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実家には、花の盛りになると、むせかえるほどに甘い香りで家中を満たす蘭があります。 姿は見えないのに、その香りで強烈な存在感。 今年もまた咲いているようです。
2013.04.30
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父が遺していった君子蘭が今年も実家で美しく咲いていました。 写真を撮っていたら、あら写真撮ったの、となんとなく嬉しそうな母。 築30年になる古くて広い実家には、今は老いゆく母と、これまた老いつつある黒猫の二人きり。 猫が、花がきれいに咲いたねぇなどと相づちを打つわけもなく、母以外、娘の私が気にでも留めなければ、花たちは母だけの慰みに終わってしまうのです。 ここ数年、子育てと家事と仕事の両立で忙しく、ゆっくり花を愛でる余裕も、そして父を思い出す余裕さえもなくしていました。 今年に入って父の夢をよく見るようになりました。 そうしたら父が遺していった花達のことも思い出され、また花達を見ていたら、余計父のことを思い出すようになりました。 不実な娘ですが、母はきっと私と違い、花を育てながらいつも父のことを思い出しているのかもしれません。
2013.04.18
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毎年恒例のぽんちの誕生日旅行。 普段気の利かない旦那が、鬼嫁ぽんちに最大限気をつかおうと涙ぐましく頑張って、旅のプロデュースをするのだ。 いつもどこか若干ズレ気味なのがご愛嬌で、今年も然り。 3人家族なのに2ベッドルーム&リビングのバカに広い部屋を予約して、ディナーのイタリアンのコース料理はケチるというズレっぷり。 そのディナーでも、海の見える席に自分がサッサと座り、店内を見渡すだけの席に仕方なく座る嫁。 その席はもれなくお子様付きの席で、当然ディナーをゆっくり味わう余裕もなく、娘の食事の世話をし、挙句計3回の「トイレ」コールにその都度席を立ったのは、誕生日を祝ってもらうはずの嫁。 まぁ、いいけどね。 娘は可愛いし!旦那より大事だし! とはいえ、色々思うことはあるものの、旦那よ。ありがとう。 旦那が今回旅行先に選んだのは初島。 熱海からフェリーで20分程の何もない島。 時期的になのか環境的になのか、花々を見ることはほとんどなく、やっと見つけた黄色い花は、名も知らぬ山野草。 鮮やかな黄色と花先の茶色とのコントラストが美しい。
2013.04.05
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娘に桜の写真を見せると、いっちょまえに「あ、かわいいー」と言った。 私に似て花好きな娘。 なんだか嬉しい。
2013.04.02
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以前住んでいたのは、桜の美しい場所でした。 かつて住んでいた駅前の猥雑な路地から歩いて数分。 景色は一変し、自然のままの堤塘に桜色の帯が広がっています。
2013.04.01
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そろそろ我が家の2年点検の時期が近づいてきました。2年目の夏。ガンガン生い茂るチェリーセージを見るにつけ、「夏だ・・・」としみじみ。冬には淋しげになってしまう、我が家の猫の額ほどの庭。今は、数本の樹木達が青々とした葉を茂らせ、ハーブや蔦やグランドカバーが我も我もと背を伸ばし、ちょっとした賑わいを見せています。そんな風に庭が最高潮の賑わいを見せる少し前、1ヶ月程前でしょうか、見慣れてきていたはずの我が家の1本の樹木に初めて見る花を見つけました。夏椿の仲間なのでしょうか。枝振りがなんとなく実家の夏椿にも似ていたから、去年は「もしや?」と思いつつも目に留まらなかった白い花。実家の夏椿の花よりも二周りくらいは小さい花。控えめに咲いていて、だから去年は気付かなかったのでしょうか。いまは花はとうに散り、やはり夏椿に似た実を付けています。夏椿。大好きな花なのです。実家の庭を代表する花のひとつです。はからずも、同じではないけれど良く似た花が我が家に植えられていたことに小さな幸せを感じています。【ヒメシャラ】本文を書いた後でわかったのですが、実家の庭に植えられているのも我が家のも、どうやらヒメシャラ。夏椿は別名、娑羅の木(シャラノキ)と言って、それよりも小ぶりな種類を“姫”(ヒメ)、ヒメシャラと呼ぶそうな。そう言えば、今は亡き父は確かに「ヒメシャラ」と呼んでいた・・・すっかり忘れておりました。父よ、ごめん。たぶん、夏椿よりも華奢で可憐です。花だけでなく、その華奢な樹姿も好きなのです。それにしても写真に写っちゃっている配管、ヒメシャラちゃんの清楚な雰囲気ぶち壊し!
2012.07.10
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最後の記事は2010年だって気付いて、そのあいだ、いったい何があったかなとつらつらと考えていました。添い寝をしないと寝ない娘が今日はコロリと寝てしまって、久しぶりにのんびりした自分だけの時間。ほんとうに久しぶり。あ、我が夫はまだ帰宅せず。いつも二階でカリカリカサカサ悪戯をしていたいたちーずも、今は虹の橋の彼方。不思議な感覚です。時計の針の音だけがチクタクチクタと響くリビングは、いつもの空間ではないみたい。自宅ではパソコンを開くことも少なくなり、日常的なweb検索は会社のパソコン以外はスマホで済ます。愛用していたコンデジを持ち歩くこともなくなり、写真ももっぱらスマホで撮るばかり。それにあれほど私の生活には花が溢れていたのに、今の私のメモリーには、花達は数えるばかり。いったい花は何処へ行ったの。久しぶりのブログ更新をもたもたしていたら、いつの間にやら夫が帰ってきて、この贅沢な静寂の時間を空間をぶち壊す。あぁ、いつもの日常が戻ってきた。夕食を食べる食器の音。スポーツニュースを伝えるTVの音。食後に飲む薬のパッケージの擦れ合う音。私だけの空間は、時間は、何処へ行った。【むぎなでしこ】実家の庭に置かれたプランターで咲いていたむぎなでしこ。1ヶ月近く前の写真だから、もう花は終わっているでしょうか。黒猫と二人暮らしの母は、相変わらずせっせせっせと花を育てています。写真がちょっとボケ気味なのは、スマホなんかで撮ったせい。自宅のPCにいつもの画像編集ソフトが入っていないせい。環境整えねばー。
2012.06.05
