていって下さい。— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) December 13, 2019普段「人を殺したら死刑だ!」って主張するような人たちが懲役8年の求刑に「情状酌量して!」っていうのダブスタじゃない?感情と民意で刑罰が大きく揺れるのはいかんでしょ— きくさぶろう (@kikusaburo_1904) December 13, 2019社会課題に対する問題提起も続々とまたこの事件や前述の川崎市児童殺傷事件を機に「8050問題」などが表面化した。また家庭内暴力に起因する事件も後を絶たない。被告と同じように、引きこもりなどで自立していない40〜50代の子供を抱えて孤立する高齢親への支援を必要とする声や家庭内で起きた問題を外部に相談しづらく、家族が一手に引き受けなければならない社会に対する疑問の声も聞こえてくる。次官の息子殺害。懲役8年求刑か…他人事じゃないからこの裁判の結果はきになるよね、『うちの子が人様に多大なる迷惑をかけるかもしれない』『私が死んだらこの子はどうなるんだろう』殺人は罪だけど、追い込まれて追い込まれて殺してしまった、なんてこの先いくらでも事例が上がると思うんだ— まんたえい (@manntaei) December 13, 2019自分が同じ境遇になったら、同じことをしたかもしれない長男殺害の元農水次官に懲役8年求刑 https://t.co/hjwmcUs481 @Sankei_newsから— ultramangaia (@v2_gaia) December 13, 2019どこで、どういう手が入れば、こういう結末にならなかったのか、検証していかないといけないと思う。苦しんでいる当事者も家族も少なくない。#懲役8年求刑— shizu (@shizu19624311) December 13, 2019懲役8年は酷な求刑か?DV被害の妻や子供が夫を殺しても、同じ量刑になるのか?考えさせられるな。 https://t.co/jSzppHn6Cu— ItouKuroko (@ItouKuroko) December 13, 2019元農水次官の話が本当だとして綺麗事じゃない発達障害のリアルがあり、外部に相談したところで改善されるわけも無いましてこの人を責めるツイートもあるなんて、こんな言い方したくないけどやっぱり障害を持ってる人は怖い殺す以外の解決方法を言える人なんている?https://t.co/yKMtJhEPkw— しゃがだい (@EKfFqvH5HDkbeNv) December 13, 2019他の記事でも検察の論じた内容が「強い殺意を持って~」としか記されてないけど、「警察や専門家に相談もせず~」と論じたと記した記事もあったんだよね。警察や専門家に相談しても彼らはケツ持ってくれないのに相談してどうするんだだし、したら量刑が変わるのかって話。https://t.co/NvpGuv3wU6— 朝倉純一 (@wizmk3) December 13, 2019長男殺害の熊沢英明元農水次官に「懲役8年求刑」娘は自殺。妻はうつ病。発達障害のネトゲドラクエ廃人の息子。「死んだんだと思った。かわいそうな人生を送らせた。」と涙を流した。これぞリアルな「子供を殺してくださいという親たち」。 pic.twitter.com/FmNvowuDrc— 本城アンナ (@AnnaHonjyou) December 13, 2019不平等な司法に対する憤りの声もまた今回の被告の量刑と、池袋で起きた暴走事故の飯塚幸三・旧通産省工業技術院元院長の処遇や、酒気帯び運転で小6女児を大型トレーラーでひき逃げした男に懲役4年が求刑されたことなどを比較し、「法の下の平等」であるはずの司法に対する疑問を投げかけるような投稿もある。娘は自殺・妻はうつ病。発達障害のネトゲドラクエ廃人の息子英一郎の父親、熊沢英明元農水次官に「懲役8年求刑」一方、堺市で酒を飲みながらトレーラーで小6を横断歩道で引き殺した上、自転車をひきずったままひき逃げ。そのまま酒を飲んでいた男に「懲役4年求刑」理不尽すぎるよ。泣ける pic.twitter.com/qV4ss4h9eq— Makoto@アドセンスブロガー (@makot816) December 13, 2019将来事件を起こす可能性の高い身内の高齢穀潰しニートを殺して半年くらいで懲役8年を求刑されてる上級国民がいる一方で、無関係の人間を2人轢き殺しておいて未だ書類送検止まりの上級国民がいる現実妹の自殺とか情状酌量あって流石に執行猶予つくだろ#飯塚幸三 #熊澤英一郎— カイヅ (@okFNSL91rT99SwX) December 13, 2019元農水次官の長男殺害に懲役8年求刑、これ心神耗弱にはあたらないのか。。情状酌量の余地しかなくねえ?で、池袋暴走事故で母子殺害した上級国民様はどうしてるんだ?— あいみょんみょん (@myonmyonai) December 13, 2019この人も上級国民だから罪が軽い。#熊沢 #元農水事務次官https://t.co/ZFxx2Dog7O— ZUNGURI 公式? (@zungurin) December 13, 2019皆さんの考えはいかがなものだろうか。日本社会の陰にひっそりと隠れている問題を象徴するかのようなこの事件。まだまだ様々な意見が表出してきそうだ。※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。[MAG2NEWS]大人になって発達障害が分かる事例や、まだそれこそその障害さえも判明できていなかった今の40代の成育歴は、恐らく想像を絶するものだったと思います。幼少・学齢期への支援が整ってきている今だからこそ、逆に埋もれてしまっている成人以上の発達障害者へのより寄り添った支援体制の取り組みが必要なんでしょうね。☄
2019年12月11日
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久しぶりに、レディーズデーに映画を観て来たんです。もう明日でファイナルを迎える前日に。。ひとよタイトル、人よ、のことかと思ったら、一夜のできごとのことだったようで、それほど人と人の関わり、家族の在り方が一瞬のできごとで全く変わり果ててしまう。それはいつ、どの家庭にでも起こり得ることでもあり、家族という一社会の難しさ、切なさそして家族だからこその温かさや温もりも境地に追い込まれた時に生まれるものだと改めて感じる作品です。田中裕子主演、他豪華キャストで心に余韻が残ります。(*^_^*)
2019年12月11日
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発達障害の息子殺害の元農水次官 被告人質問で何語る?主治医「面倒よくみていた」息子を殺害した罪に問われた農林水産省の元事務次官の裁判が、東京地裁で開かれ、被告人質問が行われる。農水省の元事務次官・熊沢英昭被告(76)は、2019年6月、東京・練馬区の自宅で、息子の英一郎さん(44)の首などを包丁で刺し殺害した罪に問われ、起訴内容を認めている。12日の裁判には、発達障害だった息子の主治医が出廷し、「熊沢被告は、息子の面倒を大変よく見ていた。今ほど障害に対する社会的支援がない中、大変だったと思う」と述べたうえで、「主治医のわたしに相談してほしかった。対応を検討することができた」と答えた。証言を聞いて、熊沢被告は目をつぶって、小さくうなずいていた。法廷では、熊沢被告に対する被告人質問が行われる。[FNN PRIME]主治医にも相談できない程追い込まれた生活、想像を絶するものがあります。せめて、地域との繋がりが何かの形で保たれていればとの思いも、既に44歳ともなった大人の息子との親子関係の難しさも感じますね。☄
2019年12月10日
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ふと気になって夫に告げたんです。クレジットカードの明細の一部分が怪しくて、ね。去年、長男のウィルコムを解約していたのに、未だに3000円の引き落としが・・。今では会社は潰れてヤフーモバイルが引き継いでいたので、ヤフーモバイルからの請求でも納得がいかないので調べて貰うことに。カスタマーサービスに掛けても、全く埒が明かず、結局、コンプライアンスセンターへ文書で問い合わせると、なんと大学時代に次男が欲しがって長男の携帯を買った序でに夫が購入していたんです。既にその物自体も処分しているけどそういえば、次男の引出しにずっとオレンジ色のウィルコム、眠っていたこと、すっかり忘れていたんです。週末に次男が訪れた時にも聞いてみるも、全く関わりがない様子だったのに、こうしてあれから10年もの間、ずっと存在しない物の代金を払っていたのかと思うと、腹が立つどころか、気が抜けてしまったんです。何かの安心料として払っていたと思うことにして、今回はヤフーもその事態を受け入れて、その場で解約に応じてくれて、当月分の請求もなかったことに。何気なく届いているカードの明細、ちゃんと目を通していないと、デスネ。(^_^;)そんなバカな..♫
