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製作国 アメリカ製作年 2010年時間 114分監督ポール・グリーングラス出演マット・デイモングレッグ・キニアブレンダン・グリーソンエイミー・ライアンフセイン政権崩壊直後のバグダッド。隠された大量破壊兵器の行方を追って、ロイ・ミラーと彼の部隊はバグダッドを駈けずり回っていた。しかし、いつも踏み込んだ先は空振りで、やがて彼は国防総省の動きに不信感を覚え、同じ疑念を抱いていたCIAのブラウンと組んで米政府の陰謀を暴こうとするが・・・・。虚実織り交ぜたような映画。戦争映画はどれも最初、退屈なスタートのものが多いと個人的に感じているが、これもご他聞に漏れず、取っ掛かりは少々取っ付きにくい感じがあった。しかし観すすめていくうちにだんだん興味深い内容となってきた。単なる戦争映画ではなく、歴史的犯罪ともいえる大量破壊兵器の保有を口実に始めたイラク戦争の側面を垣間見れたような気がしたためだからだ。最終的には、米政府の陰謀を突き止め、暴くところで終わるが、アメリカ視点でもなく、旧フセイン政権側の視点でもない、元イラク兵のフレディの視点が一番真実に近いように思われた。彼がラストでミラーに発する「この国の未来を決めるのは、あんたらじゃない!」の言葉が胸に突き刺さるほど印象的。「ジェイソン・ボーン」シリーズの監督・主演コンビとのふれこみだったが、あまりそちらの方の面白さは期待しないほうが良いような結構真面目な映画。
2010.11.03
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製作国 日本製作年 1992年時間 91分監督宮崎駿声の出演森山周一郎/加藤登紀子岡村明美/大塚明夫関弘子第一次大戦時、イタリア空軍のパイロットだったポルコ・ロッソは、あることがもとで自分に魔法をかけ、豚に姿を変えていた。そして今では、アドリア海にはびこる空賊を捕らえる賞金稼ぎとなっていた。ポルコを憎む空賊たちは彼を倒すため、アメリカのパイロット、ドナルド・カーチスを雇い入れるが・・・・。TVで何度も放映されていたようだけれど、アニメということもあって何となく避けていた映画だが、このたび初めて鑑賞した。勝手に思っていた印象とはチョット違った内容だったが、それにしてもこの豚、なかなかカッコいい。見た目の豚顔も見ていて全然気にならないし、男はやっぱり顔ではなく生き様だとつくづく思わせる。ジブリ作品はそれほど観ていないが、最近のジブリ作品とは全然感じの違う作品である。
2010.08.16
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製作国 日本製作年 2009年時間 116分監督是枝裕和出演ぺ・ドゥナ/ARATA板尾創路/オダギリジョー高橋昌也古いアパートで暮らす男・秀雄の愛玩人形のぞみ。ある朝、のぞみは本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。そして秀雄が仕事に出かけると、街に飛び出し、色々な人と出会っていく。ある日、レンタルビデオ店で働く純一と知り合ったのぞみは、そこでアルバイトをすることに・・・。ピノキオを思い起こさせるような設定で、メルヘンチックな映画かと思いきや、ペ・ドゥナの大胆な裸体シーンやラブドールのリアルな表現があり、子供向けには向かない映画。現実とも幻想ともいえない、ちょっと分かりにくい世界の中で、切ないラブドールの恋を描いている映画だが、男性的には感情移入しにくく分かりにくい内容となっている。また現実的な部分(ラブ・ドールとのSEXシーン)では逆に女性に受け入れられないかもしれませんが・・・。特に行為後のモノを洗うシーンは生々しい。
2010.05.04
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製作国 日本製作年 2009年時間 112分監督吉田大八出演堺雅人/松雪泰子満島ひかり/中村優子新井浩文/児嶋一哉安藤サクラ/内野聖陽華麗な経歴と流暢な日本語で次々と女性をおとしていくアメリカ特殊部隊のジェットパイロット、ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。しかし、実は彼は日本人でしかも希代の詐欺師だった。すでに弁当屋の女社長・しのぶを騙してお金を貢がしておきながら、さらに博物館のエリート学芸員・春や銀座のクラブ姫野のNo.1ホステス未知子も狙っていたが・・・。映画がどこまで事実でどこまでが脚色か分からないが、実在の結婚詐欺師がいたというから面白い。希代の詐欺師というが、男やホステスのような人を見る目の肥えた人からは簡単に見破れそうな嘘に引っかかってしまう不思議さはあるが、それでもくだらない嘘をつくために健気な努力をしている様は滑稽というか、痛々しい。嘘くさい人物設定ながら、それをまじめな顔をして演じる詐欺師役を堺雅人が好演した佳作。気楽に観て笑える映画。
2010.05.02
