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ぽたぽたわんこのおさんぽ
オックスフォード・ブレナム宮殿編
当時書いたまま載せてますので長いです(>_<)
3日目(2002年7月9日(月))だんなさんのお誕生日!!!
そう今日はだんなさんのお誕生日です。おめでとう!!!
そんな中今日もまただんなさんにとってはハードな1日が始まった。
今日からはホテルの近くの駅が使えるのでここから出発する事にした。
小さい駅だけどつくりがかわいい。まずは地下鉄でパディントン駅に行く。時間帯が通勤時間帯に当たったらしく、満員だった。
途中何回も止まって結構時間がかかった。
パディントン駅からはExpress Thames Trainsという電車でオックスフォードに向かった。今日からブリットレイルパスを使い始めるので窓口に並ぶことに。
最初チケットと書いてある窓口に並んでやっと順番が来ると“ここは違う”と言われ駅の端にある暗い部屋の様な窓口に並び直した。
ブリットレイルパスは必ず使い始めの刻印をしてもらわないといけないので並ぶしかない。。
私たちの前は数人だけど、みんなとーっても手間取っている。大きなデイバッグを背負っている女の人たち2人はこの荷物どうするのっていうくらいの大荷物を背負って真剣な顔をして手続きしていた。
ややこしいのかな~不安になっていると、だんなさんが「あの人インド人かな?」と言ってきた。
よく見ると、係の人は頭に大きなターバンを巻いていて口ひげはやしていて絵に描いたようなインド人だった。
「あの人に当たるかな」と言いながら待っていたら、インド人の窓口が空いて呼ばれた。大したことでは無いけれど、インド人と話をすることもこんな機会しかないような気がしてなんか楽しかった。
私達は何ら揉めることもなく、さっさと刻印と記入して貰ってお役ご免!
早速電車に乗って出発出来ることになった。
ホームに向かうけれどイギリスは日本と違って改札もなければ改札に電車の表示もない。駅に何カ所かある電光掲示板でどこ行きの電車がどのホームから出るのか確認して各自勝手に電車に乗り込むというシステム。
ところがこの表示というのがなかなか出ないのでめちゃくちゃ困る。
出発する30分前に出てくれるということは今回の旅行ではまず無かった。出発15分前に出ていると早いほうだった。
ここでオックスフォード行きの列車を調べて乗り込んだ。
今回の旅行では全て1等を使えるチケットを買っている。
昔旅行に来たときには2等だけ乗った事があったが、満員の事もあったし現地でチケットを買うととっても高かった記憶があるので、今回は4日間のパスで1等を乗りまくろうと思っていた。
オックスフォードに行く電車は1等といってもそれほどすごい物では無かった。この時はまあまあかと思っていたけれど後日乗る電車の凄さを考えると京阪特急クラスかな?
オックスフォード駅には1時間ちょっとでアットいう間に到着。駅はオックスフォードという有名さとは裏腹に上り下り1本ずつの地味な駅だった。その上駅を出てもな~んにも無かった。
駅の周りからして大学の町というイメージがあるかなと思っていたのでちょっとびっくり。
駅から少し歩いた所にインフォメーションとバスターミナルがあると地図にあったので行ってみた。駅を少し過ぎた辺りからイギリスらしい雰囲気が出てきた。小川で釣りをしている人やボートがあったり。5分ほど歩いたら急に賑やかになって人通りが増えてきた。この人達は一体どこからやってきたのだろう。駅にはそんなに人はいなかったのに。。。
とりあえずはバスでブレナム宮殿に行くことにしていたのでバスターミナルに行った。
駅とは違って沢山のバスが止まっていてみんなの足はバスだなと実感した。まずはどのバスが行くのかを聞きに行くことにし、その間にだんなさんにトイレに行って貰うことにしたが、トイレが無い(>_<)
やっと見つけたトイレ表示の所にはチェーンの鍵がかかっていて2人で引っ張っていると近くにいた人が笑いながら「ここは違うわよあっちにあるからね」と優しく行ってくれた。
照れ笑いしながらだんなさんはトイレに私はバスの案内に。
バスの案内には80歳位のおじいさんがいて、ブレナム宮殿に行きたいんだけどというと、
「そうかいそりゃいい、20番のバスにのって行けば大丈夫。あああと10分程、55分発にあるからそれに乗りなさい。ああ乗り場は7番だよ」
と中学の英語の授業のようなゆっくりとわかりやすい英語で説明してくれた。私もトイレに行っておき、7番のバス乗り場に行った。
バスはまだ来ていないらしく、もたれるような椅子に座って待っていた。
帰りの時間も調べておこうと思って時刻表を見ると、これまた全部英語で知らない地名ばっかりなので(当たり前)必死に見ていると、私のカーディガンを誰かが引っ張るのである。
ふと横をみるといかにもイギリスのおばあちゃんという感じの老婦人が
「どこに行くの」と聞いてきたので
「ブレナム宮殿に行くんだけど、20番であってますよね?」と答えた。「あら~そう~20番も行くし55番も行くわよ。ちょっと待って、調べてあげるから」と行って時刻表を見てくれた。
「ほんとあなたのいう20番の方が先に来るわね。それに乗ればちゃんといけるわよ」と教えてくれた。
お礼を言ってだんなさんの所に戻るとだんなさんが「どうしたん?」というので説明するとだんなさんもおばあさんの方をみたらまたおばあさんは私たちを見て微笑んでくれた。
そうしているとバスがやってきた。
おばあさんはバスを指さしてこれこれといってくれた。お礼を言ってバスに乗り込んで、
運転手さんに「ブレナム宮殿についたら教えて下さいね」というと
「おやすいごようさ!」と言われ後の席についた。
しばらくするとさっきのおばあさんがお友達のおばあさんと共に乗り込んで来た。そして私たちの方を指さして何か運転手さんに行ってくれていた。(多分ブレナム宮殿で降ろしてやってくれって言ってくれていたと思う)
運転手さんは笑いながらうなずきおばあさんは大丈夫よ見たいな顔で私たちを見ながらお友達と一緒に後の席についた。
「いいおばあさんやな~」と言いながらバスにゆられてブレナム宮殿に向かった。
バスの乗客は年輩の人が多く、ブレナム宮殿まで20分位だった。
その途中の小さな町で親切なおばあさんが降りた。
おばあさんは降りる直前にも私たちの所にやって来て
「あそこはいいところよよーく見ていらっしゃい。」
などそれ以外にも色々言ってくれていたんだが英語力があまりなくて良く理解出来なかったのが残念。
おばあさんはバスを降りてからも手を振ってくれた。
バスの中から会釈したが、なんて親切なんだろうと本当に思った。
そしてブレナム宮殿につくと、運転手さんが大きな声で
「ブレナム宮殿だよ~」と呼んでくれた。
私たち以外にも2組の老夫婦が一緒に降りた。
バス停からすぐ近くに宮殿の門があって、さあ入ろうと思ったら建物はそれはそれは、は~るか遠くにある。1キロ近くはあっただろうか。
良く門から車で何分で玄関とかテレビでやっているけれど、本当にそんな感じである。チケット売場がその途中にある。
といっても最初はそれがチケット売場か何かはわからなかったけれど歩いていくとゲートがあってチケットを買う様になっていた。
でも歩いて来る人は殆どいなくてみんな車で入場していた。
そこからも果てしないまっすぐな道をひたすら歩いていった。
だんなさんが、「帰りはバスの時間の15分前位には出ないと間にあわへんな~」とため息をついた。確かにそうかもしれない…
大きな入口を抜けると小さな広場見たいなのがあって再び門の様な建物を抜けると宮殿がででーんと登場してきた。
中に入るとわんさか人がいて、でも勝手に進めないのでみんな固まっていた。
暫くすると係の人が進んで下さいというので、ひとかたまりになって進んでいった。
ここはチャーチルと言う人が生まれた所でもあり由緒ある宮殿と共に彼の生かとしても有名の様だった。
チャーチルの勲章や功績を讃えた展示が何部屋かあり、そこはゆっくりと自由に鑑賞出来た。
チャーチルコーナーとでも言うような所を過ぎるとまた、30人位の集団になるまで待たされた。
ここからはこの宮殿の歴史を部屋毎に説明して貰えるらしく、担当の女のガイドさんが私達を先導していってくれた。
でも説明が全て英語の為、殆ど内容がわからなかった。
でもわかる範囲で聞いているとどうも自慢話が多いようである。
この銀食器はどこどこの物で、このマイセンは本国にある物よりも高品質なもので古く本国の人が欲しいと言っているくらい。などなど。。
戦争で勝った事とかも大自慢って言う感じで話してくれる。
国民性の違いを感じた。
それにしても本当に贅沢三昧って感じでどの部屋もゴージャスの一言に尽きる。
最後の部屋は図書室で30m位の長さのある物凄い部屋だった。
2人共ガイドさんの説明に耳も貸さずに「ホーッ」とか「すご~」とか言いながら天井までびっしりある本棚に見とれていた。
「ここの本棚1つでも家にはいらへんな~」などとため息をつきながら古い本がこんなにも整然と並んでいる事に関心した。
この図書館でガイドさんは終わりだった。後はお庭を自由に見て下さいって感じ。
そしてお庭にでるとまあ凄い!
手入れの行き届いた綺麗な庭園がででーんと登場。
ただ、ガイドさんとのツアーはとってもゆっくりだったので帰りのバスの時間までもう余りない。と言うよりも相当大幅に押していた。
でもこのお庭を見て帰らない訳にはいかないので少しベンチ休憩をしてあちこち写真を撮って帰ることにした。
庭園の外には草原の様な庭が延々と続いていて端から端までどの位あるんだろうと思うとあきれるほどだった。
時間があればお庭にあるカフェで軽いお昼でもと思っていたけれど大幅な時間オーバーだったため急ぎ足になってしまった。
帰り際小さな売店でここの紅茶を見つけたので買ってしまった。
だけど、これまたこの売店の店員さんがおばあさんで尋常じゃない位の~んびりしていて途中この紅茶諦めようかと思った程である。
なんせ帰りはまた1キロ程延々と歩かないといけないし…
やっと紅茶を買ってだんなさんとバス停まで早歩きをした。
霧雨の様なものも降っていて最悪だった。
必死にバス停につくとまだバスは来ていないらしく、数人の人が待っていた。バス停には日本人の老夫婦がいてバス停にいる外人さんに何やら聞いてあの門に向かう所だった。
道路を横切るのも大変そうな老夫婦を見て2人で
「あの門を入って宮殿までの道を見たら驚くやろうな~。無事にたどりつくやろうか~」と思わず心配してしまった。
たどりついた頃には息が切れるんでは無いかと思うほどの距離だから。。
そうこうしているとすぐにバスがやって来た。間に合って良かった~。
バスに揺られ再びオックスフォードの町へ。
だんなさんはとーっても疲れたのかすやすやと眠ってた。
バスターミナルの少し手前の中心部で降り、大学街を散策する事にした。
お昼を回っていたこの頃は観光客が凄くてびっくりした。
まず最初に大きな立派な建物があり、何かと調べるとシェルドニアンシアターと言う所だった。コンサートの案内などもあったが、ここは学位授与式とかが行われる所らしい。石で作られた柵には各柱の上に人の顔の彫刻がついていた。
そこを曲がってまっすぐ行くとラドクリフカメラという丸い建物に着いた。ここはボドリアン図書館の閲覧室らしい。その後にセントメアリー教会が建っていてほんの少しの間に凄い建物が続々と登場してくれる。写真撮影で大忙し。。。
教会の前の大きな通りを横切って裏道を抜けていくとあの皇太子さんが通っていたマートンカレッジに突き当たる。そこからはもう既に立派なクライストチャーチが見えていた。マートンカレッジを横に見てまっすぐ行くとクライストチャーチがあったので入っていくと、おじいさんが座っていて
「何しに来たんだい?」見たいな顔をされたので
「ここは入口ですか?」と聞くと、
「あー残念だけどここは出口だよ。ちょっと遠回りになるけれどその先の庭へ続く門を入ってずーっと右に行ってその角をまた右に回ると入口があるからそこから入っておくれ」
とまた丁寧なゆっくりとした英語で説明してくれた。
お礼を言って庭へ続く門(人の家の門みたいで最初入るのをとまどった)を抜けていく広―い庭があって学生達がクリケットをしていた。延々と細い庭の道を抜けると右への小さな表示が出てきてその通り行くと大きな教会の割には地味な入口があって入った。団体がいないせいか中にはそれほど人はいなくて静かに見学が出来た。教会の中を順路に沿って見ていくと大聖堂があり、入ると信者さんでお手伝いをしているようなおばさんに呼び止められた。
「何人ですか?」と聞かれ
「日本人2人です」と答えると、日本語の説明書を手渡してくれて
「ゆっくりと見ていってね」と微笑んで貰ってしまった。
中はひんやりとしていて1組社会見学の様な学生の団体がいたがあとは私たちだけだった。天気がもう少し良ければステンドグラスもよく見えたのだろうと思うほど、立派で細かな細工のステンドグラスがいくつもあった。今も毎日礼拝が行われているらしく、聖書が綺麗に並べられていた。この大聖堂は12世紀に作られてオックスフォードの一番古い建物らしい。
このクライストチャーチであのルイスキャロルが教鞭をとっていて、「不思議の国のアリス」を書いた所である。帰ってからもう一度「不思議の国のアリス」を読んでみようと思った。大きな庭を囲む様に教会の廊下が続いていて、次ぎに小さな庭に面した図書館を過ぎるとさっきのおじいさんのいた出口に着いた。
そこからは教会をぐるっと半周するように市内中心部に出て、アリスショップに行った。
思ったより距離があったが、お店はこじんまりとしてかわいかった。
絵はがきと原文の本とオックスフォードのアリスとルイスキャロルの事を関連づけた本を買って後にした。店員さんはなんと女性の日本人だった。このお店の3件ほど手前にアリスのティーショップがあったが、本当はここでお茶がしたかったのだけれど、ブレナム宮殿での時間超過がここでのお茶を阻んでくれた。ん~残念。。。ケーキも美味しそうだったし、お店もかわいかっただけに本当に残念だった。
そこからは電車までの時間が押していたのでダッシュで駅に向かった。
この日は夜にキャッツに行くことにしていたので、のんびり出来なかったのである。
この日もお昼にありつけていなかったので、駅でバケットサンドとデニッシュとコーラを買い込んで電車に乗った。
1等は1両だけで、他の人は殆ど乗っていないので2人でゆっくりと食べた。
途中のレディングと言う駅から2人の職員の様な人が乗ってきたのだが、これからがびっくりした。
私達の乗っていた車両は1番前で運転手席のすぐ後だった。
するとその内の1人が運転席のドアを開けて私達の横の席に座りながら運転手さんと話し始めた。もちろん電車は動いている。
「うっそー気い付けて前しっかり見て走ってや~」と小さくささやきながらどきどきしながら乗っていた。
日本では絶対に考えられない。そりゃ事故も起こるわと思ってしまった。
彼らは次ぎのスローと言う駅までずっと話続けたが、そこで運転手交代になって3人とも降りていってくれたのでほっとした。あー良かった。
そこからは順調に電車は走ってパディントン駅に到着した。
当初ホテルに一度帰ってご飯食べてから出かける予定だったけど、微妙な時間だったので、そのままキャッツを見に行くことにした。地下鉄に乗り換えてホルボーンに行きキャッツを見に行った。
劇場には少し早めに到着したけれど、人はかなり集まっていた。チケットを見せて入場すると、開場はまだだったのでみんなバーで飲み物を飲んだりして待っていた。私達も飲み物を飲んで待っていた。暫くして開場になり、中の席につくと、思ったよりはこぢんまりとしていたが、劇場全てが舞台になっていて面白かった。割と前の方の席だったのでよく見えた。最初空席が目立っていて、もう人気も無くなってきているのかと思ったら、開演直前にほぼ満席になった。始まるといきなり舞台が180度回転してびっくりした。日本のキャッツはまだ見たことが無いけれど、今度比較して見てみるのもいいかなと思った。舞台は迫力があって面白かった。歌はやっぱりうまかった。
「メモリー♪」は3回あるが、やはり最後のメモリーは迫力があった。
途中休憩があってみんなが必死にアイスクリーム買って食べているのが可笑しかった。休憩のあと再び始まって最後は感動で終わった。
だんなさんは今日一日のお疲れが出たのかときどきうとうとしてしまっていたが、仕方がないだろう。
ストーリーも良く知らないし、いい音楽が流れて暗いときたらそりゃ眠くもなる。
だんなさんの感想は「ん~よくわからん」
そうだろうな…
私は「まあまあ良かった」である。
やはり今までの一番は「美女と野獣」で次が「レ・ミゼラブル」
その次かな。
他のももっと見たかったが、まあこのスケジュールでは仕方がないし。。
10時過ぎに終わって地下鉄でホテルに帰った。
夜も遅いのでさぞかしホテル周辺は静かかと思いきや、今日もマドンナのコンサートをやっていたようで、それが終わったのと同時刻だったためか、近くのパブは超満員でテンションの高い人たちで大にぎわいだった。
そんなご陽気な人達の中をホテルに帰り、とっても遅いそしてとっても質素な晩ご飯をとることにした。明日はそれほど早く無いのでご飯を食べてまったりとしてから寝た。夜中0時を回っても外ではまだまだ騒いでいるようだった。
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