<人生を変える言葉>


『3つの真実』野口嘉則著 ビジネス社
(■本からの引用 ○私の意見)


■実に多くの人間が、その場の感情や衝動に動かされて、自分が望む現実
とは逆の現実を創り出してしまう。そして、人生でこれを繰り返している。

○後から冷静になって考えれば何でそんなことを思うようなことを言ったり、
やったりしてしまう原因は一時の感情に支配されていたせいですね。


■海で遭難し漂流する者は、大量の水に囲まれながら、たった一杯の真水
がないために渇きで苦しむ。同様に、現代人の多くは、さまざまな人間に囲
まれて生きていながら、心からのつながりを感じる相手がいないために孤独
なのじゃ。

○物があふれ、お金がたくさんあれば幸せというわけではなく、ものがぎりぎ
りで、お金があまりなくても気持の持ち方で満ち足りた生活はできるのです。
 「人生に必要なものは愛と勇気と少しのお金」です。(チャップリン)


■目に見える結果によって人から認められようとする限り、比較の世界に
はまり込んでしまう。比較の世界では、自分の相対的な価値は上がったり
下がったりするのじゃ。

○人と比べている限り、上を見ても下をみてもキリがなく、心が休まることが
ありません。


■われわれの最大の価値は、取った行動や出した結果にあるのではなく、
存在することにあるのじゃ。これに本当に気づくとき、自尊心は満たされて
いく。

○存在する、この世に生きていることこそが価値あると思えるといいですね。


■ヘレン・ケラーも、こんなことを言っている。「最も素晴らしいものや最も美
しいものは、目で見ることも手で触ることもできない。それは心で感じるもの
です」とな。

○美しい花を支えるのは枝であり、枝を支えるのは幹、その幹を木が支える
わけですが、木全体をしっかりと支えているのは目に見えない根なのです。


■誰と議論したとしても、『どっちが正しいか』の結論は永久に出んのじゃ。
であれば、『私はこっちの考え方が好きです』という話し方の方が楽しいん
じゃないかね?

○数学的正解を求めるわけではない以上、「私の意見」か「あなたの意見」
かの二者択一ではなく、「第3の意見」や「第3の道」を探す知恵があってし
かるべきですね。


■『人生は自分の心を映し出す鏡である』ということじゃ。これを鏡の法則と
も言う。
 人生でいろいろな出来事が起きるが、それらは偶然起きるのではなく、
原因があって起きておる。その原因はどこにあるのかというと、その人間の
心の中にあるのじゃ。つまり、心の中の状態を、鏡のように映し出したもの
が人生なのじゃ。

○野口嘉則さんの「鏡の法則」については最初に知人からメールで教えて
いただき、その後、本も読んで感動しました。それを転送した方からも次々
と感動したとの感想が寄せられてきました。
 (「鏡の法則」総合法令出版)


■自分の心を映し出したものが人生ならば、自分の人生を見れば、自分の
心の状態に気づくことができるわけじゃ。つまり、人生で起きる出来事は、
自分が成長するためのヒントであり、われわれが本当の幸せを実現するた
めに起きているとも言えるのじゃ。

○人生で起きることはすべて必然であり、決して遅からず、また早からず
その人に、ある時は試練となって、ある時は幸運になって訪れるということ
です。


■マザー・テレサは言った。『愛の反対は無関心である』と。他人のことなど
無関心、他社の社員の幸せなどどうでもいい、人類以外の生物がどうなろう
と知ったことではない・・・・・こういった無関心は、愛とは反対のものじゃ。
 また、キング牧師がこんなことを言っておる。『後世に残るこの世界最大の
悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ』と

○「ありがとう」の反対は「当り前」、「当然」です。生きている幸せ、健康で
あることの幸せ、それらは自分だけの力で成り立っているわけではありま
せん。食事ができるのも、着るものがあるのも、住む家があり、職があるの
も当たり前のことではないのです。自分だけの力でできているのではなく、
周りの人たちのおかげでできていることなのです。
 そのことに感謝するならば、どんな小さなことに対しても「ありがとう」の言
葉が自然に出てくるのではないでしょうか。
 このことを昨年末の足の肉離れによる杖に頼った歩行で再認識しました。
 つまり怪我が私に大切なことを教えてくれたのです。

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