<自信をつけるための言葉>


 「一生折れない自信のつくり方」青木仁志著 アチーブメント出版

 (■本からの引用 ○私の意見)


■真の自信は、人から何か言われて簡単に壊れるものではありません。

○人の意見を聴くことは大事ですが、最後の決断は自分自身が自信を持っ
てしなければなりません。


■「その人の人生=先天的特質×環境×本人の選択」
 これは、私がつくった人生の方程式です。
 言うまでもなく、人生は選択の連続です。瞬間、瞬間の選択があなたの人
生をよい方向にも悪い方向にも導きます。
 「人生の方程式」のうち「先天的特質」以外の2つの項目「環境」と「本人の
選択」は自分自身で選ぶことができるのです。

○その時々の選択自体をやり直すことはできませんから、その選択が誤り
でなかったと思えるまで努力する以外、選択した後、できることはないので
す。


■成功の秘訣はとてもシンプルなものです。自分の実力よりも少しだけ上の
目標を設定し、実行する。自分で決めたことを確実に達成していけば自信に
なります。

○成功の秘訣には何も特別のものがあるのではなく、やらなければならない
当たり前のことを愚直に実行することです。


■ウサギは、カメと自分を比べて自分の能力に慢心してしまった。ところが、
カメは自分のゴールだけをじっと見続けた。カメはウサギに勝つことよりも、
自分の目標をどうしたら遂げられるのかということだけを考え続けた。だか
ら、カメは勝つことができた。

○見ていたものの違いが勝敗を分けたということですが、Win-Winを目指す
ならば、カメが寝ていたウサギを起こして一緒にゴールという選択肢もあった
かもしれません。


■「逆境は幸せの前奏曲。あらゆる逆境には、必ずそれと同等か、それ以
上の成功の種が隠されている」

○悲しいことに、その「成功の種」が目に見えないから人は逆境に耐えられ
ないのでしょう。


■自分の弱さも強さも全部含めて自分が大好きと言える人生をまっとうして
いきましょう。

○自分を尊重することが他人を尊重することにもつながります。


■当事者意識の持てる人間は成長します。
 その逆は被害者意識。被害者意識には、甘えや依存の考えが存在します。
感謝できない人の心は、いつも閉塞感に支配されています。

○高みの見物のまま、ピッチやフィールドに立たないままではいつまで経って
も評論家のままです。


■あなたの未来は「今」の延長線上にあります。だからこそ、小さな達成を積
み重ねていくのです。

○日々、スモール・ウィンを達成していくことで、ビッグ・ピクチャーの達成に
近づいていきたいものです。


■私たちに必要なことは、「特別な何か」を探すことではなく、当たり前のこと
に目を向けて、それを誰にも負けないぐらい熱心に取り組むことではないで
しょうか。

○たまに特別なことをするのではなく、「凡事徹底」が基本です。


■願望は強い。意思は弱い。意思では、こうしたいという快適感情に負けて
しまいます。続ける努力をするのではなく「願望」や「夢」にフォーカスすること
が大切です。
 「自分はどうなりたいか」という理屈の姿に焦点を当てて、行動してみてくだ
さい。願望にフォーカスし続けることができれば、人は変われます。

○「心が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わり、習慣が変
われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わる」のであれば、まずは
「こうなりたい」と強く願うことです。


■明日、朝が来ることを誰もが確信しています。なぜなら、自然の摂理だから
です。そして、私たちはそれを知っている。体験してきたからです。自信をつけ
るには、人から言われたことに見通しを持つのではなく、体験し、自分の中の
確信を積み上げることが大切です。

○「朝が来ない夜はない」と言いますが、一方、人生には上り坂、下り坂に加
えて「まさか」があります。明日が来ないまさかに備えて、「今日は再び来たら
ず」とも悔いのない生き方をしたいものです。


■人は経験したもの、知覚したもの、理解したものなど、自分の中に何かを
吸収して初めて成長します。空っぽの状態では、何もできません。
 逆に言えば、よいものに出会わない限り、人は変われません。
 つまり、「本物」を知ると自分の中の基準が変わります。上質に触れること
で、あなたの中により高い基準や願望が生まれるのです。

○エクセレントなアウトカムを生むには、読書や人に会うことで質の良いイン
プットをしていく必要があります。


■ハーバード大学の研究に次のようなものがあります。
 「人生における成功も失敗も、その約85%はその人自身の心構えの結果
であり、そこ(心構え)から生み出される人間関係の質と量には相関関係が
ある」

○要は他人や環境のせいにせず、当事者意識を持って局面を切り開いて
いけるかどうかということに尽きると思います。


■自分の理想とする人物に会う機会を得たら、その出会いに感謝し、自分
からアプローチして、新たな縁をグッと自分の方へ引き寄せてみましょう。
 このときに大事なのは、まず自分の人柄を売り込むことです。
 次に大事なのは、相手の願望に入り続け、応えていくことです。

○私は、そのご意見に共感する方には相手の地位に関係なく、紹介なしで
も会っていただくように努めています。そしてネットワークが出来たら、その
方に関心を持ち、参考になる情報があればお届けするようにしています。


■目的と目標の一番の違いは、「目的はまず変わることはないが、目標は
達成するごとに変わる」ということです。

○目的なく、目標を定めても意味がないということですね。


■「メダルの色は、銅かもしれませんけれども・・・・・、終わってから、なんで
もっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っ
ていないし・・・・・、初めて自分で自分をほめたいと思います」
 アトランタオリンピックの女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子選手
のコメントです。

○人は通常、肉体的限界が来る前に精神的ブレーキをかけるものです。
まだ肉体的にはやれるのに、「もうダメだ」と自らに指令するのです。
 そうであるから、自ら精神的ブレーキを解除し、肉体的限界まで頑張れた
ときには、自分を大いに褒めたいものです。


■とことんやった人間だけが自分の限界を知り、次からは限界に達する前
にコントロールが効くようになります。
 やる前から「これが自分の限界だ」と思い込んでいる人は、いつまで経っ
ても自分の限界を知ることができません。自らの体験を持って「自分の限
界」を知ることは、自信を高めるためにも必要です。

○当たり前のことですが、何事もやってみないとできるかどうかわかりませ
ん。やってみて初めて、どうしたらできるか、どのようなスキルを磨けばでき
るようになるのかがわかるのです。できない理屈を並べる暇があったらまず
はチャレンジです。


■国のせいにしたり、政治のせいにしたり、会社のせいにしたり、とにかく
すべてが人の悪口。「こんな日本に誰がした!」なんて言う人もいますが、
「あなたも日本国の一員でしょう」と言ってあげたいくらいです。
 言い訳や悪口ばかり言う人に欠けているのは、当事者意識です。当事者
意識があれば、「今、わたしたちは何ができるのだろうか」「どうすればもっ
と住みやすくなるのだろうか」といったプラスの発言が出てくるはずです。

○評論家の解説がいかに優れて、的を得ていても実際にプレーし、試合の
結果を左右するのはグランドやピッチに立つ選手です。文句を言うなら自ら
プレーヤーとして参画するべきです。


■多くの人が変われないと思っています、それは、変われないのではなく、
変わるための苦痛よりも変わらないことで得られる快感を選んでいるから
です。

○多くの人間は変わるか、変わらなくてもいい理屈を考えるかを選択せよと
言われた場合、後者を選びます。それほどに変わることは至難の業です。
 よく「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる」と
言いますが、それも一朝一夕にはいきません。
 心を変え、行動を変え、習慣を変え、人格を変えてやっと運命が変わるの
です。よってまずは自らの心、気の持ち方を変えることからはじめましょう。




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