クロッキーの小部屋

第1話 当初の孤独(高校編)



今通っている高専はめちゃくちゃ個性的な人が多く、俺は凄く充実した学園生活を送っている。

まあ勉強の部分は除くけどな・・・

記念すべき第1回目は高専の入学当初の事を話す。マジで孤独だった。

学校へ向かっている時正直不安だった。昔から知っている人は誰もいないし、頼れる人もいない。俺がやっていけるのか・・・と

入学式は事前に予行練習があったので(なんて学校だ・・・)なんとかなったが、いや実につまらない入学式でしたよ。なんにも面白くありませんでしたもん。

そして次に写真撮影の時、なんかいちいち動く親がいてなかなか撮影に時間がかかった。俺は待つのが嫌いなので、「誰だよそいつ死ねばいいのに」とすげぇ思った。

後から分かったんだが、それはジョ-の親だったらしい。まったく、親も子も頭がおかしいんだな。

そして教科書販売があったので、教科書を買いに売っている場所へ。

教科書を買ったのは良いものの、よし!帰ろうと思って教科書が入った紙袋を持ち上げた瞬間!

ビリッ!!

最悪な事が起こった。紙袋が破れてしまったのだ。

「どうやって持って帰れと」俺は近くにいた係員にそう言った

「すぐ新しい紙袋持ってきますね!」そう言って係員は新しいのを持ってきた

「また破れんじゃないだろうな」そう思いながら俺は家に帰った。

次の日、先生から校内オリエンテーリングをするという話があった。

「なんてめんどくさいんだ・・・」俺はそう思いながら参加した。

気になるメンバーは、俺とビアードとトムとあともう一人いた。

その「あともう一人」は今はもう学校にいない。(不登校者だった)

その時は、俺ら3人は全然話さなかった。話す事といったら最低限の事くらいで、今からするととても考えられない重い空気の中オリエンテーリングをしていた

オリエンテーリングが終わると家へ帰っても良かったので帰ったのだが、なんとその次の日から授業が開始するとの事。

正直「早いよ!」って思いましたね。しかも初体験の8時間授業ですよ、もう死ぬかもって思いました。

そうして辛い授業に耐えながら何日か過ごした。が、俺は人と話すのが苦手なのでなかなか友達ができない。

回りがだんだん話すようになってきている中、俺の話相手はジョ-しかいなかった。

当時はジョ-とかなり仲が良く、何回も一緒に帰ったりしたものだ。その時ジョ-と話した内容の一部を書いてみる

「じーる君とグレーぶどう君いるじゃないですか、彼らうるさいですよね」

「まあ、うるさいと言えばうるさいかな」

「はっきり言って、あんなにうるさいなら大声コンテストでも出れば良いんですよ。それだったら優勝するかもね。あっあっあっ!!」

「はぁ・・・そうだな・・・」

本音を言えば、時々話すの辛かった。でも唯一の話相手だったから我慢した。ちなみに、今は全然話してない。

そして少し経ったある日親睦遠足で高尾山に登ったが、全然人と親睦なんか出来ず凄い疲れただけだった。

またある日、夏休みの1年の行事として野尻湖へのキャンプがあるので、この日は班決めをする事になった。

先生が「今から皆でチーム分けをして下さい」と言った。俺はジョ-以外誰も友達がいないので、ジョ-と二人でポツンと立っていた。

すると、「おい!クロッキー!お前まだ班決まってないか?」という声が聞こえてきたのである。


つづく

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