<これから生き抜くために必要な言葉>


 「一瞬で自分を勇気づける仕事に必要な言葉」島田精一著 かんき出版
(■本からの引用 ○私の意見)


■大切なのは、もうダメだと感じたところから、さらに一歩前に踏み出す力
です。

○人間は肉体的限界より前に、精神的ブレーキを踏む者ですから、挫けそ
うになったら、たとえばマラソンでは「とりあえず次の電柱まで走ろう」という
ような短期的な目標を掲げて、その達成を繰り返すことで最終目標に到達
したいものです。


■真剣になると知恵が出る
 中途半端だと愚痴が出る
 やる気がないと言い訳が出る

○本気でやる気になれば、方法はいくらでも考えつくものです。


■叩かれることは、ビジネスパーソンとして成長している証し。そう思えば、
前に踏み出す勇気が沸いてくるはずです。

○叩かれるようになるのは、逆に考えればその活動や自分の存在が影響
力が出てきた証拠。そういう自信を持ちましょう。悪名は無名に勝ると開き
なおることも時には必要です。


■チャレンジして失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れる。
 (本田宗一郎のF1初挑戦の際にエンジニアを鼓舞した言葉)

○あらゆる選択の中で、何もしないことが最悪の選択です。また、挑戦し
て失敗した後悔の方が挑戦しなかった後悔よりよほど前向きです。


■友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買いきて妻と楽しみ
 (石川啄木)

 そもそも出世は目的ではなく、結果です。誰かの上に立とうとして働く
より、目の前の仕事に集中して結果や地位は運次第と思っていたほうが、
ずっと心の健康にいい。

○誰かと比べると、上には上があるからつらくなります。それよりも過去、
昨日までの自分と比べて成長できたかどうかを比べるといいのです。


■シリコンバレーの成功者も平均2回は失敗している。大切なのは、3回
目の挑戦に立ち向かえる強いハートだ。

○「こけたら起きなはれ」の精神ですね。


■悲観主義はインテリに見えるが、結果が出ない。楽観主義はバカに見え
るが、結果が出る。
 行動のないところに経験はなく、経験のないところに成長もないのです。

○事実は変わりなくても要はその捉え方次第。コップ半分の水を「もう半分し
かない」と思うか、「まだ半分もある」と思うか。
 裸足の原住民が暮らす島に流れついた靴商人が「靴を履く習慣がないの
で売れない」と思うか、「一人も靴を履いていないので全員に売れる可能性
がある」と思うかです。
 当たり前のことですが、どんなに願っても宝くじはまずは買わないことには
当たりません。


■必然は偶然であり、偶然は必然である。
 (ゲーテ)

○ラッキーで偶然成功したように見えても、その影には必然の努力があって
こそです。ラッキーパンチはラッキーだけではないのです。


■データは、あくまでも過去の集積。未来に向かうとき頼りになるのは、むし
ろ自分の勘です。ただし、勘の精度を高めるためには、穴があくほどデータ
を見ることが大切です。過去の集積から仮説を導き出し、最新データをモニ
タリングして仮説を検証する。この繰り返しによって、たんなる思いつきは、
説得力を持った仮説へと進化していくのです。

○テクニックは教えることができても、センスは教えることができません。
自らの経験、鍛錬で磨いていきたいものです。


■実行段階でぜひ心がけてほしいのは、日本電産の永守重信社長の言葉
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」です。3つとも実行力を身につける
うえで大事なポイントですが、とくに意識したいのは「すぐやる」です。
 もし何らかの事情ですぐに実行に移せないなら、最低限、スタートする時期
を決めておくことが大切です。「いつかやろう」を、「いますぐやる」「○○日に
やる」に置き換える。それだけで、行動力と成果はグンと高まります。

○私は自分のモットーを「有言実行」から「有言即行」にあらためました。


■チャンスは誰にでもやってきます。しかし、通り過ぎるのは一瞬。チャンス
をつかみたければ、普段から問題意識を持って仕事に取り組み、そしてい
つ運命の女神が通ってもいいように、十分な準備をしておくことが大切なの
です。

