ガーデンデザイナーのブログ

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2006年11月08日
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カテゴリ: ガーデンデザイン


いまから9年まえ1997年に初めてレンガ水栓を提案製作した。施主の奥様と話を交わしているうちに建物隅に使いにくい「コン柱水栓」がある。遠い処にあるコン柱からジョウロを使っての作業はノン・センス。この使いにくいコン柱水栓をどうにかしようということでポーチへ向かう途中の景色にすることでそのすべてが解消された。その当時、動物水栓の存在はあまり知られてはいなかったように記憶している。

今では、あたりまえのように各ブロックメーカーがこぞって水栓を製造販売しているが、私の処にはなんの挨拶も無い。元々「水栓」の言葉も或る出版プロダクションとの打ち合わせの時に付けた名称で商標登録もしていない。厳密に言えば、既に存在するものにおいての名称は商標登録が難しいと思っていたからだ。

初めて造る水栓だったので形をどんなものにしようか思案の末、素材はレンガ。形は上部をロカイユといわれる、ロココの語源と言われる貝殻模様にする。施主が「だいじょうぶ? お墓に見えないかしら?」少々不安気味。

庭の景色にすることには自信があった。当時から変わらず「露地庭」が基本だったからだ。「露地、景色、待合、ツクバイ、延べ段」「もてなす形」すべて構成は同じ。その一つが「水栓」なだけ。いかに古典が大事かがわかる。

時々ホームセンターで見る「形だけの水栓」を見ると無性に腹がたつ「使いにくい水栓」無知なる者の偶像物





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最終更新日  2006年11月08日 12時00分09秒 コメントを書く
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