第4回大阪シンポ(開催あいさつ)


 今日は本当に台風と3連休の初日いうこともありまして、日程的には最悪であったかも知れませんが、大変な状況の中、こんなに多数の方に申し込み・ご参加いただき誠にありがとうございます。
 本来でしたら、有志の会の会長といった方が挨拶すべきですが、先程の星乃さんからのご紹介のとおり、会長制等をとっておりませんので、地元のメンバーの一人ということでご挨拶申し上げたいと思います。
 当会では1年に1度、メンバー以外の方にもご参加いただくオープン形式でシンポジウムを行っておりまして、今回で4回目となりました。 
昨年は福岡で開催させて頂きましたが、名簿を拝見すると連続してご参加頂いた方もいらっしゃるなど、すっかり定着してまいったと思います。
 本日のテーマですが、「市民の信頼を取り戻し、地域の発展に貢献するために」ということで、信頼と貢献をキーワードとして取り上げました。
この1年間、様々な不祥事、厚遇問題等が発覚、報道されたと思います。
 後程大阪市の方から、改革については詳しくご説明いただきますが、単に報道された不祥事や厚遇問題だけでなく、社会保険庁の問題もそうかもわからないんですけど、我々公務員や役所全般に対して、本当に社会や経済に役に立つような仕事ぶりをしているのがどうか、根本的な不信感が出てきてるんじゃないかと思っております。
 そういった状況において、我々自治体職員がどのように考えているのか把握し、不信感を払拭するためにどのような答えを持っているのかを知るために、事前に、有志の会のメンバーやシンポのご参加者を対象にアンケートを実施させていただきましたが、7割以上の方から住民の方から信頼を受けてないというお答えいただいたにも関わらず、どうやったら信頼を回復できるかという問いに対して、具体的で明確なお答えを出せた方は、少なかったのではないかと思います。
 そういう手詰まりの状況の中で、我々個々には答えを見出すことが難しいけれども、本日のような多くの仲間が集まり、かつスポンサーなどないしがらみのないシンポジウムの場で、積極的かつ率直な意見交換を行うことで、少しでも将来に向けた答えを見つけていただく場にしていただければと思います。
 今日のビッグゲストとして伊藤忠の丹羽会長にお越しいただいております。後ほど基調講演をお願いしております。丹羽会長は、国の地方分権改革推進委員長をされており、まさにわが国の地方分権をリードしていただいているキーマンです。
 ただ丹羽会長の最も素晴らしいご業績は、自らが率先垂範して経営改革をされたことです。丹羽会長のエピソードをご承知の方もいらっしゃると思いますが、伊藤忠様が非常に厳しい経営状況のときに社長に就任されて、社長になっても通勤は電車でされて危機的状況の中で何をなすべきかということを、自らが行動して社員の皆さんを引っ張って難局を切り抜けたということだと思います。
 それから常に「clean is beautiful」をご標榜され、実直さこそが価値を生み出すことだと経営や財界活動で表明されていることに多くの方の共感が集まり、国としても大きな仕事をお願いするようになっていると思いますが、これらの価値観は、まさに公務員に求められてる姿勢ではないかなという風に思います。
 後ほどの基調講演の中で、同じ価値観をお持ちの方ということで、多くの点で共感されることになると思います。先程少しだけお話をさせていただきましたが、そういう国全体としてもVIPの方でではありますが、そういう肩書きのことを別にしても、分権や改革に向けた熱いお気持ちをお持ちであることがひしひしと感じられ、皆さんとも意見交換の時間には、率直で具体的な意見交換をしたいというご意向をいただいております。
 20分ということですけども、意見交換の場を取っておりますので、是非全員が1つずつ質問というのを頭の中に思い浮かべて頂いて、そこで率直な意見交換をしていただければ、と思います。
 それから、パネルディスカッションといたしまして、有志の会メンバーの山形県知事の斉藤さん。それから菰野町長の石原さん。あと、神戸市内の自治会長さん。我々のお客様である住民の代表の方にお越しいただきまして、意見交換をしていただきます。
 繰り返しになりますが、色々な不祥事が発覚し、不信感を持たれている状況の中で、今日のシンポジウムで何か1つでも材料を持ち帰って頂いて、明後日・明々後日以降の新たな仕事の活力源としていただければと思います。
 拙い挨拶ではございましたけれども、これで開会の挨拶とさせて頂きます。
 どうもありがとうございました。


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