<夢を実現する言葉>



 「夢を実現する戦略ノート」ジョン・C・マクスウェル著 齋藤孝訳 
 三笠書房 で私が特に共感した言葉

 (◆引用 ◇解説 ○私見)


◆「自分の持っているものを活かして、今いるところで、できること
をやれ」(セオドア・ルーズベルト米大統領)

◇自らの人生の目的をしっかりと見据えながら、この言葉通りに
行動すれば、その結果はおのずと明らかだろう。

○ないものを嘆いて何もしないのでは一歩も前に進みません。
 環境や持っているものに不足があろうとも、その中で最善を尽
くしたいものです。


◆「自分ができると思っている以上のことができない人間はいない」
 (自動車王ヘンリー・フォード)

◇私たちには多くの未開発のままの能力が眠っている。人にはこう
した無限とも言える可能性があるにもかかわらず、残念ながらそれ
を徹底的に極めようとする人はあまりにも少ない。

○人間の能力や可能性は自分でも知らないほど無限にありますが、
それを活かせるかどうかは自己の努力にかかっています。


◆「人はみな何らかの理由があって生まれてくるが、全ての人がその
理由を見出せるわけではない。人生における成功とは、生きている
間に何かを手に入れたかや、自分のために何を成し遂げたかでは
なく、人のために何をなし得たかである」
 (米国の国民的エンターテイナー ダニー・トーマス)

○正に「人の評価は、棺に入ってから定まる」ということですね。


◆「たとえ過去にどのような汚点があったとしても、未来にはシミ一つ
ないものだ」

○過去は変えることができませんから、常に未来志向でいきたいで
すね。


◆「言うのとやるのとの間には、何足ものすり切れた靴がある」
 (イタリアのことわざ)

◇夢を見るだけの人と夢を実現させる人とを分けるのは、献身的な
努力をするか、しないかである。夢の実現のために最後までやり抜く
には、ハングリーな不屈の精神と思い入れが必要だ。

○言うだけでは、NATO(No Action Talking Only)になってしまいます。
 百の理屈より一つの実行に重きをおきたいものです。


◆「熱い人とだけ、つき合えばいい」

◇気をつけなければならないのは、あなたの夢が実現に向かって
動き出したからといって、誰もが喜んでくれるわけではないというこ
とだ。人間には2つのタイプがあるということに皆さんもお気づきだ
ろう。つまり、「情熱の炎を消す人」と「情熱の炎をさらにかきたてて、
成功するために喜んで手を貸してくれる人」だ。

○悲しいことですが、人の夢や成功を素直に喜んで応援してくれる
人ばかりではありません。しかし、私はそれでもオープンな姿勢で
周りの人と夢を共有して大きな成果を目指していきたいと思います。

◆「この世でなすべきことの多くは、実現する前は不可能と言われて
いたこと」(最高裁判事ルイス・D・ブランダイス)

○今は当たり前のように思われていることでも、それができる前は
不可能と思われていたということに私たちは思いを致す必要があり
ます。


◆「自分で登ろうとしない人をはしごの上に押し上げることはできな
い」(鉄鋼王アンドリュー・カーネギー)

◇ポール・マイヤーの言葉を借りれば、「目標もなしに重大なことを
成し遂げられる人はいない。目標設定は、人間にとって最大の起爆
剤である」

○志や向上心のない人には何を言っても無駄ということですね。


◆「われわれは夢によって成長する」(ウッドロー・ウィルソン大統領)

◇自分がどこへ行きたいのかがわからなければ、成功することはで
きない。

○「夢なんか実現しない」のではなく、「夢しか実現しない」のです。


◆「考えるのはたやすい。実行するのはむずかしい。考えたことを
実行に移すのはこの世でもっともむずかしいことだ」(ゲーテ)

◇目標を達成するコツは、まず始めることである。

○「千里の道も一歩から」とはよく言ったもので、始めてしまえば、
やめない限り、いつかはゴールに到達できるのです。


◆「常に夢を持ち、自分の能力以上のことを目指そう。同時代人や
先人を超えようとするのではなく、自分を超える努力をすべきだ」
 (ノーベル賞作家ウィリアム・フォークナー)

○誰かに勝つという相対比較の目標を定めるより、自分自身の
能力を高めるため努力したいものです。


◆「明日の成功の最大の敵は今日の成功だ」

◇成功する人は目標を達成したからといって、一時の栄光に浸る
ことはない。勝利(と敗北)は一時的なものであり、成功し続けるた
めには成長し続けなければならない。

○功成り、名を遂げた「成功者」ではなく、常に上を目指す「成長者」
でありたいものです。


◆「学んだことを知識としてしまっておくのではなく、行動につながる
ようにしなければならない」(自己啓発の大家ジム・ローン)

○本を読み、人に会って学んだことを周りと共有したり、実践するこ
とで自分のものにしていきたいと思っています。


◆「成功する人は前進し続ける。失敗もするが、途中で投げ出すこと
はない」(ヒルトンホテルの創業者コンラッド・ヒルトン)

◇偉大な人間と平凡な人間の違いは、自分の失敗をどのように見る
かの違いだ。成功への旅を続けたいなら、「前向きな失敗の仕方」、
つまり「失敗力」を身につける必要がある。

○失敗は結果です。その結果をどう受け止めるかで次の結果が違っ
てきます。


◆「何かを手に入れれば、必ず何かを失う」
 (米思想家 ラルフ・ウォルド・エマソン)

◇何かを手に入れるには、何かを代償として支払わなければならない。

○「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」の選択と集中が大事です。


◆「どんなに高い地位にいても、批判的な雰囲気より肯定的な雰囲気
のほうが人はいい仕事をし、さらなる努力を惜しまないものだ」
 (実業家チャールズ・シュワブ)

◇人は誰しも、生まれつき「やる気」を持っている―私は人間というも
のは、生まれつきやる気を持っているものだと思う。やる気を失った
原因を克服する手助けをしてやれば、人間というものは自分からやろ
うという気持ちになるものだ。

○やはり人は「認められたい」という要望がありますから、ディスカウント
(けなすこと)より、ストローク(ほめること)でやる気の増進をはかりたい
ものです。」

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: