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けんぢが小島麻子さんと共に2年間パーソナリティーを務めたニッポン放送の『ブロードバンド!ニッポン』がこの日で最終回を迎えた。感謝の気持ちは番組宛に送ったメールに記したので、メールをそのまま以下に掲載します。麻子さん、けんぢへ毎週3時間の生放送、2年という長きに渡り、本当にお疲れ様でした。僕は仕事柄パソコンに向かっている時間が長いのですが、作業をする傍らでブロバンの画面を立ち上げて見ることが多く、週に一度のこの時間がとても楽しみでした。毎週火曜日の17時55分にセットしていたアラームも、今日で解除です。番組内ではビアンコの新譜が出るたびにジャケットの紹介もしていただいて、時にはブログを紹介していただいたりもして、大変感謝しています。この番組を見ながらジャケット描いてたりもしたなーって。麻子さんは着地点の見えないけんぢのトークをうまく操作してくださり、見ててとても安心させていただいておりました。あー、このトークやばいな~ってハラハラする中、「頼む、麻子さん!」って念じたら必ずのように入ってくるさりげないフォロー。その度に心の中で拍手喝采でしたよ~。まさにしっかりお姉さん。ニッポン放送の皆様にはこちらの番組以外にもチャリティーミュージックソンやイベントなんかでも大変お世話になりました。ファンの皆様からはいつも温かいメールを寄せていただいてて、聞く度にありがたいなぁと思っておりました。けんぢを、ビアンコネロを心からかわいがってくれたことに感謝の気持ちで一杯です。なんだか偉そうに兄ぶって書いてますが、僕は本当にこの番組の一ファンでした。麻子さん、けんぢ、スタッフの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。個人的には「妄想番長」が好きだったな~。あれよね、けんぢ、最後にもう一回やってくれるんよね?とっておきの妄想があるって言ってたもんね?新しい季節が始まって多くの人に新しい暮らしが待っている中、この『ブロードバンド!ニッポン』も最終回。寂しい気持ちもありますが、晴れやかな気分でもあります。番組は終わってしまうけど、この2年間でできた繋がりはこれからも広がっていきますもんね。ひとつの大きな仕事を終えて、次のステップへと羽ばたかれるお二人のこれからを心から楽しみにしています。本当にありがとうございましたー!!・・・最後にやってくれました、「妄想番長」。やっぱりこの期に及んでもオチがうまく締まらんのがけんぢらしいと言えばらしい。笑そしてこの回のゲストはビアンコネロ。この動画がいつまで有効かはわからんけど、リンク張らせていただきます。→「けんぢと麻子の音楽のツボ」麻子さん、けんぢ、お疲れ様でした!ありがとうございました!【古賀拓也】
2007.03.27
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昨日は渋谷のO-WESTにて、ビアンコネロ今年初のライブ、ズボンドズボンさん主催の『毎月のアレ』でございました。会場は超満員でパンッパンやったね~。平日にもかかわらず、スケジュール調整して来てくださった皆さん、誠にありがとうございました!ビアンコネロとズボンドズボンは事務所が同じでマネージャーも同じ。礼央くんも言ってましたが、互いに最も近い存在のバンドの競演となりました。ファミリーなだけあって、良い意味で肩の力が抜けて良かったね。愛に満ちとったね。その空気と各バンドの音楽に対する情熱はきっと会場の皆さんにも伝播したんじゃないかなーと。昨年末に同じくO-WESTでライブを行って3ヶ月。その間に生まれた新曲も披露させていただいて。僕も今回が初聴きだったんだけど、稲田の新曲もたかしの新曲もこれまでと違う風合いで、すごく新鮮な印象を受けました。いいな。いいぜ。皆さんの声援を糧に、これから大きく成長していければ幸せでござります。そんでもって今回特筆すべきはバンド編成でのライブだったということ。来てくださった皆さんにとってはちょっとしたサプライズだったと思います。これにはメンバーもすこぶる緊張してて、開演前の楽屋では弁当食べながら吐きそうになりよったんですが(笑)、始まってみるとパワー全開はっちゃけモード。『家』があり『大吉コレクション』があるように、あちらもこちらもビアンコネロ。とは言えバンド編成のビアンコネロを見たのは数年振りでして、非常に感慨深いもんがありました。バンドメンバーはキーボードの野間くん、ギターのまこっちゃん、ベースのゆーこーくん、ドラムの西ボン。そうそうたる面子だコレー!短いリハーサル時間でものすごい演奏をしてくださいました。この縁もこれまでの様々な活動の場面場面でで繋がり続けてきたひとつのしるし。今後ともひとつよろしくお願いいたしますっっ!2007年のビアンコネロは、このように新たな試みを取り入れていきながら、激しく転がっていく意気込みであるようです。僕個人的には今回のライブで新しい何かが始まったようなわくわく感がありました。来月のワンマンライブ、『kokoromi』も面白いライブになること間違いなし!こちらもバンド編成でお届けします。チケットも残り少なくなってきました。是非遊びにいらしてくださいねー!【SET LIST】1.コエヨ2.いつかのように3.眉唾の嘘4.Gにも至らず5.稲田新曲6.古賀新曲7.安心8.NAINO?9.小吉セッション曲:勝手にシンドバッド[サザンオールスターズ]2007.03.19(mon)@Shibuya O-WEST【古賀拓也】
2007.03.20
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fullPowerKENDI、報告どうも。・・・で、無事かね?笑今日は確定申告をしてきた。生涯初。申告書の作成法を事務所の方に教えていただいて計算してみると、結構返ってくるもんですなー。これまでしてこなかったのが惜しまれる。去年の分まで遡れるらしいけど、時間的に間に合わんのであきらめました。なんちゅーても申告書の提出期限が今日やし。なんでもかんでもいっつもギリギリになるまでしないのが僕の悪い癖であるぜ。戒めの為にこのような写真を撮ってみた。少~しでも心掛けぇよ、俺!そんでもって今日はCDを2枚購入。YUIの『CHE.R.RY』とMr.Childrenの『HOME』。『CHE.R.RY』は楽曲もPVもかわいらしくて春らしい仕上がりですなぁ。4月に発売される2ndアルバムもその後のツアーもすんごい楽しみ。今ではTVをつけても街中を歩いてても電車に乗ってても彼女の姿や歌声に出会うことができる。忙しく大変な日々だろうけど・・・頑張れーっ!(その前に僕も頑張ります)『HOME』の方はすんごい素敵なアートワークで。リアル家系図。初聴きしながらジャケットと歌詞カード眺めながら写真を追ってるだけで自然と微笑んでおりました。ふと目に留まった最後の曲『あんまり覚えてないや』の歌詞を読んで、ちょっと危なかった。事務所にいたってーのに微笑んだり泣きそうになったり忙しいこってすたい。まだまだ聴き込んでないけど、この楽曲が『HOME』を象徴してるんじゃなかろうか。ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだちゃんと覚えてるんだ こんなに抱きしめた君や奇跡のメロディーはあんまり覚えていなくとも、幼き日に見た両親の背中のことはちゃんと覚えてる。やっぱ桜井和寿さんは偉大なる詩人だ。【古賀拓也】
2007.03.15
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音楽話は今回ちょいとお休み。今日は8月以来2度目の西荻窪に行ってまいりました。その時に書いた記事の中で、やまだないとさんの『西荻夫婦』って作品が好きだって話をしてまして。コメントでいただいてたんやけど、あの表紙の写真は今宿なのですなぁ。そう言われてみれば写ってる電車も福岡の地下鉄のような。そして今宿の景色のような。やまだないとさんは唐津生まれで学生時代を福岡で過ごしたそうなので、縁とゆかりがあるのかも。で、先日ないとさんのメルマガで、『西荻キッチン』なるトークイベントが開催されるという内容のものが届き、応募してたところ当選したのです。なので行ってきたんだぜ。イベントはお菓子研究家の福田里香さんと共に約2時間。「食」、「漫画」、「ものづくり」、「西荻」についてが主な内容。福田さんは「お菓子研究家」としてライターの仕事もされており、著書も多数。福岡出身ということで福岡話もちらほら出る中、漫画や映画作品における表現技法の中で、特に「食」という観点で切り取ったお話をされていて、非常に興味深い内容でございました。・・・ちゅーたらあまりにも実のない感想やけど。笑一旦自分の中で噛み砕いて、取り込んでみたい内容だったもので。もうちょっとじっくりモグモグしてみる。ないとさんは「漫画家になりたい」という想いよりも先に、「昼間にぶらぶらできる大人になりたい」という想いで漫画家を目指されたのだそうです。で、その生活を守る為に全力で仕事してます、と。気付いたらがっつり頷きよったわ~。笑「○○になりたい!」って目標を立ててそこに向かって進む方法もあれば、「こんな暮らしをしたい」ってところから入るアプローチもありますわな。どっちもリンクしとるし、どっちが先でもいいし。よくよく考えると、僕もどちらかというと後者の考え方に近いかもしれん。注ぐ力と時間と情熱はどちらの方法でも同じ。なのでしょう。その時手に握ってる武器でガッシャンガッシャンやりながら、磨いたり拾ったり捨てたりしながら。思い描く未来の暮らしに近づく為の大冒険。ウチにあった『西荻夫婦』は誰かに貸しててどこにいったかわからんくなったので、物販コーナーにてもう1冊購入。以前も一度なくしてもーたのでこれで3冊目。笑今貸してる人!もしこの記事読んでたらそれあげるわ~。返却不要。トークイベント後に本の購入者に向けたサイン会があって、この本にどうしてもないとさんのサインをいただきたくてですね。順番待ちしてる中では何か色々伝えたいことあったような気がしたけど、「あっ、握手していただいてもいいですか」ぐらいしか言えんかったぜーっへっへっへ。しかもせっかく握手してもらったのに、会場出てすぐ目の前のトイレに入ってもーた。あほだ。笑帰りがけに駅のそばにあるカフェに立ち寄って『西荻夫婦』を再読。8月の記事でこの本の内容について「ひとつの愛情のカタチ」と書いた。それは音も立てず、静かに崩壊しながらも繰り返される日常。「言えるのは。彼しか許してくれないだろうということ。愛情は日常。」うおーっ【古賀拓也】
2007.03.11
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いつもコメントありがとうございます。錦鯉の模様は"BIANco Nero"ってなってます~。読めるかな。鳥居の文字はね・・・これは原画の時点で文字がぼってりと潰れとるので、読めるはずはないんやけど(笑)、一応"龍神様"って描きました。ほんとはこんなこと書いてないですわな。でもそこまで見て楽しんでもらえると超本望!こそっとやって自分で楽しんどる部分もあるけど、やっぱ気付いてもらえると嬉しいもんです。んではここから話を元に戻して、「泣けた10曲」の続きをば。今回は長くなってもーたので2曲。[6] ELVIS COSTELLO:『Alison』 (『MY AIM IS TRUE』収録)洋楽のCDって輸入版のほうが安いし、日本版買っても歌詞の内容とかあんま見ませんねん。日本版限定のボーナストラックとかがあると躊躇するけどね。うまいね日本のレコード会社。ってなわけで、洋楽についてはほとんど歌詞の内容を理解せずに聴いております。なので、この楽曲がどういったストーリーで展開されているのかは不明だし、調べる気もない。笑ELVIS COSTELLOといえば、ぶっとい黒ブチ眼鏡をかけてヨタヨタ歩きながら歌う姿が印象的ですが(Mr.Children『シーソーゲーム』のクリップではこの様をパロってました)、その独特の箱鳴りのような声(特に初期)は、僕の中での声ランキングNo.1に輝いております。こちらの『Alison』は1stアルバム『MY AIM IS TRUE』に収録されている、とても美しいバラード。Alison, I know this world is killing you.Alison, My aim is true.この部分だけ歌詞を覚えとるんですが、考えずに直訳すると「Alison、世界が君を殺そうとしているのを僕は知ってるよ。僕の狙いは真実。」・・・なんのこっちゃ。前後の文脈がわからんのでなんとも言いようがない。笑けど、最後にささやくような声でリフレインされ続ける「My aim is true.」にぐぐっときたときがあって。Alison(たぶん恋人)に対して「この世で生きることは辛いよね」って投げかけて、「この愛だけは真実だ」「この気持ちにだけは偽りはない」「僕が君を必ず守る」というようなことを言っとるんではないかなーと。これはAlisonに向かって直に伝えてるんじゃなくて、男の密かなる決意なんやろなーとか。そんなふうに思いっきり意訳して想像して、勝手な解釈で捉えております。もし万が一僕が結婚披露宴をするとしたならば、入場時にこの曲かけたいねって・・・勝手に想像する分はええやろが。「My aim is true」って言葉はアルバムタイトルになってるってこともあり、様々な解釈ができるんじゃないでしょうか。ね。[7]Mr.Children:『花 -Memento-Mori-』 (『深海』収録)Mr.Childrenを好きになったきっかけが前述の『シーソーゲーム』のクリップなんです。それまでは全く失礼ながら、流行りモノなんだろうなーとか思ってました。ろくに聴きもせずね。で、クリップを拝見して「うわ、コステロやん!」と思い調べてみると、桜井さんは確かにコステロから影響を受けていて。そう言われてみれば桜井さんの声のある部分はコステロに似とるなー。ってことで聴き込んでみた。間もなく『名もなき詩』が発表された時にはたまげたね。「世紀の名曲や!」って騒ぎ立てたね。そんな中、間髪入れずにリリースされたこちらの『花 -Memento-Mori-』。元々この楽曲は女性シンガーのどなたかに提供する予定で書かれたものらしいですね。リリースされたのはちょうど大学を卒業して就職し、新しい生活を始めたばかりの頃でした。『負けないように枯れないように 笑って咲く花になろう』気心の知れた、似た考えを持った仲間がいつでも側にいた学生時代と違って、社会には当然あらゆる年齢層のあらゆる考えを持った人々がいるわけで。そんな誰もが知ってることに動揺し、その多様さに面食らって少し落ち込んでた頃。周りの人々ひとりひとりを花に見立ててみると、皆この歌詞の通り、負けないように枯れないように、懸命に花を咲かせようとしてるんだなーと。大切なものや優先順位なんかは咲く花の数だけそれぞれに違ってて、だから色も姿形も香りも違う。でも最終目標は同じで、いたってシンプルで尊い。それは「咲く」ということ。学生時代は花壇で暮らしてたんだなーって、広い野原に出てみて初めて実感できたのです。【古賀拓也】
2007.03.09
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さてさて。皆さんのお手元にはもう届きましたでしょうか。ビアンコネロ、デビュー以来の軌跡を辿ったベスト・アルバム&クリップ集、その名を『大吉コレクション』!!!本日3月7日、めでたく発売となりましたー!僕も本日ようやく完成品を手にできまして、現在初聴き中でございます。なかなか客観的にはなれんけれども、すごく良いんじゃないでしょうかこの作品。CDを聞く前に、ずっと気になってたDVDのボーナス映像を観てみた。ビアンコネロをいつも側で支えてくれてる大城健太郎氏が撮り溜めた映像から選りすぐりのシーンをピックアップ。編集まで手掛けてくれました。メンバーの顔もステージやメディアで見せるものとはまた違い、全くの素。4人ともよう笑っとるね。原点やね。大変感慨深い映像でした。で、画像はジャケット裏面に入っているイラスト。ジャケットイラストは「大吉的なモノ」をちりばめてみたのですが、こちらはこれまでの作品のジャケットや歌詞カードに登場した面々でございます。全部わかるぜ!っていうあなたはネロマスター。ジャケット面、錦鯉の模様に気付いたあなたには最大級の賛辞を贈らせていただきます。歌詞カード内にはこれまでに描いてきたイラストを。『Gにも至らず』の背景に入っとるのが『クンロク』の発売時に渋谷のTOWER RECORDSさんで原画ディスプレイしていただいたもの。『パントマイム』の背景になっとるのは僕が初めて4人を描いた時のもので、結成直後、初期の路上ライブで配っていたチラシに入れていました。あとは残していたデータを引っ張り出してきて、ジャケットの下絵等を。歌詞カード裏にはこれまでの媒体用写真をコレクション。僕なりの方法でここまでのビアンコネロの歴史を追ってみました。全編アコースティックによる『家』も、シングル用にバンドアレンジされたこちらの『大吉コレクション』も、どっちもこっちもビアンコネロ。表裏一体、彼らの中にはひとつのものとして内在している楽曲達。皆さんの日々の暮らしの中で、少しだけ幸せな時間を過ごす際のお供にしていただけたら素敵だな~と思います。どうぞかわいがってあげてください。 【古賀拓也】
2007.03.07
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今回は3曲。以前『Mo!nero』に出演させていただいた際にご紹介したこちらの楽曲から。[3] OASIS:『WHATEVER』 (Single)これは大学生時代後半以降のテーマソングのようなものです。90年代初頭からOASISやBLURをはじめとする「ブリット・ポップ」が世界中を席巻しておりまして。今でも自分の基盤となっているその頃のことを思い出すと、BGMとしてこれらの音楽が流れている。その中の代表曲がこれ。Whatever you do Whatever you say Yeah I know it's alright最後に2回繰り返されるこの歌詞。リアム独特の強くやさしい声、美しすぎるメロディと相まって、深く刻み込まれることとなった。「あんたが何をしようが何を言おうが、そりゃー全然構わないんだぜ」って、将来の不安を抱えて悶々とする中、あらかじめ免罪符をもらったようなね。そしてメロディも美しいが、この楽曲のストリングスの美しさときたらない。特にアウトロ。消え入りそうに、そっと力を蓄えるように、紡がれる旋律。最後にはストリングスとクロスしながら、曲の中盤以降背後で鳴っていたハンドクラップが体温を帯び、口笛が鳴り、嬌声と歓声に満ちる。ジャケットのイラストのように、果てしなく続く青空が見えてきそうではないか。うん。 [4] 奥田民生:『さすらい』 (『股旅』収録)社会人となり日々を過ごす中、それはそれで良い暮らしだったのだけど、このままでいいのだろうかってずっと考えてて。とぼけた脱力系の歌詞が多い民生さんですが、たまにシリアスな胸の内をぶちまけるときがある。それはやけにリアルで、これでもかってぐらい突き刺さってくる。『さすらいもしないでこのまま死なねえぞ』最後のこの叫びで、初聴きにしてやられた。会社帰りに吉塚のパピヨンプラザでCD買って、3号線を渡ろうとする信号待ちの車内にて。この楽曲もその後の人生においての重要なテーマソングとなっており、僕の携帯アドレスには「sasurai」というワードが入っています。 [5] ユニコーン:『すばらしい日々』 (『スプリングマン』収録)民生さんつながりでもう1曲。先日お会いできた川西JETさんがドラムを叩いてたユニコーンから。この曲を、ふと聴きたくなる時がある。その度に自分で編集したMDをデッキにセットし、ホゲーとしながら聴く。車に乗ってるときは歌ってみる。『すばらしい日々だ 力溢れ 全てを捨てて僕は生きてる君は僕を忘れるから、その頃にはすぐに君に会いに行ける』『懐かしい歌も笑い顔も 全てを捨てて僕は生きてるそれでも君を想い出せば そんな時は何もせずに 眠る 眠る朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える君は僕を忘れるから、そうすればもうすぐに君に会いに行ける』切ないけれど、僕にとっては究極のラブソングでもある。それでも日々はすばらしいのだ。《つづく》【古賀拓也】
2007.03.02
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2月の更新・・・2件!どーん!!もうこの件についてはノーコメンテイターとして沈黙を貫かせてください。笑3月ですよ3月。もう3月!もう春ですよ春。産卵も始まる始まる。プリスポーン!プリスポーン!スポーニングの時期には赤が効くぜ、これ本当。・・・釣りモードの頭はシャットダウンしまして本題に入ります。7日にはビアンコネロ『大吉コレクション』発売!そしてオフィシャルのBBSでも告知させていただきましたが、"PLAYLIST MAGAZINE"さんのウェブサイトにて、古川けんぢセレクトの10曲を紹介していただいとります。→ http://www.playlistmagazine.jp/ってなことで勝手に便乗させてもらって、今月は音楽寄りな記事を掲載していこうかなーと。最近また音楽をよく聴くようになったこともあり、ちょっと考えてたんです。けんぢの「初のドライブデート」というコンセプトに対し、こちら古賀家では「泣けた10曲」を紹介させていただこうかと思っております。ちょっと長くなりそうなので、区切りのいいところでちびちびと小分けにして。何気なく音楽を聴いていて、その時の心境と歌詞とメロディと声とが奇跡的にリンクすると、思わず涙がこぼれる瞬間がある。よね?悲しい気持ちのときに悲しい歌を聴いて泣いたことはない。僕にとって泣ける曲ってーのは、解き放ってくれたり、凝り固まってしまった汚れをはがしてくれたり、少しだけ背中を押してくれる、そんな楽曲。だな。思い返してみると。今日はまず手始めに2曲挙げてみたいと思います。[1] BOφWY:『LIKE A CHILD』 (『JUST A HERO』収録)人生で初めて涙した楽曲はこれ。高1の頃か高2の頃か。『足に絡まった 鎖切り裂いて 自由になれよ 子供のように』ってとこで。何か見えない鎖でがんじがらめになってたのでしょうか。16歳の俺よ。大人でもなく全くの子供でもない、微妙なお年頃。いつだって一生懸命悩んで学んでもがいとるもんですからして。BOφWYの中でこの曲が一番好きというわけでもないけれど、あれ?って感じで泣けてきたのを覚えとるなー。僕とたかしの机の間にどどんとあった、ごっつい真っ黒なVictorのステレオデッキと共に記憶に残ってる1曲です。ギターイントロはめっちゃ練習した。氷室さんと布袋さんの「WoWoWoo~♪」の掛け合いも気持ちよす。[2] 布袋寅泰:『LONELY WILD』 (『GUITARHYTHM III』収録)『きっといつの日か孤独とも愛し合える 影さえ捨てた奴らにはわかる筈のない祈り』『きっといつの日か誰かの腕に抱かれ 傷だらけのその心に熱いキスの雨が降る』『生き抜いてやれ昨日と明日の間 お前はLONELY WILD』人って孤独なんだな、っていうのは薄々わかってて、でもそこから目を逸らしてて、友達と寄り集まっては楽しいことばっか求めてギャーギャー騒いでた大学1年生の頃。そんな時間が終わって家に帰り、一息ついたところにこの言葉が飛び込んできてほろり。きっといつの日か、きっといつの日か。こちらもギターイントロのチョーキングが素晴らしく耳に残る。BOφWYときて布袋さん。ちょっと濃い味かもやけど、僕の青春ど真ん中を支え、エナジーを分け与えてくれた代表格は間違いなく彼らです。 《つづく》 【古賀拓也】
2007.03.01
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