白井文尼崎市長とお会いした感想


 2月28日に女性として全国最年少で尼崎市長に当選された、白井文さまにお目にかかってお話をさせていただく機会がありました。
 神戸市に出張したとき、ダメで元々と思い、厚かましくも「明日お時間を取っていただけないでしょうか」と電話をかけてお願いしたところ、「議会中で庁内に待機しているのでその合い間でよければぜひに」という思いもかけないうれしい返事をいただいたのです。
 白井さまには、当選直後にメルマガのバックナンバーなどをお送りし、その後直接丁寧なお礼のお電話をいただいたのですが、あいにく席を外していて、お話できなかったのが残念でしたので、お会いできる機会をいただいたことは嬉しい限りでした。
 市長室で熱心に私の拙い提案、意見を聞いてくださり、ご自身の市政改革に取り組む思いを語っていただきました。お話していて感じたことは、白井さまは人の話を聞くという姿勢がすばらしい方なので市民や職員と対話して必ず、すばらしい改革をされる方だと確信しました。
 既に「市長室に閉じこもる市長にはなりたくない」ということで、市民と市長と
のトークや職員の方とのメッセージ交換もされてみえるとのことでした。
 登庁後にご自身が助役などとお話しても、ことばの違いの戸惑われたとのことですが、わかりにくい役所言葉や旧来の慣習に染まることなく、今後とも市民の目線で、市民の声を聴き、市民のことばで語るという生活者スタイルの市政を続けていただきたいと思います。
 首長も議員も選挙で直接選ばれていると言っても「白紙委任」されているわけではないので、市民の声を聞くことは何ら議会軽視に当たらず、重要な問題では市民の意見を求めるべきです。
 そして、聞いてどうするかは首長が自らの責任で判断する必要があります。決して市民におもねることなく、地域の将来を考えてそうした方がいいと思えば市民の多数意見と違った政策判断も必要になってくると思います。
 また、長野県の田中知事のように市長室を1階にしてガラス張りにするそうですが、外観だけでなく内容もガラス張りにするよう、情報公開を徹底し、市民との情報共有、情報共鳴を心がけていただきたい。
 生意気にもそういった内容のことをお話し、かつて市民であった(三重県大阪事務所に勤務のとき尼崎市に住んでいました)市庁舎を後にしました。 
 (白井市長は、高額な退職金が市民感覚に合わないとして自らの退職金を500万円にしようと挑戦されています。03/3/4 産経新聞)


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