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娘の誕生と同時に、あたらしいおうちへ引っ越しました。敷地は決して広くなくて、でもちいさなちいさなお庭が付いています。ぽんちは「猫の額ほどのお庭」といいますが、だんなは「猫の手ほどもない庭」といいます。どっちにしても、ほんとうにちいさなちいさな庭なのです。でも、そんなお庭にはちいさな落葉樹が植えられて、いま美しく紅葉しはじめています。お庭にはこのほかにも、クリスマスツリーにぴったりな感じの常緑樹が数本とオリーブの木まで植わっています。それにローズマリーやチェリーセージといったハーブから、まだ背丈の小さい南天、名前の知らないグランドカバーが生い茂っています。門柱のそばにもハーブとアイビー、また化粧ブロックの足元は、チェリーセージやダスティーミラー、グランドカバーのポリゴナムが彩ります。こんな小さな敷地によくもまぁこれだけの植物が植えられているものだと、あらためて驚きます。すぐそばに交通量の多い国道が走る環境なのに、とても閑静で(我が家と国道は隣接しておらず、その間にある何軒かのお宅のおかげで車の音はほとんどしないのです)、また庭木のおかげで早朝などは明らかに庭の空気が爽やかで、そして雨の日にはハーブの香りが庭中に漂うのです。今日はひさしぶりに、のんびりブログを更新できるほどに時間的にも精神的にもゆとりが持てました。結婚して早1年(※ブログでのお知らせは今年に入ってですが)が経ち、また娘も4ヵ月になりました。日々陰湿な喧嘩(←ぽんちが陰湿)も多いけど、ぽんちは多分けっこう幸せです。
2010.11.23
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祖父母の家の跡地には、今でも毎年葵が花を咲かせます。子供のころ大好きだった花。あの頃は幼くて悩みなんてひとつもなくて、毎日がただただ幸せで楽しかった気がします。大好きな祖父母。そして祖父母の古い古い家。我が家とは違う空間が広がっていて、そこで過ごす時間はなんとなくドキドキして特別でした。葵の花はそんな幼少時代の幸せな記憶と繋がるせいか、本当に大切で大好きな花なのです。結婚して住み始めたいまの住まいの近くには、それはそれは立派な葵の花が咲いていました。太い茎。まっすぐ、私の背丈以上に伸び、鮮やかなピンク色の花を咲かせていました。携帯電話のカメラで撮ったので、写りがちょっとよろしくない...今月の3日、娘“あおい”が誕生しました。いまはただただ幸せです。
2010.07.13
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実家で黄色の君子蘭がきれいに咲きました。「これ、どうしたの?」と母にたずねたら、「去年ホームセンターであんたがコレ見て、きれいだから買おうって言ったんじゃない」と…そうだっけ。すっかり忘れてた。君子蘭といえば、父が遺したオレンジ色の鮮やかで華やかな君子蘭がすぐに思い浮かぶから、こんな淡い色があるってことを忘れてました。母はこの淡い黄色の君子蘭をとても気に入っているらしく、今日実家へ顔を出した際に旦那に「このお花、きれいでしょ」と言った後、「あ…男の人にきれいでしょ、と言っても興味ないか」と笑っていました。**********長らく実家に置きっぱなしだった自分のパソコンを今日やっと自宅へ持ってきました。(放置しすぎ…)3連休最後の夜、旦那と私はそれぞれのパソコンに向かい、黙々とそれぞれの目的を果たすべく、無言でPC操作中。おとーさんは、いたち監視装置を完成すべく。おかーさんは、またもや久しぶりのブログを更新すべく。お互い同じ部屋にいて、こんなに無言だったことはかつてありません。パソコン恐るべし。
2010.03.22
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「長らくお世話になりました」照れ隠しに冗談めかして言ってみたけれど、母は涙ぐんでしまいました。母は何事か呟いていたけれど、わたしは自分も泣いてしまうのを堪えるために、炬燵で暖まっている母の愛猫・クロに話しかけるふりをしてそっぽを向いてしまいました。お互い独り言を言いながら、その後「じゃあ、おやすみなさい」と言葉を交わし、最後の夜が終わろうとしています。**********お嫁に行くことになりました。明日、新居へ引っ越します。しばらくどなたのブログにもお邪魔できずにいるうちに、いつの間にか2009年は過ぎ新しい年がやってきていました。この数ヶ月、大きな変化がありながらもそれを実感できずに月日だけが過ぎていって、数年ぶりに過ごした母との毎日が今日で終わりということも、つい数時間前までは実感もなく、大したことではないと思っていました。母だって同じかなと思っていたけれど、予想外の涙にこちらは不覚の涙。「親孝行をしたいな」しみじみそう思いました。いろんな形、方法での親孝行があるけれど、今どれかひとつを敢えて挙げるなら、わたし自身が幸せになることかなと思いました。あんまり色々考えると、どうしても泣けてきてしまいます。今晩はひたすら母に感謝しながら眠りにつきたいと思います。お母さん、ありがとう。そして、わたしのブログにまた目を通してくださった方へ。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010.01.09
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この秋桜(コスモス)、ぽんちがしゃがみ込んで撮った写真じゃありません。普通に立った状態で撮りました。ぽんち目線で普通に見上げる位置にカノジョは咲いてました。黒姫のコスモス園では、どの子もすらりと背が高い。150cmのぽんちなんか、コスモス畑の中に入り込みでもしたら迷子になること間違いなし!先日、2年ぶりくらいに会ったギョーカイ(←建設業界ね)の知人に「ぽんちちゃん、結婚したって聞いたよ!」と言葉の暴力を受けました...嘘です「ほほぅ、そんな話題が出るほどに、わたくしの存在はまだ忘れられてはおりませんでしたか」(※一時は営業として外へ出ていたので)と余裕こいて返したところ、「今度、独身集めて飲むぞ!俺は保護者として参加するから」とのありがた迷惑なお言葉・・・えぇぇぇぇぇぇ~~~~~彼氏はいるんでしょ? くらいは聞いてくださいよ、シャチョー!(哀)↑チビッ子でもプライドは高い (失笑)
2009.09.26
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黒姫のコスモス園では、ちょうどダリアも満開でした。見たこともない花色や形のダリアが何種類も咲いていて、一番の見頃ということもあり、かなり圧巻な見応えです。このダリアの名前は“声変わり”。プリンセス・マサコと名付けられた上品な色合いのピンク色のダリアが人目を引いていて、ぽんちも見入ってしまった花のひとつですが、それよりももっと気になってしまったのがこのダリア。とても変わった名前で、どうやら花色が橙色から白色へ変化していくようなのです。・・・となると、この写真のダリアは“声変わり”した後?途中?でも、ダミ声になることなく美声を保っている様です。ぽんちの写真ではこの花の美しさを伝えきれないのですが、本当に最高に美しく存在感のある花なのです。(コンデジ充電切れにより十分に写真を撮ることができず、ベストショットがありません(TДT)...)ただいま一眼レフで撮った写真を現像に出している途中です。地元の小さな写真屋さんに頼んだら、仕上がりは明日の夕方だそう(丸一日以上かかるの!?)。ぽんちが写真屋さんに行った時、店主はヒマして店の周りをウロウロしていたのに・・・田舎の人は、のんびりだぁよね。あ。ぽんちもですけどね。