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製作国 オーストリア/フランス/ドイツ/イギリス製作年 2006年時間 97分監督ラウル・ルイス出演ジョン・マルコヴィッチヴェロニカ・フェレサフラン・バロウズ1918年。病床にあった天才画家グスタフ・クリムトは死を迎えようとしていた。彼の頭の中には彼の人生が走馬灯のように去来していた。19世紀末、故郷のウィーンでは酷評されていた彼の絵が、パリでは絶賛される。そしてパリ万博で出会った美しい女性・レアから肖像画の依頼を受けるが・・・・。絵画に興味のない私にとって、この映画を観るまでクリムトの名すら知らなかったのですが、結構有名な画家のようですね。映画は少々難解で、クリムトを知らないとさらに分かりにくいという、ドツボにはまってしまう映画です。途中何度か眠気に誘われましたが、時々出てくる絵のモデルさんたちのヌードシーンで眠気が覚める・・・といった繰り返しの映画でした。ストーリーは、死の淵にいたクリムトが、夢の中で自分の半生を回想するという内容ですが、クリムトの作品が芸術的にどうだというのは良く分からず、ただモデルに次々と手を出して子供を作っていく勢力旺盛なおじさんとしか印象の残らない内容でした。
2010.03.16
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製作国 韓国製作年 2007年時間 104分監督シン・テラ出演ファン・ジョンミンカン・シニルユ・ソンキム・ソヒョン生命保険会社の査定員チョン・ジュノは、面識のない顧客パク・チュンベからの指名を受けて訪問した彼の自宅で、チュンベの息子の首吊り死体を発見する。チュンベは息子の保険金の支払いを執拗に要求するが、ジュノはチュンベが保険金殺人を犯したのではないかと疑い、警察に掛け合う。その後、ジュノが再びチュンベの家に向かうと、そこには憔悴したチュンベの妻イファがおり、次の標的は妻ではないかと疑うが・・・・。本作は貴志祐介の同名小説を、 内野聖陽・大竹しのぶ主演で1999年に製作された同名映画の韓国版リメイク。大筋のストーリーはオリジナルと同じだったため、やや新鮮さには欠けるきらいがあった。オリジナルと比べると、映像的に目を背けたくなるシーンは多いものの、邦画独特のおどろおどろしい、背筋からぞーとするような感覚的な恐怖はオリジナルには及ばない感じがした。そしてオリジナルで何よりも怖かったのは、保険金を請求する男の妻だが、韓国版での妻は残忍ながらもどこか大人しく、内面的な恐ろしさはあまり出ていなかった。というか、オリジナルの大竹しのぶの演技があまりにも強烈で怖かったため、そう感じるのかもしれない。この作品を観たことで、改めてオリジナルの大竹しのぶの怪演の凄さを感じた。
2010.03.16
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製作国 日本製作年 2009年時間 133分監督三池崇史出演小栗旬/やべきょうすけ金子ノブアキ/三浦春馬高岡蒼甫/岸谷五朗山田孝之高橋ヒロシ原作の人気コミックを基に実写化した「クローズZERO」の続編。芹沢軍団に勝ったものの、鈴蘭最強といわれる林田(リンダマン)に手も足も出ない源治。そんなある日、鳳仙学園の生徒とも知らず、源治は手を出してしまう。それは2年前の鈴蘭と鳳仙との抗争後に結ばれた休戦協定の破綻を意味していた。これを機に鳳仙のトップ・鳴海は鈴蘭潰しに動き出す・・・・。不良の巣窟・鈴蘭高校で、一匹狼から次第にのし上がっていくさまを描いていた前作に比べ、今回は鳳仙学園との対立軸が中心だったため、波のように次々襲ってくる興奮というのは乏しかった。特に前半は源治が妙に冷めた言動も多く、熱くなりきっていないところも原因かと思う。しかしながら、さすがに鳳仙との戦闘に向うあたりから大いに盛り上がってきて、手にも力が入る。ただ、前作で鈴蘭側のキャラクターはよく描かれていたため陣容的に威圧感があったが、鳳仙側のキャラクターは今回あまり描かれていなかったため、人数は多いものの威圧感がなく、映画とはいえ闘う前から勝負は見えていたのは残念。新たな敵キャラクターとして三浦春馬が話題となっていたが、思ったほどストーリーに絡んでこなかったのも残念である。前作に比べ、ポイントを絞った内容になっているが、個人的にはヤクザ関連のストーリーは不要で、その分、鳳仙のキャラクターをもっと描いて対決前の緊張感をさらに高めて欲しかった。しかしながら、全体的には前作同様、我ら中年サラリーマンをも思わず興奮させる映画となっている。それにしてもリンダマンは強い!彼ももっとストーリーに絡ませて欲しかった。
2010.03.10
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製作国 アメリカ製作年 2008年時間 117分監督クリント・イーストウッド出演クリント・イーストウッドビー・バンアーニー・ハークリストファー・カーリーコリー・ハードリクト朝鮮戦争の帰還兵ウォルトは、最愛の妻を亡くし、実の息子とも折り合いが悪く、心を閉ざした毎日を送っていた。ウォルトの亡き妻もウォルトが懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めを断っていた。そんなある日、近所のアジア系移民のギャングが、ウォルトの隣に住む少年タオに、ウォルトの愛車グラン・トリノを盗ませようとするが・・・・。まさにクリント・イーストウッドのための映画のようで、孤独で頑固な元自動車工のウォルト役ははまり役といえる。最初はとっつきにくく、嫌なオヤジという感じを遺憾なく漂わせていたが、実は正義感が強く、孤独ゆえ本当に心を通わせた人に対しては命をかけてまでも尽くそうとする人情味を持った横顔を次第に見せてくるあたり、見事な演技とストーリー展開である。実の息子たちよりも心を通わせた近所に住むモン族の人々との交流や、タオを教育することに次第に生きがいを感じていくが上に、最期にウォルトが取る行動には意外と言うよりも、軍人として敵を殺さざるを得なかったむなしさと贖罪からの、天晴れともいうべき結末に息を飲んだ。悲しい結末だが、なぜか胸のすくラストで満足の一作。