2019年12月10日
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知的障害者にレッテル貼らず、同じ目線で 映画監督、ハビエル・フェセルさんプロバスケットボールのコーチと知的障害者のチーム「アミーゴス」の出会いと絆をユーモラスに描いた映画「だれもが愛しいチャンピオン」は昨年、スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で3部門を受賞した話題作です。12月27日の日本公開を前に来日したハビエル・フェセル監督は、障害者への深い愛情を語りました。 ――障害者の問題を扱いながら、底抜けに明るい映画ですね。 ◆知的障害者を描くにあたっては、出演者から自然ににじみ出たものをそのまま撮ったのですが、彼らの人生を理解するための柱の一つが「ユーモア」でした。冗談などではなく独特のおかしみなのですが、彼らは多分、健常者といわれる人たちと違う方法で世界を見ているのでしょう。そこにユーモアが出て来るんです。 ――どのようにしてそれに気づいたのですか。 ◆ダビド・マルケスが書いたオリジナル脚本を1ページ目から読んだとき、笑いながら心が揺れるのを感じました。障害者を主人公にしていますので、どうしてそうなるのかを知りたいがために、いろいろと学んだり、いろんな人と会ったりしたのですが、そこで気づいたのは彼らに全く偏見がないということでした。何でもとても自然で純粋な目で見て受け入れる。すべてをユーモアでもって受け入れ、また前向きでキラキラしています。そういうところが彼らの魅力として映りました。 ――魅力的な脚本だったんですね。 ◆そうですね。ただ、マルケスはこの脚本を持って8年間もいろんなプロデューサーのドアをたたいたんですが、誰も首を縦に振らなかった。私のところには最後に来たわけですが、最初に読んだとき人生の中で初めて、この脚本は私のために書かれたものだと思いました。すぐにキャスティングを始め、障害者のグループや教会などで知的障害者の話を聞いてみて、一人一人がすごく大きな宇宙だという感じを受けました。そして彼らの言葉や仕草、経歴、人生を描こうともう一回ゼロから脚本を書いたんです。 ――知的障害者600人をオーディションし、10人を選んだそうですね。 ◆キャスティングが一番の学びの場でした。もともと脚本では選手は7人だったんですが、それが10人になった。女性はいなかったけど、グロリア・ラモスと出会って彼女を入れました。チームを動かす原動力になるだろうと思ったんです。また、この10人を脚本に近づけるのではなく、10人に脚本を近づけるということもしました。それぞれの人生が入ってくることによって映画がどんどん大きくなって、どんどん前向きになって、どんどん今までの映画にない価値が出てきました。私にとって貴重な体験でした。 ――映画の中では健常者であるチームの監督について、知的障害のある選手が「彼は学んでいる。もちろん彼の障害は治らないが、対処法を我々が教えている」というせりふがあります。とても印象的でした。 ◆知的障害の人を見るこれまでの視点は「父権的」で「彼ら(障害者)は学ばなければいけない、自分は教えなければいけない」「彼らは守られなければいけない、自分たちは守らなければいけない」という強と弱、上と下の関係です。それをぶち破りたかった。誰にも足りないところがある。ですが知的障害者にはレッテルを貼ってすべてが無理だと思われてしまう。これをひっくり返したかったんです。知的障害者の中にはすごく知能指数(IQ)が高くて、そうでないふりをしている人もたくさんいるんですよ。強弱とか上下でなく同じ目線で、ということをこの映画で訴えています。 ――監督は短気で、妻ともうまくいかず、ダメダメの感じ。ある意味これが彼の「障害」であり、選手たちはその点を率直に指摘しますよね。 ◆監督はプロとしてかなり上の方まで行っているのに、個人的には全くダメで、何か足りないところが常にあります。幸せを感じていない。知的能力が高いのに幸せじゃない。だったら、知的能力は少ないかもしれないけど、瞬間瞬間を幸せに生きている選手たちはどうなのか。幸せって何なのか。何が正常(普通)なのかという問題とも重なります。そういう(逆説的な)ところを観客に感じてもらいたいのです。大事なことは、選手たちの言うことはすべて真実で、攻撃性はなく、うそがない。