2009.09.24
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黒姫高原のコスモスを見に行ってきました。コスモス園の公式サイト情報によると、6年ぶりの見事な開花状況だそうで、時期的にも今が一番の見頃です。ぽんちは現在、“デジタルじゃない”一眼レフカメラを練習中です。(お師匠さんに「これで練習してからデジタルを買え」とイジワル言われてます。カメラもお師匠さんからお借りしています。でも返す気ないから既にぽんち私物です・・・というのは冗談で、師匠のご厚意によりお譲りいただきました)あ。ブログに載せている写真は長年愛用中のコンデジちゃん撮影のものです。デジイチデビューは来年3月の予定です(ほんとかよ!)今回の旅行(2泊3日)は盛りだくさんで、戸隠でお蕎麦を食べ、黒姫でコスモスを見て、須坂で筋肉ムキムキのオヤジカンガルー・ハッチに会ってきました。毎日お蕎麦を食べて健康的!と思いきや、帰宅後体重を計ったら2kgも増えていました(怖)ぽんち肥ゆる秋、でございます。■黒姫高原・コスモス園http://www.kurohime-kogen.co.jp/cosmos/
2009.09.23
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忙しいふりしてヒマなぽんちです(ウソです。たぶん...)。突然ですが、温泉ブログ始めちゃいました。何個もブログがあるのでどこまでやれるかわかりませんが、ご興味のある方は、こちらの庭ブログ共々ご愛読願えれば幸いです。ぽんち温泉http://aikomimisize.blog91.fc2.com/テンプレートも既成品利用(デフォルト状態での利用)で内容的にも試作状態ですが、今まで訪れた温泉宿についてどんどんアップしていく予定ですし、今後も色んな温泉を順次アップしていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします!「いらっしゃいませ~ 看板娘のみやこ&あいこです♪」温泉つかってグゥグゥ昼寝(※イメージです)
2009.08.03
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今日から7月ですね。会社の卓上カレンダーをめくったら、今月は涼しげな水色。6月は紫陽花の薄紫色で、8月は向日葵のオレンジ色。業者さんからいただいた壁に掛かる大きなカレンダーの7~8月は「Bleu hortensia ブルーオルタンシャ」(あじさいのブルー)の紫がかった青色。フランスの伝統色をモチーフにしたカレンダーで、隔月で美しい色合いを楽しめます。ラベンダーが咲いています。先日の梅雨の晴れ間、暑い日差しの中でもとても爽やかに咲いていました。ラベンダーの色も、まさに夏の色。まだまだ雨降りの日は続きますが、カレンダーの7月の青をみると、晴れあがった日の眩しい陽射しと青い空が待ち遠しくなります。先日海外挙式した友人の披露パーティーが、今月の終わりに予定されています。その頃には、ぜひとも梅雨明けしていてほしいものです。わたしは、この披露パーティーで流す挙式映像のナレーションと、二次会幹事を頼まれています。しかし挙式DVDを事前確認したところ、編集が完璧すぎて、わたしのド素人ナレーションを入れ込むスキなし・・・!?さすが某有名ブライダルサービス会社、Good job♪(と、褒めてる場合ではない!)新郎からは「照れくさいから笑いをとってください」と言われているけれど、わたくしの品性も問われる場面なので、ゲストがくすりと笑える程度に品よくまとめあげたいと思っています(←すぐに大口たたく人)。当日は失礼ながら、ゲストの方々をかぼちゃだと思うことにしています。
2009.07.01
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ぶらり癒しの旅に行ってきました。千葉を南は君津から北は佐原まで。静かな山里で幻のような蛍の舞いに見とれ、水の郷で美しいあやめの花々に出逢ってきました。色とりどりのあやめのなかで、鮮やかな濃い紫色が一際目を引いたのですが、癒しの色はこの優しい桔梗色。和紙のような花弁がいかにも繊細に見えて、花弁にのる花色もことさら儚げに感じられました。あやめの花のなかで、その存在がほとんど忘れられたかのようにひっそりと咲く紫陽花も、やっぱり癒しの色です。瑠璃色とも杜若色(かきつばたいろ)とも思えるその色合いは、あやめの桔梗色とすこし似て、とても綺麗でした。水の郷には、茶摘娘のような姿(頭は手拭ではなくて菅笠でしたが)で、傷んだ花を摘む姉さんたちの姿があちらこちらに見えました。それにこの日は嫁入り舟が出て、綿帽子に白無垢姿のお嫁さんが、あやめの咲く水路をゆるゆると進んでいくのを見ることができました。現実を忘れ、日常を忘れて、なんとなく夢の中を旅した気分でした。(最後は小江戸・佐原にて美味しいうな重を食べ、思いっきり現実に戻って参りました♪)
2009.06.14
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実家の改築が先月末から始まっています。増築するために庭木が一部抜かれ、花壇も部分的に壊されました。普段はあまり足を踏み入れることのない日本庭園風(←日本庭園と言い切るには抵抗あり)の庭が、隔てていた垣根が取り払われたおかげで見通しが良くなり、庭に生えた草木の成長が自然に目に留まるようになりました。そんな草木の一つ、沙羅の木(夏椿)が白い花をつけ始めています。大好きな初夏の花です。前回ブログに書いたことは1つの悩みですが、それとは並行して別な悩みがあり、とても気持ちが沈んでいました。でもその“悩み”も、なんというか自分が殊更に悲観的に考えてしまっていて、「こんな自分て不幸!」と嘆いてみせている自分がいます。幸せになろうとするよりも、自ら幸せをぶち壊して“不幸アピール”をしようとしているのです。自分の理想どおりでないから、子供のように「だったら要らない!」と叫んでいる自分がいます。今の私には、実はどこにも不幸なんてありません。ただ、不幸ではないけれど不安があるのです。不安な気持ちが“不幸”とすり替えられ、勝手に嘆いている自分が出来上がっています(不幸を呼び込む女ぽんち)。まったくもってナンセンスです...
