<今、がんばるための言葉>


「今、頑張れないヤツは一生頑張れない。」吉野敬介著 世界文化社
(■本からの引用 ○私の意見)


■「自信」なんて、もともと不確実で不安定なものなんだから、自分が「ある」と
思えばあるし、「ない」と思えばない。それでいいんだ。「自信は持ったモン勝ち」
なんだよ。

○自信過剰は禁物ですが、実力に見合った自信はいざという時や本番での実
力発揮につながります。


■俺の言葉で言えば、「自分を変えたいと思うなら、今の自分を頑張ることから
始めろ」ということなんだ。

○今の環境で全力を発揮できず、文句や不平ばかり言っている人は環境が変
わっても同じでしょう。


■やり遂げるために大事なのは、強い意志を持ち続けることだ。

○断固たる意志は行動につながります。


■悩むヒマがあったら動け。そのうちやろう、いつか頑張ろうなって思うな。力を
出し惜しみするな。最初から太く生きよ。そうすれば、太く長く生きられる。
スタート時点から、全部の力を出し切れ。
 「次のために、少し余力を残しておこう」なんて思っていたら、絶対にいい仕事
はできない。力は出し惜しみすると、枯れる一方で増えないものなんだ。

○力を出し惜しみして9割しか出さないと、その次はそのまた9割になってどんど
ん減っていきます。いわば「縮小再生産」の仕事です。それに引き換え、100%
以上の力を出していけば「拡大再生産」の仕事になります。


■費やした努力と時間は、黙っていても結果にあらわれるものなんだ。

○筋肉をつけるには地道なトレーニングしかなく、知恵をつけるには学習の継続
しかありません。


■人は誰でも、ハンデやコンプレックスを抱えて生きている。それを前提にして、
どう生きるかが大事なんだ。

○問題が起こったことや課題自体が問題ではなく、それにどう対応したかが問題
なのです。


■ビジネスの世界では、「忙しいからできません」なんて言い訳は通用しない。
「時間がありません」は「やる気がありません」と同じことなんだぞ。

○「忙しい」と言うのは自分の段取り、要領が悪く、仕事を効率的にしていないと
いうことを自ら告白しているようなものです。


■目標があればやる気が出てくる。期限が決まれば追い込まれる。

○いつまでに、何をやらねればならないかがわかれば、あとはやるのみです。


■仕事のできるヤツは時間に対して貧乏性です。

○24時間は誰にでも平等ですから、移動の間や待ち合わせの時間、会議の
始まる前などのちょっとした細切れ時間も無駄にしないことです。


■やりたくなくても、やらなければならないことを、一生懸命やる。これを努力
という。

○努力は人知れずものというのが私のポリシーです。美しい花を支えるのは
枝、それを幹が支え、大元は根っこですが、それは地中にあって見えないの
です。華麗な白鳥の舞を支えるのは水面下の必至の水かきなのです。


■決めたことをきちんとできるヤツこそ、成功できるヤツなんだ。

○私はメルマガを週刊で出すと決めた以上、これまでの391号を欠かしたこと
も遅配したことも一切ありません。


■簡単に例外をつくるから、目標を達成できない。

○ダメなものはダメを徹底すると共に、しなければならないことはどんな小さ
なことにもこだわることができなくて、大事が成るはずがありません。


■目標を到達点にするな。成功した時点で止まるなよ。

○「成功者」ではなく、「成長者」を目指すならばゴールはありません。昨日
より今日、今日より明日と成長する目標は生きている限り永遠に続きます。


■最初から自分に合った仕事なんてない。おまえが仕事に合わせるんだ。

○今いる組織で全力を出し切れない者が他へ行って通用するはずがありま
せん。マーケット・バリューのある人財とはその会社が手放したくない人材
なのです。


■十の力で十を出すようなギリギリの仕事をするな。百の力で十を出すんだ。

○自動車でも、最高時速が100キロに設定されている車で、100キロを出す
よりも200キロが限度の車で100キロ出す方がゆとりから生まれる安定感
があります。


■チャンスは誰かが恵んでくれるものじゃない、自分で『作る』ものだ。
 運は自然に開けてくるものじゃない。自分で『つかむ』ものだ。
 自分の足と時間を使って出向いた場所には、必ず何かしら得るものがある。
 はっきりしていることはひとつ。待っていても何も始まらない。自分が行動
しなければ、チャンスも運もおまえのところへはやってこない。

