<一流選手に学ぶ言葉>


「ビジネスに活かす一流選手の言葉」ビジネス哲学研究会編著 PHP
(■本からの引用 ○私の意見)


■始まるのを待ってはいけない。自分で何かやるからこそ、何かが起こる。
 (登山家・冒険家 植村 直己)

○受身の姿勢、熟柿主義ではチャンスの女神もそっぽを向いてしまいます。


■天才の力は有限。努力は無限なり
 (マラソン選手 佐々木 七恵)

○努力できることが最大の才能です。


■運というのは、つかむべく努力している人のところを訪れる。
 (プロ野球選手 衣笠 祥雄)

○神様は努力した人には「運という橋」を架けてくれます。


■大切なのは、今自分がやっていることが好きであるかどうか。これさえあ
れば自分を磨こうとするし、常に前に進むことができる。
 (メジャーリーガー イチロー)

○「好きこそ、ものの上手なれ」ではありませんが、好きであればどんな苦し
い練習にも耐えることができるというものです。


■一生懸命努力しても、苦しい練習をしても、必ずしもメダルが取れるとは
限らない。だが、はっきりしていることは、誰よりも厳しい練習をし、自分に
勝たなければ絶対に勝利はないということです。
 (柔道家 山下 泰裕)

○努力しても成果につながるとは限りませんが、努力しないで成果につなが
ることは絶対にありません。そうであればやることは決まっていますね。スポ
ーツに限らず、成功するのに近道も王道もありません。


■いろんな努力の蓄積が、実は見えないところにあるわけで、凄いなと思う
人ほどその努力をしている。
 (登山家 今井 道子)

○綺麗な花を支えるのは枝、その枝は幹に支えられ、その幹は根っこに支え
られていますが、その根っこは見えません。
 白鳥の華麗な水上の舞を支えるのは水面下の必死の水かきです。


■人は皆、人生というマウンドに立っています。途中で降板せず、最後まで完
投してください。
 (プロ野球選手 村田 兆治)

○野球のグランドやサッカーのピッチ、テニスのコートに立って真剣勝負してい
る人に向かって、プレーしていない人が観客席から批判する資格はありません。


■苦しくなったら、苦しみを味わえるだけ生きているんだと感謝した。うれしいと
きはまた喜べるんだと、また感謝した。
 (陸上選手 有森 裕子)

○生きたくても生きられない方もみえる中で、生きているその瞬間に感謝したい
ものです。


■物事を始めるときは壁があると思います。まず最初にそれに慣れるのに何日
もかかる。そこで耐えられずダメな人はあきらめるんです。俺には向いていない
とね。でも、僕は慣れるまでやります。
 (スピードスケート選手 清水 宏保)

○変革には3つの壁がります。ハードの壁、システムの壁、そして人の意識の
壁ですが、この中で一番強固なのが人の心の壁ですからそれを破ればしめた
ものです。


■挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありま
せん。何度も言いますが、挑戦しないことには始まらないんです。
 (メジャーリーガー 野茂 英雄)

○大リーグへの日本の野球からの挑戦のパイオニアである野茂さんの言葉だ
けに重みがあります。どんなに祈っても宝くじは買わないことには当たりません。


■どのポイントもみな大事。全力を尽くそう、全力を尽くそうと、自分に言い聞か
せてプレーをした
 (プロテニスプレーヤー シュテフィ・グラフ)

○野球と違い、一発逆転のホームランがないテニスではどんなスーパーショット
でも、相手のミスでも1ポイントは1ポイントです。ポイントの重みに違いがない
以上、それをコツコツと積み重ねていくしか勝つ方法はありません。


■どんなに絶望的でも、どんなに彼方でも、私はそれを目指す。
 (プロボクサー ジョージ・フォアマン)

○千里の道も一歩から。どんなに目標が先でも近づいていくにはまず一歩踏み
出すしかありません。元々途がないところでも歩く人がいるから途ができるので
す。「有志有途」は私の好きな言葉です。


■私は何度も何度も失敗した。そして、打ちのめされた。それが、私が成功した
理由だ。
 (プロバスケットボール選手 マイケル・ジョーダン)

○「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ということで、失敗から
何かを学んだからこそ、成功に至ることができるのです。


■失敗したことのない人間は成功することもない。たゆまざる挑戦が成功につな
がるからだ。
 (陸上選手 カール・ルイス)

○失敗したくなければ、何もしなければいいのですが、それでは何も得ることが
できません。天才陸上選手にしてこの言葉です。


■人間は本来保守的である。ある状況に慣れると、とくに強い動機がない限り
そこから抜け出そうとしない。
 (プロ野球監督 広岡 達朗)

○変化することと、変化しなくてもいい理由を説明することの二者択一を迫られる
と多くの人は後者を選択するとのことです。


■勝負は、「ゲームセット」と審判が言うまでわからない。
 (プロ野球選手 王 貞治)

○臨終のときまで人生にゲームセットはありません。いつからでもやり直せるの
です。


■限界に限界はありません。限界は個々の選手の目標で、限界を超えれば、
次の限界が生まれるのです。
 (サッカー日本代表監督 イビチャ・オシム)

○人には肉体的限界より先に精神的限界が訪れます。しかし、そこを跳ね除ける
と限界は次々更新されていくのです。


■不安もプレッシャーもあります。それをはねのけられるのは納得できる練習しか
ありません。
 (柔道家 谷 亮子)

○練習は嘘をつきません。試合に臨んだとき、絶対に負けないという自信を持つ
には練習の裏づけしかないようです。はっきりしていることはどれだけ練習しても
勝てないことはありますが、練習しない限り、絶対に勝てることはないということで
す。スポーツ選手にとっての練習はビジネスマンでは読書になると思います。


■心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変わ
れば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。
 (メジャーリーガー 松井 秀喜)

○最後は、松井が感銘し、帽子の裏に書いているという、アメリカの心理学者ウィ
リアム・ジェームズの言葉で締めくくります。
 明日と言わず、今から心を変えてみましょう!

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