2009.06.02
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カモミールが花盛りの頃は、庭中がほのかな林檎のような香りで溢れていました。ここ最近の雨に打たれ、花びらも散り、そろそろ終わりの時が近づいてきています。一昨年くらいまでは、自分の生き方に疑問や後悔を持たずに生きていました。みなが当たり前のように考えることも特には当たり前とも思わず、わたしにはわたしなりの生きたい生き方がありました。それで満足でした。いまはいったい自分がどういう生き方をしたいのか、わかりません。なりたかった自分にはなれず、これからそうなるんだという気概も今はない。そして何より能力もない。それならばと、今さらみなと同じことを望もうとしても望めない。今までの自分の生き方の代償だけれども、それがいかに大きなものであるのかをひしひしと感じています。今までは何とも思わなかった自分の姿(生き方)。満足だったし、どこかしら無意味な自信もあった時もありました。けれど今さら気づいてみれば、平々凡々な人生のくせに“普通でない”自分の姿が情けなくて仕方ありません。わたしなりの満足と幸せ、わたしは私、と何の迷いもなく再び言えるまでは、すこし時間がかかりそうです。
2009.05.29
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南の島へ、友人の花嫁姿を見に行ってまいりました。年下の旦那様はとてもとても優しく、あえて口には出さない女心の機微を上手に汲み取ってくれる男性のようです。結婚の報告を受けた時、「時計の方がいいと言ったんだけどね・・・」と苦笑いしつつも嬉しさを隠しきれない友人の薬指には、旦那様が「絶対に贈りたい」と言った婚約指輪がキラリ。「ドレスなんて、もう恥ずかしいから(年だから)結婚式はいいと言ったのに・・・」と照れた友人は、「絶対にドレスを着させてあげたい」という旦那様の願いで、南の島で眩いばかりの花嫁さんになりました。「もう新居に引っ越したし籍はいつ入れていいのに・・・」と困ったように言う友人は、旦那様のたっての願いで彼女の誕生日に籍を入れるのだと、また照れ笑い。 ・ ・ ・ ・ ・ いいなぁ(笑)写真の花はプルメリア。南国を代表する美しい花です。陶器のように美しくなめらかな様相で、白い花弁の中心はほんのりとクリーム色。こんな美しい花も一瞬で霞んでしまうほど、花嫁姿の友人はお世辞抜きに綺麗でした。結婚式は友人にとって一生の思い出だろうけれど、私にとっても間違いなく一生の思い出です。旦那様の嬉しそうな表情と花嫁姿の友人のこれ以上ないというくらい幸せそうな表情は、たぶん一生忘れられません。
2009.05.26
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ぽんち家では今、この控え目な色合いの蘭の花が家中を甘い甘い香りで満たしています。不思議なことに昼間にだけその香りを放ち、日が落ちてしまうと近寄っても微かに香る程度になってしまいます。家中に溢れる花々は、母が健在な証拠。この甘い香りの蘭の花も鮮やかな君子蘭も、そしてまた咲き始めるだろう挿し木のバラ達も、すべて母の手によって生かされています。お花たちとともに、母がいつまでも元気で居てくれますように...
2009.04.11
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母が最近気に入っている黄色い花。名前は知りません。小さな花です。近づいて撮ってみたら、花の形も色も菜の花みたいです。ぽんちは今、コツコツと貯金をしています。終の棲家が欲しいんです。築24年の実家がこのたび“リノベーション”する(既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする)ことになりました。キッチンは憧れの対面式システムキッチン。居間と隣の客間をつなげて20畳超のリビングダイニングに。広々快適。この家の住人は、母&ぽんち&いたちーず&デブネコ。今の実家は、ある意味贅沢な広さと間取りです(昔は人間の5人家族でしたから)。そして家の内にも外にも、そこかしこにお花が溢れ、心地よく快適な空間です。ここがぽんちの終の棲家なら、それはそれでいいんですが、死ぬ前に一度自分の家を持ってみたいんです。すべて自分好みのインテリアで統一した住まいが欲しい。たぶん、コツコツとコツコツと真面目に蓄えていけたなら、愛するいたちーずと暮らせるくらいのおうちは建てられるかもしれません(←掘っ建て小屋?)。えぇ、それには会社が倒産しちゃったり、自分がリストラされちゃったりするようなことがないことが大前提ですが!今日の記事は、ほんの戯言です。
2009.04.10
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今年も、父が遺した君子蘭たちが見事に咲きそろいました。先日、母上からの要望で君子蘭の撮影会を行いました。鮮やかななオレンジ色。眺めていると元気が出てきます!最近、自分がとっても大きな勘違いをしていたことに気付きました。ひとりよがりになっていた証拠です。恥ずかしくて穴があったら入りたい気分です。でも季節的にも、穴にこもっている場合じゃないんですよねぇ。この先があるのかないのかサッパリわからなくなってますが、この世の終わりでない限り確実に明日はやって来るので、穴には籠らず、てくてくと歩いて行くしかないみたいです。
2009.04.08
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春ですねぇ。桜の美しい季節です。毎日が足早に過ぎていくから、あっという間にまた1つ歳を重ねてしまいました。皆さまお変わりなく、元気にお過ごしでしょうか?出逢いと別れの時期を迎えて、なんとなくぽんちは茶釜の狸に逢いに行きたくなりました。(いえ、実は何の脈絡もないんですが)猫に小判、豚に真珠、狸に桜・・・このミスマッチさが堪りません。「再出発するぞー」そんな風に狸氏は言っています。どうやらぽんちの心の内を代弁してくれているようです。なんとなくソワソワと落ち着かない気分ではありますが、のんびりゆるゆるとまたブログを始めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
2009.04.05
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明けましておめでとうございます。皆さまは、どんな素敵なお正月をお迎えでしょうか。ぽんちは、大晦日には除夜の鐘をついて煩悩を除いてまいりました。さらにその足で神社にお参りをして、いたちーずの健康祈願をしてまいりました。おみくじも中吉。絶好調です、たぶん。昨日は兄夫婦&弟夫婦が実家にやってきて、飲みまくり食べまくりの賑やかな宴が繰り広げられました。好調な新年の始まりではありますが、今年は“心機一転”ということで、こちらのブログはしばらくお休みすることに決めました(←なんと、今日決めた)。気づけば昨年11月から滞っていた更新ですが、このまま過ぎる月日に埋もれてしまおうか・・・とも思っておりましたが、ブログをとおして知り合うことができ、素敵な交流を持たせていただきました皆さまに、一言ご挨拶を申し上げてからと考え直し、こうして記事をアップさせていただいております。心機一転=ブログ休止、とはネガティブなように聞こえますが、自分にとっては新たなる出発です。今年は一日一日が、今まで以上に大切な日々になると思います。どうあっても後悔しないような一年にするために、心穏やかに明るく過ごしてまいりたいと思っています。皆さまにとっても、2009年がまたとない輝かしい一年になりますことをお祈り申し上げます。
2009.01.03
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母の秋バラもいよいよ終わりが近づいてきています。来年に向けて新入りちゃんたちを迎えた“母の庭”ですが、この優しいピンク色のバラも新入生。(咲き終わりにも色香を残す可愛い子ちゃんです)某ホームセンターで母と一緒に買ってきました。もちろんぽんちが育てるわけがなく、単なる荷物持ちでの同行です。そして、やれあの花の色が好きだとか、あっちのバラの花びらが変わっていて素敵だとか、あるいは、バラ用の鉢は安い白いプラスチック製は絶対イヤだとか、こんな形はカッコ悪いだとか・・・カネも手も出さないくせに、口だけはしっかり出して参りました。(母上はそんな娘のワガママに振り回されることなく、淡々と買い物をしてらっしゃいましたが)前記事では、しょうもない独り言に付き合ってくださった皆さまに感謝です。いろんな問題が、最近では自分の中で堂々めぐりをしてばかりいて、「これでいいのかも」という休憩地点すら見つからず、心休まらない日々が続いていました。まだまだある種の緊張状態の中にいますが、ここはもう少し鷹揚に構えることも必要かと思い始めています。しかし。エゴイスト過ぎる...自分てば!