○チャンスが来たことがわかるのも大事な実力の内です。


■個人が社内でオンリーワン人材になる方法は簡単。人が嫌がる仕事に
積極的に手をあげるだけでいいのです。そこは競争相手も少ないし、供給
が足りないだけなのでニーズの心配もありません。
 人が嫌がる仕事は、オンリーワンになれるだけでなく、自らの成長を促し
てくれる貴重な仕事。ぜひ逃げずに積極的に手をあげてください。

○なぜ、その仕事を人が嫌がるのかといえば、労多くして成果があがらな
い、下積みばかりで認められないといったところでしょうか。しかし、青い鳥
はどこまで探しても見つかりません。足下に泉ありです。自分の足元を深堀
して極めましょう。


■地位には権力と責任が伴いますが、権力だけ利用して、責任を取らない
のは最悪の上司。使うのは責任のほうだけで十分です。

○上司と部下の関係は役割分担です。大局的に判断したり、組織の進む
方向を決めるのが上司、トップであり、部下はそれを支えるデータ、資料を
つくるのであってどちらが偉いというものではありません。


■やってみせて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動
かじ。(山本五十六)

○部下は命令するだけで動くものではありません。たとえ動いたように見え
てもそこには魂がこもっていないので成果は出ません。人が動く動機は恐
怖、利害、共感ですが、前の2つは長続きしません。


■仕事の成果は、3つの要素で決まります。1つ目は知識やスキルなどの
「能力」。2つ目は、考えたことを実行に移す「行動」。そして最後が、市場
環境や労働環境などの「環境」です。

○私はこの3つで一番大事なのは「行動」だと思います。能力や環境がな
くても行動を起こせば途が開かれるのです。


■部下の本音を引き出したければ、先に上司が自分の意見を述べて、部
下が後出しできる状況をつくってあげたほうがいいと思います。

○後出しジャンケンはNGであり、ましてやそれを上司がやってはいけない
ということです。


■組織のリーダーには、現場社員にはできない重要な仕事があります。そ
れは撤退のタイミングの見極めです。

○退却のとき、一番難しいのは殿(しんがり)ですが、全軍を最小限の損失
で逃がすため、これを誰にするかを決めるのもリーダーの役割です。


■不言実行で失敗に終わったとき、弁明するのは簡単です。不言実行と
は、まさに責任逃れのための保険なのです。

○一番いけないのはNATOすなわちNo Action Talking Only(言うだけ)
です。


■ファーストカム、ファーストサーブ(最初に入った予定を最初にこなす)。
すでにアポが入っている時間に重要人物が出席する会合を打診されて
も、よほど緊急なものでないかぎり、最初の予定優先です。

○相手を選別するようなことをすれば自分も選別されます。信頼関係
を築く必要条件は自分が信用のおける人間だと相手に思ってもらえる
ようになることです。


■知ったかぶりは、自分の成長を阻害する最大の要因です。わからない
ことはわからないと認める。そして素直に人に教えを請うたり、本を読んで
勉強したりする。それをずっと継続できる人が、一流のビジネスマンになれ
るのではないでしょうか。

○「知らないという現実」を認めないことには、「知っているという理想」にた
どり着くことはできません。


■専門性と幅の広さを、どうすれば両立できるのか。ヒントになるのが、
「随所に主たれ」という言葉です。これは、どこにいても自分がその場所の
主になるという意味。つまり異動のたびにその先々で懸命に勉強して、そ
の分野に関して誰よりも詳しくなればいいのです。

○自らの仕事に関してく「異動したばかりなのでよくわからない」という言い
訳をする人がいますが、論外の甘えです。自分の仕事になった以上は担
当したその日から自分が誰よりも詳しくなれるほど勉強して準備しなけれ
ばならないのです。


■知識を蓄えるだけでは、宝の持ち腐れ。実際に自分たちの仕事に活用
してこそ、知識は価値を持ちます。そして知識を現場で使えるものにする
には、人に話して知識を体系化・共有化することが一番なのです。

○よく知っていることを独り占めして人に話すのは損だという方がいます
が、狭すぎる考えです。人に話すことで、有益なフィードバックがあり、その
結果、与えた知識の価値が上がって知恵になるのです。知識は結合改善
して使いましょう。

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