そういう人たちを障害者と呼ぶのはどうなのでしょう。新聞を読むと社会にはフェイクがあふれていることが分かります。誠実さを失った社会の方が障害なのではないですか。 ――ただ障害を「自分ごと」としてとらえるのは難しいですよね。映画でも監督は当初、自分に障害のある子どもが生まれることを恐れていました。 ◆私がこれまで会ってきた障害者の親たちは、子どもが生まれたときは悲劇だと考えました。どうしようもない悲劇だと思うのだけども、やがて「子どもは贈り物だ」と思うように変わってくるんです。グロリア・ラモスのお母さんは彼女が生まれたとき「もう一生笑うことはないだろう」と思ったそうです。だけれども、一緒に暮らしていると「笑わない日が一日もない。毎日笑って暮らしている」と変わったのです。 ――一方で、心配もあるでしょう。 ◆一番心配なのは子どもの将来で、自分たちが死んだ後にどうなるかと。だからこそ、知的障害者が社会参加できるということ、社会に貢献できることをこの映画で示して、それが広がっていくことで、少しでも親たちの心配を減らせればと思っています。 ――2020年に東京でオリンピック・パラリンピック大会が開かれます。どういうことを期待しますか。 ◆障害者スポーツを見てきて、そのスピリットはオリンピック以上に素晴らしいと思いました。例えばチームワークのよさ、そして能力以上のものを出すことについてです。映画では監督は最初、勝ちにこだわっていました。でも私は、勝つことではなくてお互いに協力することが大事だと考えています。誰が勝つかは重要なことではありません。こうしたことは教育にも役立つでしょう。私の映画でもそれは実感できるはずです。自分そのままで映画を見て、(サプライズもあるので)驚くがままに驚いてほしいと思います。Javier Fesser(ハビエル・フェセル) 1964年、スペイン・マドリード生まれ。コンプルテンセ大でコミュニケーション学の学位を取得。著名なジャーナリストで、監督、脚本家でもあるギレルモ・フェセルを兄に持つ。90年代半ばにいくつかの短編を監督した後「ミラクル・ペティント」(98年)で長編デビュー。フランシスコ・イバニェスの人気コミックを実写映画化した長編第2作のスパイ・コメディー「モルタデロとフィレモン」(2003年)でゴヤ賞の編集賞など5部門を受賞した。その後も「カミーノ」(08年)がゴヤ賞で作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞など6部門に輝くなど活躍している。作品のあらすじ プロバスケットボールのコーチ、マルコは、負けず嫌いで短気な性格が災いして、妻と折り合いが悪く、トラブルでチームを解雇され、やけになって飲酒運転事故まで起こした。刑罰の代わりに社会奉仕活動をすることになり、知的障害者のバスケットボールチーム「アミーゴス」を指導することに。選手たちのあまりに自由奔放な言動に困惑し、さじを投げそうになるマルコだったが、彼らの純粋さやユーモアに触れて徐々にやる気を起こし、全国大会で快進撃を見せていく。[毎日新聞]子どもが生まれて突然親になる訳だけど、実際には育児を通して親育てされているのでしょうね。☄
2019年12月09日
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母校のクリスマス会も終わり、いよいよ年末に向けて長男、忙しない作業の日々です。今年もまた花園行きのツアーも無いようなので、冬休みは自宅と祖母宅でゆったりと休養のひと時となりそうです。先日は、義母宅に夫が泊まれない夜に義兄の長男が寄ったようなんです。義兄の長男、長男の従弟で長男と同い年なんです。今は、居酒屋で立派に働いているようでも、どうにも義母には居酒屋という場所で心配なようで夫に不安を溢していたようなんです。そして、義母宅にそのRくんが泊まった夜、義母を介して夫に電話してきて久しぶりの対面ならぬ通話となったんです。Rくんは、次男が幼い頃、よく泊まりに行って遊んで貰っていたんです。次男はそういう意味では本当に恵まれていました。実は、今回のRくんが義母宅へ泊まった理由は義姉のお母様(義母より2歳上)の青森での葬儀の帰りだったようで、退屈でちょっと塞ぎ込んでいた義母も、すっかり元気になり、「後2年は生きてみる」と明言したようです。何かの巡り合わせでまた元気になれることもあるんですね。(^_-)-☆めぐりあわせ..♡
2019年12月09日