2008.11.06
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ぽんち家は花の絶えない家で、四季折々に様々な花が庭のそこかしこに咲きます。それは、父が密かに植えた路地植えのお花たちであったり、母が気に入って買ってきた鉢植えだったり、父と母の好みで作り上げた花壇に咲く花々であったりします。そんなぽんち家を知る方から、お花の差し入れがあったりすることもあります。いつの間にか、小さな黄色い菊の鉢植えが、ぽんち家の軒先に並んだバラたちのそばに無造作に置かれていました。咲き誇る秋バラの足元でちんまりと、小さな菊たちは咲いています。仏花として親しんでいるせいか、地味で“華のない”イメージがある菊ですが、背の低いこの子たちは、ほんとうに愛らしい。でも、花だけアップで撮ってしまっては、なかなかその“ちんまりさ”加減が伝わりませんね・・・今日はちょっと独り言です。人と人がわかり合える瞬間ってどんなでしょうか。短い付き合いの中でも理解し、信頼しあえる仲になる人たちもいれば、何年付き合っても相手のことが見えてこないこともありますよね。愛情や友情といった“情”がそれを後押しすることもありますか。それとも、その“情”こそが、わかり合っている・理解し合っている・信頼し合っている、という錯覚を生じさせることもありますか。親・兄弟・恋人・伴侶・・・どれだけわかり合って一緒に居ますか。そばに居る人をどれだけ理解してますか。
2008.10.29
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結婚することになりました。大切な友人が。結婚の報告をきいた瞬間、涙があふれて止まらなくなりました。いろいろあって、しばらく会わずにいた友人でしたが、彼女がいままで歩いてきた辛い道のりが一瞬頭を駆け巡って、そんな彼女が幸せになってくれるんだと思ったら、感情が抑え切れなくなってしまいました。最近よく思います。ひとは身の丈に合った人生を送るものかなぁ、って。こんな表現ではなんだかネガティブに聞こえちゃいますがそうではなくて、“それ以上”でも“それ以下”でもない、「いかにも自分らしい」生き方ってあるんだと思うのです。わたしはわたしらしい道を歩んでいます。そうは言いつつも、じぶんはいったいどこへ向かって歩んでいるのか、わからなくなる時もあります。迷う時もあります。惑う時もあります。けれども、そんな迷いや惑いも含めて、それが自分なんだと思うのです...シミジミ素敵な花嫁さんになる友人に・・・白いバラのほうが花嫁っぽいのかもしれないけれど。母の鉢植えのバラがまた次から次へと咲いています。珍しく、赤いバラが目を引くほどに美しく咲きました。
2008.10.23
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1年前のちょうど今頃、母と第二の母と3人で、群馬にあるボタニックガーデンに行きました。園内は秋めいてなんとなく寂しげな様子だったけれど、それでも咲いているかぎりの花は写真におさめてきました。その後ブログにアップしたのはごく一部の花だけで、地味だと思ったこのダリアは載せずじまい。いま眺めて、思いました。なんだか母の色だなって。なんとなく、イメージカラー。優しくて温かくて、そしてちょっぴりボケてる感じで(笑)。でもボケていると思わせて、芯の色はわりとハッキリしてる・・・そんなところも「ボケてると思わせてしっかり者」な母そのもの?第二の母が母を評して言います(←なんだかややこしい)。「柳に雪折れなし、ってね!」わたしも本当にそう思いますが、でも母ってば、ときどき恐ろしいくらいのボケをかまします。★Episode1先日トイレの洗浄剤“液体ブ○ーレットおくだけ”を取替える時に、台の部分を上下さかさまに取り付けてました。中身の液体がすべて漏れ出て、数日後にはスッカラカンになってました・・・★Episode2昨日の晩のこと。「あらっ。月が出てないわ~。昨日は満月だから今日はお月さまはいないのかなっ」いやいや・・・満月の翌日が“新月”のわけないでしょっ!!そんな愛すべき母に、ぽんちは毎日楽しませてもらってます。毒入りインゲンのニュースを見て「家族に(料理を)出す前に、お母さんが体を張って毒見をしたようなものよねぇ」と言う母に娘は、「“お母さん”って人種は、たいがい毒への耐性があるよね~」(※)と暴言吐きまくり・・・でも母は笑って「そうね~」と無邪気に答える始末。母というものは、サイボーグか超合金でできていて、きっと無敵なんだと娘は勘違いしているようです。※誤解があると申し訳ないので一言付け加えておきます。農薬入りの食品で被害にあわれた方を侮辱あるいは嘲笑する記事ではありません。うちの母親について、わたしが持っているイメージを表すためにこのような表現をさせていただいています。被害にあわれた方には、心からお見舞い申し上げます。最近、なにからなにまで信じられない不安な世の中になってしまっていますね。母がせっせと作ってくれる自家農園の野菜たちに、つくづく感謝です。いや、感謝は母に、、、ですね。
2008.10.16
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もはやすっかり秋なのに、それでも元気に毎日咲き続ける夏の花があります。日々草(別名:日々花)。会社のプランターには、毎日毎日、この日々草が花盛り。先日は金木犀の香りにしみじみ秋を感じましたが、日々草はそんな秋の気配を知ってか知らずか、じつに無邪気に咲いています(でもこのお花、毒性もあるんだとか!)。今日は仕事でA市のお客さんを訪ねた帰り道、2年半ぶりに、とある場所を通りました。A市の隣にあるI町。すこし小高くなったその場所には、赤茶色の大きな建物が相も変わらず建っています。父がターミナルケアを受け、息を引き取ったその大きな病院を横目で眺めながら通り過ぎると、またもや感傷の虫が鳴きだしました。ついつい湿っぽくなるのは、秋のもの寂しい雰囲気に流されているからでしょうか・・・(日々草で元気をもらったはずなのに)病院からは新幹線の高架が臨めます。ほとんど記憶もなく、歩くことも話すこともできなくなった父に母が、「お父さん。ほら、新幹線が見えるねぇ。あれが秋田に続いているんだよ」と言いました。(秋田は父の故郷なのです)でも父の死後、病院から見えたのは上越新幹線だとわかった母(←かなりボケ)は、「お父さんにウソついちゃった」と苦笑いしたものです。
2008.10.09
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社長室の窓から外を覗くと、オレンジ色の小さな花が咲いている木が目に留まりました。木のそばに寄ると甘い香り。金木犀でした。何年も植えられているのに、たぶんこの時期、花が咲き、辺りを甘い香りにするまでそこに在ることを忘れられています。午後、西日が射しこんで、金木犀が灯りをともしたように内からほのかに輝きます(←単なる逆光だよ、ってツッコミなしでお願いします)。夏はほんの少し前までその雰囲気を残していたのに、いまや陽射しも風も匂いも、なにもかもが秋仕様です。母は「秋は淋しくって、なんだかニガテなの」と言いますが、ぽんちはこの物悲しく、さびしい雰囲気がたまらなく好きです。じつはぽんち、長年のひとり暮らしを終え、ことしの6月から実家に戻り居候をいたしております(でも、エラソウな居候です。そして戻った理由は極秘です)。秋は淋しいと言う母に、「うちら親子(ぽんち&いたちーず)が戻ってきて、おうちが明るくなったでしょー!」と恩着せがましいことを言いましたら、「そうねぇ~、明るくもなるけど、暗くもなるわぁ」ですって・・・ (-_-)失礼なっ!!
