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だいちゃん0204 @ おはようございます! (#^.^#) New!   31作目の映画は一流の殺し屋ですか?…
歩世亜 @ Re:4日の日記(11/04) New! お早う御座います。 爆発しそうですね。
mogurax000 @ おはようございます New! >私たちも…変わりやすい陽気に体調整えて…
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2016年01月13日
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カテゴリ: ニュース



スポーツに挑戦 私を変えた



自閉症・義足……でも「やりたい」


 スペシャルオリンピックス。


100を超える国・地域が参加して4年に1度開かれる知的障害者の「五輪」が、

養護学校高等部2年、荒木遥(17)のめざす夢舞台だ。


 3年前から月に2度、神奈川県内のリンクでフィギュアスケートを教わる。

「障害があるからできない、と思っていたことをスケートが覆してくれた」

と母みさ子(45)は言う。


 遥が周りの子と違うことに気づいたのは、1歳半健診だった。

母親を追う行動が見られないと医師に言われた。

その後も「ママ」と呼ぶことなく、

独りよそを向いてぶつぶつと何かをつぶやくばかりだった。


3歳で自閉症と診断された。


 「いつも独りでいるこの子に、できること、やりたいことはないのか」。

リトミック、バレエ、水泳、体操。みさ子は遥と教室を回った。


 遥がフィギュアスケート選手の浅田真央の滑りをテレビでじっと見て、

ジャンプや振りをまねるようになったのは小学5、6年のころ。


発する言葉といえば相手の言葉のおうむ返しだったが、

初めて「やりたい」と自分から言った。


教室に通い始めた当初は、

コーチの顔を見て話を聞いたり指示どおりに体を動かしたりできなかった。


それでも、リンクでは転んでも疲れても休まなかった。


練習を重ね、コーチの言葉と動きに集中してまねするようになった。


 スペシャルオリンピックスは順位や勝敗もつくが、

ひとりで身の回りのことができることが参加条件だ。


選手の自立が目的だからだ。

日本では約8千人がさまざまな競技に取り組んでいる。

記録にこだわり、

競技によっては今や五輪の記録をも上回ろうとする

パラリンピックとは違う障害者スポーツの世界もある。


 遥は今年7月、親と離れての1泊2日の長野合宿への参加が認められた。

今も初めて会う人や訪れた場所に混乱して大きな声を出してしまったり、

落ち着かなくなったりすることはあるが、

みさ子は「根性がついて頼もしくなった」と目を細める。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 横浜市の調理師、山口明美(58)は

来年3月に迫るスノーボードの全国大会に向けて走り込みを重ねる。

 9年前、中型バイクで事故に遭い、左足のひざから下を失った。

ハイヒールが好きで、毎日スカートに合わせていたが、見るのがつらくなった。

ゴミ袋に全て捨てた。涙がこぼれた。


 義足と気づかれるのが怖くて、

ズボンばかりはいていた生活が一変したのは2010年。


義肢装具士の臼井二美男(60)の紹介で陸上クラブ

「ヘルスエンジェルス」に入ったことがきっかけだった。

 月に1度、

義足のランナー50人前後が北海道や九州から東京都北区のグラウンドに集まる。


山口はゴロゴロと芝生の上に脱ぎ捨てられた義足にギョッとし、

トラックを駆けるメンバーに目を奪われた。


自分も太ももを上げて足踏みし、前に体重をかけてみた。

スッと足が出た。

4年ぶりに顔に当たる風を感じた。

 テニスや富士登山をする仲間の話を聞き、

趣味だったスノーボードを本格的に再開した。


事故から5年たったころ、

皮膚を模した「外装」を外して

パイプむきだしの義足で外出することも気にならなくなった。

 中学校の同窓会にもパイプの見える短めのパンツで行った。

「男はナイーブなんだぞ」とどぎまぎする同級生を前に、

何でも心おきなく話せた気がした。

「暗かったときのこと、今じゃ思い出せないんです」。

スポーツとの出会いが、世界を広げてくれた。

■「障害者も楽しめる環境を」


 スポーツを楽しむ障害者は、まだ少ない。


国の調査では、週1回以上、

スポーツをする成人の割合は健常者が40・4%(15年)で、

障害者は18・2%(13年)だ。


 長い間、障害者が運動できる場は盲・聾(ろう)学校の体育の授業に限られてきたが、

1964年の東京パラリンピックが契機で、

スポーツが障害者の自立につながるとの認識が広がった。


 大阪市に障害者スポーツの地域拠点となる国内初の

「障害者スポーツセンター」ができたのは74年。


こうした施設は今、各都道府県に少なくとも1カ所はあるが、

県庁所在地や都市部に多く、身近な場所にはなっていない。


 一方で、岡山県倉敷市や宮崎市、川崎市では、

地域のスポーツクラブが障害者に参加を呼びかける動きもある。

障害者がスポーツに親しむには、仲間や介助ボランティアも不可欠だ。

 障害者スポーツ施策に詳しい立教大学教授の松尾哲矢(54)は、

「スポーツから最も遠い存在と思われている障害者が

どこでもスポーツを楽しめる環境を作ることは、

高齢者も子どももだれもが暮らしやすい社会を作ることにつながる」

と言う。=敬称略

<アピタル:ニュース・ フォーカス

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/


【朝日デジタル  http://digital.asahi.com/articles/ASHDS227QHDSUBQU006.html?rm=456





前向きに挑んでいれば必ず霧が晴れてくるものですね。 🌠










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Last updated  2016年01月30日 07時52分28秒 コメント(3) | コメントを書く
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