「ダ・ヴィンチ・コード」の第2弾
大ヒット映画「ダ・ヴィンチ・コード」のシリーズ第2弾「天使と悪魔」が15日、世界同時公開される。キリスト教をめぐるストーリー内容が物議を醸した前作に続き、大きな注目が集まる中、主演の米俳優、トム・ハンクス(52)が7日の来日会見で見どころを語った。
「シャーロック・ホームズやインディ・ジョーンズのような普遍的なヒーローだと思う」
自身が演じる主人公の宗教象徴学者、ロバート・ラングドンについて、ハンクスは愛情をこめて語った。
ダン・ブラウン氏のベストセラー小説が原作のシリーズは、ラングドンの活躍を描くミステリー・エンターテインメント。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画の謎に迫った2006年公開の第1弾は、イエス・キリストに隠し子がいて、その末裔が現存するという設定がキリス ト教徒を中心に波紋を広げた。上映禁止となった国もあったが、世界興行収入7億5000万ドル、日本興収91億円の大ヒットとなった。
今回は、秘密結社・イルミナティがローマ教皇候補の枢機卿4人の殺害を計画。ラングドンは、天文学者のガリレオ・ガリレイの著書に隠された暗号を手がかりに、犯行計画を阻止すべくバチカン、ローマを奔走する。
ショッキングな内容だけに、現地では撮影を禁止する教会などもあったというが、「法律は破っていないが、許可も得ていない」(ロン・ハワード監督)というゲリラ撮影で完成にこぎ着けた。
「今回のテーマは信仰と科学。それぞれに居場所や必要性があり、両者には共有スペースもある。観客に考えてもらうきっかけになれば」と、ハンクス。配給のソニー・ピクチャーズは前作超えの日本興収100億円を目指す。
原作者のブラウン氏は9月15日に米国で発売するシリーズ第3弾「ザ・ロスト・シンボル」(原題)の映画化に向け、早くもハワード監督にラブコールを送っている。
ハンクスは「5本でも6本でもやってみたいけど、監督、プロデューサー次第。こうして東京に来られるなら、またやるよ」とリップサービスを忘れなかった。
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