東方見雲録

東方見雲録

2025.04.08
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カテゴリ: 政経
日本企業も日本人も高まり続ける円の価値に踊らされてこれを海外に投資するだけで、国内で価値を創るという仕事を重視しなくなりました。日本で「生産をしない」のだから国内総「生産」=GDPが下がるのは当たり前です。

しかも、日本ではカネの価値が2倍、3倍、4倍と急激に上がったのに対して、ヒトの価値創造能力はそこまで急激には上がりませんでした。ですから、実際にヒトよりもカネを重視する投資思考が成功を収めるようになりました。

経営の原則は「希少資源を持つ会社は成功する」です。平成日本では希少資源がヒトからカネへと180度変わってしまいましたので、価値創造の民主化を愚直に続ける会社が競争に勝てなくなったのです。

カネが希少資源に変わってしまったら成功するのは「希少なカネの使い方が上手い企業」でしょう。ですから、円高・デフレ下の平成日本ではカネを守るための経営戦略、カネを守るためのファイナンス、カネを守るためのコーポレートガバナンスが流行しました。カネを守る術はアメリカが先行していましたから、闇雲にアメリカに追従する似非経営が流行してしまったのです。しかもたちが悪いことに、それが経営の原則からして「実際に成功する」という状況だったのです。

実際、昭和の有名経営者といえば本田宗一郎や松下幸之助のような「ヒトが集まってくるリーダー」、平成の有名経営者といえば「カネが集まってくる(投資家ウケする)インフルエンサー」というイメージではないでしょうか。こうして日本企業は価値創造の民主化を捨てていったわけです。

引用サイト: こちら



対論
日本が進むべき道は「積極、減税」政策により個人可処分所得と個人消費を増やして経済成長する国に、日本を蘇らせることだ。しかし決してトランプ氏が執っているような関税による輸入障壁を作って国内産業保護政策を取ってはならない。保護政策は国内産業を脆弱化させ国際競争力を落とすことでしかないからだ。
 労働力の廉価な国へ企業を移転させることは短期的な利益を手に入れることは出来ても、長期的に国際競争を勝ち抜く企業体質を毀損することでしかない。企業競争力は生産性の向上を常の図ることで獲得される。その過程で得た生産技術や新規製品開発力などにより、企業は発展し世界に貢献することになる。

引用サイト: こちら





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Last updated  2025.04.08 06:00:12
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