かくありたい、こう生きたいと思う言葉



○ノーブレス・オブリージュ(noblesse oblige)
 ・フランス語。欧州で好んで使われる格言で、地位の高い人や高
収入の人こそ、よりストイックな精神で社会に貢献、還元することを
追求すべきだとの考え方です。
 ・地位は高くなく、高収入にもほど遠い私ですが、フィランソロピー
の精神は持ちたいと思っています。

○「粗にして野だが、卑ではない」財界初の国鉄総裁 石田 禮助
 ・城山三郎さんの小説の題名になっています。一番、持ちたいの
は志と品性です。卑しくはなりたくないものです。以下に小説のその
箇所をピックアップします。

 総裁就任の挨拶にはじめて国会へ出た石田の挨拶は堂々たるも
のであった。「嘘は絶対つきませんが、知らぬことは知らぬというか
ら、どうか御勘弁を」とことわり、さらに、
 「生来、粗にして野だが卑ではないつもり。ていねいな言葉を使おう
と思っても、生まれつきでできない。無理に使うと、マンキー(野猿)
が裃を着たような、おかしなことになる。
 無礼なことがあれば、よろしくお許しねがいたい」
 「粗にして野だが卑ではないつもり」前段は石田の自己認識。
 「マンキー」すなわち「粗にして野」である。そして後段は、石田の心
意気を示す言葉であった。

 (「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯 城山三郎著
文春文庫より)

○変えてはならないものは変えない冷静さと、変えなければならない
ものは変える勇気と、それを識別する英知をしっかり生かしていくべ
きだ。
                    米国の神学者ニーバーの言葉
 ・案外、私たちは変えなければならないものに執着し、変えてはな
らないものを捨ててしまっているのかもしれません。

○私達は、何かに縛られている。数字やお金、それに人間関係や現
実の問題に縛られ、自由でのびやかな精神風土とかけ離れいく場合
が多い。
 どうせ縛られるのであれば、自らの信条や志、夢に縛られたいもの
だ。
           トム・ピーターズ「ブランド人になれ」TBSブリタニカ
 ・私は日本語では「志」、英語では「クレディビリティ」(credibility)とい
う言葉が一番好きです。

○大業を成し遂げようと思ったら年老いても青年でなければならない。  

                                 ゲーテ
 ・「青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいう」
(サミュエル・ウルマン)に共感します。

○人間が事を成し得るのは、外的条件に恵まれているためではなく、
それを実現しようとする熱意と努力によってだ。
                               稲盛和夫氏
 ・あまり条件に恵まれていると返って事を成し得ないものであること
は、某セリーグの在京球団の豪華戦力補強とそれに伴う成績でも明
らかです。

○暗いと不平を言うよりも自ら進んで明かりを灯しなさい。だれかが
やるだろうということは、だれもやらないということを知りなさい。  
                            マザー・テレサ
 ・批評家、批判家であることはたやすいですが、愚直な行動家で
 ありたいと思っています。

○誰もやっていないことに立ち向かうとき、大切なのは夢のある展開
を信じることであり、失敗を恐れて批評家になっている者の言動に左
右されないことである。
  歴史という道は、言った者ではなく、やった者の後にこそ残って消
えない。
              大分県議会議員 首藤勝次氏の講演録より
 ・首藤さんのお父さんの日記からだそうです。この講演録を読んで
 感動し、首藤さんに会いに行きました。

○「人生に必要なものは勇気と想像力と少しばかりのお金」
 ・よくこの言葉は、人生に必要なお金は少しぐらいでいいという、文
字どおりの意味に解釈しますが、臼杵市の後藤市長の解釈は少し違
います。
 「英語ではLittle Money(人は金だけのために生きるに非ず)であ
る。チャップリンのライムライトの訳ではよくSome Money を『少しの
おがあればいい』と解するが、少しの金に惑わされてはいけな いと
ということだ」と伺いました。



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