2008.10.04
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色づき落ちた桜の虫食い葉っぱは、曼珠沙華のしべの上で休憩中です。県下でも有名な権現堂の桜堤には、ここ数年、秋になると曼珠沙華が咲きます。地元の方々の努力の賜物だそうで、冬には水仙、初夏には紫陽花と、春の桜だけでなく楽しめる場所になってきています。曼珠沙華と言えば日高の巾着田が名高く、それに比べれば権現堂はまだまだですが、それでも十分に楽しめました。それなのに・・・曼珠沙華を見に行ったのに・・・なぜか今日の“主役”は桜の葉っぱちゃん(しかも穴だらけ!)。(だって、曼珠沙華ちっとも上手に撮れなかったんだもん)■幸手市観光協会公式サイトはコチラ(権現堂の四季の花々の開花情報)http://www.satte-k.com/kaika/index.html
2008.09.29
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秋の彼岸の秋分の日、海の上に逃避行してきました。そこは東京湾。アクアライン。土木の技術屋だった父が生前「一度行ってみたい」と言っていた場所です。結局その願いは、叶えてあげられませんでした。親なんていつまでも元気でいるような気がしていたし、それにあの頃のわたしは、父のためのちょっとした時間を作るよりも、大好きな人と過ごす時間を1分1秒でも、なによりも優先していました。失くしてみないとわからない、ってじつに哀しいことです。この無機質なカッターフェイスを眺めて、久しぶりに父のことをしみじみ思いだしたぽんちでした(←親不孝娘)。写真は“海ほたる”にある記念碑で、海底トンネルを掘り進んだシールドマシン先端のカッターフェイスを復元したものです。(もっと詳しくはコチラ。あるいはコチラ←こちらのブログの写真はよく撮れてます)最近“脱線ネタ”(お花以外のこと)が多いですが、じっさい、お花の写真を撮る機会が減っています。でも、今後は少しずつまたお花を見に行ったり、身近な可愛いお花を見つけて写真におさめようと思っているので、みなさま、変わらずお付き合いください。よろしくお願いします。
2008.09.24
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先週末は母と第二の母を連れて、茨城の海辺へおいしいお魚を食べに行ってまいりました。途中立ち寄ったのは、梅で有名な水戸の偕楽園。とうぜん、梅の木はその実さえも落して、ただただ青々と茂るばかり。そんな梅林をそぞろ歩き、蜩の鳴き声が木霊する孟宗竹の林を抜けて最後に辿りついたのは萩の庭。秋にはまだすこし早くて、何株もある大きな萩の木には、数えられるくらいの花しか咲いていませんでした。それでも、これからこの枝垂れた枝に次々と咲くだろう赤紫色の花を想像し、季節の移ろいを感じてきました。■偕楽園ホームページはコチラ(↓)http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html【余談】例の“ぐー”により壊れたパソコンですが、肝心要なハードディスクがイカれていることが判明しました(昨晩やっと兄がレスキューに来てくれました)。物理的に破壊されているようで、中のデータを取り出すことは不可能。とうぜん、今まで撮りためたお花や可愛いいたち娘、楽しい旅先の写真などはすべてパァ!まぁ、昨年末までのデータはCD-RWにバックアップはしてあったのでいいんですが、今年に入って出かけた楽しい旅先の写真はすべてダメになってしまいました。そんなわけで本日は、自分のバカさ加減にため息しか出ません...バカバカ!!
2008.08.26
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小さな鉢に植えられた朝顔が、風にふるふると薄い花びらをふるわせていました。朝顔って、朝にだけ咲くから“朝顔”というのだと思っていたけれど・・・いまはカンカン照りの昼間でも“朝顔”は咲くのでしょうか?子供のころの「朝顔観察」は、朝の数時間しか咲いてくれない朝顔の花を見るために、ちゃんと早起きしなくちゃいけませんでした。昼間にも咲くのならば、いまの小学生の「朝顔観察」はお昼だろうが夕方だろうができちゃうのね。母とそんなことを話しながら、お盆休みを過ごしたぽんちです。ぽんちは今日までお休みで、明日から出社です。みなさんは、どんなお休みを過ごされましたか?(でも、けっこうお仕事の方も多いのですよね)【余談】自宅のノートパソコンが壊れました。原因は、ぽんちの“ぐー”。このパソコンを買う時に一緒に選んでくれた兄は絶句。けっこうスペックの良いのを選んでくれていたのですが、「もうお前なんかには自作のPCで十分だっ」と大いに呆れられました。これにより、またブログの更新が滞るかもしれません。今日は会社のパソコンをこっそり拝借して更新中です(←休みなのに?)。
2008.08.19
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「今日は昨日よりは“涼しい”でしょう」そう言うテレビの天気予報。最高気温を見れば33度。なにかが狂っている気がするなぁ・・・と苦笑するぽんちです。昨晩は北京オリンピックの開会式をなんとなくダラダラと(途中まで)見ていました。色んな問題噴出の中国ですが、オリンピックは平和の祭典として、切り離して楽しんで見ました。中国が世界に誇るもの。紙の発明、活版印刷、羅針盤・・・陸のシルクロードに海のシルクロード。悠久の歴史を遡り、目を見張るほどのスケール感溢れるパフォーマンスが繰り広げられました。ぽんち家が世界に誇るもの(笑)ママが育てる草花。例の挿し木のバラは、うだるような暑さの中でも、次から次へと可憐に咲いています。
2008.08.09
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ゼラニウムは、実家の庭にむかしからある馴染みの花で「なんだか見飽きた・・・」とつねづね思っていました。おまけに、香りもきつく「ゼラニウムは臭い!」というイメージ。この朱色のゼラニウムは新入りさんで、長く延びた茎が垂れ下がる感じで咲きます。1~2か月前から実家の庭先の鉢で咲きはじめ、いつも見慣れていたゼラニウムよりも愛らしい感じに思えて、ぽんちの目を引きました(写真で見るとビミョ~)。ゼラニウムもいろんな種類があるらしく、“センティッド・ゼラニウム”と言ってローズやライム、スパイス系の香りをはなつゼラニウムもあるようです。ゼラニウムは「見飽きた」「臭い」とか、ひどいことを冒頭で言いましたが、ぽんち愛用の“MARKS&WEB”ではもっぱら“ゼラニウムの香り”がお気に入り。ローズに似たほのかな香りに癒されます。実家のこのゼラニウムは、良い香りもしなければ、きつい香りもせず・・・なんという種類なのか、まったくわかりません。母には今度、ローズの香りのゼラニウムを育ててもらおうかしら。
