Galley-La ComPany~ガレーラ・カンパニー~

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彼方への・・・・・・・・・・






「そろそろ、アクア・ラグナが来る頃じゃな、任務を遂行させるなら今のうちじゃ。」

さっきから街中に流れている警報を聞きながらカクが言った。

「あぁ・・・・・そうだな・・・・・・。」

「ルイ・・・・?聞いているの?」

「・・・・・・・・・え・・・・・・・・?あ、何?」

私は、カクの話を聞いていないで呆けてた為、カリファに呼ばれた。

「まったく・・・ルイ、話はしっかり聞け。完璧な任務遂行が掛かっているんだからな・・・・・」

ここではロブ・ルッチと呼ばれていた男に注意された。

「ん・・・・・ごめん、ルッチ・・・・・・・」

今回、私達CP9は、アイスバーグさんが持っているアレを奪取するという政府にとっては大切な任務を任されていた。

その為に、今回も人を殺さなくてはならない。

しかも、任務遂行の為とはいえ、5年も前から一緒にいる船大工仲間達を・・・・

彼等は、CP9の存在を知らないし、一番ドックの中や、社長のすぐ近くに政府御用達の人間がいるとは夢にも思っていなかったのだろう・・・・・・

完全に・・・気を許していた・・・・・・・

特に・・・・・・あの人達は・・・・・・・・・・・

「そろそろ行くぞ・・・・・・・・」

ルッチがみんなに声をかけ、仮面を被り、屋根の上を飛んでいった。

その後に、みんなが続く・・・・・・・

「最後・・・こうなる前に・・・・彼方に・・・・会いたかった・・・・・・」

パウリー・・・・・・・私の事を愛してくれた人・・・私が愛した人・・・・・・・・・

仮面を被り、少し遅れて私もみんなの後を追った。













場所は変わってアイスバーグの自室・・・・

「彼方には、がっかりだ・・・・・」

「政府がただ申し出ている時に渡していればよかったんじゃ・・・・」

カクとルッチが、血まみれで倒れているアイスバーグさんにはき捨てるように言った。

「お前ら・・・・・ッッ!!」

「いつまでも上司気分でいるなよ・・・?アイスバーグ!!」

「ぐぅっ!!」

ルッチがアイスバーグの腹に蹴りをいれ、苦しそうに呻いた。

「あ・・っ!」

いままでは眉を寄せて黙って様子を見てたカリファが声を上げた。

「なんじゃ?カリファ・・・・」

「あ・・いえ・・・・・別に・・・・・・その・・・・・」

カクに聞かれ、どもるカリファ。

「忘れないで、カリファ。これは・・・任務遂行のためなの・・・・・」

「・・・・・えぇ・・・分かっているわ・・・分かっているけど・・・・・・・」

カリファが泣きそうな顔になる。

泣きたいのは、私だって同じ。

だって・・・・・・・・・・・・・・・

『バタンッッッ!!!!』

「アイスバーグさん!!!!無事ですか!!??」

「!!!???」

その時扉がいきおいよく開き、血まみれで、体中に穴が開いているパウリーが入ってきた。

パウリー・・・・・・・!?

「チッ・・・邪魔をするな・・・・・!!」

「なんだ!お前!!喋れんじゃねぇか!!馬鹿にしやがって!!!!!!」

「やめろ!!パウリー!!!!」

喋ったルッチに対し、怒鳴るパウリーが、ルッチにロープアクションをしようとしていたのでアイスバーグが止めたが、パウリーは聞く耳持たず・・・・・・・・

パウリーのロープがルッチに向かって伸びていく。

もう少しという所で・・・・・・・

『シュルッ!!』

「「!!??」」

ルッチの仲間に遮られた。仮面はしていないから、顔ははっきり見えた。

「・・・・・ルイ・・・・・?」

「えぇ。そうよ、彼方の恋人であった・・・・ね・・・・」

「なんで・・・お前が・・・!!??」

パウリーが、信じられないという顔でルイに問いかけた。

「・・・・・・仲間だから・・・・・・ルッチ達と・・・・同じ闇の世界で生きてきたから・・・・・・・」

「!?」

「ただ・・・・それだけ・・・・・・」

「・・・・ふ・・・・・ふざけんじゃねぇよッッ!!!!!!」

ルイが言い終わると、すかさずパウリーが怒鳴った。

「じゃぁ何か?俺と付き合っていたのはアイスバーグさんに近づくためか?
俺を好きだと言ったのも、全部うそだったのか・・・ッ!!??おい!!」

この際・・・・・すべて・・・・忘れよう・・・・・・

この街での生活も、アイスバーグさんの事も、ルルも、タイルストンも・・・・・・

そして・・・・・・・・・・・・・・・・パウリーの事も・・・・・・

後悔なんてしない・・・・・・・・

「えぇ。」

うそ・・・・・・・・・・

「!」

「私は、アイスバーグに近づき、殺す為だけに彼方を利用した。
彼方は私を信用しきって、隙だらけだった・・・・・・・・・。
好きでもない男の事を想うふりするなんて大変だったわ・・・・。」

違う・・・!本当は・・・・

「彼方なんて嫌いよ!!目障りな!!!」

彼方の事・・・・大好きなのに・・・・・・・・・・・

「・・・ルイ・・・・・・・・・・・」

カリファが悲しい目差しで私を見ている。

「そ・・・かよ・・・・ッ!」

おもむろにパウリーが口を開いた・・・・・。

「アイスバーグさんを殺す為だけに俺に近づいたのかよッッ!!俺は・・・・・・!!
俺は、少なくとも・・・・・・!!!」

この先の言葉は・・・・聞きたくない・・・・・・・な・・・・・・・・

「お前等を・・・・・・ッッ!!!本当に仲間だと思ってたッッッ!!!!!!!!!」

「・・・・・パウリー・・・・・・」

広い部屋に、パウリーの叫び声が響く・・・・・・。














あの後、パウリーとアイスバーグさんをロープで縛って、本社に火を放った。

窓から飛び降りた時、後ろから自分を呼ぶパウリーの声を聞いた・・・・。

最後に聞けて・・・・・よかった・・・・・・・。

「これで・・・・・終わり・・・・・・・・・・ね・・・」

カリファが呟いた。

「あぁ。アレも持って来たしのぅ・・・・・。」

カクが、ルイが持っているアレをみながら言った。

「これで、この任務は終了だ。とりあえず、この街から逃げるぞ・・・・・!」

「あぁ。」

ルッチとカクはそういうと、海列車の方まで走っていった。

ルイとカリファは、そこに留まったままで・・・・・・

こんな紙切れのために・・・・・私は・・・パウリーとアイスバーグさんを・・・・・?

「カリファ、アイスバーグさんの事・・・・・・・・・・好きだったでしょ・・・・」

「・・・・えぇ、変よね?ターゲットを好きに・・・・・・・・・なるだなんて・・・・」

カリファが、涙を流しながら言った。

「ううん、私だって・・いつかは殺さなきゃいけない相手を好きになって、
付き合って・・・・・・最後にはキツイ事言ってきちゃった・・・・」

「本当は・・・まだ愛してるのに・・・・嫌いなんかじゃないのに・・・・・・ッッ!!!」

「ルイ・・・・・・」

そのまま、カリファはルイを抱きしめた。

ほかのCP9はそれを物陰から見ていた。

「やっぱり、女は辛いもんじゃなぁ・・・・・」

「あぁ、そうだな・・・・・・・・・」

物陰からひそひそと話しているカクとルッチ。

「・・・・パウリー・・・・・!!ごめ・・・・・・・・ッッ!!」

そのまま、二人で寄り添って泣いていた。

カリファはアイスバーグを想って、ルイはパウリーを想い・・・・・・・・。






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はい!パウリー夢一つ終り~~~!!!
やった!っと言いたいところですけど、なんでこうも暗いものばっか書いているんだ自分!!
(ハッピーがかけないから!!!)
次はもっと明るくはっぴぃに!!!
がんばろう!!!
そして、パウリー・・・・・いろんな意味でごめんなさい!!(土下座)

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