スペインの異端審問
ペスト禍の時は
イスラムのスペインでペスト流行らずユダヤ人を取り込んだポーランドもペストを免れた。手洗いしないキリスト教圏でペスト大流行。
キリスト教会が権力振りかざすと産業が駄目になる。実利をとるほうが発展する。スペインの異端審問を逃れたユダヤ人が逃げたオランダベルギー英国オスマン帝国で産業がさかんになる。宗教に寛容な国は強くなる。
異端審問はフランス革命の時は下火となったがスペインと教皇領では依然
異端審問は残酷をきわめた。
拷問に耐え切れず発狂してる者だらけで血になれたフランス軍も怖気づいた。スペインの異端審問は1813年には廃止された。
しかし教皇領では依然続きイタリア統一運動でイタリア王国軍の手におちて教会修道院の牢獄が解放されるたびに囚人たちの目をおおうような惨状があばかれた。
1870年のローマ併合とともに異端審問は終わりを告げた。
異端審問やりすぎたスペインポルトガル人の多いラテンアメリカ諸国に
今犯罪大国が増えてる。
キリスト教がなかったら人類は自由奔放に研究かさねて科学がもっと発達してただろう。
391年キリスト教会は70万巻の蔵書をほこるアレキサンドリア図書館を焼き払いパピルスの巻物、プトレマイオスが集めた古代の文書を焼き払った。昔からあった学問所は閉鎖された。
ユダヤ人のシナゴーグを焼き払いユダヤ人を殺す。ギリシャ語の文献持ってるだけで火刑になった。学問の中心はペルシャに移動する。
長らく続いたギリシャの学問も 415 年にアレクサンドリアで女天文学者ヒュパチアがキリスト教会に惨殺されて、、終わりを告げました。科学の暗黒時代が続く。
暗黒時代には教育と呼ばれるものはほとんどなく聖職者だけ教育を受けていた。
聖職者に支配させ 無知文盲の盲従分子だけ欲しかった。
カトリック教会が西洋社会の実権握ると科学技術は廃れトイレ、水道、道路網もなくなります。古代ローマのセントラルヒーテイングもなくなった。古代ローマよりよっぽど遅れた。セメントの作り方まで忘れた。古代ローマの大理石の彫刻は叩き壊され石灰に化した。
教会は書物を焼き学術研究を禁止した。西欧の経済は破綻し教会は商業活動を停止においこんだ。教会は暗黒時代に巨万の富をきづいた。
創造性は壊されルネサンスになるまで
キリスト教と無関係の芸術が生まれることはなかった。
しかしルネッサンス期もサヴォナローラは
清貧の道から外れる物品の焼却を命じる。裸体画遊び道具虚飾の品々は
焼かれた。
贅沢品として工芸品や美術品をシニョリーア広場に集め焼却するという「虚栄の焼却」も行われ、市民生活は殺伐としたものになった。清貧の道をはずした者は密告され告発された。
画家サンドロ・ボッティチェッリも彼の影響を受けて華美な絵を書くのを止めてしまった。
ボッティチェッリの作品の大半が焼かれてしまいわずかしか残ってない。
ギリシャローマの美神を描いた作品は15世紀末からフィレンツエでは許されなくなった。禁欲的なキリスト教精神に立ち返るよう説教された。
ヨーロッパの多くの地域で魔女狩りが始まった時期と
異端審問が終わった時期が一致します。教会は各地で異端審問をおこない
裕福なユダヤ人を血祭りにあげて財産奪い金づるにしてました。
科学が未発達な暗黒時代は天変地異や不吉なことが起こると原因を解明できず
ことごとく
悪魔魔女のしわざだ、、で片づけたのです。悪魔魔女を焼き殺さないと自分たちが滅びる、、と本気で考えてたのです。
ガリレオの地動説への有罪判決も1963年になってようやく取り消された。
当時のヨーロッパの民衆は病気になると聖職者、神父、教会公認の医師よりも
賢者に治療してもらってたのです。
ユダヤ人が作る医薬品、医療技術にすがりユダヤ人の婆さんに堕胎手術をしてもらってたのです。
異教徒の治験者が作り出す薬は教会公認の医者の薬より安価で効果があった。
薬つくりの賢女が権力を持つことを教会は恐れた。
医者は自分の無能さを悪魔魔女のせいにした。
キリスト教徒でない異教徒に人気が集まるのを許せない。
異端審問の犠牲者たちは自分を縛るロープや自分を焼き殺す火刑の薪代金まで支払わされた。拷問されるたびに手数料支払わされた。
犬猫、蛇鶏、これらは魔女の手先とされ処刑されたためにネズミの天敵が消えネズミ大量発生を招いた。このネズミがペスト菌をばらまいてペスト大流行となる。
ペストはユダヤ人の仕業と沢山のユダヤ人が火刑にされました。
蒙古襲来の時もユダヤ人が手招きしたからと言われ大虐殺された。
ユダヤ人がポーランドに逃げ「ネズミを駆除するように」忠告したのでポーランドはペストを免れた。
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