○熟柿主義は通用しません。「待てば海路の日和あり」も運には当てはまり
ません。私はネットワークを築くにはヘッドワークにプラスしてフットワーク、
足マメがより重要だと思います。どうしても会いたい方には自分から、身銭
を切って会いにいくことです。必ずや熱意が伝わります。


■イジメたり足を引っ張ったりするヤツっていうのは、ホントは臆病だから、
自分より少しだけできるヤツ、一歩だけ前にいるヤツを攻撃するんだ。自分
よりずっと上にいるヤツ、自分のはるか前を行くヤツには、手も口も出さない。

○本当にそうだと思います。自分が有利な立場にいて、名前を出して活動して
いる人間を匿名をよいことに攻撃する人間を私は相手にしません。気にする
と喜ぶだけなので、無視して自分の活動が影響力を持ってきた証拠と思うこと
にしています。


■有名人を知っていることが、おまえ自身と何の関係がある?親が偉くても
おまえが偉いわけじゃない。
 どうせなら、おまえと知りあいであることを自慢されるような人間になれ。

○「誰だれを知っている」「あの人と友人だ」と著名人の名前を出す人に限っ
て、その人とは知り合いでも何でもなく、名刺交換した程度、というのがよくあ
ります。
 大切なのはそういう有名人も会ってくれる価値のある人間に自分がなること
です。


■いろんな本を読め、いろんな業種の人とつきあえ、ネットワークを作るんだ。
おまえの世界がグンと広がる。おっくうがるヤツは、今以上に大きくなれない。

○他流試合が人を鍛え、成長させるのです。「井の中の蛙」では「ゆでガエル」
になります。


■俺は、自分は何もしないで人の批判だけをするヤツ、誰かが失敗すると
鬼の首をとったように攻撃するヤツが、大嫌いなんだ。そんなヤツらをまと
もに相手にしたら、自分がそいつらと同じレベルに落ちてしまうだけだ。

○嫉妬という感情は、悟りを開いた高僧でも克服しがたいものだそうです。
ある自治体の民間人出身の収入役(当時)をされていた女性に言われた
のは「嫉妬」は「女偏」ではなく、「男偏」ではないかということでした。


■やろうか、やめようかと悩んだら、俺はやる。
 やらなければ失敗もないが、成功もない。状況は今までと何ひとつ変わら
ない。
 やってみて、成功したら儲け物だし、失敗したら「やらなかった後悔よりマ
シだ」と考えればいい。失敗を次の挑戦に生かすこともできるし、失敗の経
験を人に伝えることもできる。失敗しても、やったことで何かを得られる。

○カーネルサンダースはチキンのセールスに1000回くらい失敗したそうで
す。しかも年を取ってからです。途中であきらめていたら、ケンタッキー・フ
ライド・チキンを私たちは味わえなかったのです。
 私はまだ先ですが、退職時には「大過なく」という言葉だけは決して言わ
ないよう働いている以上、チャレンジしていこうと決めています。


■壁は必ずしもよじ登って越えなければならないものではない。すき間が
空いていたらすり抜けてもいいし、別の道を進んでもいい。しばらく待って
いれば自然に扉が開くかもしれない。
 頭の中をゆさぶって軟らかくして、いろんな見方、考え方があることに気
づくことが解決への第一歩なんだ。

○目指すゴール(頂上)は同じでも、登庁ルート(方法)は様々あります。
しかもその方がリスク回避にもなるのです。


■自分を高めたいなら、自分よりレベルの高い人間とつきあえ。

○これはスポーツでも言えます。自分より下手な人間とやっていてはいつ
まで経っても上達は見込めません。


■もし俺が落ちぶれて、人気や収入がガクンと落ちたとしても、それは時代
のせいでも世の中のせいでも、誰のせいでもない。自分のせいだ。
 自分の人生の責任はすべて自分にある。

○会社でも業績不振を不況のせいにしている内は好転など望めません。


■人生の決断と選択は、おまえの意志で行え。
 人まかせの人生は、成功の喜びが十分の一に、失敗の後悔が十倍に
なる。

○自分で決めたことなら失敗しようが成功しようが納得できます。


■『機敏さ、行動力、社交性』を忘れずに生きていけば、おまえは必ず
人脈という財産を築きあげることができる。そして将来、おまえが人生を
かけた勝負に出ようとしたときに、必ずおまえの大きな支えになるはずだ。

○信頼は自ら売り込むものではなく、言動をみてもらい、ついてくるもの
だと思います。




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