2008.08.04
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気がつけば花菖蒲はとうの昔に咲き終わり、紫陽花の時期も過ぎ、夏椿の花もすべて散り、ラベンダーの花もいつの間にか色褪せて、カンナでさえ終わりに近づいています。そのときの美しい一瞬を見逃すと、また来年まで逢えません。過ぎてしまったことを悔やむ時もありますが、つぎつぎとまた花は咲いていきます。紫色の美しい台湾連翹(たいわんれんぎょう 別名:デュランタ)。いまが盛りです。あと一週間もすれば暦の上では秋(8月7日が立秋です)。わたしが惑っているあいだにも、季節はどんどん変わっていきます。しばらくお休みしていましたが、今日は新しいはじまりの日です。【余談】4月26日(土)に、弟夫婦がぶじ結婚式を挙げました。■お嫁ちゃんとブーケ※写真は、ぽんちが撮影したものではありません。会場のカメラマンさんが撮った写真を拝借しました(一部加工)。■麻布迎賓館春の新緑の瑞々しい季節から3ヶ月。写真を見かえすと、なんだかまだ胸がじ~んと熱くなります(姉バカ)。お式を挙げた場所は東京ミッドタウンに程近い場所。場所が場所だけに、細部の粗があるわりに、けっこうお高い…(五月蠅い小姑)。普段は「ほぇ~」としている我が弟(実に頼りない)ですが、この日の新郎スピーチでは驚くべき底力(火事場の馬鹿力か?)を発揮し、ぽんち家一同を驚愕させたのであります(兄嫁を除く)。薄曇りの土曜日。それでも、新郎新婦、参列者揃って、写真撮影のために小さな中庭に出たときだけ、ぱあぁっと雲の間から陽が差し込んで、じつに春らしい明るく柔らかなお天気になりました。いまは空にいる両家の父親が、ふたりを祝福して春の陽ざしを届けてくれたのだ、と弟は顔をほころばせて語っておりました(意外にロマンチストな我が弟…)。ぽんち家大集合。(あ!嫁がいねぇ…)左から、気合い入れたメイクをすると“おネエMANS”になるぽんち。数年前からあつらえていた“江戸褄”をやっと着ることができた母。(※兄の時はハワイ挙式だったので)この日ばかりは、白いタキシードが似合って男前に見えた新郎・我が弟。若干お腹周りに貫禄がついてきている兄…
2008.08.01
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“迷子フェレ”のグー君が無事に帰ってきました!!!『おまえたちいたち?』↑こちらでグー君の無事なお姿を確認できます。おかえりなさい、グレーン君。お母さんの見えない愛情がグレーン君を守り、導き、とても親切で素敵なおじ様に保護されて、無事にこの3日間を過ごしていたようです。関東は梅雨入りし、どんよりと薄暗い空によけい気分が滅入ってくるところでしたが、この朗報を聞き、感涙にむせび泣いているぽんちです。いたちでもネコちゃんでもワンちゃんでも、自分の“命”と思って一緒に暮らしている方ならば、こういった事件は他人事ではなくて、わが子を見失った身を切られるような辛い思いに、否が応でもシンクロしてしまいます。とにかく、グー君が無事でいてくれて良かった・・・当ブログの記事を見て心配してくださった方へも感謝です。今晩は、うちのいたち娘たちの寝顔がなおさら愛おしく思えます。グー君、お母さんのグープーさん、捜索にご協力なさった皆さま方、お疲れさまでした。今晩はゆっくりとぐっすりとお休みください。
2008.06.03
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迷子のフェレットちゃんを捜しています!!(※フェレット=いたちの仲間です)いつも愛読させていただいている『おまえたちいたち? 』のグープーさんのお宅のグレーン君が6月1日より行方不明となっております。この記事が目に留まった茨城県ひたちなか市付近にお住まいの方は、どうかご協力ください!!いなくなった場所:茨城県ひたちなか市(水戸市・那珂市にもとても近い場所)いなくなった日時:6月1日(日)午前10時ごろ名 前:グレーンくんファーム:マーシャル色 :シナモン性 別:♂(オス)年 齢:2歳この子が、グレーン君です(↓)。※迷子のペット、こんな発見!!のケースもあるようです(よそのブログやコメントから収集)。【1】迷子フェレが、ご近所の犬小屋のワンちゃんのゴハンを食べて1週間後に発見された。 →ワンちゃんを飼っている皆さまも、もしかしたら…と犬小屋を覗いてみてください。【2】迷子のワンちゃんが、保護した人の職場まで連れられて行っていて、発見された。 →自分のいる地域は関係ないから…と思わず、周りの方にお声掛けしてみてください。【3】【2】と似たようなケースで、ぽんちが近所で実際に聞いた話ですが、自分の勤務地で可愛い迷い猫を見つけた男性が、あまりにも可愛いから、ということで自分の自宅まで連れてきてしまった。 →自分のいる地域は関係ないから…と思わず、周りの方にお声掛けしてみてください。とうとう梅雨入りしてしまった関東地方。フェレットには暑さは大敵ですが、この梅雨の寒さも体力を奪ってしまいます。一刻も早い発見を望みたいです。ぽんちは、県ではお隣同士だというのに、直接は捜せに行けない距離です・・・どうかどうか、茨城県ひたちなか市にお住まいの皆さま、あるいはお知り合いがひたちなか市にいらっしゃる皆さま、グレーン君に似た子を見かけたら、グープーさんのブログへコメントいただけるか、ぽんちまでご連絡ください!!よろしくお願いします。うちのみやこにそっくりなグレーン君。他人事とは思えません。本当に一刻も早く見つかりますように!!!
2008.06.03
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昨年からはじまった母の挿し木ブームが、いまだ続いています。赤いバラ、サーモンピンクのバラ、白と桃色のバラ、オレンジ色のバラ。母が挿し木したバラは図太く根付き、大きな立派な花を次々と咲かせます。さすがママ・・・なにがどういいのか、どういうお世話だからこうまで咲いてくれるのか、園芸オンチなぽんちには皆目分かりませんが、きっとバラたちは母の愛情に応えているのでしょう。(というか、挿し木ってけっこう簡単なのかしら?)
