東方見雲録

東方見雲録

2026.07.24
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カテゴリ: 政経
政府は21日、人工知能(AI)や半導体などの戦略産業に、2040年度までに官民合わせて370兆円以上を投資する「高市流」の成長戦略を決定した。毎年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字達成を重視してきた従来の財政運営を転換し、成長投資に伴う一時的な財政収支の悪化も容認する。長年続いてきた投資不足と低成長の悪循環を断ち切るため、政府支出を呼び水として民間投資を引き出す構想だ。しかし、長期金利の急騰と円安を伴う「骨太の方針ショック」が起きたことで、高市早苗内閣が掲げる「責任ある積極財政」は、始動直後から市場の試練にさらされている。
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政府は国と地方のPBについて「複数年度にわたって管理する」と規定し、景気変動や成長投資の必要性に応じて、一時的な収支悪化も認める。単年度のPB黒字を機械的に追求してきた従来の目標を、事実上撤廃した形だ。

代わりに、国と地方の債務残高をGDP比で安定的に引き下げることを財政運営の中核目標に据えた。歳出を一律に削減するのではなく、成長投資によって経済規模を拡大し、債務比率を低下させる手法を採用する。

2001年に骨太の方針が初めて策定されて以降、使われ続けてきた「財政健全化」という表現も、25年ぶりに姿を消した。政府は代わりに「財政の持続可能性の確保」という表現を盛り込んでいる。
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AI・半導体など17の戦略分野を集中育成

25年ぶりに「財政健全化」の文言を削除

日銀への圧力懸念で長期金利が2.9%に急騰



PBの単年度黒字目標を事実上撤廃

官邸主導の原案が「骨太ショック」を招く

金利上昇で成長投資の効果が薄れる恐れ

引用サイト:竹内智子 によるストーリー   こちら

関連サイト:収支より「稼ぎ」重視する狙い こちら
家計でいうと、好きな車や家を我慢してランクを下げるのではなく、給料アップにつながるよう仕事のスキルを高める自己啓発に先行投資するようなイメージかな。

 でも、政府による投資が経済成長にどの程度結びつくかはわからないから、この目標だけでは危ういと考える人もいるよ。

関連日記:2025.11.02の日記  成長戦略重視へ路線転換   こちら

関連日記:2026.07.11の日記  2040年までに370兆円   こちら

永濱氏は「これまでの失敗を踏まえると、17分野を打ち出したあとも逐一PDCAサイクルを回して、ダメなものは早めに撤退し、うまくいくところにはしっかりお金をつけていく。そういった仕組みを作っていくことが重要だ」と訴えた。ひろゆき氏は「切腹するくらいの覚悟がある人がやらないと、うだうだになってしまうと思う。そこまでの覚悟がありますという人が手を挙げてやってほしい。信頼の問題だ」と語った。

関連日記:2026.01.27の日記 「責任ある積極財政」あまりに危険な正体   こちら
こちら
関連日記:2026.07.07の日記 参院 決算の審議を重視   こちら
関連日記:2026.07.08の日記 国会から「警告」  賛成235の圧倒的多数で可決   こちら
関連日記:2026.06.17の日記 質問は1問だけ、あとは高市総理の演説   こちら

・・・・追記
関連サイト:これで経済財政担当? 城内実大臣「積極財政は円高圧力に」トンデモ発言 こちら

市場は一貫して「高市財政=円高」とは受け止めていない。経済オンチぶりを城内氏は開陳したわけだが、専門家はどう見るか。経済評論家・斎藤満氏が言う。

「経済理論としては、積極財政と金融引き締めのポリシーミックスであれば、結果的に円高に作用する可能性があります。しかし、高市政権がやっているのは、積極財政と利上げ阻止です。財政と金融の両面からアクセルを吹かすという、経済理論とかけ離れた政策を打ち出しているため、インフレ・財政懸念の悪化が先行して円安や債券安につながっているのです。これまで通り、積極財政と利上げ阻止を続けている限り、円高圧力なんて起こり得ない。城内大臣の発言は期待先行に過ぎません」

高市首相は特別国会が閉会した先月27日の会見で、「『市場とのコミュニケーション』を透明性高く、かつ、丁寧に行うことで、『市場の信認確保』も実現していく」と鼻息荒かったが、政権発足から一度だって市場とコミュニケーションを取れたためしがない。

「結局、高市政権は積極財政の財源のためにインフレ促進をやめられない。国民に真正面から負担をお願いするよりも、インフレ増税がラクだからです。これからも財政・金融両面のアクセルを踏み続け、円安基調を放置し続けるのでしょう」(斎藤満氏)

関連サイト:高市早苗34歳「反省を求められるいわれもない」のインパクト 戦後日本の「ブラックボックス」を思う 北原みのり こちら
私自身は当事者とはいえない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもない」

 若かった高市早苗首相の国会答弁だ。1995年、戦後処理や歴史教育のあり方を巡る議論の中での発言で、高市さんは新進党の議員だった。当時の総理大臣は村山富市氏、71歳。34歳の高市さんが“世代”を持ち出して「(日本軍の加害について)反省を求められるいわれもない」と言い放った姿の動画が今、SNSで改めて再生されている。“世代”を持ち出し嘲笑するような笑みを口元に浮かべていて、なかなかインパクトのある映像だ。

ぽっと出の若手新人議員だった高市さんのこの発言は、メディアで大きく取り上げられることはなかったが、戦争体験者が多くを占めていた当時の国会においては、やはり幼稚で雑な発言に映ったのではないか。そしてそんな高市さんのような政治家が、30年後に総理大臣になってしまったということは、やはり、危機を感じるべき事態なのだろう。歴史から学ばず反省のない国は滅びる、というのは、人類の定説ですから。
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731部隊に関わった医療関係者は戦後、罪に問われることなく、大企業の役員や、医師として成功した人が多い。当事者ですら反省を求められないでこられた日本の戦後だった。命を救うことを仕事にする医師が何故このようなことを思いついたのか。何故、彼らは罪に問われることがなかったのか。その事実は、今の時代にどのように結びついているのか。知らない歴史、知らなければいけない歴史、反省すべき歴史はブラックボックスの中に、まだ眠り続けている。そしてそうしている限り、私たちは日中戦争の余波を生きることになるのだと思う。

・・・・追記 0813
<大風呂敷を畳まぬまま次の大風呂敷を広げれば、支持層のウケはいい。だが現実への対処はどこへ?>
私が出演するラジオ番組のメインパーソナリティーを務める文筆家の武田砂鉄氏に『「いきり」の構造』という著作がある。昨今の世間、特にネットを含む言論界で極論じみた言葉が横行する背景には、情報強者ぶったハッタリを押し通すための「イキリ」アクションの充満がある。そして現実の力学も、実はその流儀に染まってしまっているのでは?という観察と分析の書だ。

イキリを別語で表現すると「ファイティングポーズを取るだけで完結するはずの視覚戦闘・疑似戦闘行為」あたりになるだろうか。そして砂鉄氏の思考では、現実の諸相を「言ったもの勝ち」的にハッタリ定義することも昨今の「イキリ」機能の追加的要素とみており、これはなかなか重要と感じる。
引用サイト: こちら





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Last updated  2026.08.13 06:26:56
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