ぽかぽか新聞

決心＆転院

2003.10.24　１３週３日

最初の不安はどこに消えたのか。　　

今は元ちゃんと頑張ろう、そして必ず会おうと希望でいっぱいの私がいる。

夫は膨らんだかどうかわからないくらいの私のお腹を触りながら

「大きくなったね」と優しい笑顔で微笑んでくれる。

朝起きると眠たい目をこすりながら「気分悪くなかった？」と気遣ってくれる。

元ちゃんは優しいお父さんを選んだね。

今日は転院先の病院を受診した。

今まで診てもらっていた病院では1500グラム未満で生まれたら助けられないとの事。

小さく生まれてもすぐに対応してくれる、ＮＩＣＵがある病院に転院する事にした。

エコーの時先生が「赤ちゃん元気ですね。飛び跳ねてますよ～」

・・・そりゃそうよ、強いもん・・・とすでに親ばか。

体制の整った病院に移った安心感と、前置胎盤と診断するのはまだ早い。

これから胎盤があがってくる可能性があると少しの希望。

そして今出血している茶色の血は｛びらん｝からで心配するものではないという先生からの言葉。

初めて笑って待合室から出てきた私をみて夫はほっとしたようだ。

前置胎盤でも日常生活はして良いとの事。

出血する時は安静にしていても出血するから。・・・そうなんだ。

病院の帰りに元ちゃん初めての外食。

デニーズでランチした。

ﾃｰﾌﾞﾙまで歩く道のり、みんな知らないだろうけど私のお腹には赤ちゃんがいるのよ♪

一人で幸せを感じてニヤニヤしてしまった。

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