2010.03.07
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製作国 日本製作年 2008年時間 140分監督橋口亮輔出演木村多江/リリー・フランキー倍賞美津子/寺島進安藤玉恵/八嶋智人寺田農/柄本明何事にも几帳面な妻の翔子と、法廷画家の夫カナオは、子供を授かった幸せを噛みしめていた。しかしこの幸せな夫婦に突如、悲劇が襲う。初めての子の死によって、翔子は精神的に不安定になり、欝になっていく。そんな翔子を全身で受け止めようとするカナオ。困難に直面しながら、一つづつ二人はその困難を乗り越えていこうとするが・・・・。この映画で初主演を演じた木村多江は、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ、多くの賞を受賞している。個人的には、今までの木村多江の印象は、清楚、静か、大人しい・・・といったものだったが、本作ではイメージが変わった。時に激しく、時にきつく、そしていやらしく・・・・、そんな感じの女性。映画自体も冒頭から“夜の生活”に関する生々しい会話が飛び交う。「えっ!そんな映画だったの!?」とチョット驚いたが、観終わってみるとバブル末期からの10年間の主役夫婦の物語を、法廷での裁判と絡めて上手く描いている映画。裁判は、映画の中では名こそ違え、有名な事件ばかりを彷彿させるものであり、この当時の様子が思い浮かんできた。木村多江もよかったが、夫役を演じたリリー・フランキーがすごく自然体で、優しく包み込むような愛情を妻に見せる演技には好感が持てた。
2010.03.07
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製作国 日本製作年 2008年時間 116分監督犬童一心出演小泉今日子/上野樹里加瀬亮/大島美幸村上知子女性人気漫画家の小島麻子は可愛がっていた飼い猫のサバの死によって漫画が描けなくなってしまう。彼女のアシスタントたちも麻子のことが心配でならなかったが、そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。その子猫にグーグーと名付け、一緒に暮らし始めた麻子はみるみる元気を取り戻した。暫くしてグーグーの避妊手術のため動物病院に向うが、途中グーグーが逃げ出してしまう。その時、グーグーを探す麻子は青年・沢村と出会う・・・・。主演の小泉今日子が、報知映画賞およびキネマ旬報ベスト・テンで主演女優賞を受賞した作品ということで注目していた作品。結論は、小泉今日子が醸し出す緩やかな癒やし系の演技には好感が持てたものの、作品的には特筆すべきものはなかった。楽しい映画と言うわけではなく、かといってキョンキョン演じる麻子は後半病に冒されるものの悲しい結末というわけでもなく、ラブストーリーでもありながら成就するわけでもなく、なんとも中途半端だった。ただ、もう一人というかもう1匹の主役、グーグーはチャーミングで可愛く、観ていてとても癒やされた。特にストーリーには期待せずに、仕事や恋に疲れ、癒やされたい人にお奨めの映画。
2010.03.06
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製作国 日本製作年 2008年時間 145分監督原田眞人出演堤真一/堺雅人尾野真千子/高嶋政宏山崎努横山秀夫が17年かけて書き上げた同名小説の映画化。1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落し、520人の死者を出すという航空史上未曾有の大惨事が起こる。群馬県前橋市にある北関東新聞社では社長の一声で一匹狼の悠木を全権デスクに指名し、大新聞社相手に地元紙ならでわの紙面作りをすべく、激闘の1週間が始まる・・・・。四半世紀近くたった今でも鮮明に記憶に残っている日航ジャンボ機墜落事故。それぐらい事故発生当時は連日連夜センセーショナルに報道された事故であり、それに値する未曾有の大惨事であったことはいうまでもありません。そんな大事故を題材に、事件の現状や真相を追う地方新聞社の内情を描いています。新聞は他の出版物と比べてもその過酷さは想像できます。毎日が締め切りであり、紙面も刻々と変わる状況によって対応を迫られるものであり、世俗の週刊誌などと違って予想や勘だけでは記事にできない(この映画でも主人公はダブルチェックという確証を追求することに徹している)現実があります。そのあたりの葛藤や社内での激論はリアル感がありドキドキしながら観れました。一方、新聞社の内実を描いた作品としては秀逸でしたが、題材となった日航機事故そのものについては描き方が少ないように感じた。2時間程度の映画という時間的制約があると思うが、その中で描くのであれば事故直後の1週間に限定してもう少し濃密に描いて欲しかった。少なくとも時折挿入される登山シーンや離れ離れになっている息子との話は要らなかったと思う。(原作がどうかは分からないが・・・・)
2010.02.27
