東方見雲録

東方見雲録

2023.02.10
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カテゴリ: 環境



ところが、木を切ったり、土砂崩れがあったり、山中に別荘を建てたり、橋をつくったり、自然破壊といわれるような人間の行為を実は歓迎している植物や生物がいます。

例えば、大昔には森林だった山野を人間は長い時間をかけて開墾して田んぼや畑にしてきました。
元は樹木がうっそうと生い茂っていたところを、田んぼや畑にすれば陽当たりもよくなり、風通しもよくなって、そのような環境によろこび適応していく生物を地球の“造化の神様”はつくり育てています。

こうしたことを「シナントロープ」とギリシア語では言ってきました。
この言葉はすでにローマ時代から使われてきており、何世紀にもわたって繁栄と盛衰を繰り返しながら、動物はヒトと共生してきました。

確かに木を切れば大喜びする生物と、切られることによって大きなダメージを受ける生物たちがいます。
そして人間からは、そのバランス感覚が大切なのではないかと思うようになってきました。
木を一本切っただけでそれを「自然破壊」だと非難してしまうのではなくて、その木がそれまで何をしてきたのか、切られることによって環境がどう変わっていくのか、そこまで考えながら自然を見つめてみることがイマの私たち人類には必要なことではないのか、と感じます。

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Last updated  2023.06.14 21:14:04
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