2004年トップの新年あいさつの言葉



・「世界規模での競争に勝ち抜く」と同時に、一人一人が企業人
として果たすべき責任の重さを改めて自認したい。
                   (帳富士夫トヨタ自動車社長)
・世界中の人々に信頼される商品、市場シェアナンバーワン、
「ストロングナンバーワン」というべき商品を持つことが大切だ。
                      (江頭邦雄味の素社長)
・上司は現場に出かけ、直接部下と同じ体験をすることが必要
だ。現場の「声なき声」を聞き分ける「ドタ感(現場感覚)」を磨
いてほしい。(丹羽宇一郎伊藤忠商事社長)
・前途は険しい山がそびえ立っているが、決して逃げない。山
を越える以外に道はない。
     (西村英俊ニチメン・日商岩井ホールディングス社長)
・新規事業への挑戦は大変困難な課題だが、失敗を恐れてい
ては何もなしとげられない。失敗したら速やかにそこから学び、
再び挑戦すればよい。(川口文夫中部電力社長)
・前例踏襲にならず批判眼を持ち、皆さん自身で考え、納得し、
創意工夫を凝らし、危機管理に十分気を配ってもらいたい。
 県職員は優秀な人が多いが、ややもすると私の一言一句に
気を回しすぎて、一体どっちを向いて県政をしているのかわか
らない。しっかり県民の方に顔を向けてもらいたい。
                      (野呂昭彦三重県知事)

 この中で私が一番共感したのは、伊藤忠商事の丹羽社長の
言葉です。ITがどれだけ進んでも現場の声を直接聴くという
ことが組織のトップにとっていかに大事なことであるかは、V字
回復を成し遂げた日産のゴーン社長の手法を見ても明らかで
す。
 最後は、私が直接聞いた三重県知事の言葉をつけさせてい
ただきました。組織のトップの意向はもちろん大事ですが、いた
ずらに気を使いすぎず、お客様である県民のための県政という
ことを忘れないようにしたいと思います。


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