<並みの人生で終わらないための言葉>



 「『並みの人生』では満足できない人の本」
 ロベルタ・シェラー著 齋藤孝訳 解説 三笠書房より

 (■引用 ○私の意見)


■時間は年月の経過によってではなく、「何をし、何を感じ、何を成し遂げ
るか」で測られる。
 (インド元首相ジャワハルラール・ネルー)

○「青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう」(サミュエル・ウル
マン)という言葉に通じるものを感じます。


■一度も間違いを犯したことがない人は、一度も新しいことをやろうとした
ことがない人だ。
 (理論物理学者 アルバート・アインシュタイン)

○チャレンジに失敗はつきもので、その失敗から教訓をつかむことが次の
成功につながるのです。「大過なく」は「何も新しいことをしなかった」と同義
です。


■よく「人を外見だけで判断してはならない。大事なのは中身だ」といわれる。
 このフレーズ、半分は正しいかもしれないが、半分は正しいとはいえない。
 正しくは、「人間は中身が大事である。しかし外見も大事である。人は往々
にして、中身が外見に現れるものだからである」
 (本書の著者ロベルタ・シェラー)

○中身がない人間は、外見上も魅力が感じられないのではないでしょうか。


■正体不明の恐怖に打ち勝つには、何でもいいから、「とにかく手をつける」
こと、前に進んでしまえば、もう怖がることはなにもないのである。
 (本書の著者ロベルタ・シェラー)

○座して待つのではなく、行動することで局面の打開を図るということですね。


■今は「ないもの」について考えるときではない。「今あるもの」で、何ができ
るか考えるときである。
 (米文豪 アーネスト・ヘミングウェイ)

○ないことを嘆いても生産的ではないので、あるものを最大限活かす努力を
したいものです。


■今日できることを明日に延ばすな。「いつか」という言葉で考えては失敗する。
「今」という言葉を使って考えれば成功する。
 (ベンジャミン・フランクリン)

○今すぐできないこと、今日できないことは極論すれば一生できないのではな
いでしょうか。


■知性の目で見て、心で感じることができれば、実現するだろう。
 (米黒人公民権運動指導者 ジェシー・ジャクソン)

○ドコモでIモードを実現した松永真理さんが理論的には非の打ち所がない、
コンサルの提案を「感じるものがない」と却下し、自らの感性にしたがって製品
開発したことが思い出されます。


■明日いい仕事をするための最良の準備は、今日いい仕事をすることだ。
 (米著述家 エルバート・ハバード)

○その日にベストを尽くすことで明日への展望が開けるというものです。


■成功する秘訣は、他人が眠っている間に勉強し、他人が怠けている間に仕事
し、他人が遊んでいる間に準備を整え、他人が虫のいいことを願っている時に、
大きな構想を立てることだ。
 (米聖職者 ウイリアム・フォード)

○凡人が卓越した成果を出そうと思えば、並みのことをしていてはとても無理と
いうもので、超人的な努力が必要です。


■人生とは自転車に乗るようなものだ。ペダルをこぐのをやめなければ、転び
はしない。
 (米政治家 クロード・ペッパー)

○思わず、自転車操業という言葉を思い出してしまいましたが、ペダルをこぐ
のに疲れたときは人生を終えるときでしょうか。でも一時的な休息は心身のリフ
レッシュのためにも必要ですね。


■目の前に橋があれば、まず渡れ!
 (本書の著者ロベルタ・シェラー)

○石橋を叩いて渡るという、巧遅ではドッグ・イヤーのスピードについていけま
せん。時には拙速気味でもチャレンジしていくことで途は開けます。


■コミュニケーションの目的は、「押しつけ」ではなく「相互理解」であることを
忘れてはならない。
 (本書の著者ロベルタ・シェラー)

○よくコミュニケーションを取っていると威張っている人の現状が一方通行の
上からの物言いであったりします。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: