東方見雲録

東方見雲録

2003.05.13
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カテゴリ: 2003
公園の春の草刈りが一回りするころ、刈り残されたわずかな隙間緑地にすくっと立ち上がった広葉の雑草があった。
ヘラバオオバコ(箆葉オオバコ)であった。

普通のオオバコに比べて葉がヘラのように細長く、花も高く上がる。踏みつけには弱いようで踏圧の影響が少ないところに出てくる。

普通のオオバコは踏みつけがないと生き延びられない。

踏みつけのあるところでは他の植物は成長が困難だが、地にはりつくような大きな葉をもつオオバコ(大葉子)なら光合成を行うことができる。
しかし、踏みつけられていないと他の植物が大きくなってしまいオオバコが生育できなくなるという。

そのために丈夫な葉や茎をしています。

子どもの頃、オオバコの葉を柄の所から引き抜き、柄に残された筋の数を競ったり、茎を使って友達とひっぱり合う遊びをしていました。


花や種にも一工夫しています。

花は穂の下の方から開き始め、雌しべが先に出て後に雄しべがでる。時間差で自家受粉を防ぎ、また受粉期間を長くする。
種子も地上に落下すると粘液に包まれる。踏みつけられたとき引っ付いて移動するための工夫である。

オオバコは踏圧植物の王様のような存在です。

漢名では車前草というそうだ。学名にあるPlantagoは足裏のという意味があるようだ。
山で道に迷ったときはこのオオバコを探して下れといわれる人里植物。

今日の百姓状句
おお葉こっち 足裏天子や ぷらんたご 

おすすめサイト
http://hirosans.tripod.co.jp/OG007_Yasou02.htm
http://home.catv.ne.jp/dd/goken/ya/oobako1.htm
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/61oobako.htm


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022.05.19.イメージ画像追加等

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Last updated  2022.05.19 18:41:05
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