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製作国 アメリカ製作年 1985年時間 111分監督リチャード・ドナー出演ショーン・アスティンジョシュ・ブローリンジェフ・コーエンコリー・フェルドマンケリー・グリーン海賊の財宝を求め冒険を繰り広げる“グーニーズ”の活躍を描く。オレゴン州アストリア市の田舎町に住むマイキーの家は多額の借金を抱えており、彼の家のある一帯をゴルフ場にしようとしている銀行から立ち退きを迫られていた。そんなある日、マイキー率いる悪がき集団“グーニーズ”のメンバーは、マイキーの家の屋根裏で伝説の海賊「片目のウィリー」が残した宝のありかを記した地図を見つける。早速彼らは宝を求め、地図の示す場所に向うが・・・・。スピルバーグ総指揮作品とあって長年観たいと思いながらなかなか観るチャンスがなかった作品だったが、このたびGyaoでたまたま視聴することができた。しかし、1980年代作品の雰囲気を感じさせる映画でまずまず普通に楽しめるものの、長年の期待が膨らみすぎて思ったほど面白かったともいえない内容だった。もともと、子供版インディ・ジョーンズを勝手にイメージしていたが(そういう雰囲気はあるが・・・)、スケール的にはインディにはるかに及ばず、こじんまりした冒険活劇という印象は拭えなかった。また最近は高度なCGによるリアルな映像を見慣れているせいもあり、映像的にも少々古臭さが残る感じがした(20年以上前の作品なのでやむを得ないが)。それでも、冒険活劇として楽しませる要素は満載なので、気楽な感じで親子で観るにはいい映画かも知れない。
2009.10.24
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製作国 日本製作年 2007年時間 130分監督三池崇史出演小栗旬/やべきょうすけ黒木メイサ/山田孝之岸谷五朗/高岡蒼甫岸谷吾朗高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」の主人公が登場する1年前を描いたオリジナル・ストーリーの映画化。不良たちの吹き溜まりともいえる鈴蘭男子高校に転入してきた滝谷源治。彼は不可能といわれる鈴蘭制覇を狙っていた。ふとしたことで知り合った矢崎組のヤクザで鈴蘭OBの片桐からアドバイスを受けながら鈴蘭制覇に動き出す。しかし、鈴蘭には制覇に最も近いと言われる芹沢多摩雄をはじめ、頂点を狙う喧嘩の猛者たちが多くいた・・・。原作もまったく知らないし、最初は全然期待しなかったけど、観始めたら面白くて一気に観終わったという感じでした。また硬派な映画かとおもいきや、(もちろん基本は硬派ですが)、随所にコミカルなシーンもあり、緊張と弛緩が適度に体感でき、心地よさもなかなか良かった。主演の小栗旬の映画はあまり観たことなかったので「キサラギ」のイメージが強く、山田孝之に至っては「電車男」のイメージで入っているので、その役どころは別人のようなイメージだった。主人公がだんだん敵を倒していきながら、倒した相手を仲間にし、のし上がっていく様には男としてやはり興奮するものの、最終決戦で勝った瞬間は爽快感を感じるかとおもいきや、空しさが押し寄せてきたのは私だけだったでしょうか?ずーと気になっていたリンダマンが最後に出てきた時は、「やっと出てきた!」と思いましたが、決着がつかず終わったのはチョット残念。続編の予感プンプンですね。
2009.10.11
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製作国 アメリカ製作年 2008年時間 85分監督マット・リーヴス出演マイク・ヴォーゲルブレイク・ライヴリーリジー・キャプランマイケル・スタール=デヴィッドニューヨーク・ダウンタウンで、日本への転属が決まったロブを祝福するパーティが開かれていた。そのパーティの途中、突然の爆音が起こる。慌てて屋上に行き、ニューヨークの街を見ると、大爆発が!さらに混乱するニューヨークの街に、今度は自由の女神の首が落下してくる・・・。評価の極めて難しい作品。製作のJ・J・エイブラハムが語っているように、アイデアとなった「ゴジラ」を彷彿させる映画だが、構成はまさに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に極めて近い。評価が難しいのは、いい点と悪い点が表裏一体で混在しているから。映像はオープニングとエンド・クレジットを除き、すべて民間人が撮ったというビデオ映像を使っているため、通常の映画とは違って斬新でリアル感が伝わってきた。一方、手ブレが多く、観ていて疲れるばかりか、下手すると気分が悪くなってしまう。ストーリーは分かりやすいといえばそれまでだが、中味がないともいえる。観ているものと同じ視線、同じ情報量なので、「何が起こっている?」「これから何が起こる?」というのが出演者と同じレベルで味わえ、次への展開のワクワク感はもの凄い。登場する怪獣らしき生物も遠目であったり一瞬だったりして今ひとつ実体がつかめないという恐怖感が募ってくる。しかし、最後まで主人公たちには何の情報も与えられないため、主人公と一体化している我々観客の消化不良感は否めないと思う。あとハンディビデオ映像。そもそもここに一番斬新姓があるといわれており、一定の評価はできると思う。ただ、リアリティを追究するならもっと徹底すべきで、素人映像だがどこか映画っぽくしようとするわざとらしさが随所に垣間見えて、少し興醒め。結局、この作品は映画としては高評価はできないが、映像表現作品として観れば少し面白い作品かなという印象だった。
2009.10.10