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発達障害のある子ども、日常生活での不安強く自閉症で顕著な傾向 石本・鳥取大准教授ら調査 発達障害のある子どもは同様の障害のない子どもに比べ、日常的な生活場面で不安を強く感じていることが、鳥取大をはじめとする共同研究グループによる調査で分かっ...続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。[日本教育新聞]特に自閉症児はとても繊細で、親でも計り知れないほどの不安やストレスに見舞われているのでしょうね。☄
2019年12月08日
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図書の時間の読み聞かせ絵本の紹介です。ちいさなヒッポだんだんと視野が広がってくる子ども達。周りの危険や誘惑からいかに自分の身を守るか・・。二年生に向けての自立心を育てる、動物親子の可愛いお話です。(#^.^#)長男、今日は午後から母校の練習に参加、さっぱりした面持ちで帰宅しましたよ。
2019年12月08日
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なにわに生きる 次代につなぐ第4部「働き方」(4) 仕事と介護 状況に応じ的確支援 高齢化が進む日本において、介護は多くの人が直面するテーマの一つ。2040年の大阪府の人口構成は、65歳以上の割合が6割を超えると推計されている。将来を見据え、家族の介護が必要になった時や子育てなど、家庭の状況に応じた働き方ができるような制度を整える企業が増えている。行政は必要な制度を活用しながら、高齢者の社会参加や生きがいづくりを促進しており、安心して働き続けられる環境も官民で醸成されつつある。■環境に応じて 日本政策金融公庫は、多様な人材が活躍する「ダイバーシティ」を推進している。全国を地域ブロックに分け、ダイバーシティ推進専任者を全国に7人配置し、職員の意識改革や柔軟な働き方を促進する活動を各地で行っている。 10月下旬、同公庫大阪支店(大阪市北区)で開かれた「仕事と介護の両立支援セミナー」。地域の金融機関の職員らも出席した意見交換会では、「自身が将来、介護を受ける立場になることを考えると、介護を理由に職を辞するのはいい判断とは言えないと認識できた」などの意見があった。 同公庫は、職員のライフステージに応じた仕事と家庭両方の充実を目指す「ワークライフ・マネジメント」を実践する支援制度を整える。出産から育児、介護のそれぞれのライフステージに応じ、勤務時間を自由に設定できる「フレックスタイム制」を選択したり、勤務時間の短縮が可能になる。 要介護3以上の家族がいる場合には、5年以内に転居を伴う異動が免除される「介護特例」を設けるなど、職員が安心して働き続けられる企業を目指す。 近畿ブロックのダイバーシティ推進専任者の岡田知之さんは「いろいろな状況の職員が増えてくる。自分の力を発揮できるような職場づくりを進めていく」と意気込む。■ええまち大阪 積極的な社会参加に加え、仕事や地域の活動を通して誰かに必要とされる「生きがい」は、高齢者の介護予防には欠かせない。大阪府は、若い世代からシニア層の“オール大阪”で、地域包括ケアシステム構築を目指す「大阪ええまちプロジェクト」を展開している。 住民主体型サービスの創出に取り組もうとする団体にとって、何から手をつけるか考えることは課題の一つでもある。ビジネススキルや専門知識を生かして活動するボランティア「プロボノワーカー」と、こうした団体とをつなげ、企画や運営を支援するのも、同プロジェクトの特徴となっている。 団体同士の連携もあり、介護予防や生活支援などに取り組む団体を、府内で先駆的に取り組んでいる団体が個別にアドバイスするケースもある。移動支援や担い手確保など、団体運営で直面する課題解消に向け、実効性の高いアドバイスが役立っている。(おわり)地域包括ケアシステム 団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに、重度な介護状態となっても、必要なサービスを選択しながら住み慣れた地域で暮らし続けることを目指す取り組み。 [大阪日日新聞]自分の力を発揮できる職場作りに奔走する岡田さん=大阪市北区 高齢化社会に向けての地域包括ケアシステム。何より安心できる暮らしが理想ですね。☄
2019年12月07日
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