2008.05.21
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今日の雨風は、みなさん大丈夫だったでしょうか。ぽんちは、特に出勤の妨げになることもなく、官公庁からの呼び出しもなく、いつもと変わらない一日を過ごすことができました。ところが、そろそろ咲き終わりが近づいていた実家の紫蘭は、雨に打たれ風に吹かれ、いよいよその姿を儚くしておりました。昨年はもっと盛りの時期に写真を撮ることができたので、その堂々とした姿がまるで女王様みたいだとも思ったりもしました。花盛りのタイミングを逃してしまえば、次はまた一年後。来年も、変わらず美しい姿を楽しみたいものです。
2008.05.20
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またもや台風がきていますね。先週も台風の影響で、雨降りの日がありました。実家の北側の石垣にちょこんと咲いていた乙女桔梗も、小さな体を雨に濡らしていました。前記事の芍薬と同じで、雨上がりに写真を撮っておきました。珍しく、ほぼ毎日更新してますが、載せているお花たちは一年前の今ごろにも紹介した花々ばかり。来年もブログを続けていたら、きっとこの季節にはまた同じ花たちを紹介してるんだと思います。ブログのネタ的には、刺激も少なく(代わり映えもなく)退屈かもしれないけれど、庭の花たちはそんなことはおかまいなしに、毎年毎年変わらず美しく、無心に咲いているもんです。来年もまたその次の年も、ずっとずっと変わりなく、美しい花を咲かせてくれる。そんな当たり前のことが、じつは素晴らしいことだなぁ、と思ったりするぽんちです。
2008.05.19
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ある日、雨上がりの薄暗い空の下、芍薬が光る雨つぶをたくさんまとっていました。幾重にもふうわりと重なった花びらは、仄暗いクリーム色の影が優しげです。バラのようにゴージャスな気もするのに、どこか奥ゆかしくたおやかに思えるのは、それが“芍薬”だと思うからでしょうか?
2008.05.18
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この爽やかな檸檬色のお花は苧環(オダマキ)。実家の玄関脇にさりげなく咲いています。前記事のシラーペルビアナと同じに、爽やかな五月にぴったりな花色です。
2008.05.17
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父が遺していったシラーペルビアナです。今年も美しく咲いてくれました。“風薫る五月”とはよく言いますが、そんな季節にぴったりの爽やかな色合いで、ぽんちのお気に入りの花です。
2008.05.16
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最近、過ぎた日々の写真を載せるのが習慣みたいになってきてしまっていますが、今回の写真は数日前の“母の日”のプレゼント。と言っても、私からではなくて、先日結婚したばかりの弟夫婦から母へのプレゼントです。母の日の前日、イタリアへと新婚旅行に旅立った新婚さんたちは、母の日に届くように花屋さんに頼んでおいたようです。きっとお嫁ちゃんが気を利かせたのでしょう。弟一人ではそんな気の利いたことはできないで、結婚する前は、わたしに尻をひっぱたかれながらやっとこさプレゼントを用意していたんですから。もう“いい年”な弟と姉なわけなんですが、先日の結婚式はもう小姑ぽんちは涙涙・・・披露宴最後の弟の挨拶では、涙と鼻水が止まらなくなり、兄夫婦にドン引きされていたほどでした。兄と弟の間にわたしがいるせいで、幼少の頃は、弟は私と遊ぶことが多かったので、わたしとしても弟はとくに可愛い存在なのです。きっと母親がいくつになっても子供は子供、という感覚があるように、わたしとしても、いくつになろうが弟は弟なのです。心配で、愛すべき存在。当然弟は“ウザい~っ”などと思っているようですが・・・この上、お嫁ちゃんにも“小姑、ウザい~”などと思われるのもどうかと思うので、ぼちぼち姉も“弟離れ”が必要でしょうか。★おまけ★「ぽんちの母の日プレゼントはいずこ?」来週末、ちょっとしたイベントがあるんです。母を連れて!
2008.05.14
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コリアンダーの花です。こちらも、前記事の君子蘭(クンシラン)と同じ1ヶ月ほど前に咲いたお花です。皆さんにとっては、一番親しい呼び名はなんでしょうか?パクチー、コリアンダー、香菜(シャンツァイ)・・・?ぽんちは、パクチーという呼び名が一番馴染んでいるのですが、“コリアンダー”という呼び名がなんとなく響きも良くて気に入っております。ゴールデンウィーク後の週末、じつはぽんちは体をぶっ壊してしまい、病院で点滴なぞ打ってまいりました。お医者さんが言うには「去年の暮れから流行っているウィルス性の胃腸炎ですかねぇ」とのこと。母は「そんなのが流行ってたの??」と疑心暗鬼、ぽんち自身も「熱が出て頭も痛いし、たちの悪い風邪なんじゃ」と思いつつも、出された胃腸薬を朝昼晩と飲む日々・・・とは言え本当に具合が悪かったのは2日程度で、いまはだいぶ回復しました(胃腸の調子はまだまだですが)。普通の食事がまだまだ食べられない今、とっても食べたいのがタイ料理・・・あぁぁ~~~、コリアンダーたっぷりのサラダや春巻きやスープが食べたい!!実家のプランターには、ルッコラと一緒にコリアンダーが植えられていました(ぽんちがそそのかして、植えてもらったの)。コリアンダーがどんな味か知らずに育てていた母は、ある日この葉っぱを口にします。その後、コリアンダーちゃんは、実家の庭の片隅に追いやられ、いまでは見る影もなく無残な姿を晒しています(泣)。独特の芳香(味?)のあるコリアンダーが、母に受け入れられる日は来るのでしょうか。(というか、母はもうこの子を育ててくれないでしょう・・・わ~ん)
2008.05.13
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ブログをとおして春夏秋冬と四季折々の花々に出逢ってきましたが、一年が巡れば昨年も見た“顔”があちらにもこちらにも。君子蘭もそのひとつで、実家の南側の陽当たりの良い廊下に陣取って、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせていました。写真はもう一月前の四月初旬。藤に芍薬・・・牡丹に薔薇の花。今の時期、つぎからつぎへと時節の花々が咲き乱れますが、今日はしばし時を遡り、この鮮やかな色合いの蘭に癒されたいぽんちです。
2008.05.08
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今年も母を連れて、昨年訪れた栃木県は“あしかがフラワーパーク”へ行ってきました。昨年とほぼ同じ時期に訪れたけれど、すこし花の咲くタイミングがずれているようで、「日本一の大藤」と名高いむらさき藤は、昨年の方がゴージャスに咲き誇っていたように感じました。八重黒龍藤は昨年は終わりかけだったのが、今年は花盛りの時。白藤は木によって、まだまだ咲きはじめのものも多く、GW後半も十二分に楽しめそうな様子でした。そして、今年、藤よりも目を奪われたのがつつじの花々。ちょうどまさに花盛りな時期で、色とりどりのつつじたちは我も我もと咲き競っていました。フラワーパークのお花たちの写真を10枚程度スライドショーにしてありますので、お時間ある方は覗いてみてくださいね。【2008年あしかがフラワーパーク・スライドショーbyぽんち】http://photozou.jp/photo/full_slideshow/138771/520074?mode=album&ver=2.007あしかがフラワーパークの情報はコチラ。【花の芸術村 あしかがフラワーパーク】http://www.ashikaga.co.jp/
2008.05.01
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