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製作国 日本製作年 2007年時間 138分監督行定勲出演沢尻エリカ/伊勢谷友介竹内結子/板谷由夏田中哲司/サエコ黄川田将也/永作博美石橋蓮司/篠井英介雫井脩介原作の同名小説を映画化したラブ・ストーリー。小学校の教師を目指す大学生・香恵は、母親の再婚を機に一人暮らしを始める。その引越し先で香恵は、前の住人が置き忘れていったノートを見つける。見てはいけないと思いつつ香恵はそのノートを開き、小学校の新任教師・伊吹先生が教え子と元恋人のことを綴った日記であることを知る・・・。原作は読んでいなかったけど、途中でストーリーが読める。置き忘れたノートがこの物語の2人の女性の接点となるが、それだけでは映画として成り立たない。必ず深い接点があるはず・・・と考えると、もう答えはひとつしかない。それが分かっていれば、過去(竹内)と現在(沢尻)が交錯する展開だが混乱はしない。ストーリー的には沢尻エリカよりも竹内結子の方が内容があって、こちらがメインのような気がした。最後に“死”をもって感動を呼ぼうとする手法は陳腐・安直な感じでがっかりした。2人はもっと違う形で会って欲しかった。2人の女性の中で揺れる男性の心も中途半端だし、中途半端といえば香恵の親友の恋愛エピソードは途中でほったらかしになったのも頷けない。
2009.10.09
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製作国 日本製作年 2008年時間 126分監督石井康晴出演山下智久/掘北真希加藤浩次/市川由衣大地真央/竹中直人飯島直子/笑福亭鶴瓶哀川翔/山崎努山下智久主演の人気TVドラマの映画化。詐欺師を専門に騙す詐欺師“クロサギ”の黒崎は、詐欺界のフィクサー・桂木の仲介で、レイコから依頼を受ける。レイコはかつて会社を経営していたが、贈答詐欺を生業とする詐欺師・石垣の魔の手にかかり会社をつぶされていた。黒崎はレイコの金を取り戻すために、IT企業の社長に変装し、石垣に接近するが・・・。相変わらずTVドラマは見てないので、設定やキャストは何も知らないまま観たが、冒頭にそれなりの説明があったので支障はなかった。あらかじめ、詐欺師を対象に騙す詐欺師の話とは聞いていたので、「スティング」のような映画(綿密な準備・設定と最後のドンデン返し、そして爽快感)を期待していたが、ちょっと違っていた。まず、前半に繰り広げられる話が何とも暗い。そしてそんな話が長く、期待しているトリックとか騙しの技術がおざなりになっている気がした。そして後半からラストのあまりにもうまく行き過ぎる展開と、綿密な計画のはずが警察の介入によって狂っているはずなのに、展開に影響しなかったり、説明のつかない行動があったりと、謎や違和感の残るストーリーが目立った。そして笑福亭鶴瓶演じる役どころもラストで重要となるが、まったく説明なく不満が残った(TVドラマを見ていないせいかも?)。最後はそれなりにモヤモヤは解消するが、爽快感を味わうまではいかない。映画化にあたってはもう少し練った内容にしてもらいたかった。
2009.10.09
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製作国 日本製作年 2007年時間 118分監督松尾スズキ出演内田有紀/宮藤官九郎蒼井優/りょう妻夫木聡/大竹しのぶ松尾スズキの同名小説を自身で監督し映画化。バツイチのフリーライター明日香は締め切りに追われる毎日を送っていた。ある日、目覚めるとそこは病院の白い部屋で、ベッドに手足を拘束されていた。ナースの江口によると、大量の睡眠薬とアルコールを摂取して昏睡状態となり、精神科の閉鎖病棟に担ぎ込まれたという。原稿の締め切りが気になる明日香は早々退院を申し出るが、あっさり拒絶されて・・・。精神病院を舞台にした映画で真っ先に頭に浮かぶのはやはり「カッコーの巣の上で」だが、それに比べるとそんなに重くはなく、観易かったというのが最初の感想である。ただ最初は単なるコメディ映画だと思ったが(とはいっても笑いどころ満載でコメディ映画には違いないが・・・)、考えさせられる重い部分と、軽妙なタッチの軽い部分が交互にやってくるという感じだった。思えば私はほとんどTVドラマは見ないし、映画出演の少ない内田有紀を主演で観たのは今回が初めて。もともとよくは知らない女優だが、何となく抱いていたイメージとは少し違う感じの役どころのように感じた。ただ、彼女的には一種汚れ役ともいえる役どころを体当たりで演技していたようには感じたが、如何せん周りの出演者が個性があり、思うようには目立っていない気もした。特に大竹しのぶは強烈で、名女優というようりもまさに怪優とでもいうような雰囲気を醸し出す女優としてのイメージが定着してきたように思った。蒼井優も複雑な思いを内面に秘めた難しそうな役を静かながら印象深く好演していたように思う。
2009.10.05
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 167分監督ロバート・デ・ニーロ出演マット・デイモンアンジェリーナ・ジョリーアレック・ボールドウィンウイリアム・ハートロバート・デ・ニーロCIA最大の汚職事件といわれる“ピッグス湾事件”をモチーフにした、ロバート・デ・ニーロの監督第2作。1961年、キューバ・カストロ政権の転覆を狙ったCIAのピッグス湾上陸作戦が失敗する。作戦の指揮を執っていた謀報員エドワードは内通者がいたことを示す証拠物件を受け取るが・・・。時はさかのぼり、第二次世界大戦前夜。イエール大学に在学していたエドワードは、FBIからナチス協力容疑のある教授の調査を頼まれ見事完遂する。その後、学内エリートで構成される秘密結社のメンバーとなり、その関係で対外謀報活動の一員への道を進み始める・・・。3時間近い映画で前半やや中だるみしがちだが、前半の伏線が後半うまくつながっていき、後半からラストにかけては楽しめた。ただ時間軸が次々と変わるため、よく観ていないと分からなくなる箇所もあった。というのもマット・デイモンもアンジェリーナ・ジョリーも年月が変わってもあまり年を取ったイメージに見えないから・・・。マット・デイモンの演技はよかったが、勝手についたイメージなのか、CIAという影・謎・秘密のイメージとマット・デイモンはややマッチングしていないようにも思えた。(個人的偏見ではあるが・・・)意外なラストも用意されており最後まで楽しめるものの、テーマ的にやや重い感じのする映画。「ゴッドファーザー」を彷彿させるシーンのある映画だが、製作総指揮にコッポラ、監督がデニーロなら納得か。
2009.09.27
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製作国 日本製作年 2006年時間 90分監督白石晃士出演佐藤江梨子/加藤晴彦水野美紀/川合千春1970年代後半、全国の子供を震え上がらせた口裂け女の噂。その噂が再び広まる中、1人の少年が何者かに連れ去られる。小学校は対策として集団下校を行うが、小学校教師の京子は、担任の生徒・美佳を自宅近くまで送るが、口裂け女に遭遇し美佳を連れ去られる・・・。現代の家庭や学校の持つ問題を提起した点は多少評価できるも、全体的には作品としてのレベルは低い。本来の噂になった口裂け女のイメージとはほど遠く、知名度のある「口裂け女」を利用した全く違った映画だった。怖いというよりも目を背けたくなる残虐なシーンの目立つ和製ホラー。ただ、口裂け女役を買ってでた水野美紀の好演(怪演?)は他の出演者より目立っていた。
2009.09.23
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製作国 日本製作年 2006年時間 129分監督天願大介出演田中麗奈/チェン・ボーリン井川遥/岸辺一徳佐藤浩市/宮地真緒乙一の同名小説の映画化。交通事故で眼が見えなくなったミチルは父の死により一人暮らしを始めることになる。一方、ミチルの家の前の駅で男性がホームから落ち、電車に轢かれる事件が起こる。被害者の同僚だったアキヒロが現場から逃げたことで指名手配され、アキヒロはミチルの家に忍び込むことに・・・。限られた登場人物の中でコンパクトに纏められていて、とても分かりやすい映画だった。ただ、アキヒロがミチルの家に忍び込んで居続けるところやミチルが家の中で転倒したときに落下物からミチルを守るため存在を明らかにした後も何事もなかったように同居を続けるところなどはイマイチ説得力のある説明がなく、不親切だった。アキヒロの犯行を前提に観ていたのでラストは意外だったが、重要なポイントが解決されないまま終わったのは残念。(何かはネタばれになるので記載しません)しかしながら、派手さはないが最後まで楽しめた良品。
2009.09.23
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製作国 日本製作年 2005年時間 114分監督豊田利晃出演小泉今日子/鈴木杏板尾創路/広田雅裕國村隼/瑛太 永作博美/大楠道代角田光代の同名小説の映画化。家族に秘密を持たないというルールのある京橋家。それにより幸せな家庭が築けていると信じる妻の絵里子だが、夫や2人の子供には家族に言えない秘密があった。秘密が露呈することで、見せかけの幸福な家庭が崩壊していくが・・・。あたふたとする夫を演じる板尾創路がむしろ最も自然で、どうも不自然さが目立つ家族の印象を持った。原作は読んでいなかったので、それぞれの秘密が露呈されることによって、どのような展開になっていくのか期待しながら観ていたが、ラストもどうも納得のいかない結末で消化不良感の残る作品だった。
2009.09.05
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製作国 韓国製作年 2006年時間 120分監督ポン・ジュノ出演ソン・ガンホピョン・ヒボンパク・ヘイルペ・ドゥナコ・アソン韓国で観客動員数歴代1位の大ヒットを記録した映画。TVCMも頻繁に流れ、怪物のしっぽに巻かれ連れ去られる少女のシーンは思わず目を見張った。主演者の演技自体は韓国っぽさが抜けないが、ハリウッドの一流VFXスタッフが作っただけあって、怪物はとてもリアルだった。韓国・ソウルの中心部を流れる漢江(ハンガン)に、突然強大生物グエムルが現れる。このグエムルにさらわれた13歳の娘を奪還すべく、家族4人が救出に向かう。ストーリーは単純ながらも助け出すまでは苦難の連続で、結構楽しめる。ただしラストは納得できなかったが・・・。なおタイトルの「グエムル」は怪物の名前ではなく、ハングル語で「怪物」を意味する言葉らしい。
2009.07.21
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製作国 アメリカ製作年 2004年時間 112分監督ポール・ハギス出演サンドラ・ブロックドン・チードルマット・ディロンジェニファー・エスポジートウィリアム・フィクトナー第78回アカデミー賞作品賞を受賞した作品。「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を書いたポール・ハギスが初監督。人種も職業も違う22人の登場人物が複雑に絡み合う。最初にあらすじや登場人物をチェックしておいたほうがよいかも。最初は脈絡もなく話が飛んでいくのでわかりにくい。ただ複雑な話の絡み合いが見えてくると、ストーリーのおもしろさ(脚本のすごさ)を感じ始める。米国で抱える人種問題を一つの大きなテーマとして捉えており、問題の深刻さを痛感できる映画となっている。
2009.05.01
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製作国 アメリカ製作年 2004年時間 103分監督マイク・ニコルズ出演ジュリア・ロバーツジュード・ロウナタリー・ポートマンクライヴ・オーウェンコリン・スティントン
2009.03.20
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製作国 イギリス製作年 1992年時間 113分監督ニール・ジョーダン出演スティーヴン・レイミランダ・リチャードソンフォレスト・ウィッテカーエイドリアン・ダンバージェイ・デヴィッドソン
2009.01.04
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製作国 アメリカ製作年 2001年時間 92分監督クリス・ヴァー・ヴェル出演クリスチャン・スレイターティム・アレンリチャード・ドレイファスポーシャ・デ・ロッシビリー・コノリー
2008.10.26
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製作国 アメリカ製作年 2002年時間 97分監督ゲーリー・ジョーンズ出演ヘイディ・ノエル・レンハート
2008.09.07
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製作国 オーストラリア製作年 2001年時間 97分監督サイモン・ウィンサー出演ポール・ホーガンリンダ・コズラウスキーサージ・コックバーンアレック・ウィルソン
2008.08.24
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製作国 フランス/日本製作年 1999年時間 95分監督フランソワ・オゾン出演ナターシャ・レニエジェレミー・レニエミキ・マノイロビッチサリム・ケシュシュヤスミン・ベルマディ
2008.08.23
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製作国 アメリカ製作年 2000年時間 105分監督ロン・ハワード出演ジム・キャリーテイラー・モンセンジェフリー・タンバークリスティン・バランスキービル・アーウィン
2008.08.17
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製作国 日本製作年 1961年時間 103分監督市川崑出演岸恵子/山本富十子宮城まり子/中村玉緒岸田今日子/船越英二伊丹一三/森山加代子ハナ肇とクレージー・キャッツ妻がいながら九人の愛人がいるTVプロデューサー風松吉。そのため、いつかこの愛人たちに殺されるのではと疑心暗鬼になった風は妻に相談する。そしてある夜、妻が経営するレストランに集まった十人の女のいる前で風は射殺される・・・。九人の愛人を持つプレイボーイ・風松吉を演じたのは先日亡くなった船越英二。また彼を取り巻く女性陣も岸恵子、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒といったそうそうたる女優が出演している。モノクロ映像の良さを十ニ分に引き出した不思議な感じのする映画。ミステリー性とユーモア性がうまく融合しており、ラストまで目が離せない。
2008.08.03
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製作国 アメリカ製作年 2000年時間 106分監督ドン・ルース出演ベン・アフレックグウィネス・パルトロウジョー・モートンナターシャ・ヘンストリッジトニー・ゴールドウィン
2008.07.27
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製作国 フランス製作年 2000年時間 106分監督マチュー・カソビッツ出演ジャン・レノバンサン・カッセルナディア・ファレスカリム・ベルカードラジャン・ピエール・カッセルアルプス山脈で変死体が発見され、パリから派遣されたベテラン刑事ニーマンスが捜査を始める。同じ頃、墓荒らしと小学校での盗難事件を調査していた若手刑事マックスはこの事件にある少女が関係していることに気付く。この2人が追う、一見何の関係もないこの2つの事件がやがて一つに結びついていくのだが・・・・。猟奇殺人を強調したかったのか、冒頭の結構リアルな死体はあまりにリアルすぎて逆に気持ち悪かったが、前半のミステリアスな展開は、物語を盛り上げる効果は十分あった。ゆえに後半からラストは性急すぎる展開と、チョット肩透かしを食わされる結末に少々ガッカリ。フランス映画独特の雰囲気を醸し出していたが、セリフは英語で、アクションを中心とした全体的にはハリウッド色が強かったため、中途半端なイメージは否めない。原作はなかなかよさそうなことを聞いているので、もう少し原作に忠実であればもっとよくなっていたかも!?
2008.07.26
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製作国 イギリス製作年 2000年時間 93分監督アイリーン・リッチー出演イアン・ハートショーン・マッギンレイニーアム・キューザックルース・マッケイブユアン・スチュアート
2008.07.25
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製作国 イギリス製作年 1998年時間 95分監督レオン・ポーチ出演ジュード・ロウエリナ・レーベンゾーンティモシー・スポールケリー・フォックスジャック・ダベンポート
2008.07.22
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製作国 アメリカ製作年 2000年時間 155分監督リドリー・スコット出演ラッセル・クロウホアキン・フェニックスコニー・ニールセンオリバー・リードリチャード・ハリス
2008.06.08
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製作国 アメリカ製作年 1979年時間 105分監督ロバート・ベントン出演ダスティン・ホフマンメリル・ストリープジャスティン・ヘンリージョージ・コージェーン・アレキサンダー第52回アカデミー作品賞ほか計5部門を受賞したハートウォームドラマ。結婚8年にして仕事一筋のテッドに愛想を尽かし、自分を取り戻すために妻のジョアンナは7歳の息子ビリーを残して家を出る。最初は冗談だと思っていたテッドも翌日事の重大さを知り、その日から息子ビリーとの2人の生活が始まる・・・。女性の自立心と父親の子育てを描いた秀作。仕事一筋だったテッドが妻との別離をきっかけに子供のことを思い、子供のために仕事を失っても子供との関係を維持しようとする姿は感動もの。テッドが朝食のフレンチトーストを作るシーンは本作を象徴する有名なシーンで特に印象深い。子供の親権を裁判で争うことになるが、ラストは感動的。離婚件数の増える昨今、考えさせられる映画である。
2008.06.07
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製作国 日本製作年 1999年時間 118分監督森田芳光出演内野聖陽/西村雅彦大竹しのぶ/田中美里町田康/桂憲一小林薫/伊藤克信菅原大吉/佐藤恒治2007年NHK大河ドラマ「風林火山」で主役の山本勘助を演じた内野聖陽が主演で出ているのがこの映画。「風林火山」とはまったく印象の異なる、気弱な保険会社員を演じているが、当時名前すら知らなかったこの俳優がなぜかこの映画で印象に残った。内野聖陽の役や演技そのものではなく、映画の内容があまりに怖かったせいである。「怖かった」のはもちろん大竹しのぶ演じる菰田幸子のキレまくったパフォーマンスだが、現在社会において無縁ではない、現実に起こりうる、いや起こっているという無意識の恐怖からである。恐怖感を味わうなら、へたな恐怖映画やスプラッター・ムービーを観るのではなく、こちらをお勧めする。
2008.05.27
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製作国 アメリカ製作年 1980年時間 121分監督ジョン・カサヴェテス出演ジーナ・ローランズジョン・アダムスバック・ヘンリージュリー・カーメン
2008.05.27
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製作国 アメリカ製作年 1999年時間 188分監督フランク・ダラボン出演トム・ハンクスデヴィッド・モースボニー・ハントマイケル・クラーク・ダンカンジェームズ・クロムウェル苦しむ人から苦痛を取り除くことができる奇跡の力を持つ黒人死刑囚と、彼を取り巻く看守たちのドラマ。アメリカ南部のコールド・マウンテン刑務所に少女殺害の容疑でひとりの黒人死刑囚が送られてくる。彼は看守主任ポールの尿道炎を治したのを皮切りに次々と奇跡を起こしていく・・・。「ショーシャンクの空に」のF・ダラボン監督作ということで期待して観たが、期待を裏切らない作品だった。しかし、無実であるにもかかわらず死刑執行されるシーンはあまりにも悲しい。タイトルの「グリーンマイル」とはこの刑務所で死刑囚が処刑室に行くまでに通る道のことをいっているらしい。
2008.05.27
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製作国 アメリカ製作年 1997年時間 90分監督ミック・ギャリス出演クリストファー・ロイド/マット・フルーワージョン・ランディス/ラファエル・スバージ
2008.05.10
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製作国 アメリカ製作年 1996年時間 112分監督ハロルド・ライミス出演マイケル・キートン/アンディ・マクダウェルハリス・ユーリン/リチャード・メイサー
2008.04.27
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製作国 カナダ製作年 1996年時間 112分監督デヴィッド・クローネンバーグ出演ジェームズ・スペイダーホリー・ハンターイライアス・コティーズデボラ・アンガーロザンナ・アークエット
2008.04.27
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製作国 アメリカ製作年 1997年時間 127分監督ガス・ヴァン・サント出演ロビン・ウィリアムズマット・デイモンベン・アフレックステラン・スカルスガルドミニー・ドライヴァー
2008.03.02
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製作国 アメリカ製作年 1996年時間 91分監督ジョン・グレイ出演スティーヴン・セガールキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズボブ・ガントンブライアン・コックスジョン・M・ジャクソン
2008.02.17
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製作国 アメリカ製作年 1996年時間 106分監督リチャード・ベンジャミン出演シャーリー・マクレーンリッキー・レイクブレンダン・フレイザーミゲル・サンドヴァルローレン・ディーン
2008.02.17
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製作国 アメリカ製作年 1995年時間 102分監督アルフォンソ・アラウ出演キアヌ・リーヴスアイタナ・サンチェス=ギヨンアンソニー・クインジャンカルロ・ジャンニーニアンジェリカ・アラゴン
2007.12.24
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製作国 アメリカ製作年 1995年時間 115分監督トニー・スコット出演デンゼル・ワシントンジーン・ハックマンジョージ・ズンザヴィゴ・モーテンセンジェームズ・ガンドルフィーニ
2007.12.08
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製作国 アメリカ製作年 1995年時間 107分監督サム・ライミ出演シャロン・ストーンジーン・ハックマンラッセル・クロウレオナルド・ディカプリオトビン・ベル
2007.11.25
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製作国 アメリカ製作年 1994年時間 132分監督ロバート・レッドフォード出演ジョン・タートゥーロロブ・モローレイフ・ファインズポール・スコフィールドデヴィッド・ペイマー
2007.11.24
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